油化学
Online ISSN : 1884-2003
ISSN-L : 0513-398X
42 巻 , 8 号
選択された号の論文の3件中1~3を表示しています
  • 山崎 恵, 長尾 昭彦, 山本 博道
    1993 年 42 巻 8 号 p. 605-611
    発行日: 1993/08/20
    公開日: 2010/01/29
    ジャーナル フリー
    ごま油10点, 大豆油9点を用いて, ごま油に混入の大豆油の鑑別と混入比の推定法について検討した。純粋ごま油の脂肪酸パターンと大豆油混入ごま油の脂肪酸パターン間の類似率 (cosθ) を求め, √ (1-cos θ) ×106=√2 sinθ/2×103を算出した。√2 sin θ/2×103は, 混入大豆油の混入比と比例関係にあった。10点のごま油それぞれに対する9点の大豆油それぞれとの間のcosθを計算し, 最大及び最小√2sinθ/2×103を算出し, また, 10点のごま油の平均脂肪酸パターンと各ごま油の脂肪酸パターン間のcosθも求めた。ごま油の脂肪酸パターンが特定できるケースや平均的な脂肪酸パターンの採用が可能なケースでは, √2sinθ/2×103の値から大豆油の混入比率を推定できた。ごま油中の大豆油の鑑別は, リノレン酸に注目することにより可能であった。ごま油及び大豆油の不けん化物分析を行ったが, 鑑別に対し有効ではなかった。
  • 小杉 善雄
    1993 年 42 巻 8 号 p. 612-618
    発行日: 1993/08/20
    公開日: 2009/10/16
    ジャーナル フリー
    硫黄-33 NMRの化学シフトと線幅の基準として, 硫酸アンモニウムを提案した。1 M溶液をスペクトル幅1500 Hz, データポイント4 K, パルス幅π/2, パルス遅れ0・1s, 5 Hzのブロードニングの窓関数で測定した時の線幅8・5 Hzを基準とする。二重管法を用いて, 任意のパルス条件下で得られたスペクトルから硫酸アンモニウムとの相対線幅を求めると, 標準パルス条件下での線幅が算出できる。本方法は, NMRの線幅の評価の標準化を可能にする。
  • 堀 正典, 佐橋 裕子, 小池 誠治
    1993 年 42 巻 8 号 p. 619-624
    発行日: 1993/08/20
    公開日: 2009/10/16
    ジャーナル フリー
    A system of high performance liquid chromatography and fast atom bombardment massspectrometry (HPLC/FAB-MS) with FRIT-FAB interface was studied for identification of the molecular species of triacylglycerols comprised of polyunsaturated fatty acids (PUFA) such as icosapentaenoic acid (EPA) or docosahexaenoic acid (DHA). m -Nitrobenzyl alcohol (m -NBA) was used as the FAB matrix and introduced to the ion source by post column addition for simultaneous ultraviolet detection. Fragment ions such as RCO+, [RCO+74] + and [MH-RCOOH] + could be clearly observed and were thus useful for compositional analysis of natural oils.
feedback
Top