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原稿種別: 表紙
2007 年 43 巻 1 号 p.
Cover1-
発行日: 2007/02/20
公開日: 2017/01/01
ジャーナル
フリー
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原稿種別: 表紙
2007 年 43 巻 1 号 p.
Cover2-
発行日: 2007/02/20
公開日: 2017/01/01
ジャーナル
フリー
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原稿種別: 付録等
2007 年 43 巻 1 号 p.
App1-
発行日: 2007/02/20
公開日: 2017/01/01
ジャーナル
フリー
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原稿種別: 付録等
2007 年 43 巻 1 号 p.
App2-
発行日: 2007/02/20
公開日: 2017/01/01
ジャーナル
フリー
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原稿種別: 付録等
2007 年 43 巻 1 号 p.
App3-
発行日: 2007/02/20
公開日: 2017/01/01
ジャーナル
フリー
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原稿種別: 付録等
2007 年 43 巻 1 号 p.
App4-
発行日: 2007/02/20
公開日: 2017/01/01
ジャーナル
フリー
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原稿種別: 付録等
2007 年 43 巻 1 号 p.
App5-
発行日: 2007/02/20
公開日: 2017/01/01
ジャーナル
フリー
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原稿種別: 付録等
2007 年 43 巻 1 号 p.
App6-
発行日: 2007/02/20
公開日: 2017/01/01
ジャーナル
フリー
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原稿種別: 付録等
2007 年 43 巻 1 号 p.
App7-
発行日: 2007/02/20
公開日: 2017/01/01
ジャーナル
フリー
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原稿種別: 付録等
2007 年 43 巻 1 号 p.
App8-
発行日: 2007/02/20
公開日: 2017/01/01
ジャーナル
フリー
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原稿種別: 付録等
2007 年 43 巻 1 号 p.
App9-
発行日: 2007/02/20
公開日: 2017/01/01
ジャーナル
フリー
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原稿種別: 付録等
2007 年 43 巻 1 号 p.
App10-
発行日: 2007/02/20
公開日: 2017/01/01
ジャーナル
フリー
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原稿種別: 目次
2007 年 43 巻 1 号 p.
Toc1-
発行日: 2007/02/20
公開日: 2017/01/01
ジャーナル
フリー
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李 光鐘, 鎌形 正一郎, 広部 誠一, 東間 未来, 吉田 史子, 猿渡 由美子, 彦坂 信, 宮川 知士, 森川 征彦, 林 奐
原稿種別: 本文
2007 年 43 巻 1 号 p.
1-6
発行日: 2007/02/20
公開日: 2017/01/01
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フリー
【目的】肺葉性肺気腫は気管支のチェックバルブ機構によって肺葉が過膨張をきたす疾患と考えられているが詳細な検索で原因が判明することがある.当院において肺葉性肺気腫と診断した症例を検討し,その病態に関して考察を加え報告する.【対象】最近32年間に当院において呼吸器症状を有し胸部X線写真で肺葉の過膨張を認めた20症例を対象とした.原因検索は胸部CT,気管気管支ファイバー,あるいは気管支造影で行なった.【結果】男女比は14例:6例であり,発症年齢は6か月末満が14例,6か月以上6歳未満が4例,6歳以上が2例であった.病変部位は,右が8例(右中葉2例,右下葉3例,右全体3例),左が10例(左上葉6例,左下葉4例),両側2例(両下葉1例,右下葉+左全体1例)であった.原因別では,内因性が15例,外因性が3例,術後他の疾患であることが判明したものが2例であった.内因性の内訳は気管支狭窄が6例,末梢気管支がびまん性に細かったものが2例,気管支閉鎖が6例,気管支拡張が1例であった.外因性では嚢胞による圧排が1例,血管性の圧迫が2例であった.原因不明のまま手術を行ない肺分画症と判明したものが1例,術後病理診断で先天性嚢胞状腺腫様形成異常(CCAM)と判明したものが1例であった.【考察】いわゆる肺葉性肺気腫は単一の疾患ではなく肺葉の過膨張をきたすさまざまな疾患の総称と考えられ,疾患名としての"肺気腫"は病理学的な観点からしても適当ではない.全体の75%が術前検査で原因を検索し得,術後診断も加えると全例で過膨張の原因を知り得た.診断にあたってはその原因を追求する努力が肝要であり,原因疾患に応じた治療が必要と考える.
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風間 理郎, 仁尾 正記, 佐野 信行, 大井 龍司
原稿種別: 本文
2007 年 43 巻 1 号 p.
7-12
発行日: 2007/02/20
公開日: 2017/01/01
ジャーナル
フリー
【目的】重症心身障害児(以下重症児)では,高度誤嚥がQOLおよび生命予後を悪化させることが知られており,その外科的治療法として,近年喉頭気管分離術が注目されている.今回,われわれは自験例を解析し,喉頭気管分離術の有用性と安全性を評価した.【方法】2004年3月から2005年8月までの18か月間に喉頭気管分離術を行った高度誤嚥を伴う重症児11例(平均年齢16.5歳)を対象として,術前術後経過,合併症,転帰を調べた.また胃食道逆流(以下GER)合併例では,呼吸器障害が高度でなければ噴門形成術を先行することとした.【結果】喉頭気管分離術後,口腔・気道吸引回数が減少し(術前回数5.4±2.0/日,術後回数4.4±1.4/日,p=0.066),room airでのSpO_2は有意に上昇した(術前93.8±3.3%,術後98.0±1.6%,p=0.002).また,肺炎合併の頻度にも改善が認められた.GERは11例中7例(63.6%)に認められ,うち4例に喉頭気管分離術に先立って噴門形成術を施行した.合併症については皮下血腫,気管食道吻合部の縫合不全を各1例に認めたが,いずれもドレナージのみで治癒した.術後5か月から22か月(平均16.6か月)を経過し,全例生存中である.【結論】喉頭気管分離術は安全な術式であり,誤嚥を伴う重症児およびその介護者のQOLを著明に改善した.また,合併するGERに対して噴門形成術を先行することは,呼吸器症状に対するGERの関与を除外することで喉頭気管分離術の適応を明確にするとともに,患者家族がこの手術を受け入れるまでの時間的余裕を提供し,環境を整える上で有用と思われた.
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浮山 越史, 伊藤 泰雄, 韮澤 融司, 渡辺 佳子, 種村 比呂子
原稿種別: 本文
2007 年 43 巻 1 号 p.
13-17
発行日: 2007/02/20
公開日: 2017/01/01
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フリー
【目的】器械吻合によるfunctional end-to-end anastomosisを乳児の口径差のある小腸小腸吻合において行った.【対象と方法】小腸瘻閉鎖時に1対2以上の口径差のある小腸小腸吻合においてfunctional end-to-end anastomosisを器械吻合で行った,4症例を対象とした.手術時間,術中出血,術後経口までの日数,術後退院までの日数,術前術後の体重,術中術後合併症をretrospectiveに検討した.【結果】最近の1症例では手術時間が短く出血量も少なかった.2症例で術後経口開始までの時間と退院までの日数において時間を要した.術中術後の合併症はなかった.術後の体重増加はchronic lung diseaseを合併していた1例を除き,良好であった.【結論】乳児において器械吻合によるfunctional end-to-end anastomosisは安全,確実な縫合であった.しかし,術後腸管の運動障害を起こす症例があるので,経口の開始には注意が必要である.今後,症例の積み重ねと長期予後の観察が重要と考える.
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飯干 泰彦, 澤井 利夫, 関 保二, 田附 裕子, 鈴村 和大, 藤元 治朗
原稿種別: 本文
2007 年 43 巻 1 号 p.
18-22
発行日: 2007/02/20
公開日: 2017/01/01
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フリー
【目的】静脈切開法による中心静脈ルートの確保は,治療上必要不可欠でありながら,カテーテルの挿入に難渋する場合も存在する.今回,当院小児例に用いられているシラスコン静脈カテーテルO型(3.6Fr)およびHickmanダブルルーメンカテーテル(7Fr)を挿入した症例に対し,患児の背景,挿入の成否,挿入困難の原因を検討した.【対象と方法】2001年から2004年の4年間で当科にて,静脈切開にて中心静脈ルートを確保した新生児より15歳までの133例を対象とした.原疾患,年齢,カテーテルの種類,挿入血管,挿入の成否を検討し,挿入時の問題点の分析を行った.【結果】原疾患は,白血病等の血液疾患や固形腫瘍が57例,消化器疾患が41例,肺炎,腎不全等の全身管理を要する疾患が35例であった.シラスコン静脈カテーテルO型(3.6Fr)は,延べ39例に用いられ,新生児,乳児に挿入例が多く,Hickmanダブルルーメンカテーテル(7Fr)は,延べ98例に用いられた.最初の血管で133例中129例に中心静脈ルートの確保がなされ,2番目の血管で4例中4例にルートを確保できた.最初の血管でルート確保が困難であったのは,8歳右外頚静脈および10歳左外頚静脈でHickmanカテーテルの血管内先端誘導ができなかった.6歳左橈側皮静脈ではHickmanカテーテルが血管より太くて入らなかった.8歳右外頚静脈では,シラスコン静脈カテーテルが血栓による右鎖骨下静脈の閉塞のため入らなかった.【結論】今回の検討では,新生児,乳幼児は,血管の伸展性,方向の操作性も高く,挿入困難例はなかった.挿入困難の原因は,血管内血栓,太いカテーテルでは血管分岐部の角度,外頚静脈以外では血管のサイズであった.
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星野 真由美, 浅井 陽, 井上 幹也, 杉藤 公信, 池田 太郎, 萩原 紀嗣, 越永 従道, 草深 竹志
原稿種別: 本文
2007 年 43 巻 1 号 p.
23-31
発行日: 2007/02/20
公開日: 2017/01/01
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フリー
【目的】腸重積症はほとんどが特発性腸重積症であるが,器質的疾患を有する症例も含まれ,それぞれに適切な診療を行うことが重要である.当施設における腸重積症の臨床的特徴を明らかにする目的で症例の検討を行った.【方法】1995年1月から2006年2月の腸重積症自験例139例について調査し,臨床的特徴について検討した.さらに器質的疾患を有した症例については本邦報告例を集計し,その内容・頻度などについて検討を加えた.【結果】男女比1.54で男児に多く,年齢は1歳未満が51.7%で,月齢7か月にピークを示した.月別発生数については4月と9月にピークを示した.病型は68.2%が回盲部型であった.全症例の43.4%に前駆症状を認めた.159回行われた整復術のうち73.6%は非観血的整復術であった.回腸回腸結腸型に対する18回の整復術のうち66.7%が観血的整復術で,ほかの病型に比して観血的整復術の頻度が高かった.器質的疾患を有した症例は5例(3.6%;Meckel憩室2例,大腸若年性ポリープ2例,急性虫垂炎術後埋没断端1例)で年長児に多く,回盲部型は1例のみであった.3例(60.0%)に再発を認めた.本邦報告例では6,681例中183例(2.7%)に器質的疾患を認め,Meckel憩室30.0%,腸管重複症12.0%,異所性組織8.2%,若年性ポリープ5.5%,悪性リンパ腫5.5%の順で多かった.【結論】自験例でも多くが特発性で6か月前後の男児に多かった(男女比:1.54).一方器質的疾患によるものにおいて年長児や回盲部型以外の病型が多く,再発の頻度も高かった.原因疾患の多様性を念頭に入れた対応が必要であると思われた.
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矢加部 茂, 山内 健
原稿種別: 本文
2007 年 43 巻 1 号 p.
32-36
発行日: 2007/02/20
公開日: 2017/01/01
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フリー
【目的】最近の小児鼠径ヘルニアの臨床像と治療方針,対側出現の頻度と対策についてのアンケート調査結果を報告する.【対象と方法】九州地区において小児外科診療を行っている24施設に小児鼠径ヘルニアに関するアンケート調査を行った.その内容は,2001年から2003年までの3年間における鼠径ヘルニア手術例の性,年齢,部位別の症例数,術式,対側検索の実施数と陽性数,および2001年から2005年6月までの対側出現例に関する詳細についてであった.フリーコメントとして術式選択と対側検索のポリシーについても尋ねた.【結果】24施設の3年間の小児鼠径ヘルニア症例数は計5,686例であった.手術時の年齢層では1〜3歳児が最も多く,男女比は1.3:1,左右差は男児でやや右側に多く,男女とも両側同時例が約10%であった.術式は95%の症例でPotts法が行われていた.対側出現については333例が集計された.初回手術から対側出現までの平均期間は18.5±20.3カ月(術後4時間〜10年)で初回手術後3年以内に90%の症例が発症していた.対側検索の施行等により対側出現の頻度が低い6施設を除いた18施設における対側出現の頻度は5.6%(192/3,454)で,年齢,性別,初回手術の患側による差が認められた.対側出現の頻度が高いのは,1〜3歳の女児で初回手術が左側の場合が13.6%と最も高く,乳児男児で初回手術が左側の場合が10%で続いていた.男女とも4歳以上では対側出現の頻度は低くなった.対側予防は20施設では基本的に行っておらず,予防のための対側検索の方法では腹腔鏡を利用する方法が4施設と最も多く,すべての対側検索の陽性率は,34.1%(160/469)であった.
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林田 真, 中尾 真, 有馬 透
原稿種別: 本文
2007 年 43 巻 1 号 p.
37-41
発行日: 2007/02/20
公開日: 2017/01/01
ジャーナル
フリー
中腸軸捻転は腸閉鎖や胎便性腹膜炎と診断されたうえで出生後の手術で中腸軸捻転と診断される報告が多く,胎児期にそれと診断されることは稀である.今回,胎児超音波で空腸閉鎖が疑われ,手術により中腸軸捻転と診断された症例を経験した.症例は在胎36週0日に,胎児超音波にて空腸閉鎖が疑われた.在胎36週2日に経膣分娩で出生した.注腸造影などより腸回転異常による空腸閉塞を疑い,2生日に手術を施行した.術中所見ではトライツ靱帯は認めず,全小腸と回盲部は,上腸間膜動脈を中心に反時計回りに1,080度捻転を起こしていたが,腸管の色調は良好であった.以上より,腸回転異常症,中腸軸捻転と診断した.捻転の解除とLadd手術を施行し,術後の経過は良好であった.中腸軸捻転の超音波所見として,腸閉塞の所見に加えwhirlpool signがあり診断に有用である.胎児期に腸閉塞が疑われた時は,中腸軸捻転も念頭に置く必要がある.
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大畠 雅之, 能村 正仁, 稲村 幸雄, 田中 賢治, 田浦 康明, 入江 朋子, 永安 武
原稿種別: 本文
2007 年 43 巻 1 号 p.
42-47
発行日: 2007/02/20
公開日: 2017/01/01
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フリー
乳児ビタミンK欠乏性出血症は母乳哺育以外の誘因のない特発性と母乳哺育以外の原因が考えられる2次性に大別され,頭蓋内出血の頻度が非常に高い疾患である.2次性としてビタミンKの吸収障害や利用障害などを原因とする胆道閉鎖症に頭蓋内出血合併の報告が多い.症例は2か月男児.発熱で入院した前医で先天性胆道拡張症と診断され当科に入院となった.入院後,血圧低下,呼吸不全が進行し頭部CTで石頭蓋内出血を認め緊急関頭術と関頭減圧術を施行した.術前検査でPT,APTTが著明に延長しビタミンK欠乏が原因と考えられた.術後神経症状は改善したものの肝機能異常が持続するため先天性胆道拡張症に対する根治術を施行した.1990年以降本邦で自験例を含め9例の新生児・乳児先天性胆道拡張症に出血傾向,頭蓋内出血が報告されている.今回,我々は先天性胆道拡張症に頭蓋内出血を合併した乳児症例を経験したので文献的考察を加えて報告する.
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飯干 泰彦, 岡田 敏弘, 田附 裕子, 藤元 治朗
原稿種別: 本文
2007 年 43 巻 1 号 p.
48-52
発行日: 2007/02/20
公開日: 2017/01/01
ジャーナル
フリー
超音波による出生前診断と小児腹腔鏡下手術の進歩は,新生児医療に新展開をもたらした.今回,腹腔鏡による観察後にポート部より摘出し得た新生児右卵巣嚢胞の1例を経験したので報告する.症例は,日齢0日,女児.胎児超音波検査にて嚢胞を指摘され,出生後の超音波検査でも捻転の可能性が高い径5cm以上の右卵巣嚢胞を認め,嚢胞は可動性が極めて高かった.そこで捻転の危険性を考慮し,生後4日に手術を施行した.全身麻酔下,臍下部より12mmのトロカールを挿入し,直視鏡下に右卵巣の巨大単純嚢胞と左正常卵巣を観察し,腹腔内に他病変のないことを確認した.続いて臍下部創より,直視下に卵巣嚢胞を穿刺して嚢胞と卵巣を創外に引き出し,嚢胞を摘出した.術後経過良好で,外観上創痕なく美容的にも問題を認めない.
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石丸 由紀, 畑中 政博, 大谷 祐之, 田原 和典, 高安 肇, 池田 均
原稿種別: 本文
2007 年 43 巻 1 号 p.
53-57
発行日: 2007/02/20
公開日: 2017/01/01
ジャーナル
フリー
Wiskott-Aldrich症候群を合併したH型気管食道瘻(Gross E型食道閉鎖症)の1例を経験した.症例は生後4日,女児.在胎35週,出生時体重1,918g.多呼吸,腹部膨満を主訴に入院.上部消化管造影により第2胸椎レベルのH型気管食道瘻と診断した.また血小板減少を認め,家族歴からWiskott-Aldrich症候群と診断した.生後9日目に血小板輸血を行い,右側頚部アプローチによる気管食道瘻閉鎖術を施行した.術後の食道造影では嚥下時の食道屈曲が認められたが,その他の合併症は認めなかった.本例の経験から本症では十分な視野のもとに気管食道瘻の切離と瘻孔断端の確実な縫合閉鎖を行うこと,術中の気管,食道の剥離操作は極力最小限に止めること,および術後の呼吸管理は可及的低圧で行うことなどが術後合併症を回避するために重要と思われた.一方,H型気管食道瘻とWiskott-Aldrich症候群の合併は報告例がなく,両者の遺伝学的関連は否定的で本例は稀な症例と考えられた.
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渡邊 美穂, 小室 広昭, 金子 道夫, 堀 哲夫, 平井 みさ子, 瓜田 泰久, 井上 成一朗, 吉見 愛
原稿種別: 本文
2007 年 43 巻 1 号 p.
58-61
発行日: 2007/02/20
公開日: 2017/01/01
ジャーナル
フリー
臍帯結紮リングの使用により腸閉塞を生じたと考えられる超低出生体重児を経験した.症例は在胎25週4日798gにて出生.日齢1日臍帯結紮リングを使用し臍帯処置を施行された.生後排便は認めず腹部膨満が進行した.日齢18日胆汁性胃残出現,日齢19日当院転院,同日緊急開腹術施行した.臍部に回腸が癒着,捻転していた.捻転解除後臍部の剥離を試みたが剥離できず腸管内容が流出した.閉塞部位を含めて回腸を切除した後,回腸端々吻合術を施行した.この時点で腸閉鎖の原因は回腸の臍部への癒着・捻転と考えていたが,術後3病日,縫合不全に対して再開腹術,腸瘻造設術を施行した際,外見からは判別できないほど皮下に埋没していた臍帯結紮リングに気づき摘出した.前回の術中写真を検討した結果,臍帯結紮リングに腸管が巻き込まれ腸閉塞をきたしたと判明した.稀ではあるが,臍帯結紮リングを使用する際には本合併症の可能性を考慮する必要がある.
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原稿種別: 付録等
2007 年 43 巻 1 号 p.
62-91
発行日: 2007/02/20
公開日: 2017/01/01
ジャーナル
フリー
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長谷川 久弥, 坂井 美穂, 吉田 和司, 鶴田 志緒, 園田 結子, 永瀬 裕三, 岡崎 純子
原稿種別: 本文
2007 年 43 巻 1 号 p.
92-
発行日: 2007/02/20
公開日: 2017/01/01
ジャーナル
フリー
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星野 陸夫
原稿種別: 本文
2007 年 43 巻 1 号 p.
92-93
発行日: 2007/02/20
公開日: 2017/01/01
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フリー
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鈴木 康之
原稿種別: 本文
2007 年 43 巻 1 号 p.
93-
発行日: 2007/02/20
公開日: 2017/01/01
ジャーナル
フリー
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永瀬 裕三, 細田 進, 芝入 正雄, 長谷川 久弥, 岡崎 純子
原稿種別: 本文
2007 年 43 巻 1 号 p.
93-94
発行日: 2007/02/20
公開日: 2017/01/01
ジャーナル
フリー
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西島 栄治, 佐藤 志以樹, 連 利博, 高見澤 滋, 津川 二郎, 横井 暁子, 山下 方俊, 和田 英見, 畑田 啓子, 津川 力
原稿種別: 本文
2007 年 43 巻 1 号 p.
94-
発行日: 2007/02/20
公開日: 2017/01/01
ジャーナル
フリー
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鎌田 振吉, 臼井 規朗, 野瀬 恵介, 田附 裕子, 神山 雅史, 福澤 正洋
原稿種別: 本文
2007 年 43 巻 1 号 p.
94-
発行日: 2007/02/20
公開日: 2017/01/01
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フリー
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天江 新太郎, 吉田 茂彦, 石井 智浩, 和田 基, 佐藤 智行, 中村 恵美, 田中 拡, 林 富
原稿種別: 本文
2007 年 43 巻 1 号 p.
94-95
発行日: 2007/02/20
公開日: 2017/01/01
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フリー
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大畠 雅之, 稲村 幸雄, 田中 賢治, 永安 武
原稿種別: 本文
2007 年 43 巻 1 号 p.
95-
発行日: 2007/02/20
公開日: 2017/01/01
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フリー
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永田 公二, 増本 幸二, 上杉 遠, 田口 智章, 水田 祥代
原稿種別: 本文
2007 年 43 巻 1 号 p.
95-
発行日: 2007/02/20
公開日: 2017/01/01
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金森 豊, 橋都 浩平, 杉山 正彦, 朝長 哲弥, 古村 眞, 鈴木 完
原稿種別: 本文
2007 年 43 巻 1 号 p.
95-
発行日: 2007/02/20
公開日: 2017/01/01
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諸冨 嘉樹, 森内 隆喜, 上田 正直, 塩川 智司, 春本 研, 中平 公士, 吉田 達之
原稿種別: 本文
2007 年 43 巻 1 号 p.
95-96
発行日: 2007/02/20
公開日: 2017/01/01
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福澤 宏明, 漆原 直人, 小倉 薫, 宮崎 栄治, 福本 弘二, 木村 朱里, 長谷川 史郎
原稿種別: 本文
2007 年 43 巻 1 号 p.
96-
発行日: 2007/02/20
公開日: 2017/01/01
ジャーナル
フリー
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李 光鐘, 鎌形 正一郎, 広部 誠一, 東間 未来, 吉田 史子, 猿渡 由美子, 彦坂 信, 林 奐, 宮川 知士, 中島 千賀子, 森 ...
原稿種別: 本文
2007 年 43 巻 1 号 p.
96-
発行日: 2007/02/20
公開日: 2017/01/01
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フリー
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森川 信行, 黒田 達夫, 本名 敏郎, 北野 良博, 渡辺 宏治, 寺脇 幹, 柴田 祐充子, 川野 孝文, 川崎 一輝, 肥沼 悟郎
原稿種別: 本文
2007 年 43 巻 1 号 p.
96-
発行日: 2007/02/20
公開日: 2017/01/01
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フリー
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平井 みさ子, 池袋 賢一, 村越 孝次, 金子 道夫, 西田 朗, 仁科 孝子
原稿種別: 本文
2007 年 43 巻 1 号 p.
96-97
発行日: 2007/02/20
公開日: 2017/01/01
ジャーナル
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津川 二郎, 畑田 啓子, 横井 暁子, 和田 英見, 山下 方俊, 高見澤 滋, 佐藤 志以樹, 連 利博, 西島 栄治, 津川 力
原稿種別: 本文
2007 年 43 巻 1 号 p.
97-
発行日: 2007/02/20
公開日: 2017/01/01
ジャーナル
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吉田 史子, 鎌形 正一郎, 広部 誠一, 東間 未来, 李 光鐘, 猿渡 由美子, 彦坂 信, 林 奐, 宮川 知士, 中島 千賀子, 森 ...
原稿種別: 本文
2007 年 43 巻 1 号 p.
97-
発行日: 2007/02/20
公開日: 2017/01/01
ジャーナル
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谷 岳人, 窪田 昭男, 川原 央好, 奥山 宏臣, 清水 義之, 渡邊 高士, 山中 宏晃, 桑江 優子, 中山 雅弘
原稿種別: 本文
2007 年 43 巻 1 号 p.
97-
発行日: 2007/02/20
公開日: 2017/01/01
ジャーナル
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仁尾 正記, 佐野 信行, 風間 理郎, 大井 龍司
原稿種別: 本文
2007 年 43 巻 1 号 p.
97-98
発行日: 2007/02/20
公開日: 2017/01/01
ジャーナル
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杉山 正彦, 金森 豊, 朝長 哲弥, 古村 眞, 仲西 博子, 鈴木 完, 橋都 浩平
原稿種別: 本文
2007 年 43 巻 1 号 p.
98-
発行日: 2007/02/20
公開日: 2017/01/01
ジャーナル
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在間 梓, 前田 貢作, 大北 裕
原稿種別: 本文
2007 年 43 巻 1 号 p.
98-
発行日: 2007/02/20
公開日: 2017/01/01
ジャーナル
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矢野 常広, 高松 英夫, 田原 博幸, 下野 隆一, 林田 良啓, 新山 新, 摺木 伸隆, 楠生 亮, 柳元 孝介
原稿種別: 本文
2007 年 43 巻 1 号 p.
98-
発行日: 2007/02/20
公開日: 2017/01/01
ジャーナル
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堀田 亮, 星野 健, 岡村 淳, 山田 洋平, 中尾 志生子, 小森 広嗣, 渕本 康史, 森川 康英, 北島 政樹
原稿種別: 本文
2007 年 43 巻 1 号 p.
98-99
発行日: 2007/02/20
公開日: 2017/01/01
ジャーナル
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奥山 宏臣, 窪田 昭男, 川原 央好, 清水 義之, 渡邉 高士, 谷 岳人, 山中 宏晃, 角由 紀子
原稿種別: 本文
2007 年 43 巻 1 号 p.
99-
発行日: 2007/02/20
公開日: 2017/01/01
ジャーナル
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佐々木 隆士, 米倉 竹夫, 小角 卓也, 山内 勝治, 大割 貢
原稿種別: 本文
2007 年 43 巻 1 号 p.
99-
発行日: 2007/02/20
公開日: 2017/01/01
ジャーナル
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