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原稿種別: 表紙
2003 年 39 巻 4 号 p.
Cover1-
発行日: 2003/06/20
公開日: 2017/01/01
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原稿種別: 表紙
2003 年 39 巻 4 号 p.
Cover2-
発行日: 2003/06/20
公開日: 2017/01/01
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原稿種別: 付録等
2003 年 39 巻 4 号 p.
App1-
発行日: 2003/06/20
公開日: 2017/01/01
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原稿種別: 付録等
2003 年 39 巻 4 号 p.
App2-
発行日: 2003/06/20
公開日: 2017/01/01
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原稿種別: 付録等
2003 年 39 巻 4 号 p.
App3-
発行日: 2003/06/20
公開日: 2017/01/01
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原稿種別: 付録等
2003 年 39 巻 4 号 p.
App4-
発行日: 2003/06/20
公開日: 2017/01/01
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原稿種別: 付録等
2003 年 39 巻 4 号 p.
App5-
発行日: 2003/06/20
公開日: 2017/01/01
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原稿種別: 付録等
2003 年 39 巻 4 号 p.
App6-
発行日: 2003/06/20
公開日: 2017/01/01
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原稿種別: 付録等
2003 年 39 巻 4 号 p.
App7-
発行日: 2003/06/20
公開日: 2017/01/01
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原稿種別: 付録等
2003 年 39 巻 4 号 p.
App8-
発行日: 2003/06/20
公開日: 2017/01/01
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原稿種別: 付録等
2003 年 39 巻 4 号 p.
App9-
発行日: 2003/06/20
公開日: 2017/01/01
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原稿種別: 付録等
2003 年 39 巻 4 号 p.
App10-
発行日: 2003/06/20
公開日: 2017/01/01
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原稿種別: 付録等
2003 年 39 巻 4 号 p.
App11-
発行日: 2003/06/20
公開日: 2017/01/01
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原稿種別: 付録等
2003 年 39 巻 4 号 p.
App12-
発行日: 2003/06/20
公開日: 2017/01/01
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原稿種別: 付録等
2003 年 39 巻 4 号 p.
App13-
発行日: 2003/06/20
公開日: 2017/01/01
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原稿種別: 付録等
2003 年 39 巻 4 号 p.
App14-
発行日: 2003/06/20
公開日: 2017/01/01
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原稿種別: 付録等
2003 年 39 巻 4 号 p.
App15-
発行日: 2003/06/20
公開日: 2017/01/01
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原稿種別: 付録等
2003 年 39 巻 4 号 p.
App16-
発行日: 2003/06/20
公開日: 2017/01/01
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フリー
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原稿種別: 付録等
2003 年 39 巻 4 号 p.
App17-
発行日: 2003/06/20
公開日: 2017/01/01
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原稿種別: 付録等
2003 年 39 巻 4 号 p.
App18-
発行日: 2003/06/20
公開日: 2017/01/01
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原稿種別: 付録等
2003 年 39 巻 4 号 p.
App19-
発行日: 2003/06/20
公開日: 2017/01/01
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原稿種別: 付録等
2003 年 39 巻 4 号 p.
App20-
発行日: 2003/06/20
公開日: 2017/01/01
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原稿種別: 付録等
2003 年 39 巻 4 号 p.
App21-
発行日: 2003/06/20
公開日: 2017/01/01
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フリー
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原稿種別: 付録等
2003 年 39 巻 4 号 p.
App22-
発行日: 2003/06/20
公開日: 2017/01/01
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フリー
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原稿種別: 付録等
2003 年 39 巻 4 号 p.
App23-
発行日: 2003/06/20
公開日: 2017/01/01
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原稿種別: 目次
2003 年 39 巻 4 号 p.
Toc1-
発行日: 2003/06/20
公開日: 2017/01/01
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向井 基, 高松 英夫, 野口 啓幸, 田原 博幸, 加治 建, 矢野 常広, 坂本 浩一
原稿種別: 本文
2003 年 39 巻 4 号 p.
579-584
発行日: 2003/06/20
公開日: 2017/01/01
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【目的と方法】当科で経験した小腸原発消化管重複症7例の患者背景,症状,診断・治療,重複症の形態的特徴を示し,症状と形態的特徴との関連を中心に考察を加える.【結果】年齢は1ヵ月から4歳で,性別は男児4例,女児3例であった.合併異常を認めた症例はなかった.重複腸管は全例が回腸にあり,そのうち3例が回腸末端に存在した.形態は7例とも嚢腫型であった.腸間膜との位置関係は重複腸管を腸間膜側に認めた症例が4例,反腸間膜側に認めた症例が3例であった.固有筋層を共有しなかった症例は1例のみであった.異所性胃粘膜は検索可能な6例中4例でみられた.重複症の形態的特徴と,症状との関連の検討では,重複腸管が回腸を圧迫し比較的早期より通過障害を認めた2例では重複腸管と回腸の固有筋層が共有されていたが,年長時まで通過障害をきたさなかった1例では,固有筋層の共有はみられなかった.また,乳児期早期に腸重積で発症した症例では,重複腸管が反腸間膜側にみられ,回腸内腔に突出していた.【結論】消化管重複症は発生部位により臨床像が異なるが,今回の小腸原発症例のみの検討からも重複腸管の形態の違いにより,症状とその発現時期が異なることが予想された.
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大津 一弘, 古田 靖彦, 曽我 祐一郎
原稿種別: 本文
2003 年 39 巻 4 号 p.
585-592
発行日: 2003/06/20
公開日: 2017/01/01
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【目的】当科における生下時体重1,500g未満のそけいヘルニア手術症例を検討し文献的考察を加えた.【対象】1997年から2001年まで5年間の生下時体重1,500g未満のそけいヘルニア手術症例,42症例68側(両側14症例,対側発生4症例(1例は他院術後),再発2症例,contralateral exoloration陽性7側).【結果】男児21症例,女児21症例.患側は右17症例,左11症例,両側14症例.出生時体重349〜1,498gで1,000g未満が22症例.手術時修正週齢は41週から60週が26症例.NICU入院中に手術を行ったのは14症例,術前合併症としてChronic Lung Disease 29症例等を認めた.手術時体重は2,146gから4,000g未満が17症例.術式はMitchell Banks法.9症例にcontralateral exolorationを行い7症例に腹膜症状突起の遺残あり.対側発生は4症例.滑脱は12症例13側に卵管,うち6側は卵巣も同時に滑脱し,うち3側は嚢胞を開窓し縮小して腹腔内に還納.術中術後合併症は2例に発熱,喘息様発作.手術時間は1側あたり6〜60分,平均20分.術前嵌頓をおこしたのは1側1.4%.非還納性卵巣は女児21症例31側中10症例12側.再発は再発側2側を除いた66側中2側3.0%.2症例に根治術後,人工呼吸からの離脱,酸素投与量の減少が得られた.同期間の5年間の当科でのそけいヘルニア手術例は856例913側で再発例はこの2例2側のみ.【考察】当科では現在,全身状態が安定,修正週齢が45週以上,体重2,500g以上を基本的な手術時期としてきた.成熟児に比して再発率は高く,手術は困難であるが,嵌頓は1側,性腺梗塞はなく手術時期として問題はなかった.
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志関 孝夫, 伊藤 泰雄, 韮澤 融司, 渡辺 佳子
原稿種別: 本文
2003 年 39 巻 4 号 p.
593-597
発行日: 2003/06/20
公開日: 2017/01/01
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【目的】移動精巣の経過観察中に精巣の挙上を認めたascended testis(精巣挙上症)の検討から,精巣位置異常症の診断基準や治療方針を検討する.【対象および方法】1999年1月から2002年6月までに精巣の位置異常で来院した140症例(194精巣)のうち,移動精巣ないし停留精巣0度(陰嚢高位停留精巣)の診断で経過観察とした65症例(106精巣)を対象とした.病歴から,初診時ならびに経過観察中の診断,精巣の挙上時期,手術時期,手術方法などを検討した.精巣位置異常の診断は新たに定義した当科独自の診断基準を用い,小児外科指導医が行った.【結果】ascended testisの診断で治療を要した症例は5症例(6精巣)であった.その内訳は,移動精巣が経過観察中に停留精巣に変更されたもの3症例4精巣(症例1,4,5),停留精巣0度が後に停留精巣I度の停留精巣に変更されたもの2症例2精巣(症例2,3)であった.【結論】移動精巣の中に,その後精巣挙上を認め停留精巣となった症例があり,移動精巣は経過観察が必要である.精巣牽引にて精索の緊張がある場合(停留精巣0度)は,外科的治療を要する可能性が高い.全麻下で陰嚢上部に精巣が認められる場合,精巣固定は経陰嚢的に行うことができる.
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古村 眞, 本名 敏郎, 北野 良博, 鎌田 弘樹, 宮内 潤
原稿種別: 本文
2003 年 39 巻 4 号 p.
598-602
発行日: 2003/06/20
公開日: 2017/01/01
ジャーナル
フリー
我々は,頸部腫瘤として気づかれた頸部迷入胸腺2症例の正常胸腺組織を摘出した.頸部迷人胸腺組織は,免疫機能に関連すると考えられ,温存すべきと思われる.頸部腫傷との鑑別を中心に文献的考察を加え報告する。症例1は1歳2か月の男児.生下時からの左頸部腫瘤で,当行外来でフォローアップした.神経線維腫の診断のもと摘出した.症例2は,生後2か月の実兄.新生児期からの右頸部腫瘤で,顎下線由来の腫傷として摘出した.2症例とも病理組織学的に、胸腺組織と診断した.本邦で頸部迷入胸腺症例の報告は,23症例あり,正常胸腺組織による頸部腫瘤発症例は12例であった.この12症例の全例が,頸部正中三角部に腫瘤を認めた.当科で経験した157例の頸部正中三角部腫瘤の検討から,頸部迷入胸腺は,経過、触診所見,画像診断と腫瘤の針生検によって、ほぼ鑑別し温存し得るものと思われた.
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佐藤 正人, 棚野 晃秀, 高田 晃平, 浜田 吉則
原稿種別: 本文
2003 年 39 巻 4 号 p.
603-606
発行日: 2003/06/20
公開日: 2017/01/01
ジャーナル
フリー
われわれの経験した腹腔鏡下VP shunt revision施行症例を4例提示し,その有用性について考察を加える.症例1は7歳男児.先天性水頭症の診断で生後7日VPシャント手術が施行された.腹腔鏡下に断裂したシャントチューブの摘出を行い,テューブの再挿入を行った.症例2は5歳女児で同様に断裂したチューブの摘出,再挿入を行った.症例3は9歳女児でシャント機能不全により意識障害を呈していた.腹腔鏡下にチューブ先端付近の癒着剥離を行った.症例4は6ヵ月男児で生後5ヵ月時に初回シャント手術が施行されていた.CTにて脳室の拡大が指摘され手術となった.腹腔鏡観察下にシャントチューブの再挿入が施行された.腹腔鏡下VP shunt revisionは従来の開腹法に比し腹腔内の観察力に優れ,同時に癒着剥離や逸脱チューブの摘出が可能な点,さらにはminimally invasive surgeryの点からも優れた術式であると考えられた.
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松田 博光, 黒田 達夫, 中野 美和子, 森川 信行, 佐伯 守洋, 川崎 一輝, 宮川 知士
原稿種別: 本文
2003 年 39 巻 4 号 p.
607-612
発行日: 2003/06/20
公開日: 2017/01/01
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フリー
症例は11ヵ月女児.1ヵ月時より心雑音を指摘され,心エコーにて大動脈から左肺に流入する異常血管を認めたため,7ヵ月時に当院へ検査入院となった.聴診では左胸部(特に背部)から連続性雑音が聴取されたが,胸部単純レントゲンでは特に異常所見は認めなかった.気管支ファイバー・気管支造影では気管支分岐等の異常所見はみられず,胸部CT・胸部大動脈造影・左肺動脈造影にて胸部下行大動脈から1本の異常動脈が分岐し左下葉に流人しており,同部の肺動脈A8-10の分岐欠損が認められた.以上より肺底区動脈大動脈起始症(いわゆるPryce I型肺葉内肺分画症)と診断し,11ヵ月時に左下葉切除術を施行した.切除標本では異常血管は肺内で気管支B8-10に伴走し,末梢では内腔の著しい狭窄を伴う肺高血圧性血管病変が認められた.
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後藤 真, 松野 孝, 井手之上 里美, 前田 知美, 縫 明大, 平間 敏憲
原稿種別: 本文
2003 年 39 巻 4 号 p.
613-618
発行日: 2003/06/20
公開日: 2017/01/01
ジャーナル
フリー
新生児壊死性腸炎疑診例で,続発症として結腸狭窄症を発症した1例を報告する.症例は,在胎33週2日1,498gで出生した男児で,日齢7にミルクを嘔吐し,翌日血便を認めたため壊死性腸炎(NEC)が疑われた.保存療法で速やかに改善し,NECの確定診断には至らなかった.日齢22に胆汁性嘔吐が出現し,無呼吸発作・著明な腹満・腸炎を発症した.注腸造影で脾彎曲部に狭窄を認めたため,日齢26に横行結腸に人工肛門を造設した.その後人工肛門の肛門側横行結腸に新たに狭窄が出現,生後8か月に2か所の狭窄部を切除した.欧米でのNEC後の腸管狭窄の報告では,ほとんどがNEC確定診断例に発症しているが, NECが疑診であっても続発症として腸管狭窄をきたす可能性があり,重篤化する例も知られることから,NEC疑診例でも1-2か月は慎重な経過観察が必要と思われた.
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西森 史, 阿曽沼 克弘, 井崎 敏也, 大城 一, 濱本 理恵子, 奥村 健児, 岡島 英明, 山本 裕俊, 猪股 裕紀洋
原稿種別: 本文
2003 年 39 巻 4 号 p.
619-622
発行日: 2003/06/20
公開日: 2017/01/01
ジャーナル
フリー
非典型的な臨床症状,画像所見を呈したメッケル憩室の1例を経験した.症例は5歳男児,間欠的腹痛を主訴に来院.炎症や消化管出血を患わせる症状はなく,超音波検査では,target signなどの腸重積の所見も認めなかったが,骨盤腔内に可動性のある腫瘤が描出された.CT,MRIにても同様に骨盤底付近に嚢胞性病変があり,当初診断に苦慮したが,メプケルシンチを施行したところ,腫瘤に一致してRIの集積を認めた.手術所見では,回盲部より約45cm口側の回腸に,先端が径45cmの腫瘤様に拡張し,約3cmの茎を有する憩室があり,軽い茎の捻転により間欠的腹痛を来したものと思われた.画像上嚢胞性病変を示す骨盤内腫瘤の鑑別疾患の一つに,メッケル憩室を考慮する必要があり,それは必ずしも典型的な臨床症状を示さないことがあると考えられた.
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川野 晋也, 真田 裕, 吉澤 康男, 千葉 正博, 室伏 雅之, 平井 慶徳, 山田 耕一郎
原稿種別: 本文
2003 年 39 巻 4 号 p.
623-629
発行日: 2003/06/20
公開日: 2017/01/01
ジャーナル
フリー
硬化性腸間膜炎は腸間膜に限局する炎症性偽腫傷で,脂肪壊死,線維組織の増殖から病変部の肥厚,退縮を来す原因不明の疾患である.本稿では筆者らが経験した本症小児例3例の臨床経過を報告する.症例は1歳5ヵ月男児,3歳8ヵ月男児,6歳女児である.いすれも長期にわたる不明熱,腹部腫瘤のため,診断を確定し得ないまま開腹手術を行った.腫瘤は3例とも横行結腸から脾弯曲部の結腸間膜にあり,腫瘤を結腸とともに摘出した.摘出腫瘤には炎症細胞浸潤を伴った線維組織の高度増殖像が認められ,硬化性腸間膜炎と診断された.本症は中高年に好発し,小児では稀な疾患ではあるが,炎症を伴った腹部腫瘤の症例では本症も念頭に置いた治療が必要である.成人症例ではステロイドによる保存的療法の報告が多いが,小児症例では悪性疾患との鑑別が困難であり,外科的切除術を選択することが多い.
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小笠原 有紀, 矢内 俊裕, 小林 弘幸, 山高 篤行, 池園 哲郎, 荻原 望, 右田 真, 宮野 武
原稿種別: 本文
2003 年 39 巻 4 号 p.
630-635
発行日: 2003/06/20
公開日: 2017/01/01
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フリー
症例は1歳3ヵ月の男児.発熱・嚥下困難を主訴に近医を受診し,胸部X線で食道異物を指摘された.直達鏡机下にボタン型リチウム電池を摘出したが,異物誤飲から12日間経過しており,左頚部食道に潰傷形成を認めた,さらに,食道造影にて食道気管瘻が認められたため、当科へ転院となった.異物摘出後2週に施行した食道内視鏡では,食道人口部より3cmの部位に径1mm大の瘻孔を認めた.中心静脈栄養および胃瘻による栄養管理,XIII因子製剤投与等で保存的治療を行ったところ,摘出後5週で瘻孔の自然閉鎖が確認され,経口摂取を開始した.リチウム電池食道異物は短時間でも重篤な合併症をきたしうるため,早期摘出および慎重な経過観察が必要である.食道気管瘻の形成を認めた場合,自然閉鎖を期待して,異物摘出後1〜2ヵ月間は保存的治療に努めることが望ましいと思われる.
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木崎 義行, 内田 広夫, 藤野 順子, 山本 英輝, 石丸 由紀, 池田 均, 森 吉臣
原稿種別: 本文
2003 年 39 巻 4 号 p.
636-638
発行日: 2003/06/20
公開日: 2017/01/01
ジャーナル
フリー
回腸重複症に併発した回腸リンパ管腫の1例を経験した.症例は5ヵ月,女児.胆汁性嘔吐を主訴に,消化管重複症による腸閉塞栓の術前診断で開腹術を施行した.腫瘤は回腸末端の腸間服付着側にあり,これを原因とする腸閉塞症と診断し回旨部切除,回腸上行結腸吻合術を施行した摘出腫瘤は病理組織学的に回腸重複症とこれに併発した回腸リンパ管腫であった.消化管のリンパ管腫は稀であり,特に消化管重複症に併発したリンパ管腫の報告は見当たらない.本別は極めて稀有な症例と考えられるか,消化管のリンパ管腫は小児期腸閉塞症の原因となり得る疾患である.
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宇塚 武司, 印宮 朗, 伊藤 真義, 菊地 誠哉, 横澤 正人, 佐藤 真司, 安倍 十三夫
原稿種別: 本文
2003 年 39 巻 4 号 p.
639-
発行日: 2003/06/20
公開日: 2017/01/01
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フリー
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大場 淳一, 青木 秀俊, 滝上 剛, 佐藤 浩之, 岡 潤一, 工藤 欣哉, 小西 貴幸
原稿種別: 本文
2003 年 39 巻 4 号 p.
639-
発行日: 2003/06/20
公開日: 2017/01/01
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フリー
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縫 明大, 平間 敏憲, 前田 知美, 永山 稔, 松野 孝, 後藤 真, 川名 信
原稿種別: 本文
2003 年 39 巻 4 号 p.
639-
発行日: 2003/06/20
公開日: 2017/01/01
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松田 佳也, 村木 専一, 宮本 和俊, 笹嶋 唯博, 中村 英記, 竹田津 原野, 林 時仲, 藤枝 憲二, 菅原 時人, 宗万 孝次
原稿種別: 本文
2003 年 39 巻 4 号 p.
639-640
発行日: 2003/06/20
公開日: 2017/01/01
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永山 稔, 縫 明大, 後藤 真, 前田 知美, 松野 孝, 平間 敏徳, 川名 信
原稿種別: 本文
2003 年 39 巻 4 号 p.
640-
発行日: 2003/06/20
公開日: 2017/01/01
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フリー
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宮本 和俊, 村木 専一, 松田 佳也, 笹嶋 唯博
原稿種別: 本文
2003 年 39 巻 4 号 p.
640-
発行日: 2003/06/20
公開日: 2017/01/01
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フリー
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岡田 忠雄, 佐々木 文章, 倉内 宣明, 植木 伸也, 柴崎 晋, 廣方 玄太郎, 藤堂 省
原稿種別: 本文
2003 年 39 巻 4 号 p.
640-
発行日: 2003/06/20
公開日: 2017/01/01
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フリー
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真名瀬 博人, 関下 芳明, 柳 荘一郎
原稿種別: 本文
2003 年 39 巻 4 号 p.
640-
発行日: 2003/06/20
公開日: 2017/01/01
ジャーナル
フリー
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内藤 春彦, 折茂 達也, 濱田 倫朋, 白戸 博志, 荻田 征美
原稿種別: 本文
2003 年 39 巻 4 号 p.
640-641
発行日: 2003/06/20
公開日: 2017/01/01
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大川 由美, 大黒 聖二, 青柳 武史, 長谷川 公治, 長佐古 良英, 小橋 重親, 三澤 一仁, 佐野 秀一, 中西 昌美, 手戸 一郎
原稿種別: 本文
2003 年 39 巻 4 号 p.
641-
発行日: 2003/06/20
公開日: 2017/01/01
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フリー
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村木 専一, 松田 佳也, 宮本 和俊, 笹嶋 唯博, 蒔田 芳男, 石井 拓磨
原稿種別: 本文
2003 年 39 巻 4 号 p.
641-
発行日: 2003/06/20
公開日: 2017/01/01
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浜田 弘巳, 勝木 良雄, 岡村 幹郎, 高田 譲二, 辻 寧重, 七戸 康夫, 藤田 祥二, 古賀 康嗣, 伊丹 儀友
原稿種別: 本文
2003 年 39 巻 4 号 p.
641-
発行日: 2003/06/20
公開日: 2017/01/01
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フリー
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後藤 真, 永山 稔, 縫 明大, 前田 知美, 松野 孝, 平間 敏憲
原稿種別: 本文
2003 年 39 巻 4 号 p.
641-642
発行日: 2003/06/20
公開日: 2017/01/01
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