水文・水資源学会誌
Online ISSN : 1349-2853
Print ISSN : 0915-1389
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29 巻 , 1 号
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巻頭言
  • 沖村 孝
    29 巻 (2016) 1 号 p. 1-4
    公開日: 2016/04/15
    ジャーナル フリー
     In Japan, debris disasters often took place caused by intense rainfall that intensity is more than 70~80 mm/hr. Other characteristics of these intense rainfalls are as follows; 1) affected areas was small within limited areas, and 2) continued period was very short such as 1~5 hours. From 2010 to 2015 years, many debris flows took place by these intense rainfalls and many lives were killed by these debris flows. In order to save human lives from these debris disasters, evacuation is very important in addition to construct check dams. Such evacuation may be achieved by the risk information about for hazardous site and time. For the purpose to mitigate debris disasters, three wears, hard (to construct disaster prevention structures), soft (to delineate hazard area and to push risk information) and human (to participate in evacuation training and to evacuate), are pointed as important measures.
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学会賞受賞記念寄稿
原著論文
  • 奥泉 宗一郎, 中津川 誠 , 臼谷 友秀
    29 巻 (2016) 1 号 p. 32-43
    公開日: 2016/04/15
    ジャーナル フリー
     近年,異常気象により大規模な洪水被害が頻発している.これらの被害を未然に防ぐため,いついかなる場所でも流出量や水位を推定できる手法の必要性が高まっている.そのためのツールとして,複雑な手順を経なくても流出計算ができるソルバー,iRIC SRMが開発された.SRMには雨量と流量を入力することで,貯留関数法のモデルパラメータを最適化する機能がある.また,雨量とモデルパラメータを入力する事で,流量計算を行う機能がある.この際,観測流量データの得られない流域においては,パラメータを最適化することができないため,流出計算の妥当性を検証することが困難である.本研究では,流域界と表層地質の抽出,流域平均雨量の推定をGISを用いて行い,パラメータを推定する手法について検討を行った.具体的には事例毎に最適化したパラメータと,地質面積比率を変数とした重回帰式に基づくパラメータによる計算流量を比較した.結果,地質設定パラメータにおいてもNASH係数0.7程度の精度で流出計算が可能であることがわかった.以上より,本手法を用いれば,日本のどの地点においても容易にかつ妥当な流出計算が可能であることを示した.
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  • 濱 侃 , 早崎 有香 , 望月 篤 , 鶴岡 康夫, 田中 圭, 近藤 昭彦
    29 巻 (2016) 1 号 p. 44-54
    公開日: 2016/04/15
    ジャーナル フリー
     ラジコン電動マルチコプターは,カメラやセンサーを搭載し,小型UAVとして近接リモートセンシングにおけるプラットフォームとして利用可能で,環境研究や実利用に関するさまざまな応用が考えられるようになった.近接リモートセンシングの課題の中で,農作物の生産管理は重要な課題の1つである.これまで日本の基幹作物である米においては,広域リモートセンシング(衛星,航空機)を活用し,生育量,収量,食味判定などの推定,予測が行われているが,雲量による観測確実性の低下,運用コストが課題である.そこで本研究では,水稲の生育モニタリングについて小型UAV,SfM-MVSの併用による,高い時間および空間分解能の空撮画像の取得に基づく詳細な生育状況モニタリングを試みた.NDVIの観測結果から,栽培条件を変えた区画ごとの生育状況の差が詳細かつ明瞭に観測され,追肥量の調整などの生育管理の可能性を示すことができた.また,SfM-MVS技術で作成可能な3次元地表面モデルを用いた群落高計測,NDVIを用いた生育量推定および倒伏予測モデルでは,生育状況の実測にUAVを用いた本研究の手法を代用できる可能性が示唆された.
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解説シリーズ「都市気象学の体系化に向けた最近の研究から」
  • 神田 学
    29 巻 (2016) 1 号 p. 55-56
    公開日: 2016/04/15
    ジャーナル フリー
  • 森脇 亮
    29 巻 (2016) 1 号 p. 57-67
    公開日: 2016/04/15
    ジャーナル フリー
     渦相関法を用いた地表面フラックスに関する研究は平原・海上・森林といったフィールドにおいて先行して行われてきたが,1990年代以降,都市域においても渦相関法を用いたフラックスの観測事例が増えてきた.フラックス観測データの蓄積により都市-大気間のエネルギー収支の定量的な把握が進んでいるが,一方,都市における熱収支は裸地や植生におけるそれとは異なる取り扱いが必要であることも明らかになっている.本稿では都市接地層で行われるフラックス観測について,適切な観測サイトの選定方法,観測高度の設定,観測を行う際に留意すべき事項,熱収支の考え方について解説する.また熱収支・CO2 フラックスの時間・季節変化の特徴,発生/吸収源などについて,これまで得られている知見を,著者らの研究を中心にまとめた.最後に,都市版のフラックスネットとして立ち上げられたUrban Flux Networkについて紹介しながら,近年の研究動向などを解説する.
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