Journal of Veterinary Medical Science
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53 巻 , 6 号
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  • 大迫 誠一郎, 九郎丸 正道, 西田 隆雄, 林 良博
    1991 年 53 巻 6 号 p. 969-974
    発行日: 1991/12/15
    公開日: 2008/02/15
    ジャーナル フリー
    ハムスター精巣のホモジネートをBALB/cマウスに免疫することにより38種のモノクローナル抗体産生ハイブリドーマを作製した. 蛍光抗体法により組織化学的にそれらの反応性を観察したところ, 6種の抗体は精子細胞の先体に反応し, 他の2種の抗体1Al1および4D8は先体以外の精子細胞構成要素に反応した. また抗体1C9および4D3は, イムノブロットでともに103キロダルトン(kDa)の蛋白を認識することが確認されたが, これらの抗体は精母細胞と初期精子細胞に特異的に反応し, 後期精子細胞および精子には反応しないため, この蛋白が減数分裂または精子形成に関与する機能的な蛋白であることが示唆された. さらに4種の抗体(3G2, 2E5, 2G3, 3F10)は, 全ステージの精細胞に反応し, そして残る24種の抗体は基底膜に反応した. その中の2種(3D6, 3E5)は, 細胞外基質の一種と思われる約150 kDa以上の蛋白を認識した.
  • 加藤 憲夫
    1991 年 53 巻 6 号 p. 975-979
    発行日: 1991/12/15
    公開日: 2008/02/15
    ジャーナル フリー
    エストラジオールレセプターはI型とII型に分類される. II型レセプターは妊娠中の免疫抑制等, 免疫応答の抑制に重要と考えられている. 本研究はラット脾臓におけるII型レセプターの存在, 及びレセプター濃度がエストラジオール投与により, また, 妊娠中にどう分布変化するかを調べるために企画された. スカッチャード解析により, II型レセプターがラット脾臓に存在することが示され, 解離定数はサイトゾルで3.23×10-9M, 核で4.29×10-9Mであった. 本レセプターはエストラジオールとジエチルスチルベストロールに特異性を持つが, プロメゲストン, メチルトリエノロン, デキサメサゾンに対しては持たなかった. ラットにエストラジオールを投与すると, 核レセプター濃度の増加及びそれに伴うサイトゾルレセプターの低下が見られた. 妊娠中には核レセプター濃度が増加したが, サイトゾルレセプター濃度は変化しなかった. 妊娠ラット脾臓より得られたレセプターの解離定数は4.77×10-9M (サイトゾル)及び7.20×10-9(核)で, 非妊娠コントロールと同様の値が得られ, 妊娠中のII型レセプター変化が量的であることが示唆された.
  • 片岡 潤, 稲葉 右二, 鐵 伸弘, 柴田 勲, 吉木 研一, 出水田 昭弘, 平原 正
    1991 年 53 巻 6 号 p. 981-987
    発行日: 1991/12/15
    公開日: 2008/02/15
    ジャーナル フリー
    仮性狂犬病ウイルスの赤血球凝集(HA)素は, 4゜, 22゜または37℃においてマウス赤血球(RBC)に容易に吸着したが, 牛赤血球には吸着しなかった. RBCに吸着したHA 素は緩衝食塩液(PBS)に再浮遊しても, 37℃または50℃に加温しても, ノイラミニダーゼで処理しても赤血球から解離しなかった. マウスRBCのHA素のレセプターはトリプシンで不活化されたがノイラミニダーゼ, デオキシコール酸ナトリウム(DOC), 過ヨウ素酸カリウム(KIO4), ジチオトレイトール(DTT), 2-メルカプトエタノール(2-ME)およびホルマリンでは不活化されなかった. HA素はトリプシン, α-アミラーゼ, ペプシン, DOC, KIO4およびエチレンジアミン四酢酸二ナトリウム(EDTA)で不活化されたがパパイン, β-グルコシダーゼ, ホスホリパーゼC, ノイラミニダーゼ, DTT, 2-ME, ツィーン80, エチルエーテル, クロロホルム, トリクロロトリフルオロエタン, β-プロピオラクトンおよびホルマリンで不活化されず, HA素の活性には糖タンパク質の関与が示唆された. HA素は37℃またはそれ以下の温度で安定であったが, 60℃またはそれ以上で不安定であった. HA素の活性は紫外線照射に対し抵抗性であったが, 感染性は非常に感受性であった. HA素と感染性は48,000×g 3時間の超遠心によって容易に沈殿した. ショ糖密度勾配平衡遠心により, HA活性のピークと感染性のピークは密度1.22g/mlの分画で一致し, ピーク分画のHA活性はウィルス粒子と結びついていると思われた. ノニデットP-40でウイルスを処理することによって, HA活性は被膜を持った分画のみに認められたことから, HA素はウイルス粒子の被膜に存在していることがうかがえた.
  • 清宮 幸男, 大島 寛一, 伊藤 博, 小笠原 信幸, 松木田 裕子, 結田 康一
    1991 年 53 巻 6 号 p. 989-994
    発行日: 1991/12/15
    公開日: 2008/02/15
    ジャーナル フリー
    A農場において1987および1988年, 約600頭の雌牛から86頭の虚弱子牛あるいは早死産子が分娩された. 母牛に対し約30gの海草粉末を毎週2ないし3度の間隔で投与した後の1989および1990年には, 異常分娩は虚弱子牛の顕著な減数により36頭に減少した. これらのなかから死産子を含む23例の子牛について病理学的検索を行った. 海草粉末投与前の18例の甲状腺平均重量は36.3±28.6gであり, 組織学的に中程度以上のび漫性過形成性甲状腺腫が12例(67%)にみられた. 海草粉末投与後の5例では, それらの値はそれぞれ12.0±3.4gおよび0例であった. これらの結果から虚弱子牛の誕生に甲状腺腫が関連していることが示唆された. また, A農場と異常分娩の散発が知られているB農場における甲状腺腫の浸潤率を推察するため, 1986年にアカバネ病に羅患した両農場の37例の新生子牛について病理学的検索を行った結果, A農場の13例中7例(54%)およびB農場の24例中1例(4%)が中程度以上の組織学的甲状腺腫病変を保有していた. 両農場にはアブラナ科の"イヌガラシ"が散在していた. A農場およびB農場の牧草のヨウ素含量は乾物重量当たりそれぞれ87および121μg/kgと低値を示した. 甲状腺腫の原因として, ヨウ素の不足とイヌガラシ由来のチオシアネイトが関与していることが考えられた.
  • 長谷川 貴史, 長谷川 篤彦
    1991 年 53 巻 6 号 p. 995-999
    発行日: 1991/12/15
    公開日: 2008/02/15
    ジャーナル フリー
    ビオチン化ヒトインターロイキン1α(IL- 1α) cDNAをプローブとしたin situハイブリダイゼーション法を用い, FIPと病理学的に診断された49症例のIL-1αmRNA発現細胞の分布を検索した. 個体差はあるもののFIP罹患ネコでは, IL-1αmRNA発現細胞は大網を含めた臓側腹膜, リンパ組織, 肝臓, 腎臓, 膵臓, 消化管, 肺, 胸膜, 脳, 眼結膜, 骨髄など種々の臓器に観察された. その多くはFIPの主病変部である臓側腹膜の局所炎症反応部に分布していた(27.8±5.1/mm2). 形態学的検査によりこれらの細胞は浸潤性マクロファージであることが示唆された. しかし, 他の臓器ではIL-1αmRNA発現マクロファージは少なかった. 以上のことより, 臓側腹膜局所炎症反応部の浸潤性マクロファージより産生されたIL-1αはFIP炎症反応の誘導と進展に重要な役割を果たしていることが示唆された.
  • 松木 直章, 田村 誠司, 小野 憲一郎, 亘 敏広, 後飯塚 僚, 山野辺 啓, 平賀 敦, 久保 勝義, 高木 茂美, 長谷川 篤彦, ...
    1991 年 53 巻 6 号 p. 1001-1007
    発行日: 1991/12/15
    公開日: 2008/02/15
    ジャーナル フリー
    ウマの運動に伴う骨格筋障害および溶血の発現と膜リン脂質過酸化反応との関連を明らかにするため, 運動負荷前後の中臀筋生検試料および赤血球について, リン脂質各分画の過酸化物, 遊離マロンジアルデヒド(MDA)および蛋白結合MDAを定量し, その変動を観察した. 中臀筋試料中のフォスファチジルエタノールアミン(PE)過酸化物は運動24時間後に増加した. また, 運動後の中臀筋では蛋白結合MDAが増加した. 一方, 赤血球では運動24時間後にPE過酸化物が特異的かつ有意な減少を示した. また, 蛋白結合MDAは運動5分後に有意に増加し, 運動24時間後には前値レベルまで低下した. これらのことから, PEはその他のリン脂質分子種と比較して過酸化反応に対する感受性が高いことが明らかになった. さらに, 運動後に認められた蛋白結合MDAの蓄積はウマの運動に伴う骨格筋障害および溶血の発現に関与しているものと考えられた.
  • 島田 章則, 浅田 有規, 大浦 良三, 梅村 孝司
    1991 年 53 巻 6 号 p. 1009-1012
    発行日: 1991/12/15
    公開日: 2008/02/15
    ジャーナル フリー
    多くの哺乳動物の長骨の骨髄腔には, 通常, 出生時に骨髄が存在する. 本研究は, 出生時および出生後の子豚の骨髄腔を埋める骨組織の存続について報告するものである. 子豚の長骨の骨髄腔は海綿骨によってほとんど占められていた. 骨髄腔内に存続する海綿骨, すなわち骨髄骨は若い個体ほど顕著で, 年齢の推移とともにそれは消失していった. 90日齢までには骨髄骨はほぼ消失し, その結果, 骨髄腔領域が増大した. 骨髄骨が消失していく過程で, 破骨細胞の大きさおよび数が有意に(P<0.05)増加するのが認められた. 短骨および偏平骨においても骨髄骨の骨小柱は年齢とともに薄くなった. 肝臓および脾臓における髄外造血は30日齢まで活発であった. 骨髄骨の存続によって骨髄腔容積が減少しているため, 骨髄での造血が貧弱となり, その結果代償性髄外造血が惹起されたのではないかと推察された. 以上のことから, 骨髄骨の存続はいわゆる子豚の貧血の病理発生を考える上で興味深い所見であると思われた.
  • 武田 真記夫, 平澤 健介, 土井 邦雄
    1991 年 53 巻 6 号 p. 1013-1017
    発行日: 1991/12/15
    公開日: 2008/02/15
    ジャーナル フリー
    脳心筋炎ウイルスD株(103 PFU/head)を腹腔内接種した8週齢のDBA/ 2雄マウスの中枢神経病変を接種28日後まで検索した. 中枢神経のウイルス力価は4日後にピークに達し, 28日後までに消失した. 病理組織学的には6日後に, 大脳の海馬と扁桃核, 小脳の顆粒細胞層および胸髄と腰髄の腹角にウイルス抗原を含む神経細胞の変性・壊死が認められた. 脊髄ではこの他, 6日後に腹索と側索で脱髄病変がみられ, 10日後には海綿状病巣の形成がみられた. こうしたウイルス学的および病理学的所見に対応して, 6日後の数例で後肢麻痺が観察され, その出現頻度は10日後には急増し, 約60%に達した.
  • 山下 和人, 藤永 徹, 奥村 正裕, 滝口 満喜, 角田 修男, 水野 信哉
    1991 年 53 巻 6 号 p. 1019-1024
    発行日: 1991/12/15
    公開日: 2008/02/15
    ジャーナル フリー
    抗ウマCRPウサギ血清を用いた単純放射免疫拡散(SRID)法により, 臨床的に正常なウマの加齢および周産期におけるCRPの血中動態および実験的に炎症を作出したウマにおけるCRPの血中動態を検討した. 初乳未摂取の新生子の血清CRP濃度は雌雄ともに測定限界以下であったが, 幼齢期に上昇し, 青壮年期に低値を示し, 以降やや増加して安定するという加齢性の変化を示した. 周産期には, 分娩時および分娩後2か月目から4か月目の血清CRP濃度上昇および分娩2か月前の低下を認めた. 炎症刺激後24時間目より血清CRP濃度は上昇し, 3~5日目で処置前の3~6倍に達し最高値を示した. その後低下し14日目には処置前値に回復した. 以上の成績から, ウマにおいでもCRPは急性相蛋白であることが判明した.
  • 筒井 敏彦, Stewart R. Dennis
    1991 年 53 巻 6 号 p. 1025-1029
    発行日: 1991/12/15
    公開日: 2008/02/15
    ジャーナル フリー
    犬のリラキシン分泌母地を明らかにするため, ビーグル12頭, 雑犬23頭を妊娠させ, (1)無処置対照群, (2)妊娠45~50日に卵巣摘出群, (3)妊娠35, 40日, 分娩後3日に子宮摘出群, (4)妊娠21~49日卵巣と子宮および胎盤組織採取群, (5)妊娠21~60日に卵巣静脈, 子宮静脈, 胎子心臓血, 羊水, 尿水採取群の5群に区分し, 各群で採取した血液および各組織中のリラキシンを測定した. その結果, 末梢血中のリラキシンは妊娠20日ではじめて検出され, 35日で最高に達し, 分娩までこの値を維持した後急激に減少した. また, 子宮摘出後は2~3日でリラキシンは末梢血中に検出できなくなった. 組織中のリラキシンは黄体, 子宮では低値で, 胎盤では高値を示した. これらのことから, 妊娠犬のリラキシンの分泌母地は胎盤であることが明らかとなった.
  • 尼崎 肇, 松本 敏, 鷹栖 雅峰, 醍醐 正之
    1991 年 53 巻 6 号 p. 1031-1036
    発行日: 1991/12/15
    公開日: 2008/02/15
    ジャーナル フリー
    本研究は, 胎生期におけるウシ口蓋ヒダ形成過程における細胞外基質(ECM)としてファイブロネクチン, ラミニン, I型およびIV型コラーゲンおよび炭酸脱水酵素アイソザイムIII(CA-3)の組織内発現をそれらの特異抗体を用いた免疫組織化学によって検索したものである. ウシの口蓋ヒダは, 発生初期においてその予定形成部に上皮細胞のプラコードと間充織細胞の凝集を示していた. さらにヒダは単純な上方への隆起を開始し, ついでヒダの遊離縁は後方に向って傾斜しながら成長していた. また, 今回観察したECMは, 口蓋ヒダの予定形成部位を決定するような直接的な関係を示す結果を得ることができなかったが, ラミニンはCRL 7cmの脂仔のプラコード直下の基底膜からのみ消失していた. またCA-3は, CRL 21cmより大きい胎仔の口蓋ヒダの基部の上皮基底層でのみ強い発現が認められた. 本実験結果から, ラミニンとCA-3が, ウシ口蓋ヒダの形状決定になんらかの役割を演じている事が示唆された.
  • 内田 和幸, 中山 裕之, 後藤 直彰
    1991 年 53 巻 6 号 p. 1037-1042
    発行日: 1991/12/15
    公開日: 2008/02/15
    ジャーナル フリー
    様々な年齢層のイヌ剖検例90例のアミロイド沈着について検索した. 脳では28例(平均年齢13.7歳)の髄膜や大脳皮質の中小動脈および毛細血管にアミロイドの沈着が認められ, 脳血管アミロイド症に関連していると思われる脳出血も高齢犬(平均年齢12.1歳)で高頻度に認められた. 老人斑は12例(平均年齢13.2歳)の大脳皮質に観察され, diffuse plaqueが, primitive, およびclassical plaqueに比べ多かった. 脳血管アミロイド症の見られた個体の脳以外では消化管粘膜下織の血管周囲にアミロイド沈着が高率に見られ, その他心, 肺, 肝, 甲状腺の血管壁および心弁膜にもアミロイド沈着が認められた. 今回の検索で見られたアミロイドは全て過マンガン酸処理に抵抗性を示した.
  • 片岡 康, 播谷 亮, 森 昌昭, 木嶋 真人, 杉本 千尋, 中澤 宗生, 山本 孝史
    1991 年 53 巻 6 号 p. 1043-1049
    発行日: 1991/12/15
    公開日: 2008/02/15
    ジャーナル フリー
    S. suis type 2のType Strain, 病豚由来株2株, 健康豚由来株2株を用いて, 5系統のマウスの感受性を調べた. その結果, C57BL/6, ICRおよびddYマウスはBALB/c およびSSマウスよりも S. suis type 2に対し低感受性であった. S. suis type 2の Type Strainと病豚由来株の2株は, 108 CFUの菌量を接種したときに, 接種マウスに敗血症, 髄膜炎を引き起こし60~100%のマウスが死亡した. 一方, 健康豚由来の2株を接種した場合には, わずかに臨床症状を示したのみで死亡するマウスはみられなかった. 死亡あるいは神経症状を示したマウスでは, 化膿性脳脊髄膜炎, 心筋炎, 眼球炎, 中耳炎および内耳炎が観察され, これらの病変部において免疫学的染色により S. suis type 2の菌抗原が確認された. また, マウスに対する有毒株と無毒株をブタに接種した場合には, マウスと同様の結果が得られた. 以上のように, BALB/cおよびSSマウスは S. suis type 2の実験感染モデルとして有用であることが判明し, S. suis type 2には有毒株と無毒株とが存在することが明らかとなった.
  • 千早 豊, 古澤 幸夫, 岡田 洋之, 松川 清, 松井 幸夫
    1991 年 53 巻 6 号 p. 1051-1058
    発行日: 1991/12/15
    公開日: 2008/02/15
    ジャーナル フリー
    過去10年間に剖検にふされた6ヶ月齢以下の仔ウシ406例に19例(4.7%)の深在性真菌症が認められた. 消化器系真菌症は, 19例のうち12例(63.2%)にみられた. 消化器系真菌症のなかで, ムコール症は91.7%(11/12例)と高い発生率を示し, ついでアスペルギルス症(41.7%), カンデイダ症(9.3%)の発生がみられた. ムコール症とアスペルギルス症は, 前胃, 第四胃および小腸において, 菌系の増殖と血栓を伴う出血性壊死果を特徴としていた. カンデイダ症は第三胃粘膜表層における偽菌糸と分生子を伴う角化充進を特徴としていた. 12例の消化器系真菌症のうち4例は, ムコール目とアスペルギルス属の消化器系における混合感染を示した. 肺アスペルギルス症は, 19例の仔ウシのうち10例(52.6%)に認められた. 肺において菌糸の増殖を伴う微小脳腫もしくはアステロイド・ボディがみられた. 消化器系と呼吸器系における重複感染は19例のうち3例(10.5%)にみられた. 播種性真菌症は1例のみにみられた. 仔ウシの消化器系真菌症において, 下痢に対する抗生物質の経口投与と早期離乳は重要な前駆要因と考えられた.
  • 小嶋 明廣, 岡庭 梓
    1991 年 53 巻 6 号 p. 1059-1063
    発行日: 1991/12/15
    公開日: 2008/02/15
    ジャーナル フリー
    ラット唾液腺涙腺炎(SDA)罹患ラットの肺からPRK細胞で分離された17株のSDAV分離株について中和試験による抗原性の違いを調べた. SDAV681株, 930-10株, および分離株のLu-3, Lu-4, Lu-7, の合計5株のウイルスに対するラット免疫血清を作製し, これらの抗血清と17株の分離株との間で中和試験を行ったところ中和反応のパターンにより分離株は3群に大別された. 第一群は抗930-10, 抗Lu-3, 抗Lu-4および抗Lu-7の4種類の抗血清で強く中和されるパターンを示し, 17株のうちの8株がこれに分類された. 第二群は抗Lu-3および抗Lu-4の2種類の抗血清のみと強く反応するパターンを示し, 6株のウイルスがこれに分類された. 残りの3株は5種類の抗血清のいずれともほヾ同程度に反応するというパターンを示し, 第三群に分類された. ウイルスが分離された時期的関係から3種類の抗原性の異なるウイルスは数度にわたるSDAの流行の際に不規則に, 時には2種類が同時に動物室に蔓延していたことが明らかになった.
  • 今井 邦俊, 前田 稔, 湯浅 襄
    1991 年 53 巻 6 号 p. 1065-1067
    発行日: 1991/12/15
    公開日: 2008/02/15
    ジャーナル フリー
    抗鶏貧血因子(CAA)鶏抗体を用いた免疫電顕法によりCAA感染MDCC-MSB1細胞培養上清中のCAA粒子の検出を試みた. CAA感染細胞由来の濃縮精製培養上清を抗CAA免疫グロブリン(Ig) G抗体と反応させて観察したところ, ウイルス様粒子の凝集塊が認められた. 凝集塊中の粒子の直径は平均21nm (19-25nm)であった. これに反して, 同じ精製材料をSPF鶏由来のIg Gと反応させた場合には単一の粒子は観察されたが, 凝集塊は見られなかった. 単一粒子の直径は凝集塊中の粒子とほぼ同じであった. 一方, 非感染細胞由来の濃縮精製培養上清中には, 抗CAA Ig抗体を反応させても凝集塊及び単一粒子は見られなかった. 次に, 今回の試験において行われた免疫電顕法の特異性を検討した. ビオチン化抗CAA Ig G抗体により凝集した粒子にストレプトアビジンー金コロイドコンジュゲイトを反応させたところ, 金コロイド粒子の特異的な結合が認められた.
  • 山海 直, 金山 喜一, 遠藤 克, 佐久間 勇次, 梅津 元昭, 正木 淳二
    1991 年 53 巻 6 号 p. 1069-1070
    発行日: 1991/12/15
    公開日: 2008/02/15
    ジャーナル フリー
    プロジェステロンの競合桔抗薬であるRU486を用いて犬, 猫の妊娠中絶を試みた. その結果, 犬においては, 妊娠初期~後期にRU486を投与された6例すべてに完全な妊娠中絶が認められた. 妊娠末期に投与された2例は分娩したが, RU486により分娩が誘起された可能性がある. 猫では, 供試5例のうち1例のみに妊娠中絶が認められ, またRU486による妊娠中絶後の受胎能力は正常であることが判明した. 試験期間を通してとくに顕著な副作用は認められなかった. 以上のことから, RU486は犬においては, 妊娠中絶の非外科的方法として十分に応用できることが明らかとなった. また, 猫においては, RU486により妊娠中絶できる可能性は示されたが, 今後, 投与時期や投与量などの詳細な検討が必要である.
  • 小俣 吉孝, 及川 弘, 神田 政典, 三日月 幸治, Claveria Florencia G., Dilorenzo Cecilia, ...
    1991 年 53 巻 6 号 p. 1071-1073
    発行日: 1991/12/15
    公開日: 2008/02/15
    ジャーナル フリー
    Isospora felis, Toxoplasma gondiiを経口接種したネコにおけるoocystの排泄, ならびに間接蛍光抗体法による血清中の抗I. felis・IgGおよびT.gondii・IgG抗体価を経日的に検索した. Oocystの排泄は接種後7~21日目まで観察し, 二峰性を示した. 抗I. felis抗体価は接種後7日目から出現し, 一過性に上昇後, 漸減した. 抗T,gondii抗体は抗I. felis抗体価の上昇に随伴して出現し, T.gondii接種後, 高値を持続した. Im-munoblotting法による解析では, I. felisとT.gondiiの両抗原のうち, 45, 58, 62 kDaの抗原に抗原交差性が認められた.
  • 小川 絵里, 長谷川 雅美, 藤瀬 浩, 小林 好作
    1991 年 53 巻 6 号 p. 1075-1077
    発行日: 1991/12/15
    公開日: 2008/02/15
    ジャーナル フリー
    日本ジカ赤血球の大気中における鎌状化は, 37℃, pH7.3以上で最大出現率約60%を示した. 窒素ガスでは鎌状化せず, また酸素により生じた鎌状赤血球は窒素ガス曝露で正常赤血球に復元された. 鎌状赤血球は一酸化炭素によっても出現するが, この場合窒素ガスは復元に無効であった. いずれの鎌状赤血球も二酸化炭素により正常に復元された. ATP枯渇, 2,3-DPG増加, 赤血球の老化は鎌状赤血球形成になんら影響をおよぼさなかった.
  • 今川 浩, 関口 喜一, 安斉 了, 福永 昌夫, 兼丸 卓美, 大石 秀夫, 樋口 徹, 鎌田 正信
    1991 年 53 巻 6 号 p. 1079-1080
    発行日: 1991/12/15
    公開日: 2008/02/15
    ジャーナル フリー
    北海道日高地方においては, 例年4月から7月にかけて子馬の下痢症が多発している事が明らかにされた. また, 1983年から1989年にかけて採取された子馬の下痢便のうち, 28.1%(169/601)からロタウイルスが分離され, 特に5月から7月の下痢便からは, 順に25.1%(43/171), 24.6(66/268)及び44.6%(54/121)からロタウイルスが分離された. これらの事から生産地では, 毎年5月から7月にかけてロタウイルス感染による子馬の下痢症が多発している事が明らかにされた.
  • 藤田 道郎, 織間 博光, 清水 幹子, 本好 茂一, 片山 正夫, 宮坂 勝之
    1991 年 53 巻 6 号 p. 1081-1082
    発行日: 1991/12/15
    公開日: 2008/02/15
    ジャーナル フリー
    Brainによって開発された新しい気道確保の方法Laryngeal mask airwayを用いて獣医学応用の可能性について検討した. その結果, その使用法が簡単で特殊なテクニックは不要であり, 避妊手術等のマイナーサージェリーに適当であると思われた.
  • 平野 孝一, 足立 吉數, 石橋 幸子, 末吉 益雄, Bintvihok Anong, 熊澤 教眞
    1991 年 53 巻 6 号 p. 1083-1085
    発行日: 1991/12/15
    公開日: 2008/02/15
    ジャーナル フリー
    野外において飼料用トウモロコシのアフラトキシンB1(AFB1)汚染を調査していたところ, ある養鶏場でAFB1に汚染されているトウモロコシが見つかった. 高速液体クロマトグラフィー(HPLC)による検索で, そのトウモロコシは10.8±4.1 ng/g (平均値±標準誤差, n=3)のAFB1を含んでいた. このトウモロコシを含む自家配合飼料を長期間与えられていた採卵鶏(シェーバースタークロス2288)の血漿中のAFB1をHPLC及び酵素免疫測定法(ELISA)によって検査した. その結果, 汚染トウモロコシを68.2%配合された飼料を与えられていた鶏の血漿からHPLCでは12.3±1.8 pg/ml(n=2), ELISAでは2.3±0.2 pg/ml(n=3)のAFB1が検出された. 一方, 汚染トウモロコシを61.7%配合された飼料を与えられていた鶏の血漿からはAFB1がHPLCでは検出されなかったが, ELISAでは検出され, その値は1.2±0.3 pg/ml(n=3)であった.
  • 原 元宣, 清水 武彦, 根本 晴一, 福山 正文, 池田 輝男, 木内 明男, 田淵 清, 野村 靖夫, 代田 欣二, 宇根 ユミ, 石崎 ...
    1991 年 53 巻 6 号 p. 1087-1089
    発行日: 1991/12/15
    公開日: 2008/02/15
    ジャーナル フリー
    1990年1月に神奈川県茅ケ崎市の一般家庭において飼育されていたネコから分離したオーエスキー病ウイルスの遺伝子型を検討するためHerrmannおよびNishimoriによる遺伝子型別を行ったところBam H1によるNishimoriのtype II型の第Iグループに属するものであり, 1989年12月に同県の川崎市でイヌから分離されたウイルス(type II型の第IIグループ)とは異なり1981年にブタから分離されたウイルス(第Iグループ)と一致していた. Bst E IIの切断パターンはいずれもtype Iのv1型を呈していたが, 今回分離された2株の間にも若干の差異が認められた. このことから神奈川県において起きたイヌとネコの2件の発生は異なった感染源によることが明らかとなった.
  • 菊川 馨一朗, 亀井 孝幸, 鈴木 勝士
    1991 年 53 巻 6 号 p. 1091-1092
    発行日: 1991/12/15
    公開日: 2008/02/15
    ジャーナル フリー
    先天性骨軟骨形成異常症(ocd/ocd)ラットの新生子の骨端軟骨に含まれるグリコサミノグリカン(GAG)をパパイン消化により抽出し, DEAE-Sephadex A-25を用いて分析した. その結果, 対照+/+ラットに比べて, ocd/ocdラットのヒアルロン酸(HA)とコンドロイチン硫酸(CS)の何れの含量も低く, その構成比(HA/CS)は高いことが判明した. このGAGの低下が, ocd/ocdラットの骨端軟骨の組織学的な異常を引き起こしていると考えられた.
  • 品川 邦汎, 鈴木 真紀子, 松坂 尚典, 杉井 俊二
    1991 年 53 巻 6 号 p. 1093-1095
    発行日: 1991/12/15
    公開日: 2008/02/15
    ジャーナル フリー
    ブドウ球菌エンテロトキシンA (SEA)のみに反応するモノクローナル抗体(MAb) 2種(A-111, A-211)およびSEAおよびエンテロトキシンE (SEE)の両方に反応するMAb 1種(AE-32)を用いて, ポリスチレンプレートへの吸着抗体とhorseradish peroxidase (PO)標識抗体の各組み合わせによるSandwich ELISAについてを検討した. プレートへの吸着抗体A-211とPO標識抗体A-111の組み合わせ(A-211/A-111+po)により, 微量のSEA (0.2~0.5 ng/ml)を検出することができた. 本結果からMAbを用いるELISA はSEA検出に有効であり, 食中毒の診断に応用できると考えられる.
  • 村田 智昭, 白水 完治, 原 行雄, 井上 誠, 下田 和伸, 中間 實徳
    1991 年 53 巻 6 号 p. 1097-1099
    発行日: 1991/12/15
    公開日: 2008/02/15
    ジャーナル フリー
    15ヵ月齢の雄ビーグル犬の好中球様細胞の細胞質内に, 1個の核をもつ卵形ないし楕円形の大型の封入体様の寄生虫を多数認めた. これらは形態学的特徴からHepatozoon canisのガメートサイトと同定した. ギムザ染色ではガメートサイト内の核は染まるが, ヘマカラー染色ではそれは染まらなかった. これは染色性の違いかあるいはガメートサイトが感染細胞から脱出した残体であるためと考えられた. 本症例では骨膜に新生骨の増生, 発熱, 貧血などが見られた.
  • 中村 貴史, 川口 陽資, 妹背 醇, 扇元 敬司
    1991 年 53 巻 6 号 p. 1101-1103
    発行日: 1991/12/15
    公開日: 2008/02/15
    ジャーナル フリー
    野外から分離したE.aeruvlina 12検体ならびにE.tenella 10検体のGPI型およびLDH型を調べた. その結果, E.aeruvlina 3型のGPIアイソザイムが検出された. このうち2型は従来報告のあったGPI-7型およびGPI-8型に相当したが, 他の1型は新タイプでGPI-12型とした. E.tenellaにおいては, 従来通りのGPI-1型およびGPI-9型の両アイソザイムが検出された.
  • 原 康, 江島 博康, 青木 重人, 多川 政弘, 本好 茂一, 杉山 公宏, 池本 卯典
    1991 年 53 巻 6 号 p. 1105-1107
    発行日: 1991/12/15
    公開日: 2008/02/15
    ジャーナル フリー
    犬D1(DEA-3)抗原陽性赤血球を抗原とし, 犬赤血球型判定用モノクローナル抗体の作製を試みた. この結果, 得られた11株の抗体産生細胞株のうち, 3株の産生する抗体は, 標準赤血球型判定用抗体とのセログラムの比較から, いずれも抗D1(DEA-3)抗体の反応性と一致した. さらに, これらの抗体のサブクラスはいずれもIgG1であった. これら3株の産生するモノクローナル抗体の認識する抗原の分子量は34,000, 53,000, 59,000, 64,000そして71,000であった.
  • 浅井 鉄夫, 柴田 勲, 宇留野 勝好
    1991 年 53 巻 6 号 p. 1109-1111
    発行日: 1991/12/15
    公開日: 2008/02/15
    ジャーナル フリー
    ゲタウイルス自然感染豚の死亡胎児から分離したゲタウイルスSakura株を, 妊娠ハムスター, モルモット及びウサギに皮下接種し, ゲタウイルスの胎盤感染の感受性を調べた. その結果, 三種全ての動物で胎盤感染が成立し, ハムスターが最も感受性が高かった. 又, ハムスターでは, 胎令に関係なく感染が成立することが示された.
  • 片見 誠, 佐藤 久聡, 吉村 善有, 鈴木 達夫, 鈴木 由美子, 中野 克重, 斉藤 博
    1991 年 53 巻 6 号 p. 1113-1115
    発行日: 1991/12/15
    公開日: 2008/02/15
    ジャーナル フリー
    1989年秋より十和田市周辺において精巣上体の異常に硬結した土佐犬に遭遇し, Brucella canisの浸潤を疑い, 本菌に対する抗体保有状況を調べた. 土佐犬142頭および保健所抑留犬117頭計259頭についてイヌブルセラ凝集反応を実施した. その結果, 土佐犬1頭抑留犬4頭計5頭が凝集価 1:160 以上を示し陽性と判定された(1.9%). 陽性犬5頭中凝集価 1:640 を示した1頭より菌が分離され, B.canisと同定された.
  • 西村 亮平, 金 輝律, 松永 悟, 佐々木 伸雄, 竹内 啓
    1991 年 53 巻 6 号 p. 1117-1118
    発行日: 1991/12/15
    公開日: 2008/02/15
    ジャーナル フリー
    麻酔下の犬におけるパルスオキシメトリーの至適測定部位と採血法により測定した動脈血酸素飽和度との相関性について検討した. その結果舌あるいは尾において測定が可能であり, 採血法による測定値と高い相関を示すことが明らかとなった. この両者間では, 尾の方が採血法による測定値により近い値を示したが, 剃毛が必要であり, また黒色の皮膚を持つ犬では測定ができないことも明らかとなった.
  • 吉松 組子, 湯山 祐子, 小野 恵利子, 首藤 文栄, 内貴 正治
    1991 年 53 巻 6 号 p. 1119-1121
    発行日: 1991/12/15
    公開日: 2008/02/15
    ジャーナル フリー
    毒素原性大腸菌が保有するK99線毛はN-glycolyl neuraminic acidを含む糖鎖と反応し, HA活性を示す. 我々はHA活性の高いK99線毛の分離精製を試みた. 大腸菌B41株の菌体から65℃30分の熱処理で線毛を分離しSepharose 4Bによるゲルろ過, ついで塩析クロマトグラフィーによってウマ赤血球に対するHA活性のあるK99線毛画分の精製が可能であった(0.52HA unit/ng). 次に, K99線毛のみを持つ大腸菌, H1915株から得た線毛を同様にゲルろ過し超遠心分画することにより, その比活性を86倍に濃縮した(18.2HA unit/ng). 比活性の高いK99線毛を精製するためには, この方法は上述の方法よりも有効であることが分かった.
  • 植田 安寛, 有嶋 和義, 山本 雅子, 日柳 政彦, 滝沢 達也, 江口 保暢
    1991 年 53 巻 6 号 p. 1123-1124
    発行日: 1991/12/15
    公開日: 2008/02/15
    ジャーナル フリー
    妊娠21日のラットを帝王切開して採出した新生仔を室温で15分間放置し, 正常に呼吸するのを確かめてから, 4℃, 15℃, 25℃および37℃の保育器内に入れた. 全身をアセトン・ドライアイスで急速凍結し胸部を背側からやや水平にナイフで削り, 動脈管断面を露出させてその内径を計測した. 保育器内に入れてから45分後(帝王切開してから60分後) , 25℃と37℃に置いた新生仔の動脈管はほとんど閉鎖したのに対し, 4℃と15℃に置いたものはほぼ半分閉鎖したに過ぎなかった. よって, 低温下では動脈管の閉鎖が遅延することが示唆された.
  • 平賀 武夫, 阿部 光雄, 岩佐 憲二, 竹花 一成
    1991 年 53 巻 6 号 p. 1125-1127
    発行日: 1991/12/15
    公開日: 2008/02/15
    ジャーナル フリー
    無後肢症を示すホルスタイン種の雄子ウシを肉眼的に詳細に観察した. 寛骨は不完全で, 仙椎と関節するほぼ正常な腸骨とやや変形した坐骨が存在したが, 恥骨は全く認められなかった. 寛骨臼と閉鎖孔は見られず, 大腿骨以下の骨は両側共に完全に欠如していた. 殿部の筋, 血管および神経は発育不全てあった. その他の異常として, 両側腸骨翼の背面に付着する軟骨片の存在, 真肋と胸骨片の減数および停留精巣が認められた.
  • 森 隆, 山上 哲史, 梅田 昌樹, 杉山 公宏
    1991 年 53 巻 6 号 p. 1129-1131
    発行日: 1991/12/15
    公開日: 2008/02/15
    ジャーナル フリー
    大脳転移を伴う犬の小細胞性未分化肺癌を病理学的に検索した. 腫瘍組織は概ね紡錘形ないし多角形を呈し, 細胞質の乏しい比較的小型の細胞の膨張性増殖により形成されていた. 腫瘍細胞の細胞質にはグリメリウス染色で好銀性顆粒が証明された. また, 抗サイトケラチンおよび抗NSE抗体を用いた酵素抗体法では, 一部の腫瘍細胞に陽性所見が見られた.
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