テレビジョン学会技術報告
Online ISSN : 2433-0914
Print ISSN : 0386-4227
18 巻, 13 号
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  • 原稿種別: 表紙
    1994 年 18 巻 13 号 p. Cover1-
    発行日: 1994/02/24
    公開日: 2017/10/13
    研究報告書・技術報告書 フリー
  • 原稿種別: 目次
    1994 年 18 巻 13 号 p. Toc1-
    発行日: 1994/02/24
    公開日: 2017/10/13
    研究報告書・技術報告書 フリー
  • 縄手 雅彦, 竹内 健史, 田村 優次, 本多 茂男
    原稿種別: 本文
    1994 年 18 巻 13 号 p. 1-7
    発行日: 1994/02/24
    公開日: 2017/10/13
    研究報告書・技術報告書 フリー
    Co/Pd人工格子の面内格子歪を透過電子顕微鏡を用いて測定した。Co層が2nm以下の領域ではPdのfcc格子からの回折線のみが観察され、Pd格子はCoの堆積により面内方向に2〜3%縮んでいた。Co層が0.6mm以下の領域において、界面のCoPd合金の歪から計算した磁気歪異方性エネルギーK^<me>_uは4.58 × 10^6erg/cm^3となり、この膜の反磁界エネルギー4.54×106erg/cm^3とほぼ一致し、これらの膜が垂直磁化膜となることに対応している。また、界面異方性エネルギーK_sへの界面合金の磁気釜の寄与K^<me>_sは0.29erg/cm^2で、K_s(=0.50erg/cm^2)全体の58%が格子歪から生じていることが示された。
  • 藤本 健仁, 縄手 雅彦, 本多 茂男
    原稿種別: 本文
    1994 年 18 巻 13 号 p. 9-16
    発行日: 1994/02/24
    公開日: 2017/10/13
    研究報告書・技術報告書 フリー
    電子ビーム真空蒸着法でガラス基板上に作製したAu/Co人工格子の磁気特性、磁気光学効果及び電流磁気効果について調べた。作製したAu/Co人工格子は垂直磁気異方性を示し、d_<co><__=7Åで垂直磁化膜となった。カー回転角θ_Kの波長依存において、ピークは観測されず、単調に変化した。垂直磁化膜において膜面に垂直方向に磁界を印加して測定した磁気抵抗効果(垂直MR)は2つの異なったメカニズムに起因する。異常ホール係数R^H_Sはd_<Co>が厚い膜ではρ^2_sに比例し、電子はサイドジャンプ型の散乱を受けている。
  • 鷲見 聡, 樟本 靖幸, 虎沢 研示, 綱島 滋, 内山 晋
    原稿種別: 本文
    1994 年 18 巻 13 号 p. 17-24
    発行日: 1994/02/24
    公開日: 2017/10/13
    研究報告書・技術報告書 フリー
    Pt/Co多層膜に種々の元素を添加し、その熱安定性をアニール実験により調べた。BやZnを添加したものでは垂直磁気異方性がアニール前では増加したものの、400℃,30minのアニール後では大きく減少した。これに対してTiやSiを添加したものでは、アニール後も垂直磁気異方性の低下は少なく角型比も1のままであった。電子顕微鏡による観察によれば、Ti添加により結晶が微細化するとともにアニールによる結晶成長が抑えられていることがわかった。TiやSi添加は,Pt/Co多層膜の熱安定性向上にとって有効な方法である。
  • 渡部 英樹, 兪 祥遊, 藤原 裕司, 岩田 聡, 綱島 滋, 内山 晋
    原稿種別: 本文
    1994 年 18 巻 13 号 p. 25-32
    発行日: 1994/02/24
    公開日: 2017/10/13
    研究報告書・技術報告書 フリー
    NdGd/FeCo及ぴPrGd/FeCo多層膜をスパッタにより作製し,その磁気特性を調べた。これらの多層膜は組成・周期を最適化することにより比較的大きな保磁力と良好な角形ヒステリシスが得られ,光磁気記録媒体として使用できる可能性がある。そのためには,希土類層と遷移金属層の層厚比を約1対1とした場合,希土類層の組成をGd〜65%,遷移金属層の組成をCo〜10%程度とするのが適当であり,積層周期については約1nmとするのが最も良いという結果になった。Nd,Prを用いた多層膜の波長400nmにおける磁気光学読み出しのための性能指数を従来材料のTbFeCoアモルファス合金と比較したところ,1.3倍程度の値が得られ。フルーレーザーによる再生に有利であることが分かった。
  • 田口 広清, 小林 正, 塩見 繁, 増田 守男
    原稿種別: 本文
    1994 年 18 巻 13 号 p. 33-39
    発行日: 1994/02/24
    公開日: 2017/10/13
    研究報告書・技術報告書 フリー
    フェリ磁性体であるGd-Coと,反強磁性体であるCo-Ni-OまたはNi-Oとからなる二層膜を作製した.これらの二層膜の磁化曲線はループシフトを示し,二層間に交換力が働いていることがわかったが,界面磁壁エネルギーσ_wの値はいずれもかなり小さかった.Gd-Coが垂直磁化膜の場合には,σ_wの温度変化はGd-Coの補償温度付近で最大値を示した.この原因として,分子場近似による計算から,界面におけるGd-Coの異方性の低下と,Gd-Coの反磁界エネルギーの変化が考えられる.また,反強磁性体のNeel温度はCo-Ni-Oで約280K,Ni-Oで約340Kであった.
  • 中田 正文, 岡田 修
    原稿種別: 本文
    1994 年 18 巻 13 号 p. 41-47
    発行日: 1994/02/24
    公開日: 2017/10/13
    研究報告書・技術報告書 フリー
    グルーブ付きガラス基板上に.反射膜構成のMnBiディスクを作製し、記録再生特性から媒体ノイズと繰り返し耐性について検討した。 MnBiディスクの反射率と偏光性ノイズは、 TbFeCoディスクよりも20dB程度大きく、その原因として基板の表面形状の影響が大きいことが明かとなった。繰り返し記録消去によるキャリアの低下は、低温相から一定の割合で分解と高温相への構造転移が進むモデルで説明できることがわかった。MnBiディスクの繰り返し耐性は、ディスクの熱設計と記録条件を最適化し、最高到達温度と分解温度以上の保持時間を低くすることで改善できることが明らかになった。
  • 中村 公夫, 宮本 治一, 高橋 正彦, 尾島 正啓
    原稿種別: 本文
    1994 年 18 巻 13 号 p. 49-55
    発行日: 1994/02/24
    公開日: 2017/10/13
    研究報告書・技術報告書 フリー
    光磁気超解像媒体における交換結合した磁区の特異な反転過程に関して検討を行った。磁気超解像再生は交換結合した磁区の反転を伴う動作であり、再生信号から磁区反転の様子を知ることができる。再生信号の評価から、交換結合した磁区の反転は、ある臨界磁界をもって発生すること、および、この臨界磁界が磁区サイズ依存性を持つことがわかった。これらの磁区反転特性は、交換結合した磁区反転に特徴的な性質であり、磁区反転過程における、界面磁壁とブロッホ磁壁の共存から解釈できる。
  • 原稿種別: 付録等
    1994 年 18 巻 13 号 p. App1-
    発行日: 1994/02/24
    公開日: 2017/10/13
    研究報告書・技術報告書 フリー
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