テレビジョン学会技術報告
Online ISSN : 2433-0914
Print ISSN : 0386-4227
20 巻, 18 号
選択された号の論文の8件中1~8を表示しています
  • 原稿種別: 表紙
    1996 年 20 巻 18 号 p. Cover1-
    発行日: 1996/03/08
    公開日: 2017/10/13
    研究報告書・技術報告書 フリー
  • 原稿種別: 目次
    1996 年 20 巻 18 号 p. Toc1-
    発行日: 1996/03/08
    公開日: 2017/10/13
    研究報告書・技術報告書 フリー
  • 小林 義宏, 斉藤 禎司, 飯村 靖文, 小林 駿介, 橋本 徹, 杉山 貴, 加藤 一久
    原稿種別: 本文
    1996 年 20 巻 18 号 p. 1-6
    発行日: 1996/03/08
    公開日: 2017/10/13
    研究報告書・技術報告書 フリー
    通常のハイブリッド配向ネマティック液晶ディスプレイ(Single-Hybrid Aligned Nematic LCD : S-HAN-LCDは、分子の立上がり方向(上下方向)に強い視角依存性を有する。我々は、この視角依存性を軽減する方法として、画素を2分割したハイブリッド配向ネマティック液晶ディスプレイ(Dual-HAN LCD)を提案し視野角の拡大を試みた。D-HAN-LCDの電気光学特性(電圧-透過率特性、中間調表示特性)について、コンピュータシミュレーションにより検討した結果、上下方向の視角特性は対称性を有し、補償フィルムとの組み合わせにより、中間調表示においても広い視角特性を達成することができることを明らかにした。
  • 地崎 誠, 宮田 知幸, 重原 淳孝, 飯村 靖文, 小林 駿介
    原稿種別: 本文
    1996 年 20 巻 18 号 p. 7-12
    発行日: 1996/03/08
    公開日: 2017/10/13
    研究報告書・技術報告書 フリー
    我々は、ラビングフリー技術のひとつであるLB(Langmuir Blodgett)法を用いた液晶分子の配向技術について研究を進めている。LB材料には、作製プロセスが単純なPDiPF(Poly Di-isopropyl fumarate)を用いて研究を進めている。今回は、PDiPF-LB膜を配向膜とする液晶セルを作製して液晶分子のオーダーパラメータ、方位角方向のアンカリングエネルギーを測定することで詳しい配向能力の評価を試みたので報告する。その結果、オーダーパラメータの値はポリイミドをラビング処理したセルの約95%もの値をもつことを確認した。方位角アンカリングエネルギーは10^<-5>[J/m^2]以上であり、最適化されたPI-LB膜と同等な大きい値が得られた。
  • 浜田 祐次, 佐野 健志, 西尾 佳高, 柴田 賢一
    原稿種別: 本文
    1996 年 20 巻 18 号 p. 13-18
    発行日: 1996/03/08
    公開日: 2017/10/13
    研究報告書・技術報告書 フリー
    色素のドープ位置により、発光サイトを変えると、有機EL素子の寿命がどのように影響を受けるか調べた。有機3層構造素子[陽極ITO/MTDATA/TPD/BeBq_2/陰極MgIn]を基本構造とし、A素子(TPD層にルブレンをドープ)、B素子(BeBq_2層にルブレンをドープ、C素子(ドープ無し)の3種類の素子を作製した。これらの素子の定電流(5mA/cm^2)連続発光試験を行った結果、その初期輝度半減期は、A素子3554時間、B素子289時間、C素子23時間を示し、発光サイトの位置で寿命が大きく変わることを見出した。A素子の寿命が伸びたのは、発光サイトをTPD層側に持ってきたことで、TPD/BeBq_2界面の電子のブロッキングを緩和させたのが原因であると推測している。
  • 白鳥(謝) 世明, 平井 友明, 池崎 和男
    原稿種別: 本文
    1996 年 20 巻 18 号 p. 19-22
    発行日: 1996/03/08
    公開日: 2017/10/13
    研究報告書・技術報告書 フリー
    ポリピロールのような導電性高分子はイオンのドーピング、脱ドーピングに応じて導電率や光の吸収特性が変化するため、エレクトロクロミック素子としての利用が期待されている。しかし、こうした導電性高分子は機械的に堅く、脆く、また繰り返し使用におけるサイクルの寿命が短い為に実用化が困難であった。こうした欠点を克服し、実用性を高めるために、我々はポリピロール(PPy)とポリビニルアルコール(PVA)との複合化という耐久性に優れた新しい導電性高分子フィルムの作製法を開発した。このPPy/PVA複合化法を用いて固体型のエレクトロクロミック表示素子(ECD)が新たに開発された。この素子は±0.9Vの直流電圧の繰り返し印加によって10^5回以上の繰り返し色変化(黒と透明な黄色)を示した。
  • 浅井 伸利, 鬼島 靖典
    原稿種別: 本文
    1996 年 20 巻 18 号 p. 23-28
    発行日: 1996/03/08
    公開日: 2017/10/13
    研究報告書・技術報告書 フリー
    有機色素の可飽和吸収現象を利用して光ディスクの超解像再生を行った。信号が既に記録されたいわゆるROM Diskの信号面に、シリコンナフタロシアニン誘導体をポリマーに分散させた可飽和吸収色素層を形成し、波長780nmのレーザで再生したところ、その再生光ピックアップ光学系が持つ、回折限界(1360mm^<-1>)を超える空間周波数の信号(1670mm^<-1>)をCNR45dBで読み出すことができ、超解像再生が起きることを実証した。現行のコンパクトディスクの2倍の線密度で記録したEFM信号が再生でき、その実用性が検証できた。
  • 原稿種別: 付録等
    1996 年 20 巻 18 号 p. App1-
    発行日: 1996/03/08
    公開日: 2017/10/13
    研究報告書・技術報告書 フリー
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