テレビジョン学会技術報告
Online ISSN : 2433-0914
Print ISSN : 0386-4227
20 巻, 55 号
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  • 原稿種別: 表紙
    1996 年 20 巻 55 号 p. Cover1-
    発行日: 1996/10/31
    公開日: 2017/10/13
    研究報告書・技術報告書 フリー
  • 原稿種別: 文献目録等
    1996 年 20 巻 55 号 p. Misc1-
    発行日: 1996/10/31
    公開日: 2017/10/13
    研究報告書・技術報告書 フリー
  • 原稿種別: 目次
    1996 年 20 巻 55 号 p. Toc1-
    発行日: 1996/10/31
    公開日: 2017/10/13
    研究報告書・技術報告書 フリー
  • 森村 淳, 吾妻 健夫, 魚森 謙也
    原稿種別: 本文
    1996 年 20 巻 55 号 p. 1-6
    発行日: 1996/10/31
    公開日: 2017/10/13
    研究報告書・技術報告書 フリー
    本報告では蓄積時間の異なる複数のCCD撮像画像を用いた、広ダイナミックレンジ化画像信号に対するS/Nの検討と、広ダイナミックレンジ化した画像信号の取り扱いについての提案、及びその検討結果について述べる。蓄積時間の異なる複数のCCD撮像信号に対し、蓄積時間比のゲイン補償を行い、広ダイナミックレンジ信号として合成する。また広ダイナミックレンジ化した信号を、コントラストを低下させずに現在の表示・記録機器で扱えるダイナミックレンジの画像信号に変換するため、画像のエッジ部の信号レベル分布を均等化する信号レベル変換を行う。提案処理を用い画像を撮像・表示した場合、表示画像の階調を違和感なく自然な状態に保ちつつ、ダイナミックレンジが広い画像の信号レベルの圧縮が可能となった。
  • 椹木 健
    原稿種別: 本文
    1996 年 20 巻 55 号 p. 7-12
    発行日: 1996/10/31
    公開日: 2017/10/13
    研究報告書・技術報告書 フリー
    プログラマブルなビデオプロセッサ(SVP2)を使用して、CCDカメラのディジタル信号処理のシステムを開発した。このシステムによりCCDのデータを輝度・色差信号に変換し、色差クランプ、ホワイトバランス、偽色信号除去、色差マトリクスの処理を行った。SVP2にはCCDからの8ビットデジタル信号を入力し、YCrCbのフォーマットで出力する。このSVP2は1チップ上に、1水平走査線上の各画素に対応して1024個のプロセッサが並べられ、走査線ごとのバラレル処理を行なうSIMD型のリアルタイムビデオプロセッサである。
  • 難波 正和, 山岸 敏郎, 岡崎 三郎, 谷岡 健吉, 江上 典文, 佐藤 史郎
    原稿種別: 本文
    1996 年 20 巻 55 号 p. 13-18
    発行日: 1996/10/31
    公開日: 2017/10/13
    研究報告書・技術報告書 フリー
    超高感度、高精細でコンパクトな次世代撮像デバイスの実現を目指して新たな構造のデバイスの開発を進めている。これは冷陰極HARP撮像板と呼ばれ、微小な電子放出源を面上に並べた冷陰極アレイと電荷増倍型のHARP方式ターゲットを組み合わせたコンパクトな構造となっている。この撮像板の基礎検討として、5インチディスプレイ用として試作された冷陰極アレイと2/3インチ撮像管用のHARP方式ターゲットを真空チャンバ内に対向させて配置し、30×30画素の領域で撮像実験を行った。その結果、映像出力信号が得られ、アバランシェ増倍型の高感度撮像板として動作することを確認した。また、基本特性の評価を行い、今後の研究の課題を明らかにすることができた。
  • 菅原 武雄, 永井 勤, 中山 智幸, 奥村 和明, 日野 利彦, 夏目 好夫
    原稿種別: 本文
    1996 年 20 巻 55 号 p. 19-24
    発行日: 1996/10/31
    公開日: 2017/10/13
    研究報告書・技術報告書 フリー
    X線画像を得る目的で、シンチレーター付FOP(Fiber Optic Plate)を固体撮像素子に直接カップリングした検出器がディジタル化の中で、X線フィルムに代わって注目されてきている。この検出器に用いられているFOPは、シンチレーターで可視光に変換された光の伝達としてのみ機能しているだけではなく、シンチレーターを透過したX線が固体撮像素子へ直接入射しノイズを発生させたり、素子に損傷を与えたりすることを防ぐという重要な役割も果たしている。今回我々はX線の吸収を更に高め、歯科用など薄い検出器に適したXRS-FOP(X-ray Radiation Shield FOP)を開発したので報告する。
  • 早崎 芳夫, 森 雅彦, 西田 信夫
    原稿種別: 本文
    1996 年 20 巻 55 号 p. 25-30
    発行日: 1996/10/31
    公開日: 2017/10/13
    研究報告書・技術報告書 フリー
    自然画像などのアナログ画像をデジタル画像に変換する光学的手法を提案する。その原理は、入力アナログ画像の強度変換とその強度変調画像に対するしきい値処理に基づいている。その光学的実現に関して、空間光変調素子を多数配置し空間並列的に強度変調画像を生成する方法と一つの空間光変調素子と超短光バルス、高速シャッターを組み合わせて時間方向に強度変調画像を生成する方法について述べる。さらに、空間並列に変調画像を生成する方法に関して、液晶空間光変調素子を用いた並列光アナログ/デジタル変換の光学実験を行ったので、その結果について報告する。
  • 浜本 隆之, 大塚 康弘, 相澤 清晴, 羽鳥 光俊
    原稿種別: 本文
    1996 年 20 巻 55 号 p. 31-36
    発行日: 1996/10/31
    公開日: 2017/10/13
    研究報告書・技術報告書 フリー
    動画像圧縮センサは、高精細、高フレームレート等の高レート化に伴う、読み出し、転送時におけるボトルネックの解消を目指した、画像圧縮機能を有するイメージセンサである。本稿では、動画像圧縮イメージセンサの新たな構成法として、列並列に処理を行なうセンサを提案する。列並列処理構成では、センサ部、メモリ部、処理部を分離して配置し、処理部を列で共通に利用する。CMOS1.0μm ruleにより、プロトタイプの回路およびレイアウト設計を行なった結果、画素並列に処理を行なう従来の構成法と比し、開口率や消費電力が大幅に改善され、通常のCMOSイメージセンサと同等の性能を実現した。
  • 石嵜 透, 李 正, 相澤 清晴, 羽鳥 光俊
    原稿種別: 本文
    1996 年 20 巻 55 号 p. 37-42
    発行日: 1996/10/31
    公開日: 2017/10/13
    研究報告書・技術報告書 フリー
    本論文では画像処理で多用される動きベクトル検出処理のイメージセンサ上での統合についての検討を行なう。動き検出は通常のディジタル信号処理では最も負荷が大きく高速化が困難であるが、本検討ではイメージセンサ上でこれを実現することで並列性を利用した極めて高速な処理を可能とし、高速フレームレートでの応用を目的としている。動き検出はブロックマッチングを基にしたアルゴリズムを用い、1画素ごとの動きを動きベクトルとして出力する。今回はそのアルゴリズムとアーキテクチャの提案、さらに試作中のチップの回路について述べる。試作中のチップは1.5μmのCMOSルールでチップの大きさは7mm×7mmである。設計では画素数は32×32画素、1画素の大きさは100μm×100μm、開口率は17%である。総トランジスタ数は5.5万で、画素並列でアナログ処理、列並列でディジタル処理を行なっている。
  • 坂井 丈泰, 永井 宏昌, 松本 隆
    原稿種別: 本文
    1996 年 20 巻 55 号 p. 43-48
    発行日: 1996/10/31
    公開日: 2017/10/13
    研究報告書・技術報告書 フリー
    高速な画像処理のためのアプローチのひとつに、センサ・アレイと並列演算回路を一体化し、画像の入力と演算処理を同時に実行することを狙ったインテリジェント・センサあるいはビジョンチップなどと呼ばれるアーキテクチャがある。このための演算回路はコンバクトかつ低消費電力であることが要求されるが、我々はフローティングゲートを持つ差動増幅器を用いた方式を検討しており、本演算方式によりDCT演算回路を構成すれば画像圧縮センサの実現も考えられることを示した。この回路方式には、フローティングゲートの持つ電気的不安定性や差動増幅器のオフセット誤差に起因する演算誤差が発生する欠点があったが、これらを取り除くことが可能なリセット回路を考案したので報告する。
  • 原稿種別: 付録等
    1996 年 20 巻 55 号 p. App1-
    発行日: 1996/10/31
    公開日: 2017/10/13
    研究報告書・技術報告書 フリー
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