巻号一覧
20 巻, 1 号
選択された号の論文の6件中1～6を表示しています
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特集
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田尾 雅夫1986 年 20 巻 1 号 p. 2-9
発行日: 1986年
公開日: 2022/07/14
ジャーナル フリー外部的な状況変動とは相互依存的で，それとの機能的な関係を円滑に維持することが組織パフォーマンスの主要な決定因であるとすれば，管理者が自らの役割をどのように把握し，どのような行動として展開するかは，組織体制の維持だけではなく，それの変革に決定的な影響を及ぼすことになる．ここでは，管理行動を分析するための枠組の提示を試みた．抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (2486K) -
――ある生協の運動に関連して――佐藤 慶幸1986 年 20 巻 1 号 p. 10-19
発行日: 1986年
公開日: 2022/07/14
ジャーナル フリー業績主義と結びついた目的合理的な企業行動は，いかなる環境変化をもたらしたのか．それは生態系を破壊し，われわれの日常的な生活世界のすみずみまでコントロールしようとしている．このような環境変化は，組織が目的合理的な独我論にもとづいていることの結果である．われわれは自然との調和，人と人との，組織と組織との連帯を可能にする組織のあり方を探究する．そのような組織を対話的合理性にもとづく〈アソシエーション〉のうちに求める．抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (2914K) -
高瀬 武典, 長谷川 公一, 富永 健一1986 年 20 巻 1 号 p. 20-31
発行日: 1986年
公開日: 2022/07/14
ジャーナル フリー同業種の組織は同一の環境変化に直面するという前提のもと，製造業6業種12事業所を対象にコンテクスト（規模・技術）と組織構造（専門分化・標準化・集権化）について，1955年以降10年おき４時点間の変動を遡及的に調査した．その結果，コンテクストの変化と構造変動の間の関係の強さは経済的環境の成長の程度に応じて異なる，などいくつかの興味深い傾向がよみとれた．抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (3390K) -
――自己組織化パラダイムの提言――野中 郁次郎1986 年 20 巻 1 号 p. 32-44
発行日: 1986年
公開日: 2022/07/14
ジャーナル フリー本稿は，これまでの組織論を支配してきた均衡・適合・秩序維持・形式情報などの概念に代わって，ゆらぎ・動的協力現象・秩序創造・意味情報などの概念を組織論に導入するものである．これらの新しい概念は，情報創造という視点を基礎にもつ「自己組織化パラダイム」にまとめられる．そして，企業組織の自己革新プロセスのマネジメントにとって自己組織化がもつ意味が明らかにされる．抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (4403K) -
奥村 昭博1986 年 20 巻 1 号 p. 45-56
発行日: 1986年
公開日: 2022/07/14
ジャーナル フリー日本企業は，ハイテク化，サービス化，グローバル化という新たな環境の変化の中で，その経営システムの変革に迫られている．日本企業10社のアンケート調査から，次世代の新・日本企業の登場が予兆できる．日本企業はこれまでの成功をもたらしてきた経営システムのうちのいくつかを「企業家精神」でもって変革してゆかねばならない．抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (3403K)
自由論題
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――台湾日系企業実態調査から――丹野 勲1986 年 20 巻 1 号 p. 58-74
発行日: 1986年
公開日: 2022/07/14
ジャーナル フリー日本に最も近い隣国である台湾は，日本企業との関係が極めて深いにもかかわらず，台湾日系企業についてほとんど知られていない．本研究は，実態調査にもとづいて分析を行いながら，調査結果の背後に潜む重要な社会的，文化的，経営的要因をも考慮しながら，これらの課題を理論的に解明する．抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (5689K)
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