テレビジョン学会技術報告
Online ISSN : 2433-0914
Print ISSN : 0386-4227
20 巻, 34 号
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  • 原稿種別: 表紙
    1996 年 20 巻 34 号 p. Cover1-
    発行日: 1996/06/13
    公開日: 2017/10/13
    研究報告書・技術報告書 フリー
  • 原稿種別: 目次
    1996 年 20 巻 34 号 p. Toc1-
    発行日: 1996/06/13
    公開日: 2017/10/13
    研究報告書・技術報告書 フリー
  • 丹 健二, 中村 慶久
    原稿種別: 本文
    1996 年 20 巻 34 号 p. 1-8
    発行日: 1996/06/13
    公開日: 2017/10/13
    研究報告書・技術報告書 フリー
    我々は以前、モンテカルロ法を基礎とした計算機シミュレーションにより、軟磁性薄膜における磁区構造が得られることを報告した。しかしその際、実験結果との差異が見られた。そこで、その原因について検討を行い、その検討に基づき磁区構造の異方性依存性、磁場応答、MR薄膜の磁場に対する磁化変化等の計算機シミュレーションを行った。
  • 溝下 義文, 武藤 弘, 金井 均, 岡本 巌, 小金沢 新治
    原稿種別: 本文
    1996 年 20 巻 34 号 p. 9-16
    発行日: 1996/06/13
    公開日: 2017/10/13
    研究報告書・技術報告書 フリー
    マルチメディアの進展にともない、大容量磁気ディスク装置への要求がますます増大している。記憶容量を決定する面記録密度は、今世紀末には10Gb/in2に達することが予測されている。このような記録密度の急激な向上を現実のものにするには, スピンバルブヘッドをはじめとし, 低ノイズ高エネルギー媒体, ナノメートルの超近接記録を実現するトライボロジー技術, サブミクロントラック技術などの広範なブレークスルーが求められる。われわれは, 狭トラックNiFe/Co90Fe10スピンバルブヘッドとCoCrPtTa/CrMoノイズ媒体、さらに将来の10Gb/in2記録の実現に不可欠なヘッド位置決めやトライボロジ技術を提示することで、5Gb/in2の可能性を実証した。
  • 石 勉, 鈴木 哲広, 石綿 延行, 山田 一彦
    原稿種別: 本文
    1996 年 20 巻 34 号 p. 17-23
    発行日: 1996/06/13
    公開日: 2017/10/13
    研究報告書・技術報告書 フリー
    SALバイアス型のMRヘッドにおける応力誘導異方性の影響について調べた。単層膜の応力のデータをもとにMR素子積層膜の応力解析を行った結果、素子高さ方向の片側端面が開放された場合、SAL膜の高さ方向に100〜300MPa程度の異方的な引っ張り応力が観察された。SAL膜に対する応力誘導異方性の影響を調べるためにR-Hカーブの計算を行った結果、素子高さ方向に300MPaの異方的な引っ張り応力がある場合、SAL膜のλ_sを+1×10^<-6>〜-2×10^<-6>の範囲に設定すれば、応力誘導異方性によるR-Hカーブの乱れを小さくできることがわかった。
  • 高田 昭夫, 福元 康司, 柴田 拓二, 早田 裕
    原稿種別: 本文
    1996 年 20 巻 34 号 p. 25-30
    発行日: 1996/06/13
    公開日: 2017/10/13
    研究報告書・技術報告書 フリー
    ハードディスクの高記録密度化に対応するため、新しい縦型MRヘッドの開発を行った。MR素子は2つのNiFe膜を絶縁膜で挟み込んだ構造とし、素子の周りを絶縁膜で覆い、センス電流が上層のNiFeにのみに流れるようにした。この結果、従来よりセンス電流密度を大きくする事ができ、しかも、MR素子の異方性磁場(Hk)を小さくできた。これにより、磁場に対する感度が大幅に改善し、従来の2.5倍の感度を得る事ができた。このMR素子を搭載したヘッドは、記録密度2.0Gb/in^2以上のポテンシャルを持つ事がわかった。
  • 徳竹 房重, 早川 正俊
    原稿種別: 本文
    1996 年 20 巻 34 号 p. 31-36
    発行日: 1996/06/13
    公開日: 2017/10/13
    研究報告書・技術報告書 フリー
    今後主流となるデジタルVTRでは高記録密度と高転送レートが同時に必要とされる。このようなVTRには高周波領域まで優れた電磁変換特性を持ち、低ノイズの特徴を有する積層型へッドが好適であると考えられるが、ギャップ近傍部の形状異方性の影響やうず電流損失により効率が低下していることが予想される。本研究では形状の影響を受けにくい静磁結合膜の採用と絶縁性について検討を行い、積層型ヘッドの高周波領域での再生出力の改善を図ったので報告する。また、このヘッドの特徴として低温(250℃)での接合が可能である金属拡散接合法を採用しているので合わせて報告する。
  • 高橋 慎吾, 山川 清志, 大内 一弘, Genhua Pan, Desmond J. Mapps
    原稿種別: 本文
    1996 年 20 巻 34 号 p. 37-44
    発行日: 1996/06/13
    公開日: 2017/10/13
    研究報告書・技術報告書 フリー
    サブミクロントラック幅の記録再生が可能な膜厚をトラック幅とするリング型薄膜ヘッドを作製するために、磁束がリング型ヨーク内を効率良く流れるヨーク磁性材料の検討を行った.一軸異方性積層膜の磁化容易軸を直交させて重ねた直交二軸異方性膜は、回転磁場中アニール後に等方的なB-Hループと透磁率を示した。また、走査型カー効果顕微鏡による動的磁化挙動の観察の結果、10MHzで励磁された直交二軸異方性リング型ヨークは、一軸異方性ヨークと比較して、上下の積層膜によりヨーク全体が高い磁化応答性を示すことが確認された。
  • 岡本 好弘, 澤田 佳和, 斎藤 秀俊, 大沢 寿
    原稿種別: 本文
    1996 年 20 巻 34 号 p. 45-52
    発行日: 1996/06/13
    公開日: 2017/10/13
    研究報告書・技術報告書 フリー
    本稿では、8/10MSN(Matched Spectral Null)符号を記録・再生等化方式によるPR4ML方式(PR(1,0,-1)方式)に適用することにより構成した, 8/10MSN符号化PRML(Partial Response Maximum-Likelihood)方式について検討している.10^<-4>のビット誤り率を達成するのに要する読み出し点における所要SN比と規格化線密度の関係を計算機シミュレーションにより求め, 従来の8/10MSN符号化PRML方式の場合と性能比較を行っている.そして, 本方式は, 高密度記録において, 従来の8/10MSN符号化PRML方式に比べて良好な性能を示すことを明らかにしている.
  • 若宮 幸平, 大沢 寿, 岡本 好弘, 斎藤 秀俊
    原稿種別: 本文
    1996 年 20 巻 34 号 p. 53-59
    発行日: 1996/06/13
    公開日: 2017/10/13
    研究報告書・技術報告書 フリー
    パーシャルイレージャを伴うPRML(Partial Response Maximum-Likelihood)チャネルに対するニューラルネットワーク等化の適用について検討している.まず, パーシャルイレージャを伴う記録再生チャネルのモデルおよびニューラルネットワーク等化器について述べている.次いで, コンピュータシミュレーションによりビット誤り率を求め, 従来のナイキスト等化によるPRML方式との性能比較を行っている.そして, ニューラルネットワーク等化による誤り率特性がナイキスト等化を用いた場合よりも良好となることを明らかにしている.
  • 原稿種別: 付録等
    1996 年 20 巻 34 号 p. App1-
    発行日: 1996/06/13
    公開日: 2017/10/13
    研究報告書・技術報告書 フリー
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