テレビジョン学会技術報告
Online ISSN : 2433-0914
Print ISSN : 0386-4227
19 巻, 2 号
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  • 原稿種別: 表紙
    1995 年 19 巻 2 号 p. Cover1-
    発行日: 1995/01/19
    公開日: 2017/10/13
    研究報告書・技術報告書 フリー
  • 原稿種別: 目次
    1995 年 19 巻 2 号 p. Toc1-
    発行日: 1995/01/19
    公開日: 2017/10/13
    研究報告書・技術報告書 フリー
  • 星野 史孝, 長谷川 隆弘
    原稿種別: 本文
    1995 年 19 巻 2 号 p. 1-6
    発行日: 1995/01/19
    公開日: 2017/10/13
    研究報告書・技術報告書 フリー
    CDT(Color Display Tube)の省電力対応に伴うミニネック化(22.5mmネック化)に際しネック径の縮小による機械的制約を受けレンズ口径は縮小せざるを得ず、これによりレンズ特性の劣化は免れない。そのためこのレンズ性能劣化分の補償を行う可く主レンズ径(倍率・収差のバランス、Astig.コントロール)、及びトライオード径(第1、2電極孔径縮小)の見直しを行い実用上従来品(29.1mmネック品)と遜色のないフォーカス性能を達成した。
  • 千草 尚, 高橋 芳典, 久保 孝子, 伊藤 武夫
    原稿種別: 本文
    1995 年 19 巻 2 号 p. 7-11
    発行日: 1995/01/19
    公開日: 2017/10/13
    研究報告書・技術報告書 フリー
    近年、Color Display Tube(CDT)から漏洩する交流電場(AEF, Alternating Electric Field)を少なくするため、様々な技術開発が行われているが、パネル前面の表面抵抗値を低下させることが最も簡便で適切な方法である。一方、画面を見やすくする低反射コーティングの実用化も進み、CDT分野においては低反射膜処理は必要不可欠となってきている。そこで、低コストでAEF対応型の低抵抗(1x10^5Ω/□以下)、低反射コーティングを開発した。
  • 林田 芳樹, 小澤 哲郎, 櫻井 浩
    原稿種別: 本文
    1995 年 19 巻 2 号 p. 13-18
    発行日: 1995/01/19
    公開日: 2017/10/13
    研究報告書・技術報告書 フリー
    CRTライフの課題の一つである、酸化物カソードのカットオフ電圧ドリフトを発生させる要因の解析に取り組んだ。要因の一つであるエミッション面の他電極に対する変位量は、実測が困難であるため、二極真空管を用いて電流電圧特性から電子的に定量化し、電圧ドリフトへの換算を試みた結果、これが支配的要因と判明した。さらにこの変位量に占める、エミッタの熱収縮量を実測することにより、カソード地金の変位量を割り出した。
  • 青野 正明
    原稿種別: 本文
    1995 年 19 巻 2 号 p. 19-24
    発行日: 1995/01/19
    公開日: 2017/10/13
    研究報告書・技術報告書 フリー
    水銀-希ガス混合気体を高周波の正弦波とパルスで放電させるときの負グローと陽光柱における分光分布と放射波形を明らかにしている。負グローでは正弦波とパルスのいずれにおいてもすべての封入ガスが放射する。また、正弦波では連続スペクトルが放射するが、パルスでは連続スペクトルは放射しない。ダブルパルスを用いて両パルス間隔を変えると第1パルスの強度に対する第2パルスの強度が変化し、負グローではパルス間隔を大きくするほど第2パルスの強度が減衰する。このことを応用すれば負グローにおける分光特性を変えることが可能になるかもしれない。
  • 天野 邦晶, 上美谷 雅之, 戸倉 正人, 内池 平樹
    原稿種別: 本文
    1995 年 19 巻 2 号 p. 25-30
    発行日: 1995/01/19
    公開日: 2017/10/13
    研究報告書・技術報告書 フリー
    ac-PDP用保護層MgO膜をスパッタリング法で形成し、エージング時間依存性を測定した。その結果、スパッタMgO膜は、低維持電圧、駆動電圧の安定性において優れている事が分かった。また、スパッタMgO膜の膜構造をX線解折法およびSEMによって解析した。
  • 小岩 一郎, 金原 隆雄, 見田 充郎
    原稿種別: 本文
    1995 年 19 巻 2 号 p. 31-36
    発行日: 1995/01/19
    公開日: 2017/10/13
    研究報告書・技術報告書 フリー
    AC型プラズマディスプレイパネルの大型化と低コスト化の為にMgO保護膜を印刷法により形成することと均一性を向上することを検討した。粉末の充填率を上げることを目的として、粒径の異なる微粉末を混合することを検討した結果、1000Åと500Åの粒径の粉末を3 : 1に混合すると最も高効率で低電圧が得られた。また、膜の高密度化のための膜形成プロセスとしては、1回に形成する膜厚を薄くして積層することを検討した結果、密度が最大16%高くなり印刷膜に焼成工程を入れるとさらに最大30%も密度が高くなった。この緻密化された保護膜により発光開始電圧Vfが同じで輝度が97cd m^<-2>高くなり効率も50%近く向上した。
  • 伊藤 雅章, 横井 達政, 菊地 直哉, 左合 澄人, 可児 章
    原稿種別: 本文
    1995 年 19 巻 2 号 p. 37-41
    発行日: 1995/01/19
    公開日: 2017/10/13
    研究報告書・技術報告書 フリー
    AC-PDPの大型化、低コスト化を容易にするため、厚膜印刷法による保護膜の検討を対向放電型のAC-PDPにより行った。保護膜の主成分をマグネシウムアルコキシド溶液から得られるMgOとしたことにより、保護膜を透明にすることができ、高輝度を達成できる反射型PDPに適用できるようになった。また、この保護膜は、電圧特性、寿命特性ともにAC-PDPとして十分適用可能であることが確認できた。
  • 川井 雄二, 高森 孝宏, 林 海, 内池 平樹
    原稿種別: 本文
    1995 年 19 巻 2 号 p. 43-48
    発行日: 1995/01/19
    公開日: 2017/10/13
    研究報告書・技術報告書 フリー
    障壁電極型プラズマディスプレイの高精細化を実現するため、サンドブラスト法により障壁を作製した。またサンドブラストの研磨材、誘電体材料を検討することにより、サンドブラスト法による誘電体層の損傷をなくすことができた。作製方法の改善を行った0.5mmピッチのパネルを試作した結果、570cd/m^2の高輝度、1.0lm/Wの高発光効率が得られた。
  • 牧野 充芳, 中村 修士, 佐野 與志雄
    原稿種別: 本文
    1995 年 19 巻 2 号 p. 49-54
    発行日: 1995/01/19
    公開日: 2017/10/13
    研究報告書・技術報告書 フリー
    カラーPDPでは一画面表示期間を発光輝度に重み付けをした複数のサブフィールド(SF)に分割し、これらを階調レベルに応じて選択発光することで多階調表示を実現している。この時、比例関係となるべき発光回数と輝度の関係が保たれない、いわゆる輝度飽和現象が生じている。輝度飽和現象を検討したところ蛍光体発光の減衰が遅いことが重要な一因であることがわかった。そこで蛍光体発光が指数関数的に減衰するとして計算式を導き、単純な連続発光での発光輝度を計算すると実験結果に合致した。さらに同じ計算モデルで8SF分割による256階調輝度を計算し、SF分割による多階調表示の問題点を発見するとともにその対策について検討した。
  • 冨田 和男, 十時 康治, 御子柴 茂生
    原稿種別: 本文
    1995 年 19 巻 2 号 p. 55-60
    発行日: 1995/01/19
    公開日: 2017/10/13
    研究報告書・技術報告書 フリー
    プラズマディスプレイパネル(PDP)内に発生するAC放電には壁電荷が重要な役割を果す。AC/DCハイブリッド型PDP(AC/DC-PDP)はDC放電で壁電荷を生成し、AC放電で表示を行うため、2つの機能が分離されており壁電荷の効果を容易に測定するができる。本研究ではAC/DC-PDPを用いて壁電荷の測定を行なった。その結果、壁電荷の蓄積および拡散にはDC放電印加期間のAC電極の(直流)電位差が重要な役割を果たすことが確認できた。この性質を利用して、表示アドレスおよび消去アドレスにDC放電を用いるパネル駆動方法を提案する。
  • 増田 健夫, 山口 高弘, 御子柴 茂生, 鴻上 明彦
    原稿種別: 本文
    1995 年 19 巻 2 号 p. 61-66
    発行日: 1995/01/19
    公開日: 2017/10/13
    研究報告書・技術報告書 フリー
    フィールド内パルス輻(あるいはパルス数)変調階調表示方式を用いたマトリクスディスプレイにおいて動画を表示した際に、階調が滑らかに変化している部分に擬似輪郭と類似のノイズがしばしば観測される。この擬似輪郭状ノイズは、階調レベルが例えば127(ビット0〜6で構成)から128(ビット7で構成)へと変化するような特定の位置に現れることがわかった。この原因は、各ビットから成る発光シーケンスの時間的不均一性が、像の動きを人の目が追従することによって、空間的不均一性に変換されるためである。このノイズは、上位ビットの発光期間を分割することによって低減することができる。
  • 原稿種別: 付録等
    1995 年 19 巻 2 号 p. App1-
    発行日: 1995/01/19
    公開日: 2017/10/13
    研究報告書・技術報告書 フリー
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