テレビジョン学会技術報告
Online ISSN : 2433-0914
Print ISSN : 0386-4227
20 巻, 68 号
選択された号の論文の10件中1~10を表示しています
  • 原稿種別: 表紙
    1996 年 20 巻 68 号 p. Cover1-
    発行日: 1996/12/13
    公開日: 2017/10/13
    研究報告書・技術報告書 フリー
  • 原稿種別: 目次
    1996 年 20 巻 68 号 p. Toc1-
    発行日: 1996/12/13
    公開日: 2017/10/13
    研究報告書・技術報告書 フリー
  • 木川田 敦, 本多 直樹, 大内 一弘
    原稿種別: 本文
    1996 年 20 巻 68 号 p. 1-8
    発行日: 1996/12/13
    公開日: 2017/10/13
    研究報告書・技術報告書 フリー
    これまでディジタル磁気記録において、隣接するトラック間の記録符号を直交化させクロストークを排除するトラック間直交符号化(ITOC)記録を提案してきた。これによりトラック密度は向上可能であるが、線密度が低下する問題を抱えていた。そこで、同時記録一括再生方式をITOCに適用することで、再生時における符号化効率を改善する方法を比較検討した。その結果、並列組合セスペクトル拡散通信方式を利用したITOCが有望な方式であることがわかった。また、その符号化復号化則の単純化を検討し実現性を容易にした。
  • 田崎 三郎, 小田 祥正, 都築 伸二, 山田 芳郎
    原稿種別: 本文
    1996 年 20 巻 68 号 p. 9-14
    発行日: 1996/12/13
    公開日: 2017/10/13
    研究報告書・技術報告書 フリー
    2値の一次元符号では決して実現し得ない二次元符号の一つの特徴は, k<dを持つ符号が構成できることである.本稿では, Marcellin-Weberの手法に基づき, トラック数L=2,k(=k_y)=1,d=2と与えた場合の具体的な二次元符号を構成し, これを状態推移図で表現した.また, 同一のd, k_y制約条件のもとでLを変え, 2値符号でもデータ語長mに対する符号長nがn<mとなる二次元符号が存在し得ることを示した.
  • 田崎 三郎, 毛利 浩喜, 都築 伸二, 山田 芳郎
    原稿種別: 本文
    1996 年 20 巻 68 号 p. 15-20
    発行日: 1996/12/13
    公開日: 2017/10/13
    研究報告書・技術報告書 フリー
    光磁気ディスクの高密度化を促進させるために, 8B6T符号と名付けた3値記録符号を開発し, いずれのPRML信号処理と組合せれば従来方式よりもビット誤り率の改善をはかることができるのかを検討している.検討対象としている8B6T符号のパラメータはd=1,k=4,c=2の各制約を有している.ビット誤り率特性を従来の代表的な2値符号である8B9B符号と8B10B符号, ならびにやはり代表的な3値符号で8B6T符号と同じ符号化効率を持つ4B3T符号と比較検討行なった, その結果, BER=10^<-4>において8B6T符号にPR(1,2,1)方式を組み合わせることで従来のいずれの記録符号とPRMLとの組合せよりも所要CN比を改善できることができた.
  • 田崎 三郎, 柳原 謙志, 都築 伸二, 山田 芳郎
    原稿種別: 本文
    1996 年 20 巻 68 号 p. 21-28
    発行日: 1996/12/13
    公開日: 2017/10/13
    研究報告書・技術報告書 フリー
    従来, 記録符号の持つその主たる機能は, 記録信号系列の特性と記録再生チャネルの特性とを整合させることと考えられてきた.本稿では, ビタビ検出時に, PR方式の相関だけでなく記録符号の相関も活用することを試みている.そのような考えはTCPR(Trellis Coded Partial Response)方式そのものである.本文ではまず, 符号化効率η=1/2および3/4のトレリス符号を構成する.続いて, それらを用いたTCPR方式によって, 符号化を行わないη=1のPR(1,1)ML方式に比べ, ビット誤り率特性が改善されることをシミュレーションによって示す.
  • 種市 修浩, 吉沢 滋, 木下 裕一郎, 加藤 貴文, 降旗 浩司
    原稿種別: 本文
    1996 年 20 巻 68 号 p. 29-36
    発行日: 1996/12/13
    公開日: 2017/10/13
    研究報告書・技術報告書 フリー
    ニューラルネットワークを磁気記録の弁別に用いるニューロ弁別は干渉波形を学習させる事で干渉に強い性質が生まれ、高線密度弁別が可能となる。ニューロ弁別の課題の一つに位相マージンの問題がある。一般にセルフクロッキングを用いる弁別方式は雑音によってクロック位相ずれを起こす事があり、ニューロ弁別のクロック位相マージンを調べた。更に、位相がずれた波形を学習させると位相マージンが広がる可能性があり、シミュレーションを試みたところ位相マージン±3%のものが±7%に広がるという学習効果が得られた。また、通常の学習より高密度の波形を学習させると(高密度学習)、位相マージンだけでなく、弁別限界がK=4.1からK=4.8に向上するという複合効果が得られた。
  • 真島 恵吾, 小川 正一郎, 上原 年博, 沼澤 潤二, 大島 英男
    原稿種別: 本文
    1996 年 20 巻 68 号 p. 37-44
    発行日: 1996/12/13
    公開日: 2017/10/13
    研究報告書・技術報告書 フリー
    小型ハイビジョンDVTRへの適用を目的として, 高密度記録用変調方式を検討した.新たに提案する8-16変調方式は, 最小符号反転間隔Tminが変調前のビット間隔Tbの1.5倍であるので, 線記録密度が大幅に向上する.さらに, 比較的簡単な符号化アルゴリズムにより、変調信号の直流付近の低域成分をDCフリー特性に近いレベルまで抑圧できる.本稿では, 8-16変調方式の特徴, 符号語の構成法, および変復調の方法について述べる.また, 変調信号の低域成分抑圧度を計算機シミュレーションにより評価した結果, 累積電荷変動(DSV), 電力スペクトル密度(PSD)ともに良好な特性が得られたので報告する.
  • 近藤 敏志
    原稿種別: 本文
    1996 年 20 巻 68 号 p. 45-52
    発行日: 1996/12/13
    公開日: 2017/10/13
    研究報告書・技術報告書 フリー
    MPEG2を用いてりアルタイムに可変ビットレート符号化を行う方式を提案する.本方式は, 映像の符号化難易度を表すパラメータとしてコンプレキシティを用い, フレームのコンプレキシティと過去のフレームのコンプレキシティの平均値との比に応じて各フレームにビット量を割り当てるものである.計算機シミュレーションおよびMPEG2リアルタイムビデオエンコーダ上への実装により, 本方式により固定ビットレート符号化方式よりも大きく画質が改善されること, そして長時間の符号化に対しても安定した動作が得られることを確認している.
  • 原稿種別: 付録等
    1996 年 20 巻 68 号 p. App1-
    発行日: 1996/12/13
    公開日: 2017/10/13
    研究報告書・技術報告書 フリー
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