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原稿種別: 表紙
1993 年 17 巻 1 号 p.
Cover1-
発行日: 1993/01/21
公開日: 2017/10/06
研究報告書・技術報告書
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原稿種別: 目次
1993 年 17 巻 1 号 p.
Toc1-
発行日: 1993/01/21
公開日: 2017/10/06
研究報告書・技術報告書
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登尾 雅之, 吉岡 俊博, 佐野 與志雄, 布村 恵史
原稿種別: 本文
1993 年 17 巻 1 号 p.
1-5
発行日: 1993/01/21
公開日: 2017/10/06
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面放電型プラズマディスプレイパネル(PDP)の重要な課題のひとつに寿命の問題がある。面放電PDPの寿命には、(1)駆動電圧の上昇、(2)発光出力の低下の2つの放電劣化モードが存在する。このうち、主に電気特性寿命といわれる駆動電圧の上昇について検討を行う為に、寿命試験を行ったパネルの保護層表面を観察し、さらに、X線マイクロアナライザにより分析を行った。その結果、スパッタリングによる面放電電極上のMgO領域の減少が、駆動電圧を上昇させることが明かとなった。そこで、スパッタ量とMg0をスパッタするXeイオンの入射エネルギーとの関係について考察し、長寿命化に関する検討を行った。
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亀山 茂樹, 吉川 和生, 脇谷 雅行
原稿種別: 本文
1993 年 17 巻 1 号 p.
7-12
発行日: 1993/01/21
公開日: 2017/10/06
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AC型プラズマディスプレイにおいて、高速駆動法(ADSサブフィールド法)および低電圧アドレス法を開発し、HDTV実現の技術課題の一つであった256階調駆動技術を確立した。さらに、回路の高集積化のために、これらの技術を用いて新規にモノリシック高耐圧LSIドライバーおよびゲートアレイを開発し、表示容量640×480画素(640×3色×480セル)の21インチフルカラーディスプレイユニットを実現した。
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山本 敏裕, 村上 宏, 河井 貴志, 関 昌彦, 坂井 徹男
原稿種別: 本文
1993 年 17 巻 1 号 p.
13-18
発行日: 1993/01/21
公開日: 2017/10/06
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パルスメモリー駆動方式は、直流型放電表示パネルの輝度改善に有効な手段であるが、これまでディスクリートな部品で実験していたため、電極駆動回路の規模が大きくなっていた。今回、この駆動方式実用化の第1ステップとして、5種類の電極駆動用ハイブリッド ICを試作した。これにより、書込パルス回路などの特性を改善するとともに、電極駆動回路、 インターフェイス回路を従来の約3分の1にまでコンパクトにすることができた。また、40型パネル用表示装置に採用した結果、表示装置の厚さをは8cmに抑えることができ、放電表示パネルによるハイビジョン壁掛けテレビの可能性が見いだせた。
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佐々木 宏和, 竹内 正武, 内池 平樹
原稿種別: 本文
1993 年 17 巻 1 号 p.
19-24
発行日: 1993/01/21
公開日: 2017/10/06
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プラズマディスプレイパネル(PDP)は、放電現象を利用して表示を行なう、平面型ディスプレイのひとつである。カラー表示用パネルでは、蛍光体を紫外線により励起発光させるフォトルミネッセンスを利用している。従って、カラーパネルの実用化に向けて問題となる、輝度、発光効率の向上のためには紫外線に関する情報が重要となる。今回の実験では封入ガスとしてNe+Xeガスを用い、1470Åの紫外線放射に関与する発光スペクトルの時間変化の測定を、二相駆動法及び三相駆動法により行なった。
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町田 賢司, 天野 邦晶, 戸倉 正人, 内池 平樹
原稿種別: 本文
1993 年 17 巻 1 号 p.
25-29
発行日: 1993/01/21
公開日: 2017/10/06
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ac形プラズマディスプレイの保護層MgO膜をスパッタ法や厚膜印刷法によって形成することは、製造工程の簡略化及びパネルの大画面化のために是非とも必要である。本研究では、スクリーン印刷法を用いた保護層MgO膜の形成に注目し、さまざまなMgOぺ一ストを開発し、試作パネルを用いた静特性の測定、SEM、ESCAおよびX線回折による印刷MgO膜の評価を行なった。また、今回開発したT-5ぺ一ストは、低維持電圧、広いメモリーマージン、高発光効率および駆動電圧の安定性において優れた特性を示すことを実験により確認した。
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三村 秀典, 二木 登史郎, 松本 貴裕, 勝野 正和, 太田 泰光, 北村 公一, 金光 義彦
原稿種別: 本文
1993 年 17 巻 1 号 p.
31-36
発行日: 1993/01/21
公開日: 2017/10/06
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p型単結晶Si表面を陽極化成し作製した多孔質Si上にn型微結晶SiCを堆積しpn接合を形成することにより、基板の抵抗率が異なる2種類のSiLEDを作製した。このLEDは順方向電圧印加時において充分肉眼で認識可能な可視発光を示した。また、多孔質Siの発光機構について検討し、多孔質Siの発光機構には2つの発光準位(弱い発光を示す量子閉じ込め効果による準位と強い発光を示す表面の準位)があることがわかった。
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國里 竜也, 古賀 和幸, 上田 康博, 松下 保彦, 上谷 高弘, 狩野 隆司, 鈴木 順子, 八木 克己, 山口 隆夫, 新名 達彦
原稿種別: 本文
1993 年 17 巻 1 号 p.
37-42
発行日: 1993/01/21
公開日: 2017/10/06
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フルカラーLEDランプを用い、動画表示が可能な96×64ドット(ドットサイズ5mmφ)の大型RGBマルチカラーディスプレイ(横:732mm、縦:488mm)を製作した。このディスプレイは、単体で駆動可能な24個のコンパクトな基本モジュール(16×16ドット)から構成されており、7色(赤、橙、黄、緑、青、ピンク、白)の表示が可能である。このディスプレイの輝度は、約140cd/m^2(白色点灯時)で、屋内照明下ならびに半屋外での使用が可能であり、実用的なLEDディスプレイを実現することができた。
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馬場 清, 藤本 衛, 石川 直敏, 森岡 典夫, 内池 平樹
原稿種別: 本文
1993 年 17 巻 1 号 p.
43-48
発行日: 1993/01/21
公開日: 2017/10/06
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FEDはディスプレイとして冗長度が非常に高く、高速駆動、低消費電力などの特徴を有していることから注目を集めている。今回、FEDを開発するために重要な電界放出の基礎特性を調べるために、タングステン針状電極を用いて電界放出電流およびエネルギー分布の測定を行った。また、実際にウエットエッチングによりSi FEAs(Fie1d Emitter Arrays)の作製を行った。測定は2×10^<-6>Torrで行い、カソードーゲート間に強電界をかけ、電界放出した 電子をコレクタで補集した。また、Si FEAsは、Siをウエットエッチングにより等方的にエッチングを行った後、絶縁層およびゲート電極を蒸着し作製した。
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鴨川 裕司, 世古 幸治, 森川 光明, 上村 佐四郎, 下条 徳英
原稿種別: 本文
1993 年 17 巻 1 号 p.
49-54
発行日: 1993/01/21
公開日: 2017/10/06
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フラッドビームCRTの改良により、低消費電力、低価格、高輝度の屋外大型表示装置を実現するため20φの発光素子の研究を行った。蛍光面、ガラスバルブ材料及びカソードアセンブリーの構造について実験、評価を行い、実用化するための新しい方式を提案した。
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廣光 延昭, 菅原 浩一
原稿種別: 本文
1993 年 17 巻 1 号 p.
55-60
発行日: 1993/01/21
公開日: 2017/10/06
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カラーCRTの高輝度高解像度化を目的に非軸対称大口径OLF(0verLapping Fie1d)メインレンズの設計改善を検討した。レンズ電界形成のための電界補正電極を従来の衝立型から平板型に替えて最適化した構造により高電流スポットのスパイクヘイズ低減とアスティグマ(非点収差)のぱらつき改善が行えることを三次元シミュレーションと実験確認により示した。
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富永 登, 夏原 眞佐男, 菅原 浩一, 鈴木 弘
原稿種別: 本文
1993 年 17 巻 1 号 p.
61-66
発行日: 1993/01/21
公開日: 2017/10/06
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セルフコンバーゼンス方式、アスペクト比16:9、偏向角106度、32.5mmネックのHDTV用カラーCRTシステムは、優れた経済性と安定したコンバーセンス性能を有するが、強い偏向収差のため画面全域での高解像度化が困難であった。今回、新大口径LOLFメインレンズ、収差低減三極部、二組の四極レンズを用いるDQ-DAF方式を取り入れた新たな設計により、高電流スポット径と偏向スポットの形状歪を大幅に改善した高性能電子銃を開発した。
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廣田 勝己, 浅野 哲夫, 奥 健太郎, 田中 康夫, 中山 恒吉, 大沢 通孝
原稿種別: 本文
1993 年 17 巻 1 号 p.
67-72
発行日: 1993/01/21
公開日: 2017/10/06
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複合電磁集束投写形ブラウン管を実用化しているが、HDTVディスプレイに応用するため、この投写形ブラウン管の性能改善を行った。フォーカス性能を改善するため、蛍光膜厚を薄くでき、蛍光膜内での光散乱による電子ビームスポットの太りを低減できる高密度蛍光膜を開発した。またUPF電子銃の改良を行った。さらに輝度向上のため緑蛍光体の組成を見直した。これらによりカソード電流0.5mA、5.0mAでそれぞれ0.15mm、0.35mmのスクリーンスポット径を得ることがでた。また緑蛍光体の輝度を高電流域で8%向上できた。本プラウン管を試作HDTVセットに応用したところ900TV本の解像度が得られ、今回開発したブラウン管はHDTVディスプレイの性能改善に役立つものと考える。
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原稿種別: 付録等
1993 年 17 巻 1 号 p.
App1-
発行日: 1993/01/21
公開日: 2017/10/06
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