人間工学
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7 巻, 6 号
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  • 野呂 影勇
    1971 年 7 巻 6 号 p. 283-295
    発行日: 1971/12/15
    公開日: 2010/03/11
    ジャーナル フリー
    工業における, 検査工程の自動化について, 人間工学と密探な関係のある, 官能検査を中心に展望を試みた. 今日, 機械工業を中心とし, て省力化, 自動化が熱心に進められている. しかし, 検査部門の自動化は, いくつかの理由で他の部門に比べ遅れている. 今後, 無人化工場といった全体的自動化を達成するためには, ぜひとも行なわなければならないものである. 検査は, 計測と判定に大別されるが, いずれの要素についても, 人間的要素がからみ合っており, これが自動化のうえで他の工程と同列に考えることのできない点であると, ここに, 人間工学として, 関与すべき課題がある. 本文では, オン・ラインで使用される自動探傷装置と研究室, 実験室などで使用される官能試験装置に分けて紹介した. また, 人間工学, 心理学などで行なわれる実験の自動化についてもふれておいた. 人間と検査機械の関係についても, 最後に若干述べておいた.
  • 吉岡 哲二, 飯山 雄次
    1971 年 7 巻 6 号 p. 296-304
    発行日: 1971/12/15
    公開日: 2010/03/11
    ジャーナル フリー
    自動改札装置のマン, マシンインターフェイスの向上を目ざして, 人間工学的なアプローチをシミュレーションによる室内実験, フイルドテスト, さらに利用者に対してアンケート調査により, その評価を求めた.
    室内実験では接客面のデザインを決定し, ブイルドテストでは利用者による実用試験を行ない, その際の使い方等についての動作分析を行なった.
    意見調査では, 装置に対する評価と将来性に関してイメージや意見等を調べ統計的分析を行なった.
    これらの結果, 自動改札の開発に関する貴重な要因の幾つかを得た.
  • 宮川 一男, 市嶋 勇, 林 栄一, 益子 羊了
    1971 年 7 巻 6 号 p. 305-313
    発行日: 1971/12/15
    公開日: 2010/03/11
    ジャーナル フリー
    鋼板の表面キズ検査を肉眼検査で行なった場合の検出能力, ラインスピードに対する適応性等をEOGによる眼球運動の測定と, 視力能力の考察から推論し, 現行鋼板製造ライン検査での問題点を摘出した. これらの背景のもとに, 鋼板の表面キズ検出装置の自動化を目的として開発を進め, スズメッキ鋼板, クロムメッキ鋼板の級外欠陥検出装置を完成した. 稼動状況は, きわめて良好であり, 将来の完全自動検査化への基礎を確立した.
  • マン・コンピュータ・システムの人間工学的問題点
    大川 雅司, 管野 文友, 関口 茂, 柳川 邦雄, 山本 一郎
    1971 年 7 巻 6 号 p. 314-321
    発行日: 1971/12/15
    公開日: 2010/03/11
    ジャーナル フリー
  • 吉本 堅一
    1971 年 7 巻 6 号 p. 322-329
    発行日: 1971/12/15
    公開日: 2010/03/11
    ジャーナル フリー
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