カラーTFT-LDCの用途拡大に伴い,高輝度且つ広視角なバックライトが必要となっている。現在主流のエッジライト方式バックライトの光利用効率,及び輝度と視野角の関係について今までに調査,報告を行ってきた。そして,拡散フィルムとプリズムアレイフィルムの最適な組み合わせを見つけた。本論文では,今までに報告してきた高効率化技術を利用するとともに,バックライトシステムとしてトータルで見た今後の開発方向をあきらかにした。これらの技術を応用することにより,低電力,高輝度,広視角バックライト(管入力消費電力2.5W,表面輝度2,600cd/m^2)を開発した。
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