テレビジョン学会技術報告
Online ISSN : 2433-0914
Print ISSN : 0386-4227
18 巻, 32 号
選択された号の論文の9件中1~9を表示しています
  • 原稿種別: 表紙
    1994 年 18 巻 32 号 p. Cover1-
    発行日: 1994/06/16
    公開日: 2017/10/13
    研究報告書・技術報告書 フリー
  • 原稿種別: 目次
    1994 年 18 巻 32 号 p. Toc1-
    発行日: 1994/06/16
    公開日: 2017/10/13
    研究報告書・技術報告書 フリー
  • 松久 祥子, 大西 昇, 杉江 昇
    原稿種別: 本文
    1994 年 18 巻 32 号 p. 1-8
    発行日: 1994/06/16
    公開日: 2017/10/13
    研究報告書・技術報告書 フリー
    近年、物理的モデルを用いた画像中における透明性を知覚する条件(Metelli,Beck)、物理モデルに基づいた画像中における半透明物体の検出(朱)、透明視がパターン認識・立体視に与える影響(Watabe,Plummer等)など透明性の知覚に関する様々な研究が報告されている。本研究ではこれらの報告に基づいて取り扱う対象をモノクロ画像からカラー画像に拡張する。まず、カラー画像では輝度情報だけでは正確な透明性の知覚には不十分であることを示し、透明条件の一部に崩れが生じる組合せが存在することを理論的に明らかにする。また心理実験から、透明条件崩壊時の人間の視覚システムにおける透明性の知覚について検討する。
  • 小濱 剛, 波多野 友之, 斉藤 剛, 吉田 辰夫
    原稿種別: 本文
    1994 年 18 巻 32 号 p. 9-16
    発行日: 1994/06/16
    公開日: 2017/10/13
    研究報告書・技術報告書 フリー
    複数の片仮名を同時に短時間呈示し、これを観察する被験者の注視点の位置と正しく認識された文字の位置関係とを解析する測定する実験を行なった。その結果、視覚系は、視線が静止しておりsaccadeが計画されていない状態では現在の注視点を中心としてその周囲の情報を正確に獲得することが推定された。また、他の位置へのsaccadeが計画されると、視線の移動が生じる以前の段階で新たに予定された移動先を中心としてその周辺の情報が急速に取り込まれるようになることが示された。実際にsaccadeが生じた後も新しい注視点の周囲の情報が引続き比較的緩やかな速度で取り込まれる。
  • 楊 駿, 大西 昇, 杉江 昇
    原稿種別: 本文
    1994 年 18 巻 32 号 p. 17-24
    発行日: 1994/06/16
    公開日: 2017/10/13
    研究報告書・技術報告書 フリー
    これまでの研究から、2枚の画像を用いたフォトメトリック・ステレオが、凸物体に対して有効であることが分かった。しかし、実世界の場合、凹面物体、複数物体が存在することはたくさんある。このような相互反射が存在する場合には、相互反射の影響で従来の手法は適用できない。本論文では、従来の2枚の画像を用いたフォトメトリック・ステレオ法を拡張し、繰り返し計算により相互反射を除去して、物体の形状と反射率を推定するアルゴリズムを提案する。ここで、対象物体は拡散反射特性を持っ反射率未知の凸/凹多面体と仮定した。合成画像と実画像による実験結果から本手法の有効性が示された。
  • 長谷川 浩史, 高橋 秀也, 重田 和夫, 志水 英二
    原稿種別: 本文
    1994 年 18 巻 32 号 p. 25-32
    発行日: 1994/06/16
    公開日: 2017/10/13
    研究報告書・技術報告書 フリー
    傾きを持つ顔画像の照合と顔の傾き検出の一つの方法について述べる.照合法には,パターンマッチングを用いている.照合実験では,70人の顔面像から20人の顔を傾き毎に照合させて90%以上の照合率が得られた.三角形モデルを用いた顔の傾き検出法では,マーカーを用いずに,目と口の特徴点を利用し,マネキン人形による実験で本手法の有効性が確かめられた.
  • 島田 洋一, 金谷 佳範
    原稿種別: 本文
    1994 年 18 巻 32 号 p. 33-40
    発行日: 1994/06/16
    公開日: 2017/10/13
    研究報告書・技術報告書 フリー
    今日, 交通管制システムにおける情報収集能力の高度化が求められるようになった. 従来の車両感知器は, 道路頭上に設置された超音波式車両感知器が主に使用され, 存在感知しか計測できなかった. そこで我々は, CCD カメラを用いた画像処理形の車両感知器を開発するにあたり, 1台のCCD カメラの映像から上り, 下りの車線上を走行する車両を認識し, 車種及び車体型式をリアルタイムで識別できる動画像処理アルゴリズムの開発を行った. その結果,各正答率は, 上り車線の車種識別が75%, 車体型式が75%, 下り車線の車種識別が80%, 車体型式識別が83%を得ることができた.
  • 村本 健一郎, 藤田 博之, 藤城 孝史, 松浦 弘毅, 古川 政弘, 椎名 徹
    原稿種別: 本文
    1994 年 18 巻 32 号 p. 41-48
    発行日: 1994/06/16
    公開日: 2017/10/13
    研究報告書・技術報告書 フリー
    落下中の降雪粒子の密度を長時間にわたって自動的に測定するために、地上に落下する全ての粒子の重量を電子天秤を用いて測定した。このとき同時に画像処理を用いた降 雪観測法により、落下中の個々の降雪粒子の粒径と落下速度を測定した。粒子の粒径と落下速度のデータより得られる単位空間を通過する全ての粒子の体積とそれらの粒子の 重量のデータより、落下中の粒子の密度を計算した。更に,粒子の密度に影響を与える因子について考察することにより、画像処理データだけを使って、降雪強度を計算する手法を提案し、実際に適用した結果、実測値との良い相関が得られた。
  • 原稿種別: 付録等
    1994 年 18 巻 32 号 p. App1-
    発行日: 1994/06/16
    公開日: 2017/10/13
    研究報告書・技術報告書 フリー
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