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原稿種別: 表紙
2002 年 38 巻 1 号 p.
Cover1-
発行日: 2002/02/20
公開日: 2017/01/01
ジャーナル
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原稿種別: 表紙
2002 年 38 巻 1 号 p.
Cover2-
発行日: 2002/02/20
公開日: 2017/01/01
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フリー
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原稿種別: 付録等
2002 年 38 巻 1 号 p.
App1-
発行日: 2002/02/20
公開日: 2017/01/01
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原稿種別: 付録等
2002 年 38 巻 1 号 p.
App2-
発行日: 2002/02/20
公開日: 2017/01/01
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原稿種別: 付録等
2002 年 38 巻 1 号 p.
App3-
発行日: 2002/02/20
公開日: 2017/01/01
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原稿種別: 付録等
2002 年 38 巻 1 号 p.
App4-
発行日: 2002/02/20
公開日: 2017/01/01
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原稿種別: 付録等
2002 年 38 巻 1 号 p.
App5-
発行日: 2002/02/20
公開日: 2017/01/01
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原稿種別: 付録等
2002 年 38 巻 1 号 p.
App6-
発行日: 2002/02/20
公開日: 2017/01/01
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原稿種別: 付録等
2002 年 38 巻 1 号 p.
App7-
発行日: 2002/02/20
公開日: 2017/01/01
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原稿種別: 付録等
2002 年 38 巻 1 号 p.
App8-
発行日: 2002/02/20
公開日: 2017/01/01
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原稿種別: 付録等
2002 年 38 巻 1 号 p.
App9-
発行日: 2002/02/20
公開日: 2017/01/01
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原稿種別: 付録等
2002 年 38 巻 1 号 p.
App10-
発行日: 2002/02/20
公開日: 2017/01/01
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原稿種別: 付録等
2002 年 38 巻 1 号 p.
App11-
発行日: 2002/02/20
公開日: 2017/01/01
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原稿種別: 付録等
2002 年 38 巻 1 号 p.
App12-
発行日: 2002/02/20
公開日: 2017/01/01
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原稿種別: 付録等
2002 年 38 巻 1 号 p.
App13-
発行日: 2002/02/20
公開日: 2017/01/01
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原稿種別: 付録等
2002 年 38 巻 1 号 p.
App14-
発行日: 2002/02/20
公開日: 2017/01/01
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原稿種別: 付録等
2002 年 38 巻 1 号 p.
App15-
発行日: 2002/02/20
公開日: 2017/01/01
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原稿種別: 付録等
2002 年 38 巻 1 号 p.
App16-
発行日: 2002/02/20
公開日: 2017/01/01
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原稿種別: 付録等
2002 年 38 巻 1 号 p.
App17-
発行日: 2002/02/20
公開日: 2017/01/01
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原稿種別: 付録等
2002 年 38 巻 1 号 p.
App18-
発行日: 2002/02/20
公開日: 2017/01/01
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原稿種別: 付録等
2002 年 38 巻 1 号 p.
App19-
発行日: 2002/02/20
公開日: 2017/01/01
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原稿種別: 付録等
2002 年 38 巻 1 号 p.
App20-
発行日: 2002/02/20
公開日: 2017/01/01
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原稿種別: 付録等
2002 年 38 巻 1 号 p.
App21-
発行日: 2002/02/20
公開日: 2017/01/01
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フリー
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原稿種別: 付録等
2002 年 38 巻 1 号 p.
App22-
発行日: 2002/02/20
公開日: 2017/01/01
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原稿種別: 付録等
2002 年 38 巻 1 号 p.
App23-
発行日: 2002/02/20
公開日: 2017/01/01
ジャーナル
フリー
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原稿種別: 付録等
2002 年 38 巻 1 号 p.
App24-
発行日: 2002/02/20
公開日: 2017/01/01
ジャーナル
フリー
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原稿種別: 付録等
2002 年 38 巻 1 号 p.
App25-
発行日: 2002/02/20
公開日: 2017/01/01
ジャーナル
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原稿種別: 付録等
2002 年 38 巻 1 号 p.
App26-
発行日: 2002/02/20
公開日: 2017/01/01
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原稿種別: 付録等
2002 年 38 巻 1 号 p.
App27-
発行日: 2002/02/20
公開日: 2017/01/01
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原稿種別: 付録等
2002 年 38 巻 1 号 p.
App28-
発行日: 2002/02/20
公開日: 2017/01/01
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原稿種別: 付録等
2002 年 38 巻 1 号 p.
App29-
発行日: 2002/02/20
公開日: 2017/01/01
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原稿種別: 付録等
2002 年 38 巻 1 号 p.
App30-
発行日: 2002/02/20
公開日: 2017/01/01
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原稿種別: 付録等
2002 年 38 巻 1 号 p.
App31-
発行日: 2002/02/20
公開日: 2017/01/01
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原稿種別: 目次
2002 年 38 巻 1 号 p.
Toc1-
発行日: 2002/02/20
公開日: 2017/01/01
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P. P. Rickham
原稿種別: Article
2002 年 38 巻 1 号 p.
1-13
発行日: 2002/02/20
公開日: 2017/01/01
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安藤 拓也, 榊原 堅式, 水野 幸太郎, 安藤 重満
原稿種別: 本文
2002 年 38 巻 1 号 p.
14-18
発行日: 2002/02/20
公開日: 2017/01/01
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【目的】小児の臍ヘルニアと鼠径ヘルニアは頻度の高い疾患であり, しばしば合併して発症する.鼠径ヘルニアに対する対側出現検索法としてGoldstein test(以下GST)がある.我々は以前より鼠径ヘルニアに対してGSTを行い, 陽性率13.4%であった.そこでGSTを臍ヘルニアの手術に応用し臍部より気腹して両側の腹膜鞘状突起開存(以下PPV)の検索を行った.【方法】臍ヘルニア手術時に開放したヘルニア嚢の中へ8号多用途チューブを挿入し, 腹腔内に空気を25 ml/kg注入する.頭低位で上腹部を圧迫して鼠径部に空気を集め鼠径部の膨隆及び触診による軋轢音の有無を確認する.GST陽性例にはPPVを高位結紮する手術を施行する.【結果】1994年から2000年3月までの期間に小児臍ヘルニア手術を施行した症例は86例で, そのうち鼠径ヘルニアに合併した臍ヘルニア24例を除く62例中, 42例に臍からGSTを施行した.GST陽性例に手術を行い, すべてに径0.5×1.5cm以上の大きさのPPVを認めた.GST施行42例のうち12例(28.6%)が陽性であった.臍からのGSTは同時に両側の検索ができるため, GST施行1例で2件の検索となり, 42例でのPPVの検索は84件となる.両側陽性3例では6件の陽性となり, 片側陽性9件とあわせて陽性は84件中15件(17.9%)となった.【結論】臍ヘルニア手術時に臍から行うGSTは, 同時に両側のPPVの検索ができるので陽性率が高く, 将来発症する可能性が高い鼠径ヘルニアを未然に防ぐことができる有用な方法である.
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今泉 了彦, 岩中 督, 新井 真理, 川嶋 寛, 工藤 寿美, 藤代 準
原稿種別: 本文
2002 年 38 巻 1 号 p.
19-25
発行日: 2002/02/20
公開日: 2017/01/01
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フリー
【目的】横隔膜ヘルニアでは, 肺低形成とともに左心機能低下が予後を悪くしている可能性がある.胎生期の臓器の胸腔内脱出は肺低形成を生じ, 同時に心臓の発育を妨げ心機能に影響していると想定される.心エコーおよび剖検所見から本症の心臓の病態を検討する.【方法】1988年2月から2000年12月間の早期発症横隔膜ヘルニア38例について, 術前心エコーMモード法により左室拡張末期径, 収縮末期径を測定し, 拡張末期容量(LVEDV), 1回心拍出量(SV), 分時心拍出量(CO), 左室駆出分画(EF)を求め, 循環障害のみられない新生児外科疾患を有するコントロール群と比較した.AaDO_2に基づく重症度と左心機能の相関についても検討した.また手術前後でLVEDV, SVの値を比較し手術の左心機能への影響を検討した.早期に死亡した6剖検例の心臓重量, 心体重比を求め, 本邦正常値と比較した.【結果】本症38例の術前の測定値(M±sd)は, LVEDV 13.9±7.2 ml/m^2, SV 8.8±4.7 ml/m^2, CO 1.24 l/min/m^2, EF 64.7±13.3%であった.LVEDV, SV, COはコントロール群に比べ有意に低く, また重症例ほど低値であった.EFは有意差はなかった.LVEDV低値群では, 臨床的には浮腫, 尿量減少, 血圧低下など循環不全の症状がみられた.手術後LVEDV, SVは有意に改善した.本症剖検例の心重量, 心体重比(0.0041±0.0009)は正常児に比べて有意に小さく, 心体重比は正常児の62%であった.【結論】本症では左心室容積の低下, 1回心拍出量・分時心拍出量の減少を示し, 呼吸障害の高度な重症例ほど左心機能の低下は著しかった.剖検所見からは, 本症では心総重量, 心体重比は低く, 心発育不全がみられた.
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棚野 晃秀, 連 利博, 佐藤 志以樹, 森内 隆貴, 毛利 成昭, 加藤 善史, 西島 栄治, 津川 力
原稿種別: 本文
2002 年 38 巻 1 号 p.
26-30
発行日: 2002/02/20
公開日: 2017/01/01
ジャーナル
フリー
症例は生後1日目の女児, 出生直後より腹満が著明で, 腸閉塞の診断で同日開腹術を行った.回腸腸間膜の部分欠損と極めて粘稠で数珠状の胎便が回腸内に充満していたため, 拡張部位にて回腸瘻を造設した.cystic fibrosisを疑い, 新生児期に発汗試験を行ったが, 汗の採取が困難で新生児期の診断には至らず, 便中トリプシン活性の測定結果を診断の参考とした.肺合併症の予防と消化・吸収障害に対し, 粘液溶解剤と膵酵素剤の投与を行いつつ, 経静脈的栄養管理により体重増加を認めた.生後6カ月目に汗の電解質測定を施行し, Cl濃度は高値(60 mEq/l以上)を示した.また遺伝子解析も施行し遺伝子変異を認めたことより診断を確定した.現在腸瘻閉鎖後, 経過良好にて外来経過観察中である.
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丁田 泰宏, 植村 貞繁, 吉田 篤史
原稿種別: 本文
2002 年 38 巻 1 号 p.
31-35
発行日: 2002/02/20
公開日: 2017/01/01
ジャーナル
フリー
症例は生後0日の男児で, 在胎39週1日, 3294gで帝王切開にて出生した.頸部腫瘤により気道が圧迫され, 呼吸障害を伴っていたため, 生直後に気管内挿管された.CT, USにて径5cmの単一な嚢胞状の腫瘤とその尾側に多房性の腫瘤を認め, 触診上, 弾性硬で表面平滑な可動性の乏しい緊満した腫瘤であり, リンパ管腫とは異なる所見であった.生後6日に気管を圧迫する頸部嚢胞性腫瘤のため摘出術を行った.腫瘍は大きさ65×55×46mm, 重さは67gで, 病理組織診断は甲状腺組織に取り囲まれる成熟型奇形腫であった.頸部奇形腫の本邦報告例は自験例も含め54例で, ほとんどが出生後早期に発見されている.呼吸障害を伴うことが多く, 生直後からの呼吸管理が予後に非常に重要である.
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黒岩 実, 長嶋 起久雄, 鈴木 則夫, 村井 秀昭, 土岐 文彰, 土田 嘉昭
原稿種別: 本文
2002 年 38 巻 1 号 p.
36-40
発行日: 2002/02/20
公開日: 2017/01/01
ジャーナル
フリー
我々は高度な頸部後屈例に対し胃固定併用下にintroducer法による経皮内視鏡的胃瘻造設術(PEG)を行い, その有用性を確信した.症例は脳性麻痺を有し, 著明な躯幹変形と頸部後屈がある20歳の男子.全身麻酔下に内視鏡を挿入, 鏡視下に胃固定具を用いて胃壁に糸を貫通させ2カ所で胃壁を腹壁に結紮固定した.結紮糸間を外套付き針で穿刺, 外套より胃内にバルーンカテーテルを留置, 腹壁に固定した.術後は良好に経過し, 第7病日に転院した.本法は経口的胃瘻チューブの引き込みや内視鏡の再挿入を必要とせず, 胃穿刺や胃瘻造設後の合併症発生riskを著明に減少させ得る.今回の方法は現在広く行われているpushあるいはpull法に優る利点を有し, PEGを行う上で極めて有用な方法と考えられる.
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丸井 祐二, 安藤 久實, 渡辺 芳夫, 瀬尾 孝彦, 勝野 伸介
原稿種別: 本文
2002 年 38 巻 1 号 p.
41-45
発行日: 2002/02/20
公開日: 2017/01/01
ジャーナル
フリー
症例は1カ月女児.胸部写真上左胸水を多量に認め, 胸水は乳白色, 中性脂肪1947 mg/dlと高値で, 外傷その他の異常を認めないことから先天性乳糜胸と診断した.胸管シンチグラムで上縦隔において左胸郭内へのリンパ液の漏出が示唆される像が得られた.MCTミルクによる治療や, 中心静脈栄養治療の保存的治療では改善しないため胸腔鏡下胸管クリッピングを施行した.しかし胸水貯留が持続するので, 胸腔鏡補助下開胸術を行ったところ, 横隔膜よりやや頭側の左縦隔に拡張したリンパ管と思われる隆起が認められたため, この部の壁側胸膜を縫合結紮すると共にOK-432を局所注入したところ, 胸水は減少, 消失した.横隔膜レベルより縦隔左側を走行する非典型的な胸管の走行と, リンパ管形成異常が原因と考えられた.
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東 孝, 中村 哲郎, 中平 公士, 春本 研, 森内 隆喜, 中岡 達雄, 真鍋 隆夫, 小林 庸次, 畠山 元
原稿種別: 本文
2002 年 38 巻 1 号 p.
46-51
発行日: 2002/02/20
公開日: 2017/01/01
ジャーナル
フリー
10歳男児の限局型原発性硬化性胆管炎の1例を経験した.左右肝管合流部の強度の狭窄で, 黄疸を主訴に発症した.PTCDにより減黄をはかり, 試験開腹による生検では著明な線維化とリンパ球の浸潤をみとめ, 原発性硬化性胆管炎と診断した.径7mm, 長さ2cmの血管拡張用のバルーンカテーテルを用いて, PTCDルートから拡張術を計4回行った.狭窄部の拡張は良好で, 施行後はすみやかに肝機能は正常化した.現在10年を経過するが, 再狭窄の徴候もなく経過している.文献上, 限局型原発性硬化性胆管炎の切除例の予後は良好であるが, 本症例のようにバルーン拡張術によっても長期に渡り有効な場合があり, 侵襲性も低く試みるべき治療法と考える.しかし病変部が残存しているため, 今後とも再狭窄や胆管癌の発生には注意していく必要がある.
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増本 幸二, 有馬 透, 中辻 隆徳, 豊島 里志
原稿種別: 本文
2002 年 38 巻 1 号 p.
52-58
発行日: 2002/02/20
公開日: 2017/01/01
ジャーナル
フリー
神経芽腫は小児悪性固形腫瘍の代表的疾患であるが, 同時多発発生の報告は稀である.今回われわれは, 神経芽腫マススクリーニング(以下, MSと略す)検査にて発見された多発性神経芽腫の1乳児例を経験した.症例は6カ月, 男児.神経芽腫MS検査陽性で神経芽腫を疑われ, 当科へ紹介された.画像診断にて右後縦隔, 右後腹膜に腫瘍を認め, 各々腫瘍摘出を行った.両腫瘍間に連続性はなくリンパ節転移もなかった.腫瘍の病理所見は花冠細線維型, favorable histologyで, 同時多発性神経芽腫(Stage I)と診断した.生物学的にも予後不良因子はなく, 術後3カ月間James療法を行った.現在術後9カ月目になるが, 無病生存中である.同時多発性神経芽腫は稀であり, その特徴について若干の検討を加えた
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飯干 泰彦, 北山 保博, 井原 欣幸, 吾妻 達生, 中井 弘, 奥山 宏臣
原稿種別: 本文
2002 年 38 巻 1 号 p.
59-62
発行日: 2002/02/20
公開日: 2017/01/01
ジャーナル
フリー
我々は, 11歳女児の腹膜偽粘液腫例を以前報告した.今回, 同症例の3年間の長期管理中, 皮下埋め込み式リザーバーを用いた腹腔内化学療法およびその後の管理において良好な結果を得たので, 文献的考察を加えて報告する.3年前11歳時, 左卵巣腫瘍, 大網, 虫垂の摘出, ゼリー状腹水の除去を行った.以後1年5カ月間の腹腔内化学療法を行い, 術後3年間経過を観察した.組織学的にはmucinous cystadenoma, borderline malignancyで, 腹膜, 大網への広範な播種も認めた.シスプラチンおよび5-FUによる腹腔内化学療法は, 腹膜偽粘液腫小児例に対しても有効で, 術後1年3カ月で画像, 血液腫瘍マーカー, 腹腔洗浄液細胞診のすべてが陰性化し, 以後再発を認めていない.皮下埋め込み式リザーバーは, 長期在宅管理が可能で, 腹腔内化学療法による腹膜偽粘液腫の治療, 腹腔洗浄液細胞診による治療効果の判定, 再発の長期モニタリングに有用であった.患児のQOLも維持された.
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平林 健, 羽金 和彦
原稿種別: 本文
2002 年 38 巻 1 号 p.
63-68
発行日: 2002/02/20
公開日: 2017/01/01
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膵原発悪性リンパ腫の1例を報告する.症例は13歳男.強い上腹部痛を主訴に当院に入院.閉塞性黄疸, 血清アミラーゼ値の上昇を認め, 腹部超音波・MRIおよびCT検査で, 紡錘状に拡張した胆管と, 全体が多結節状に腫大した膵臓を認めたため, 膵胆管合流異常による閉塞性黄疸, 慢性膵炎の急性増悪と診断した.抗酵素療法を施行しつつ, 経皮的胆管ドレナージチューブを挿入し, 減黄を図った.胆汁流出は良好で, 黄疸は改善したが, 上腹部痛は軽快しなかった.入院10日目より, 下肢痛を訴え, 急速に脊髄横断症状が進行し, 下肢麻痺を認めた.MRI検査により, 膵臓より後腹膜・硬膜外腔に浸潤する腫瘍を認めたため, T12からL3までの左椎弓切除, 硬膜外腫瘍切除術を行った.腫瘍の病理診断はBurkittリンパ腫であった.術後, 化学療法目的に, 転院し, 化学療法を施行した.現在化学療法が奏効し, 膵腫大および, 下肢麻痺の軽快が認められている.
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福澤 正洋, 林 富, 中村 潤, 松永 正訓, 越永 従道, 近藤 知史, 中村 哲郎, 檜山 英三, 財前 善雄, 佐々木 文章, 杉山 ...
原稿種別: 本文
2002 年 38 巻 1 号 p.
69-95
発行日: 2002/02/20
公開日: 2017/01/01
ジャーナル
フリー
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渡辺 泰宏, 窪田 正幸, 池袋 賢一, 大野 康治, 神山 隆道, 小沼 邦男, 出口 英一, 野口 啓幸, 野田 卓男, 廣瀬 龍一郎, ...
原稿種別: 本文
2002 年 38 巻 1 号 p.
96-97
発行日: 2002/02/20
公開日: 2017/01/01
ジャーナル
フリー
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東谷 浩一, 河合 隆寛, 大橋 博和, 堤 泰史, 髭 勝彰, 池田 貞浩, 大中 正光, 寺町 紳二
原稿種別: 本文
2002 年 38 巻 1 号 p.
98-
発行日: 2002/02/20
公開日: 2017/01/01
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土肥 善郎, 宇於崎 泰弘, 上山 克史, 佐近 雅弘, 三崎 拓郎, 村上 新
原稿種別: 本文
2002 年 38 巻 1 号 p.
98-
発行日: 2002/02/20
公開日: 2017/01/01
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塚原 雄器, 伊川 廣道, 福本 泰規, 岡本 晋弥, 増山 宏明, 谷内 真由美, 岡島 英明, 小沼 邦男, 河野 美幸
原稿種別: 本文
2002 年 38 巻 1 号 p.
98-
発行日: 2002/02/20
公開日: 2017/01/01
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