テレビジョン学会技術報告
Online ISSN : 2433-0914
Print ISSN : 0386-4227
17 巻, 73 号
選択された号の論文の9件中1~9を表示しています
  • 原稿種別: 表紙
    1993 年 17 巻 73 号 p. Cover1-
    発行日: 1993/11/25
    公開日: 2017/10/06
    研究報告書・技術報告書 フリー
  • 原稿種別: 目次
    1993 年 17 巻 73 号 p. Toc1-
    発行日: 1993/11/25
    公開日: 2017/10/06
    研究報告書・技術報告書 フリー
  • 米山 恒雄
    原稿種別: 本文
    1993 年 17 巻 73 号 p. 1-8
    発行日: 1993/11/25
    公開日: 2017/10/06
    研究報告書・技術報告書 フリー
    画像評価のための測度としての図形の検出感度を提案した。撮像装置による観測像は光電変換過程が量子過程であることにより生じる散弾雑音を伴う。認識対象の検出に対するこのゆらぎの影響を図形パターンの検出感度として図形観測理論によって定式化し、その測度がウエーバーフェヒナー則に従うことを示した。画像のボケや視距離の変化とこの検出感度との関係を理論的に検討した結果、極端に視距離が近い場合を除いて鮮鋭さや空間周波数特性等の視覚特性が対象図形の検出感度に一致することを示した。
  • 海老名 毅, 田路 琢也, 伊藤 昭
    原稿種別: 本文
    1993 年 17 巻 73 号 p. 9-16
    発行日: 1993/11/25
    公開日: 2017/10/06
    研究報告書・技術報告書 フリー
    我々は対話を用いた計算機利用支援システムを開発中であるが、従来はそれぞれの支援対象ソフトウェアを大きく改造しない限り、利用支援のメディアとして画像情報を扱うことは困難であった。そこで、任意のウインドウ上に透明なウインドウをはりつけてキー入力やマウス入力などの情報を取得することで、対象ソフトウェアの操作画面上への図形情報表示機能を実現し、これを用いて利用者が操作画面上のオブジェクトを指示できるようにした。さらに、ユーザが線画を用いて、アプリケーション上のオブジェクト(ボタン、文字列など)を指示したとき、得られた描画の情報からユーザの意図したオブジェクトを特定し、言語情報と併せてユーザの指示するオブジェクトを同定することを考え、これらの機能をもつ汎用的画像情報表示ツールのXウインドウ上での試作を行なった。
  • 山田 冨美雄
    原稿種別: 本文
    1993 年 17 巻 73 号 p. 17-24
    発行日: 1993/11/25
    公開日: 2017/10/06
    研究報告書・技術報告書 フリー
    本稿の目的は、大手商用ネットワークを利用したパソコン通信におけるコミュニケーション形態の特徴を心理学の立場から考察することであった。ネットワーカがいかに悪いイメージを抱かれているのか、ネットワーカにとっての心理的障害は何か、ならびにパソコン通信の持つ心理療法効果などについて議論がなされた。
  • 無藤 隆
    原稿種別: 本文
    1993 年 17 巻 73 号 p. 25-31
    発行日: 1993/11/25
    公開日: 2017/10/06
    研究報告書・技術報告書 フリー
    対人的なコミュニケーションにおいて、感情の果たす役割は大きい。特に、他の人が示す表情は第三の対象に対する評価機能を果たしうる。この現象は「他者への問い合わせ」と呼ばれる。このことが、乳児の場合、ほぼ満1歳頃に おいて始めて可能になることである。具体的に次の実験を我々は行った。満1歳の乳児に接近してよいかどうかあいまいな刺激(例、ロボットのおもちゃ)を示す。そのとき、傍らにいる母親は、乳児が母親を見たときに正の表情か、負の表情を示す。すると、負の場合と比べて、正の場合に、乳児は対象となるおもちゃをいじることが多かった。さらに、家庭と実験室で比較すると、実験室での方が、母親を参照するのが早かった。これらは、12ヵ月児が母親の表情を情報として利用すること、そして、その利用は対象の刺激価のあいまいさと共に、場のあいまいさをも関連していることを示している。
  • 大坊 郁夫
    原稿種別: 本文
    1993 年 17 巻 73 号 p. 33-40
    発行日: 1993/11/25
    公開日: 2017/10/06
    研究報告書・技術報告書 フリー
    対人コミュニケーションの過程はメディア、個人属性、対人関係、状況など多くの要因からなる。社会的行動の中心的な要因であり、多くの機能を担っている。それは、情報伝達、相互作用調整、親密さの表出、社会的統制の行使、サービス・作業目標の促進などである。これまでのように、チャネルの用いられ方だけでなくその機能を把握していく必要がある。コミュニケーションは対人的な親密さを反映する。その親密さは発言や視線の直接性を高め、しかもそれは、親密さを意味すると解読される。しかし、親密さが結合段階に達すると、さらには増大せず、減退することにも見られるように、コミュニケーションの機能は関係の段階に応じて変化するものでもある。
  • 遠藤 隆也
    原稿種別: 本文
    1993 年 17 巻 73 号 p. 41-47
    発行日: 1993/11/25
    公開日: 2017/10/06
    研究報告書・技術報告書 フリー
    コンピュータとかマルチメディア機器と呼ばれる人工物を介したインター・パーソナル・コミュニケーション(Artifact-Mediated Inter-Personal Communication ;AM-IPC)に関して、その対話モデル、介在している人工物が果たしている役割と影響、ヒューマンインタフェース技術の基本的課題などについて述べている。ヒューマンインタフェース問題の基底には、小脳化の混乱と誤用の問題が横たわっている。また、人工物を介したIPCには、脱コンテクストや奪コンテクスト、空間認知の不連続性、時間性の混乱、デザイナの潜在性、外在化による内的考慮・外的考慮の混乱、インタフェースにおけるマイナス接面などの課題がある。
  • 原稿種別: 付録等
    1993 年 17 巻 73 号 p. App1-
    発行日: 1993/11/25
    公開日: 2017/10/06
    研究報告書・技術報告書 フリー
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