油化学
Online ISSN : 1884-2003
ISSN-L : 0513-398X
35 巻 , 2 号
選択された号の論文の8件中1~8を表示しています
  • 松下 和男, 塩山 浩
    1986 年 35 巻 2 号 p. 71-79
    発行日: 1986/02/20
    公開日: 2009/11/10
    ジャーナル フリー
    Based on literatures, trade jounals, and patents, this is reported on the whole field of polyglycerol fatty acid esters (PGFE).
    PGFE are prepared industrially by polymerization of glycerol, followed by direct esterification or interesterification. The composition of them can be roughly analyzed by chromatography (GLC, TLC, HPLC).
    PGFE are a class of emulsifiers with a wide range of hydrophilic-lipophilic characteristics, the properties and characteristics as emulsifiers are summed up as follows :
    1) PGFE can prepare a very stable O/W emulsions in acid system, and W/O emulsions in watery system.
    2) PGFE can improve properties of fats as crystalization inhibitor or crystalization promoter.
    3) PGFE can decrease the viscosity of chocolate.
    4) PGFE can prevent the retrogradation of starch.
    5) PGFE have a bacteriostatic effect on gram negative bacteria.
    6) PGFE can provid antifog effect to polyolefin films.
    In addition, this indicates the applications and uses in food, cosmetics, pharmaceutical and other industries.
  • 松谷 成晃, 土金 英男, 杉山 豊樹, 永井 敏雄
    1986 年 35 巻 2 号 p. 80-84
    発行日: 1986/02/20
    公開日: 2009/11/10
    ジャーナル フリー
    ある種のアニオン界面活剤中に, 皮膚感作性物質として存在する1-アルケン-1, 3-サルトンの分析法を検討した。このサルトンをジエチルエーテルで抽出し, 高速液体クロマトグラフィー分取により濃縮し, 負イオン化学イオン化-選択的イオン検出法を用いたガスクロマトグラフィー-マススペクトロメトリーにより定量する。こん跡量の1-アルケン-1, 3-サルトンが検出可能で, 検出限界は0.2ngである。
  • 福田 正博, 田村 隆光, 大部 一夫
    1986 年 35 巻 2 号 p. 85-90
    発行日: 1986/02/20
    公開日: 2009/11/10
    ジャーナル フリー
    ブチル=ポリオキシプロピレンエーテルの末端ヒドロキシル基に解離基を導入した誘導体の水との分子間相互作用に関して, その会合挙動を検討した。NMRによる縦緩和時間及びESRスピンプローブの回転相関時間の測定から, それら誘導体は逆ミセルあるいはW/O型ミクロエマルション系でみられるような挙動をとり, 透明で粘弾性のあるゲル状態を経てO/W型に転相することが明らかになった。この結論は, それら誘導体/水系の外観及び流動特性測定によっても支持された。
  • 伊東 忍, 北村 裕, 大城 芳樹
    1986 年 35 巻 2 号 p. 91-95
    発行日: 1986/02/20
    公開日: 2009/11/10
    ジャーナル フリー
    補酵素PQQによるアミン類の酸化的脱アミノ化反応に及ぼす界面活性剤の影響について検討した。本反応はカチオン性界面活性剤により加速され, 特に疎水性の高いシクロヘキシルアミンを基質として用いた場合にその加速効果は大きかった。これに対して, 両性界面活性剤や非イオン性, 及びアニオン性界面活性剤では, 触媒効果は認められなかった。親油性基の鎖長の減少に伴いカチオン性界面活性剤の触媒能は著しく低下し, また大きなN-置換基も好ましくなかった。対アニオンとしては, 塩化物イオンよりも臭化物イオンの方がよかった。さらに疎水基を有するPQQモデルを用いてその反応性を検討したが, PQQの場合のような高い反応性は認められなかった。以上の結果より, 本反応は主にカチオン性ミセルの表面で進行しているものと思われる。
  • 平田 博文, 樋口 勝彦, 石川 一彦, 中里 敏
    1986 年 35 巻 2 号 p. 96-101
    発行日: 1986/02/20
    公開日: 2009/11/10
    ジャーナル フリー
    N-アシロキシスクシンイミド (3) (CN=2~11) はジオキサン中, N, N'-ジシクロヘキシルカルボジイミド存在下でN-ヒドロキシスクシンイミド (1) と相当する脂肪酸 (2) との反応から合成した。 (3) は分別結晶及びシリカゲルカラムクロマトグラフィーにより精製し, その構造はGLC-MSから決定した。
    水溶液中での (3) (CN=2~8) と脂肪族第一級アミンとの反応を速度論的に検討したところ, アミンのN-アシル化は (3) の分解反応と競争的に起こり, 速度式は
    V=-(k1,d+k2[アミン])[(3)]
    で表すことができた。ここで, k1,dは (3) の分解の一次速度定数, k2は (3) とアミンとの反応の二次速度定数を示す。k2は (3) のCNが大きい程小さい値を示した。log k2 vs. pHのプロットの傾きが1.0であることから, 反応は遊離のアミノ基が (3) のエステル基のカルボニル炭素を求核的に攻撃して起こることが示唆された。アミンのアルキル基の立体障害によりN-アシル化の速度の低下が認められた。速度比, k2/k1,dはpH=9で極大を示した。直鎖のアミンとの反応では10-3k2/k1,dは1より大きかった。以上の結果から, (3) が水溶液中でアミノ化合物のN-アシル化剤として利用できることが明らかとなった。
  • 鷺谷 広道, 平井 義和, 鍋田 一男, 永井 昌義
    1986 年 35 巻 2 号 p. 102-107
    発行日: 1986/02/20
    公開日: 2009/11/10
    ジャーナル フリー
    界面活性剤 (D) 相乳化法によって, 細かく均一なoil-in-waterエマルションを作製した。本乳化法を行うにあたって, 多価アルコールは不可欠の成分であった。多価アルコールの役割を理解するため, 界面活性剤/油/水/多価アルコール系の溶存状態をオレイルポリオキシエチレン=エーテル/流動パラフィン/多価アルコール水溶液よりなる相平衡図により検討した。1, 3-ブタンジオール, 1, 4-ブタンジオール, 1, 2-プロパンジオールのようなアルカンジオールは油の界面活性剤相中への可溶化量と, 界面活性剤と多価アルコール水溶液の相互溶解度を増加させた。一方, グリセリン, ポリグリセリン500, ポリエチレングリコール400,600, D-ソルビトール等の多価アルコールの添加はアルカンジオールと反対の傾向を示した。
    アルカンジオールは他の多価アルコールよりより細かいoil-in-waterエマルションを与えることを示した。またアルカンジオール以外の多価アルコールを使う場合は, より親水性の界面活性剤が本乳化法に有効であった。
  • 荻野 圭三, 宮崎 太一
    1986 年 35 巻 2 号 p. 108-112
    発行日: 1986/02/20
    公開日: 2009/11/10
    ジャーナル フリー
    Antiredeposition of solid soil by Zeolite was studied to clarify the effect of Zeolite as a builder of detergent on detergent action. Carbon black was used as a model substance of solid soil. The degree of redeposition on a nylon cloth hardly changed even with addition of Zeolite. In the case of cotton cloth, redeposition clearly decrease with the addition of Zeolite. Zeolite was thus concluded to have effect on the antiredeposition of solid soil.
  • 鈴木 敏幸
    1986 年 35 巻 2 号 p. 113-119
    発行日: 1986/02/20
    公開日: 2009/11/10
    ジャーナル フリー
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