テレビジョン学会技術報告
Online ISSN : 2433-0914
Print ISSN : 0386-4227
20 巻, 16 号
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  • 原稿種別: 表紙
    1996 年 20 巻 16 号 p. Cover1-
    発行日: 1996/02/29
    公開日: 2017/10/13
    研究報告書・技術報告書 フリー
  • 原稿種別: 目次
    1996 年 20 巻 16 号 p. Toc1-
    発行日: 1996/02/29
    公開日: 2017/10/13
    研究報告書・技術報告書 フリー
  • 山田 昇, 北浦 英樹, 河原 克己, 長田 憲一
    原稿種別: 本文
    1996 年 20 巻 16 号 p. 1-6
    発行日: 1996/02/29
    公開日: 2017/10/13
    研究報告書・技術報告書 フリー
    昇温バランス構成の相変化光ディスクは光学的な設計上の理由から、熱放散効率の低い、いわゆる徐冷構成を採っている。このため、線速度が低くなると熱負荷が増大し、繰返し回数が低下するという課題かあった。そこで、今回、記録層(Ge-Sb-Te)を挾む誘電体保護層(ZnS-SiO_2)の一部を熱膨張率の小さいSiO_2膜(40nm)で置き換えることで、繰返し性能の向上を試みた。試作した6層構成ディスクの繰返し回数は、従来の4層構成ディスクの1桁近い増加を示し、線速度12m/sの条件で50万回の繰返し記録(0.65μm/bit)を達成できた。また、その許容パワー幅も>20%(λ : 680nm, N.A. : 0.60)と大きいことが確認できた。
  • 大久保 修一, 村畑 美智雄, 本田 ひろ子, 岡田 満哉
    原稿種別: 本文
    1996 年 20 巻 16 号 p. 7-12
    発行日: 1996/02/29
    公開日: 2017/10/13
    研究報告書・技術報告書 フリー
    赤色レーザを用いた高線速高密度マークエッジ記録及びランド/グルーブ記録に適したSi反射膜光ディスクを開発した。Si反射膜上に誘電体干渉層を設けることにより、吸収率を制御しつつ、C/Nを向上させられることを見いだした。誘電体干渉層は、結晶・非晶質間の光学位相を変化させる機能も有しており、ランド・グルーブ記録に適した光学特性を実現するのに有効である。今回開発したSi反射膜ディスクにより、クロス消去の影響を受けることなく、最短ビット長0.33μm、トラックピッチ0.6μmが実現可能であることを確認した。
  • 佐々木 良弘, 関根 祥平, 中西 秀一
    原稿種別: 本文
    1996 年 20 巻 16 号 p. 13-16
    発行日: 1996/02/29
    公開日: 2017/10/13
    研究報告書・技術報告書 フリー
    シリコン反射膜を用いたランド/グループ記録対応φ120mm相変化ディスクを用い、両面で10.4GBの総記録容量を有する書き換え可能な光ビデオディスクレコーダを試作した。ビーム径1μm以下の微小スポットの光ヘッドを用い、ランド/グループ順次記録を行った。また、記録符号として(1,7)RLL符号を用い、PRML再生を行うことにより、面記録密度3.3Gb/in^2を実現した。さらに、映像信号を25Mbpsに圧縮記録することにより、ディスク両面で約40分の高品質再生画像を得ることができた。
  • 吉年 慶一, 茨木 晃, 庄野 昌幸, 別所 靖之, 広山 良治, 新名 達彦
    原稿種別: 本文
    1996 年 20 巻 16 号 p. 17-22
    発行日: 1996/02/29
    公開日: 2017/10/13
    研究報告書・技術報告書 フリー
    AlGaInP半導体レーザは、高密度光ディスク用として、短波長, 低動作電流, 高温動作、及び低雑音特性が要求されている。我々は、630nm帯AlGaInP系赤色半導体レーザにおいて、初めて活性層に歪補償型MQW構造を導入することにより、シングルモード素子で、しきい値電流33mA, 自励発振型素子で、しきい値電流48mA, 相対雑音強度(RIN)7×10^<-14>Hz^<-1>以下の特性を実現することができた。
  • 大林 元太郎, 薙野 邦久, 信正 均, 廣田 草人
    原稿種別: 本文
    1996 年 20 巻 16 号 p. 23-28
    発行日: 1996/02/29
    公開日: 2017/10/13
    研究報告書・技術報告書 フリー
    PdGeSbTeの4元系記録膜で構成された相変化光ディスクに、最短マーク長0.53μmの条件でエッジ記録を行ったところ、10^4回オーバーライト後も前端ジッタ、後端ジッタはともに、ウィンドウ幅の10%以下であった。さらに、トラックピッチ0.7μmでランド・グルーブ記録を行ったところ、クロストーク、クロスイレーズの影響が小さく、両隣接トラック10^4回オーバーライト後もジッタはウィンドウ幅の10%以下であった。
  • 中根 和彦, 長沢 雅人, 大畑 博行, 島元 昌美, 駒脇 康一, 五嶋 賢治, 石田 禎宣
    原稿種別: 本文
    1996 年 20 巻 16 号 p. 29-34
    発行日: 1996/02/29
    公開日: 2017/10/13
    研究報告書・技術報告書 フリー
    書換形ディジタルビデオディスクに適したSS-L/G記録方式の概要と、ZCLV方式に適用時に懸念された問題であるL/G切替点の正確な検出、ゾーン境界通過中の回転整定待ちの解決策を示した。(1)プリフォーマットID内のL/Gトラック情報、ID配列の変位方向の検出、ゾーン識別マーク、を併用することにより、L/G切替点を高い信頼度で検出する。(2)プリフォーマットID内にゾーン識別マークを付加することにより、ゾーン間シーク時の同期引き込みを改善して、アクセス性能を向上する。(3)ゾーン境界部に遷移領域を設け、境界部通過時にディスク回転数を変化させることにより、記録再生を中断することなく連続的に実行する。以上により、ビデオ用にもデータ用にも好適なディスクフォーマットを構成することができる。
  • 馬場 一隆, 林 一英, 八巻 城, 宮城 光信
    原稿種別: 本文
    1996 年 20 巻 16 号 p. 35-40
    発行日: 1996/02/29
    公開日: 2017/10/13
    研究報告書・技術報告書 フリー
    島状金属薄膜を用いた追記型光記録媒質について実験的に検討した。金属材料として金、銀、銅、アルミニウムを用い、加熱処理による光学特性変化を調べた結果、銀と銅が特に有利な材料であることが示された。次に、波長820nmのレーザ光を用いて、微細なマークが形成され得ること、レーザ照射により加熱処理した場合と同様の光学特性の変化が得られていることが示された。さらに、銀を用いたCD互換追記型光ディスクの実現可能性についても検討された。これらの実験結果を通して、島状金属薄膜は、追記型光ディスク用の記録媒質として有望であることが示された。
  • 原稿種別: 付録等
    1996 年 20 巻 16 号 p. App1-
    発行日: 1996/02/29
    公開日: 2017/10/13
    研究報告書・技術報告書 フリー
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