光磁気記録において、回転数1800rpm、φ300mmの最外周の線速=27.3m/sの高速記録でしかも高密度用光ヘッドを開発したので報告する。高速記録対応として駆動感度を大きくとるために軽量の非球面プラスチックレンズを用い、副次共振周波数を高くとるためレンズホルダを最適化した薄型アクチュエータ(高さ9mm)を開発した。高密度化は、ヘッドアンプのノイズ低減、光学的な変調度を大きくとるために、レーザ波長=680nm、開口数=0.55の対物レンズによって1.0*1.2μmの集束ビームを実現し、さらに信号検出用光センサの感度アップなどによって、 情報ビット長=0.34μm、情報ビットレート80Mbps(1,7符号)の高密度、高速記録レート対応の光ヘッドを実現した。
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