放電型パネルで高発光効率を得るため、パルス駆動したセルのVUV発光波形を知る必要がある。各セルに抵抗を付けたパネルの実験で、その残光がe^<-t/τ>(τ≒1μs)となることを既に報告した。合回は、0.7mmピッチのセルのパネルを作りさらに精密に測定したところ、波形は、e^<-t/τ_1>+Bee^<-t/τ_2>(τ_1≒0.5μs,τ_2≒12μs,B=0.06〜0.2)となることがわかった。τ_1についての原因は、Xeの共鳴線(147nm)閉じ込めによるものと考え、計算したところ、よく一致した。τ_2については、既に報告したように、寿命の長い粒子(Xe^+,Xe*_<met>等)の壁面消滅の時間とほぼ一致している。
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