-
原稿種別: 表紙
1999 年 35 巻 2 号 p.
Cover1-
発行日: 1999/04/20
公開日: 2017/01/01
ジャーナル
フリー
-
原稿種別: 表紙
1999 年 35 巻 2 号 p.
Cover2-
発行日: 1999/04/20
公開日: 2017/01/01
ジャーナル
フリー
-
原稿種別: 付録等
1999 年 35 巻 2 号 p.
App1-
発行日: 1999/04/20
公開日: 2017/01/01
ジャーナル
フリー
-
原稿種別: 付録等
1999 年 35 巻 2 号 p.
App2-
発行日: 1999/04/20
公開日: 2017/01/01
ジャーナル
フリー
-
原稿種別: 付録等
1999 年 35 巻 2 号 p.
App3-
発行日: 1999/04/20
公開日: 2017/01/01
ジャーナル
フリー
-
原稿種別: 付録等
1999 年 35 巻 2 号 p.
App4-
発行日: 1999/04/20
公開日: 2017/01/01
ジャーナル
フリー
-
原稿種別: 付録等
1999 年 35 巻 2 号 p.
App5-
発行日: 1999/04/20
公開日: 2017/01/01
ジャーナル
フリー
-
原稿種別: 付録等
1999 年 35 巻 2 号 p.
App6-
発行日: 1999/04/20
公開日: 2017/01/01
ジャーナル
フリー
-
原稿種別: 付録等
1999 年 35 巻 2 号 p.
App7-
発行日: 1999/04/20
公開日: 2017/01/01
ジャーナル
フリー
-
原稿種別: 付録等
1999 年 35 巻 2 号 p.
App8-
発行日: 1999/04/20
公開日: 2017/01/01
ジャーナル
フリー
-
原稿種別: 付録等
1999 年 35 巻 2 号 p.
App9-
発行日: 1999/04/20
公開日: 2017/01/01
ジャーナル
フリー
-
原稿種別: 付録等
1999 年 35 巻 2 号 p.
App10-
発行日: 1999/04/20
公開日: 2017/01/01
ジャーナル
フリー
-
原稿種別: 付録等
1999 年 35 巻 2 号 p.
App11-
発行日: 1999/04/20
公開日: 2017/01/01
ジャーナル
フリー
-
原稿種別: 付録等
1999 年 35 巻 2 号 p.
App12-
発行日: 1999/04/20
公開日: 2017/01/01
ジャーナル
フリー
-
原稿種別: 付録等
1999 年 35 巻 2 号 p.
App13-
発行日: 1999/04/20
公開日: 2017/01/01
ジャーナル
フリー
-
原稿種別: 付録等
1999 年 35 巻 2 号 p.
App14-
発行日: 1999/04/20
公開日: 2017/01/01
ジャーナル
フリー
-
原稿種別: 付録等
1999 年 35 巻 2 号 p.
App15-
発行日: 1999/04/20
公開日: 2017/01/01
ジャーナル
フリー
-
原稿種別: 付録等
1999 年 35 巻 2 号 p.
App16-
発行日: 1999/04/20
公開日: 2017/01/01
ジャーナル
フリー
-
原稿種別: 付録等
1999 年 35 巻 2 号 p.
App17-
発行日: 1999/04/20
公開日: 2017/01/01
ジャーナル
フリー
-
原稿種別: 付録等
1999 年 35 巻 2 号 p.
App18-
発行日: 1999/04/20
公開日: 2017/01/01
ジャーナル
フリー
-
原稿種別: 付録等
1999 年 35 巻 2 号 p.
App19-
発行日: 1999/04/20
公開日: 2017/01/01
ジャーナル
フリー
-
原稿種別: 付録等
1999 年 35 巻 2 号 p.
App20-
発行日: 1999/04/20
公開日: 2017/01/01
ジャーナル
フリー
-
原稿種別: 付録等
1999 年 35 巻 2 号 p.
App21-
発行日: 1999/04/20
公開日: 2017/01/01
ジャーナル
フリー
-
原稿種別: 付録等
1999 年 35 巻 2 号 p.
App22-
発行日: 1999/04/20
公開日: 2017/01/01
ジャーナル
フリー
-
原稿種別: 付録等
1999 年 35 巻 2 号 p.
App23-
発行日: 1999/04/20
公開日: 2017/01/01
ジャーナル
フリー
-
原稿種別: 付録等
1999 年 35 巻 2 号 p.
App24-
発行日: 1999/04/20
公開日: 2017/01/01
ジャーナル
フリー
-
原稿種別: 付録等
1999 年 35 巻 2 号 p.
App25-
発行日: 1999/04/20
公開日: 2017/01/01
ジャーナル
フリー
-
原稿種別: 付録等
1999 年 35 巻 2 号 p.
App26-
発行日: 1999/04/20
公開日: 2017/01/01
ジャーナル
フリー
-
原稿種別: 付録等
1999 年 35 巻 2 号 p.
App27-
発行日: 1999/04/20
公開日: 2017/01/01
ジャーナル
フリー
-
原稿種別: 付録等
1999 年 35 巻 2 号 p.
App28-
発行日: 1999/04/20
公開日: 2017/01/01
ジャーナル
フリー
-
原稿種別: 付録等
1999 年 35 巻 2 号 p.
App29-
発行日: 1999/04/20
公開日: 2017/01/01
ジャーナル
フリー
-
原稿種別: 付録等
1999 年 35 巻 2 号 p.
App30-
発行日: 1999/04/20
公開日: 2017/01/01
ジャーナル
フリー
-
原稿種別: 付録等
1999 年 35 巻 2 号 p.
App31-
発行日: 1999/04/20
公開日: 2017/01/01
ジャーナル
フリー
-
原稿種別: 付録等
1999 年 35 巻 2 号 p.
App32-
発行日: 1999/04/20
公開日: 2017/01/01
ジャーナル
フリー
-
原稿種別: 付録等
1999 年 35 巻 2 号 p.
App33-
発行日: 1999/04/20
公開日: 2017/01/01
ジャーナル
フリー
-
原稿種別: 目次
1999 年 35 巻 2 号 p.
Toc1-
発行日: 1999/04/20
公開日: 2017/01/01
ジャーナル
フリー
-
岩井 直躬, 岡本 英三
原稿種別: 本文
1999 年 35 巻 2 号 p.
191-192
発行日: 1999/04/20
公開日: 2017/01/01
ジャーナル
フリー
-
河野 澄男, 小柳 〓久
原稿種別: 本文
1999 年 35 巻 2 号 p.
193-194
発行日: 1999/04/20
公開日: 2017/01/01
ジャーナル
フリー
-
岡松 孝男
原稿種別: 本文
1999 年 35 巻 2 号 p.
195-197
発行日: 1999/04/20
公開日: 2017/01/01
ジャーナル
フリー
-
北村 享俊
原稿種別: 本文
1999 年 35 巻 2 号 p.
198-199
発行日: 1999/04/20
公開日: 2017/01/01
ジャーナル
フリー
-
高松 英夫
原稿種別: 本文
1999 年 35 巻 2 号 p.
200-201
発行日: 1999/04/20
公開日: 2017/01/01
ジャーナル
フリー
-
竹内 敏, 中平 公士, 中村 哲郎, 東 孝, 春本 研, 中岡 達雄, 井上 隆
原稿種別: 本文
1999 年 35 巻 2 号 p.
202-205
発行日: 1999/04/20
公開日: 2017/01/01
ジャーナル
フリー
【目的】小児外科医療を医療保険, 医療経済の面から検討した.【方法】1996年に入院した511例を特殊性, 集学性, 緊急性の各属性に分類, おのおのの診療報酬額を求め, 医業費用と比較検討した.【結果】特殊疾患群(S群)のうち, 外鼠径ヘルニアを代表とする疾患群(S-1群)の平均報酬額7.4±0.5万円/日, 鎖肛やヒルシュスプルング病, 胆道閉鎖症などの疾患群(S-2群)3.2±0.7万円/日, 集学性の強い疾患群(M群)3.3±0.6万円/日, 緊急性疾患群(E群)4.8±0.3万円/日, 特殊性と集学性の両属性(S+M群)4.0±0.9万円/日, 特殊性が強く, かつ緊急度の高いもの(S+E群)3.5±0.5万円/日, 集学牲と緊急性の両属性(M+E群)3.4±0.8万円/日, すべての属性を持つ(S+M+E群)10±5.3万円/日であった.【結論】平均報酬額が当施設の平均医業費用に達するのはS+M+E群のみであり, 全体としては3万円/床/日の赤字であった.小児外科医療が経済的に自立するためにも, 投入される医業費用に見合う技術料の裏付けが必要である.技術料としては, 救命救急入院料, ICU管理料, NICU管理料, 無菌治療室管理加算, 1対1看護加算などの組み入れを提言した.また, 小児外科医療の社会的役割を示し, 小児外科に対する社会的認知と支援を獲得するためには, 小児外科医による小児外科救急対応の促進, さらには, 周産期部門への参画の必要性を強調した.
抄録全体を表示
-
長嵜 彰
原稿種別: 本文
1999 年 35 巻 2 号 p.
206-207
発行日: 1999/04/20
公開日: 2017/01/01
ジャーナル
フリー
-
竹内 敏, 中平 公士, 中村 哲郎, 東 孝, 春本 研, 中岡 達雄, 井上 隆, 永原 暹
原稿種別: 本文
1999 年 35 巻 2 号 p.
208-214
発行日: 1999/04/20
公開日: 2017/01/01
ジャーナル
フリー
【目的】超低出生体重児消化管穿孔(以下本症)の治療戦略における腹腔ドレナージの意義について検討した.【方法】12例の本症児にベッドサイドでの腹腔ドレナージを施行, ドレナージ前後の動脈血pH値, BE値, 血小板数, 臨床像を生存例と死亡例で比較検討した.【結果】6例が生存, 6例が死亡した.生存例の動脈血pH, 血小板数はドレナージ後に有意に回復し, 3例では小腸外瘻造設手術が可能となり, 3例は穿孔部が自然閉鎖した.死亡例は生存例と比べると, 出生体重532±160g(生存例745±166g), 在胎週数24週2日±12日(生存例25週3日±9日)と少なく, ドレナージ日齢(診断日齢)は20±11生日(生存例7±2生日)と遅い傾向にあった.また検査値, 全身状態とも悪く, ドレナージによっても好転をみせなかった.【結論】生存例の経過からは, 最小限の手術侵襲で起炎物質を腹腔外へ誘導し, systemic inflammatory response syndrome (SIRS)を回避する手段としての腹腔ドレナージの位置付けは当を得たものと思われた.死亡例は診断時にはすでに敗血症, SIRSを併発しており, その改善には血奨交換, 血液吸着, 血液濾過透析による血液浄化が必要と思われた.しかしこれらの血液浄化法が超低出生体重児に応用されるにはblood accessの工夫, 回路やカラムの小容量化など, まだいくつかの解決されるべき問題が残っている.
抄録全体を表示
-
冨重 博一, 岸川 輝彰, 原 普二夫, 西川 宰, 西田 純久, 金剛 むつみ, 李 素芳
原稿種別: 本文
1999 年 35 巻 2 号 p.
215-220
発行日: 1999/04/20
公開日: 2017/01/01
ジャーナル
フリー
【目的】先天性胆道拡張症の発癌機序を分子生物学的な面から検討する目的で, 手術切除標本を用いてがん遺伝子の中でも代表的なK-rasがん遺伝子変異について検討した.【方法】対象症例は小児期に手術を施行した45例で, 10%ホルマリン固定・パラフィン包埋標本より作製した薄切切片からDNAを抽出した後, PCR-SSCP法と直接塩基配列決定法で解析した.【結果】その結果, 45例のうち20例(44%)にK-rasがん遺伝子の点突然変異を認めた.【結論】K-rasがん遺伝子は各種の癌で点突然変異が報告されているが, 中でも成人における膵・胆管合流異常を伴った胆道癌や大腸癌などの解析からは病変部はもちろんのこと, 非病変部からも変異が報告されており, 多段階発癌における早期の異常と捉えられている.変異を高頻度で認めたことから小児期より非癌の組織である胆道粘膜が, すでに遺伝子レベルで変異を起こしており, その後の発癌の高危険群であることを裏付ける要素である可能性が示唆された.
抄録全体を表示
-
井村 賢治, 中山 雅弘, 佐々木 隆士, 黒田 征加, 川原 央好, 八木 誠, 末原 則幸
原稿種別: 本文
1999 年 35 巻 2 号 p.
221-225
発行日: 1999/04/20
公開日: 2017/01/01
ジャーナル
フリー
【目的】新生児外科疾患の多くは妊娠早期に発生する先天奇形であるため, その胎盤所見に注目されることは少なかったので, 類似した臍帯ヘルニアと比較し, 腹壁破裂に特異な周産期合併症や胎盤所見の有無を検討した.【対象と方法】対象は1996年3月までの14年余の間に当科に入院した腹壁破裂37例と臍帯ヘルニア48例である.36週以前の早期産, 子宮内発育遅延IUGR, アプガール指数1分値7以下の新生児仮死, 妊娠中毒症, 羊水混濁, 前期破水PROMなどの周産期合併症と術前の児血CRP値を比較した.また胎盤を検索できた腹壁破裂30例, 臍帯ヘルニア37例については胎盤の肉眼的異常(胎盤重量, 臍帯の長さと直径, 付着異常や単一臍帯動脈SUA, メコニウム沈着, 血栓・梗塞の有無)と組織学的炎症所見(絨毛膜羊膜炎や臍帯炎の有無)を同期間の正期産児を対照に比較した.【結果】早期産や新生児仮死, PROMの合併等には両者に差を認めなかったが, IUGRは43%と17%, 羊水混濁も84%と16%に合併しており, 腹壁破裂に有意に多かった.また腹壁破裂では68%が術前CRP陽性を示した.胎盤所見では, 共に臍帯長が短く径も太い傾向を認め, 色調異常の頻度も高かった.またSUAが臍帯ヘルニアで, 胎児面感染疑いやメコニウム沈着, 絨毛膜羊膜炎の合併が腹壁破裂で多かった.腹壁破裂において在胎週数と羊水混濁や絨毛膜羊膜炎, 術前CRP値との関連を検討したが, 有意な関係は認めなかった.【結論】腹壁破裂と臍帯ヘルニアにおける周産期合併症と胎盤所見を比較したところ, 腹壁破裂においてIUGR, 羊水混濁, 児血CRP陽性と胎盤のメコニウム沈着, また絨毛膜羊膜炎の合併が有意に高かった.
抄録全体を表示
-
住田 亮, 松本 尚, 大友 康裕, 木村 昭夫, 益子 邦洋, 山本 保博
原稿種別: 本文
1999 年 35 巻 2 号 p.
226-230
発行日: 1999/04/20
公開日: 2017/01/01
ジャーナル
フリー
診断的腹腔洗浄法(diagnostic peritoneal lavage ; DPL)によって確定診断できた外傷性空腸穿孔の女児例を経験した.患児は4歳で腹部打撲のため当科入院となり理学所見や画像診断では開腹の判断が出来なかったためDPL施行し, この判定に従って開腹したところ空腸穿孔が発見された.腸管, 特に小腸の損傷は腹部理学所見に乏しいことが多く, 加えて腹部X線写真やCT等の画像診断で明瞭な変化が出にくいため手術適期を逸する可能性がある.かかる損傷の有力な診断法の一つとしてDPLは位置づけられ, 小児例においてもその有用性は高いと思われる.小児腹部鈍的外傷は日常よく遭遇する疾患であるが, 特に頭部外傷による意識障害や骨盤・胸部外傷を合併したために腹部所見が判然としない例ではDPLを積極的に用いるべきであろう.
抄録全体を表示
-
阪本 靖介, 佐伯 守洋, 中野 美和子, 黒田 達夫, 金城 僚, 鳥飼 源史
原稿種別: 本文
1999 年 35 巻 2 号 p.
231-236
発行日: 1999/04/20
公開日: 2017/01/01
ジャーナル
フリー
Congenital (Infantile) hemangiopericytomaは生後1年までに生じる予後良好な腫瘍として, 年長児, 成人に認められるhemangiopericytomaとは区別して報告されてきた.現在まで本邦では調べ得た限り24例報告されており, 稀な腫瘍と考えられる.病理組織学的には成人型と同様に悪性所見を示すことが多いが, 臨床的悪性度は低く, この病理組織学的悪性度と臨床的悪性度の解離がこの疾患に対する治療方針に一定の見解が得られない理由と考えられた.今回我々が経験した症例は病理組織学的に悪性度が高く, 肉眼的にも局所浸潤性の強い腫瘍であった.治療は外科的切除にとどめたが, 1年4カ月の現在, 再発, 転移を認めていない.
抄録全体を表示
-
中村 博志, 平野 敬八郎, 中崎 晴弘, 渡辺 聖, 岩崎 維和夫, 草間 香, 吉雄 敏文, 奈良 千春, 小原 明, 月本 一郎, 野 ...
原稿種別: 本文
1999 年 35 巻 2 号 p.
237-245
発行日: 1999/04/20
公開日: 2017/01/01
ジャーナル
フリー
症例は5歳男児.右季肋部の巨大な圧痛を有する腫瘤を主訴に入院.腹部CTとMRIで、肝右葉の全域を占め, 内部は充実性と嚢胞性部分が混在する巨大腫瘤を認めた.血液生化学検査ではLDH 2246 IU/l以外に異常を認めず, 腫瘍マーカーのAFPは9.0ng/mlとほぼ正常であったが, CA125, NSE, IAP, CA72-4に軽度上昇が見られた.肝右葉切除術にて腫瘍を摘除した.切除肝は2400g, 病変部は19×19×19cmで, 病理診断で肝未分化肉腫と診断された.化学療法を施行し術後24カ月の現在再発徴候なく健在である.自験例を加えた本邦報告例48例の検討を行った.年長児の肝腫瘍でAFP正常, LDH高値を示し, 肝の嚢胞状病変を有する腫瘍を認める場合には, 鑑別疾患の一つとして本症を念頭におくべきと思われた.
抄録全体を表示
-
向井 基, 高松 英夫, 野口 啓幸, 田原 博幸, 加治 建
原稿種別: 本文
1999 年 35 巻 2 号 p.
246-248
発行日: 1999/04/20
公開日: 2017/01/01
ジャーナル
フリー
ダウン症候群, ヒルシュスプルング病, 先天性甲状腺機能低下症を合併した1乳児例を経験した.症例は2か月女児.生後間もなく心室中隔欠損症・心房中隔欠損症・ダウン症候群・右手欠損と診断された.新生児期より腹部膨満を認め, 1か月時に先天性甲状腺機能低下症の診断を受けた.甲状腺剤投与により, 甲状腺機能は正常化したが, 腹部膨満は改善しなかったため, 注腸造影にてヒルシュスプルング病が疑われた.当科入院後ヒルシュスプルング病の診断にて人工肛門を造設し, 腹部膨満は消失した.患児は生後7か月時に心不全のため死亡した.消化器系先天異常(ヒルシュスプルング病を含む)にダウン症を合併した症例では先天性甲状腺機能低下症の合併も多くなるとの報告があり, ヒルシュスプルング病とダウン症候群の合併例では甲状腺機能低下症の合併も念頭におく必要がある.
抄録全体を表示