組織科学
Online ISSN : 2187-932X
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51 巻, 1 号
選択された号の論文の7件中1~7を表示しています
特集
  • ―障害大学生支援を対象としたアクション・リサーチを振り返って―
    吉永 崇史, 斎藤 清二
    2017 年51 巻1 号 p. 4-15
    発行日: 2017/09/20
    公開日: 2018/01/15
    ジャーナル フリー

     本稿の目的は,ナラティブ・アプローチの実践現場で実際に行われていること,および,その実践現場における組織論研究者の役割について明らかにすることである.富山大学での障害学生支援の現場での実践についての振り返りを通じて,ナラティブ・アプローチの実践を,新たなナラティブを共同構成してより良い現実を招く変化を生み出し,そのプロセスを実践のコツとして組織内外で物語る,創発的循環プロセスとして提示した.加えて,その実践現場に関わる組織論研究者の役割として,多様なナラティブを引き出す装置,実践のウィットネス,実践プロセスの管理者の3つを提示した.

  • 西川 耕平
    2017 年51 巻1 号 p. 16-29
    発行日: 2017/09/20
    公開日: 2018/01/15
    ジャーナル フリー

     実践理論・技法の論理体系として組織開発(organization development)に関して,その特性から,研究者・実践家達の抱く誤解と混乱は少なくない.そこで本論文は,OD関連文献研究だけでなく,ODコミュニティの運営体験を背景に,アクションリサーチに基づく変化のアクションと,多様な意味生成に基づく事後の冷静なリフレクションが,ODの価値観を実現する持続的相互循環学習であるというODの本質理解を可能にする仮設的展望を提示する.

  • ――文化人類学の視角と方法論を実務に活かす――
    伊藤 泰信
    2017 年51 巻1 号 p. 30-45
    発行日: 2017/09/20
    公開日: 2025/05/29
    ジャーナル フリー

     本稿は,実務の文脈で文化人類学およびその方法論であるエスノグラフィがもちうる可能性を探ることを目的としている.産業と文化人類学との関係,2000 年代後半から日本でエ スノグラフィが実務に取り入れられた経緯,やや混乱ぎみにエスノグラフィが流通している現状,文化人類学の視角およびエスノグラフィの特徴やその強みなどを概説しつつ,エスノグラフィを実務に導入する際の論点を整理し,今後に繋がる実のある議論を試みる.

自由論題
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