テレビジョン学会技術報告
Online ISSN : 2433-0914
Print ISSN : 0386-4227
19 巻, 1 号
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  • 原稿種別: 表紙
    1995 年 19 巻 1 号 p. Cover1-
    発行日: 1995/01/18
    公開日: 2017/10/13
    研究報告書・技術報告書 フリー
  • 原稿種別: 目次
    1995 年 19 巻 1 号 p. Toc1-
    発行日: 1995/01/18
    公開日: 2017/10/13
    研究報告書・技術報告書 フリー
  • 田中 省作
    原稿種別: 本文
    1995 年 19 巻 1 号 p. 1-6
    発行日: 1995/01/18
    公開日: 2017/10/13
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    第7回ELワークショップ及びELシンポジウムで発表された論文の概要を、まとめて報告した。カラーELディスプレイの最近の進歩についての招待講演があった。カラーELに関して、パターン化蛍光体構造に用いられる青色EL材料、パターン化フィルター構造に用いられる白色EL材料についての多くの報告があった。また、薄膜ELの基礎的な物理に関する論文、特性評価に関する報告があった。さらに、有機ELの最近の進歩についての招待講演があった。有機色素を真空蒸着して作製した有機薄膜ELの特性が実用デバイスのレベルに近づきつつあること、また、ボリマーELの特性向上が目ざましいことが報告された。
  • 前野 隆則, 南 内嗣, 黒井 芳啓, 高田 新三, 宮田 俊弘
    原稿種別: 本文
    1995 年 19 巻 1 号 p. 7-12
    発行日: 1995/01/18
    公開日: 2017/10/13
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    ZnGa_2O_4 : Mn酸化物蛍光体薄膜を高周波マグネトロンスパッタ法で作製し、これを発光層として用いる薄膜エレクトロルミネッセント(TFEL)デバイスを作製した。as-deposited(未処理)ZnGa_2O_4 : Mn薄膜を発光層に用いたデバイスは、発光輝度0.02cd/m^2の緑色ELを呈した。発光層形成後の熱処理によってEL特性を大幅に改善できた。1020℃で熱処理した発光層を用いて、1kHz正弦波交流電圧駆動で最高発光輝度630cd/m^2および最高発光効率0.9lm/Wを、60Hz駆動でも200cd/m^2以上の発光輝度を実現できた。
  • 八木 大宇, 加々美 裕, 佐藤 淳一, 佐藤 知正, 平手 孝士
    原稿種別: 本文
    1995 年 19 巻 1 号 p. 13-18
    発行日: 1995/01/18
    公開日: 2017/10/13
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    ZnS系蛍光粉体の発光寿命を向上させるために、ソースガスにSi2H6とO2を使用した光CVD法を用いて、低温度においてZnS系蛍光粉体表面のSiO2膜コーティング処理を行った。その結果以下のことがわかった。(1)従来の熱CVD法を用いての処理と比較して、かなり低温度(200[℃])において蛍光粉体表面のSiO2膜コーティング処理を行うことができた。そして発光寿命を著しく向上させることができた。(2)処理温度を低温化することにより発光スペクトルの長波長側へのシフトを抑えることができた。(3)蛍光粉体界面の状態変化により、発光波形に変化が生じた。
  • 脇坂 信治, 相上 信之, 石川 武史, 佐藤 知正, 平手 孝士
    原稿種別: 本文
    1995 年 19 巻 1 号 p. 19-24
    発行日: 1995/01/18
    公開日: 2017/10/13
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    薄膜EL素子の発光層であるZnS薄膜を、アルゴンに酸素を混合したイオンビームスパッタ法により、ターゲット不純物(SmF_3)濃度を変化(1wt%, 3wt%, 5wt%)させて作製し、その組成や結晶構造などについて検討した結果、以下のことがわかった。酸素分圧の増加と共に膜中に含まれる酸素の割合が増加し、ターゲット不純物濃度が高いほど、膜中に酸素が取り込まれやすいこと。酸素を混合することにより格子定数が縮む方向にずれ、ターゲット不純物濃度が高いほどより縮む方向にずれること。酸素を混合すると発光輝度が向上すること。
  • 佐藤 知正, 高橋 知行, 坂内 富喜, 細野 浩司, 平手 孝士
    原稿種別: 本文
    1995 年 19 巻 1 号 p. 25-30
    発行日: 1995/01/18
    公開日: 2017/10/13
    研究報告書・技術報告書 フリー
    ZnS/p-Si接合型dc-TFELをイオンビームスパッタリング法によって作製した。その発光特性に影響を及ぼす因子の一つである界面準位について等価コンダクタンス法によって定性的に検討した。その結果、界面準位密度は熱処理によって増加することがわかった。しかし、界面準位密度は低く、電流密度-電圧(J-V)特性を変化させるほどの影響はなかった。またZnS膜にSm、Fをドープした場合についても同様に界面準位について検討した。界面準位密度に対して、ZnS膜にSm、Fをドープしたことによる影響は少ないことがわかった。
  • 喜種 佳司, 小野田 貴稔, 野々垣 智樹, 大観 光徳, 田中 省作, 小林 洋志
    原稿種別: 本文
    1995 年 19 巻 1 号 p. 31-36
    発行日: 1995/01/18
    公開日: 2017/10/13
    研究報告書・技術報告書 フリー
    ELパネルの発光輝度の向上を目的としてELパネルの新しい駆動方式を検討した。この駆動方式は、現在実用化されているPush-Pull対称駆動法の各フィールド間に、分極電荷を利用する付加パルスを入れることにより、1フィールド当たりの発光回数を増やし、高輝度化を実現しようというものである。まず、単一素子について基礎的な検討を行い、付加パルス1組で輝度が2倍程度向上するという結果が得られた。次に市販のZnS : Mn ELパネルへの適用について検討を行った。
  • 北爪 栄一, 西窪 敏貴, 川田 昌, 下岡 丈次, 内池 平樹, 大坪 徹夫, 安蘇 芳雄
    原稿種別: 本文
    1995 年 19 巻 1 号 p. 37-42
    発行日: 1995/01/18
    公開日: 2017/10/13
    研究報告書・技術報告書 フリー
    近年、有機薄膜EL素子が盛んに研究されている。われわれは、N, N'-diphenyl-N, N'-bis(3-methyl phenyl)1,1'-biphenyl-4,4'-diamine(TPD)を合成し、発光層にAlq_3、正孔輸送層としてTPDを抵抗加熱法によって作製した。EL素子に対する正孔輸送層の効果を検討し、さらに素子の劣化特性に関して測定した。
  • 末広 好伸, 佐藤 敬, 山崎 繁
    原稿種別: 本文
    1995 年 19 巻 1 号 p. 43-48
    発行日: 1995/01/18
    公開日: 2017/10/13
    研究報告書・技術報告書 フリー
    反射型発光ダイオードは、発光素子が発する光を効率よく集光し前方へ放射することができる構造の発光ダイオードである。本報告では、現在一般に使用されているレンズ型発光ダイオードの構造、前方への放射効率を説明し、これに対する反射型発光ダイオードの構造及び前方への放射効率を述べた。
  • 中津 竜之, 石川 直敏, 大谷 進, 内池 平樹
    原稿種別: 本文
    1995 年 19 巻 1 号 p. 49-54
    発行日: 1995/01/18
    公開日: 2017/10/13
    研究報告書・技術報告書 フリー
    電界放出型ディスプレイ(FED)は現在までに数例のパネルが試作されており、携帯型情報機器等のディスプレイとして実用化に向け大変注目を集めている。本研究ではフォトレジスト加工により、金属で覆われたn形シリコンの電界放出アレイ(FEA)を作製した。また交流逆電界法を用いることにより、電界放出により放出された電子のエネルギー分布を測定した。
  • 原稿種別: 付録等
    1995 年 19 巻 1 号 p. App1-
    発行日: 1995/01/18
    公開日: 2017/10/13
    研究報告書・技術報告書 フリー
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