テレビジョン学会技術報告
Online ISSN : 2433-0914
Print ISSN : 0386-4227
19 巻, 50 号
選択された号の論文の9件中1~9を表示しています
  • 原稿種別: 表紙
    1995 年 19 巻 50 号 p. Cover1-
    発行日: 1995/10/12
    公開日: 2017/10/13
    研究報告書・技術報告書 フリー
  • 原稿種別: 目次
    1995 年 19 巻 50 号 p. Toc1-
    発行日: 1995/10/12
    公開日: 2017/10/13
    研究報告書・技術報告書 フリー
  • 矢野 亮, 小川 容一, 河野 真理子
    原稿種別: 本文
    1995 年 19 巻 50 号 p. 1-6
    発行日: 1995/10/12
    公開日: 2017/10/13
    研究報告書・技術報告書 フリー
    斜め蒸着法により作製したCo-Cr系蒸着膜の磁気特性と膜構造について調べた。室温程度の低い基板温度で作製した斜め蒸着Co-Cr膜は、1000Oe以上の保磁力と6000Oe以上の異方性磁界を示した。膜中には多量の酸素が取り込まれていること、この酸素は主にCrと結合しCr酸化物を形成していることが観測された。これより、膜内ではCrリッチな非磁性酸化物部とCoリッチな強磁性金属部からなる組成偏析が生じていると推測される。この組成偏析効果と、自己陰影効果によって生じる物理的な分離効果が合わさり、磁性粒子間の磁気的結合が弱まったために比較的高い保磁力が得られたと考えられる。
  • 吉田 秀樹, 大畑 久代, 西澤 康弘, 日比野 邦男, 佐藤 信夫
    原稿種別: 本文
    1995 年 19 巻 50 号 p. 7-12
    発行日: 1995/10/12
    公開日: 2017/10/13
    研究報告書・技術報告書 フリー
    斜方蒸着技術を応用したCo/CoO複合磁性膜はMEテープとして知られている。金属型媒体の実用化において大きな問題となるのは保存特性の問題である。保存特性を改善する目的でカーボン保護膜付きMEテープが開発された。テープの保存信頼性評価法としては加速試験法がよく用いられるが、加速試験だけでは必ずしも実際の使用条件とは一致しない。まず、保護膜を持たないMEテープの実フィールドでの腐蝕とそのメカニズムを解析し、カーボン保護膜による保護効果について説明する。また、フィールドテストでのカーボン保護膜付きMEテープの保存信頼性について報告する。
  • 桐野 文良, 大友 茂一, 小礒 良嗣
    原稿種別: 本文
    1995 年 19 巻 50 号 p. 13-18
    発行日: 1995/10/12
    公開日: 2017/10/13
    研究報告書・技術報告書 フリー
    飽和磁束密度が1.3TのFe-Al-Ta-C磁性膜の磁気特性と耐食性について検討した。磁性膜の耐食性を確保するにはTaとCの比を0.5≦Ta/C≦0.68の範囲にする必要がある。これは、形成されるTaC粒子のサイズが微細化されることによる。Alを9.8at%添加すると、磁性膜の耐食性が改善され、これは膜表面が不働態化したためで、0.5N NaClaq中へ浸漬しても腐食の発生は見られなかった。この膜を単結晶Mn・Znフェライト基板上に形成するには、磁性膜の配向性制御のために、SiO_2下地膜を介して形成する必要がある。
  • 長谷川 博幸, 高橋 健, 本間 義康, 沢井 瑛昌, 木村 亮, 小佐野 浩一, 坂口 昌也, 末永 辰敏
    原稿種別: 本文
    1995 年 19 巻 50 号 p. 19-24
    発行日: 1995/10/12
    公開日: 2017/10/13
    研究報告書・技術報告書 フリー
    今後のマルチメディア機器においてはディジタルVTRが必要とされる。これを実現するためには優れた電磁変換特性を有する磁気ヘッドが欠かせない。筆者らは、量産性と電磁変換特性に優れた高飽和磁束密度軟磁性膜を用いた平行型MIGヘッドを開発試作した。本磁気ヘッドの特長は、狭トラックピッチ記録再生に適したヘッド構造、高抗磁力のMEテープに対する優れた記録能力、熱応力を考慮したヘッド効率の3次元シミュレーション結果により最適化したガラス選択による優れた再生特性である。
  • 嶋 久登, 濱田 一郎, 藤森 隆洋, 小川 和幸
    原稿種別: 本文
    1995 年 19 巻 50 号 p. 25-30
    発行日: 1995/10/12
    公開日: 2017/10/13
    研究報告書・技術報告書 フリー
    家庭用デジタルVTRのためのデジタルインターフェースを開発した。IEEE 1394 High speed serial busを用いてIsochronous通信で画像と音声のデータを流す。DVCRフォーマットの画像と音声のデータを圧縮されたまま480バイトごとにパケット化し、ヘッダーをつけて伝送する。このデジタルインターフェースのためIEEE 1394のリンクレイヤと画像と音声のデータのパケット化などを行うLINK LSIを開発した。また小型の4ビンコネクタと、細くてしなやかなDVケーブルも合わせて開発した。
  • 太田 晴夫, 内田 博文, 竹内 淳, 安野 耕介
    原稿種別: 本文
    1995 年 19 巻 50 号 p. 31-36
    発行日: 1995/10/12
    公開日: 2017/10/13
    研究報告書・技術報告書 フリー
    ニュース取材, 報道分野では, 主として1/2インチテープを用いたアナログVTRが用いられているが, より機動性の高い, 小型, 軽量のデイジタルVTRシステムが要望されている.我々は, この要望に応えるため, 民生用DVフォーマットの取材報道用としてのポテンシャルを継承し, 放送・業務用としての機能, 信頼性を確保したDVCPROフォーマット, およびこれに準拠したVTR機器を開発した.DVCPROは, 幅1/4インチのMPテープを用い, 123分(Lカセット)の記録ができる.映像は, コンポーネント信号を1/5に圧縮して記録し, アナログコンポーネントVTRをしのぐ高画質である.また, 放送・業務用としての機能, 信頼性確保のためいくつかの新技術が導入されている.
  • 原稿種別: 付録等
    1995 年 19 巻 50 号 p. App1-
    発行日: 1995/10/12
    公開日: 2017/10/13
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