水文・水資源学会誌

水文・水資源学の周辺

末石冨太郎

1992 年 5 巻 1 号 p. 1-3
発行日: 1992/03/20
公開日: 2009/10/22

DOIhttps://doi.org/10.3178/jjshwr.5.1_1

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近年の台風の発生と上陸について

青木孝

1992 年 5 巻 1 号 p. 4-9
発行日: 1992/03/20
公開日: 2010/02/10

DOIhttps://doi.org/10.3178/jjshwr.5.1_4

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水環境を守る住民運動

―水郷水都全国会議の歴史と展望―

木原啓吉

1992 年 5 巻 1 号 p. 10-14
発行日: 1992/03/20
公開日: 2009/10/22

DOIhttps://doi.org/10.3178/jjshwr.5.10

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森林土壌におけるパイプ流の特性

北原曜

1992 年 5 巻 1 号 p. 15-25
発行日: 1992/03/20
公開日: 2010/02/10

DOIhttps://doi.org/10.3178/jjshwr.5.1_15

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熱収支法による樹冠遮断量の推定と観測との比較

近藤純正, 石井正典

1992 年 5 巻 1 号 p. 27-34
発行日: 1992/03/20
公開日: 2010/02/10

DOIhttps://doi.org/10.3178/jjshwr.5.1_27

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熱収支法による遮断蒸発能の式と降水日の気象資料を用いて,遮断蒸発量を推定した.さらに,既往の水収支法による測定値と比較し,推定式の実用性を調べた.その結果,熱収支法による今回の遮断蒸発量の推定式は樹冠が密(樹冠疎密度=80～100%)の場合に応用できることがわかった.また,気象環境が異なっている盛岡,名古屋,宮崎の年遮断率は年降水量が大きくなるにつれて小さくなることがわかった.

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アメリカ合衆国における月降水量の空間分布特性

砂田憲吾, 小西徹, 竹本真也

1992 年 5 巻 1 号 p. 35-41
発行日: 1992/03/20
公開日: 2010/02/10

DOIhttps://doi.org/10.3178/jjshwr.5.1_35

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88年に北米地域に記録的な渇水が生じたが,この種の事象の客観的総括的な評価のためには,その激しさと空間的広がりとを同時に考慮する必要がある.本研究では,渇水を念頭にその原因である降水量に注目し,数千kmオーダーの広域を範囲とする月降水量資料に基づいて,その空間的分布特性の基礎的解析を行った。データはほぼ同一(Cf)気候域に属す合衆国本土内の観測点176地点の1984年から1988年までの5年間のものが用いられた.まず,多雨域と少雨域の特徴を分離して抽出し,それぞれの強度(平均値からの変動強度)と空間スケールを統計的手法に基づいて新たに定義した.多雨・少雨に関するそれらの指標をもとに降水の分布特性,年変動特性を考察した.続いて,変動強度と空間スケールを同時に考慮する生起確率分布を試算して,多雨・少雨事象の評価法を例示した.さらに,同時に得られるもう一つの空間スケールの特徴的距離(第2空間スケール)と大規模な気圧配置とを比較考察した.解析の結果,多雨については変動強度が,少雨についてはその空間的スケールが重要であること,88年渇水は特にその空間的規模の大きい激しい少降水状況であったこと,第2空間スケールは高低気圧間の距離に対応することなどが分かった。

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土壌水分移動の蒸発抑制効果をバケツ型貯留モデルへ導入するパラメータ化手法の提案

谷誠

1992 年 5 巻 1 号 p. 43-50
発行日: 1992/03/20
公開日: 2009/10/22

DOIhttps://doi.org/10.3178/jjshwr.5.43

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土壌水分移動による蒸発抑制についてその物理性を検討し,その機能を底面が不透水であるバケツ型の貯留モデルに導入した.まず,不飽和浸透理論(リチャーズ式)により,一定の可能蒸発強度が与えられたときの土壌水分移動過程を計算し,蒸発抑制が始まる直前の圧力水頭分布を求めた.次にこの分布を直線で近似し,蒸発抑制直前の貯留量を計算し,これと与えられている可能蒸発強度との近似関係式を導いた.この式は,任意の貯留量に対する最大の蒸発強度を与え,貯留モデルの蒸発抑制機能の一表現方法とみなせる.

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農業開発と農業用水開発に関する計画原案作成エキスパートシステム

中村良太, 築山弘毅

1992 年 5 巻 1 号 p. 51-56
発行日: 1992/03/20
公開日: 2009/10/22

DOIhttps://doi.org/10.3178/jjshwr.5.51

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研究の目的は,農業用水と農業開発の計画の原案を作成する段階のモデル化である.方法としては,種々の技術者の聞き取りなどから,エキスパートシステムとしてのプログラムを作成することを用いた.モデルでは,まず,計画は対象地域について,その問題点を診断し,その結果から将来の状態を予測を行い,それに対して対策を立てる.対策の検討は,大きな分類から検討を始め,順次細かい対策へと検討を進め,それらの組み合わせから,どの項目を行うべきかの提言が示される.水利開発は農業開発の一部分をなし,互いに関連し合う.この両方の専門家の意見の間の変換プログラムを含め,実際に稼働可能なシステムを試作できた.

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シンポジウム『リモートセンシングの将来と水文・水資源学の発展』報告

川村宏, 武田喬男, 小池俊雄, 増子治信, 森山隆, 小池俊雄

1992 年 5 巻 1 号 p. 57-76
発行日: 1992/03/20
公開日: 2009/10/22

DOIhttps://doi.org/10.3178/jjshwr.5.57

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「陸上生態系の水循環とその気候形成への影響」第2回研究会報告

谷誠

1992 年 5 巻 1 号 p. 80
発行日: 1992/03/20
公開日: 2009/10/22

DOIhttps://doi.org/10.3178/jjshwr.5.80

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『リモートセンシングを用いた水循環過程の解明』研究グループ

小池俊雄

1992 年 5 巻 1 号 p. 81
発行日: 1992/03/20
公開日: 2009/10/22

DOIhttps://doi.org/10.3178/jjshwr.5.81

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水文・水資源学会研究グループ「AIによる水資源システムの高度利用化」

第5回研究回報告

堀智晴

1992 年 5 巻 1 号 p. 82
発行日: 1992/03/20
公開日: 2010/02/10

DOIhttps://doi.org/10.3178/jjshwr.5.1_82

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タレス同人からの報告

1992 年 5 巻 1 号 p. 85-86
発行日: 1992/03/20
公開日: 2009/10/22

DOIhttps://doi.org/10.3178/jjshwr.5.85

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シリーズ「発想のたまご」

増田耕一, 岩崎福久

1992 年 5 巻 1 号 p. 87-88
発行日: 1992/03/20
公開日: 2009/10/22

DOIhttps://doi.org/10.3178/jjshwr.5.87

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シリーズ「若手のページ」―X

沼口敦

1992 年 5 巻 1 号 p. 88
発行日: 1992/03/20
公開日: 2009/10/22

DOIhttps://doi.org/10.3178/jjshwr.5.1_88

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流速・流量の現地観測への誘い

山口高志

1992 年 5 巻 1 号 p. 89
発行日: 1992/03/20
公開日: 2009/10/22

DOIhttps://doi.org/10.3178/jjshwr.5.89

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