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原稿種別: 表紙
1998 年 34 巻 7 号 p.
Cover1-
発行日: 1998/12/20
公開日: 2017/01/01
ジャーナル
フリー
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原稿種別: 表紙
1998 年 34 巻 7 号 p.
Cover2-
発行日: 1998/12/20
公開日: 2017/01/01
ジャーナル
フリー
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原稿種別: 付録等
1998 年 34 巻 7 号 p.
App1-
発行日: 1998/12/20
公開日: 2017/01/01
ジャーナル
フリー
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原稿種別: 付録等
1998 年 34 巻 7 号 p.
App2-
発行日: 1998/12/20
公開日: 2017/01/01
ジャーナル
フリー
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原稿種別: 付録等
1998 年 34 巻 7 号 p.
App3-
発行日: 1998/12/20
公開日: 2017/01/01
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フリー
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原稿種別: 付録等
1998 年 34 巻 7 号 p.
App4-
発行日: 1998/12/20
公開日: 2017/01/01
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原稿種別: 付録等
1998 年 34 巻 7 号 p.
App5-
発行日: 1998/12/20
公開日: 2017/01/01
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原稿種別: 付録等
1998 年 34 巻 7 号 p.
App6-
発行日: 1998/12/20
公開日: 2017/01/01
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フリー
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原稿種別: 付録等
1998 年 34 巻 7 号 p.
App7-
発行日: 1998/12/20
公開日: 2017/01/01
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フリー
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原稿種別: 付録等
1998 年 34 巻 7 号 p.
App8-
発行日: 1998/12/20
公開日: 2017/01/01
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原稿種別: 付録等
1998 年 34 巻 7 号 p.
App9-
発行日: 1998/12/20
公開日: 2017/01/01
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原稿種別: 付録等
1998 年 34 巻 7 号 p.
App10-
発行日: 1998/12/20
公開日: 2017/01/01
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原稿種別: 付録等
1998 年 34 巻 7 号 p.
App11-
発行日: 1998/12/20
公開日: 2017/01/01
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原稿種別: 付録等
1998 年 34 巻 7 号 p.
App12-
発行日: 1998/12/20
公開日: 2017/01/01
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原稿種別: 付録等
1998 年 34 巻 7 号 p.
App13-
発行日: 1998/12/20
公開日: 2017/01/01
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原稿種別: 付録等
1998 年 34 巻 7 号 p.
App14-
発行日: 1998/12/20
公開日: 2017/01/01
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原稿種別: 付録等
1998 年 34 巻 7 号 p.
App15-
発行日: 1998/12/20
公開日: 2017/01/01
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フリー
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原稿種別: 付録等
1998 年 34 巻 7 号 p.
App16-
発行日: 1998/12/20
公開日: 2017/01/01
ジャーナル
フリー
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原稿種別: 付録等
1998 年 34 巻 7 号 p.
App17-
発行日: 1998/12/20
公開日: 2017/01/01
ジャーナル
フリー
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原稿種別: 付録等
1998 年 34 巻 7 号 p.
App18-
発行日: 1998/12/20
公開日: 2017/01/01
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原稿種別: 付録等
1998 年 34 巻 7 号 p.
App19-
発行日: 1998/12/20
公開日: 2017/01/01
ジャーナル
フリー
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原稿種別: 付録等
1998 年 34 巻 7 号 p.
App20-
発行日: 1998/12/20
公開日: 2017/01/01
ジャーナル
フリー
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原稿種別: 付録等
1998 年 34 巻 7 号 p.
App21-
発行日: 1998/12/20
公開日: 2017/01/01
ジャーナル
フリー
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原稿種別: 付録等
1998 年 34 巻 7 号 p.
App22-
発行日: 1998/12/20
公開日: 2017/01/01
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フリー
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原稿種別: 目次
1998 年 34 巻 7 号 p.
Toc1-
発行日: 1998/12/20
公開日: 2017/01/01
ジャーナル
フリー
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山中 潤一, Stephen Lynch, Russell Strong, Tat H. Ong, Praga Pillay, Glenda ...
原稿種別: 本文
1998 年 34 巻 7 号 p.
1145-1151
発行日: 1998/12/20
公開日: 2017/01/01
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Queensland Liver Transplant Service (QLTS)では, 1985年から1995年までに, 生後4カ月から14.6歳(平均1.8歳)の小児重症肝疾患153例に対し176回の肝移植を施行した.肝グラフトには, 38%の症例に全肝, 61%に部分肝を用いた.レシピエントの1年, 5年, 10年生存率は82%, 75%, 70%で, 術後1年以上生存している115例のうち97%に正常肝機能を認めた.死亡した37症例の死因では, 敗血症またはDICが約半数と最多を占めた.術後急性門脈塞栓症は全症例の8%(部分肝グラフト症例の10%, 全肝グラフト症例の4%)に発生したが, うち10例で血栓除去術を試み, 6例に門脈血流再開, 長期開存を得た.急性肝動脈塞栓症は全体の7%(部分肝グラフト症例の6%, 全肝グラフト症例の9%)におこり, うち3例で血栓除去を試みたが, いずれの症例も動脈血流再開には至らなかった.胆管系合併症は16%(部分肝グラフト症例の19%, 全肝グラフト症例の10%)にみられた.移植術前に肝門部腸吻合術を受けた症例の15%に術後消化管穿孔が発生したが, 開腹術の既往がない例では術後穿孔を認めなかった.急性拒絶は43%, 慢性拒絶は5%にみられ, 後者のうち88%に再移植を施行した.CMV diseaseは16%にみられ, うち73%はganciclovirにより治癒した.小児における脳死ドナーからの肝移植は, 手術手技, 周術期管理, 免疫抑制剤の改善により, 成人における全肝移植と同様の長期予後を達成することができるようになった.
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樋口 章浩, 長尾 和治, 松岡 由紀夫
原稿種別: 本文
1998 年 34 巻 7 号 p.
1152-1154
発行日: 1998/12/20
公開日: 2017/01/01
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フリー
小児交通性陰嚢水腫の根治術において, 腹膜鞘状突起を高位結紮した後の水腫の嚢処理に関しては, 各施設により異なった術式をとっている.水腫の嚢を術野から開窓する術式, 水腫の嚢をできるだけ切除する術式などがある.しかし, これらの術式では, 術野から水腫までの距離がある場合, 水腫に到達しづらいことがある.われわれは, 鼠径部の術野からは腹膜鞘状突起を単純高位結紮するのみとし, 術野を閉じた後に注射器により水腫を穿刺吸引することとした.1992年1月から1996年12月までの5年間に当科において, 12例の男児精系水腫, 66例の男児交通性陰嚢水腫に対して根治術を行った.この66例の交通性陰嚢水腫症例は, 右側40例で左側24例で両側2例であった.66例すべてに上記術式を用いた.平均手術時間は17分であった.術後早期の陰嚢腫脹はなかった.現在まで1年から6年の範囲で経過観察しているが, 術後陰嚢水腫再発は皆無であった.小児交通性陰嚢水腫手術では, 腹膜鞘状突起の高位結紮が大切であり, 水腫嚢を切除したり開窓したりする必要はない.術野閉創後に水腫の穿刺吸引を加えればよい, と考える.
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千葉 正博, 真田 裕, 角田 ゆう子, 吉澤 康男, 根本 洋, 岡松 孝男
原稿種別: 本文
1998 年 34 巻 7 号 p.
1155-1161
発行日: 1998/12/20
公開日: 2017/01/01
ジャーナル
フリー
目的 : 腸管粘膜の増殖過程には上皮増殖促進因子(HGF), インスリン様増殖促進因子(IGF-1), 腸管グルカゴンの主因子であるグリセンチンなどのホルモン因子が関与している.本研究では, 遺伝子工学的に精製されたヒトグリセンチンを用い, その腸管上皮増殖促進効果をinvitroで検討した.方法 : ヒト胎児小腸上皮培養細胞(INT-407)を以下の4群に分けて, それぞれに増殖因子を添加し, その増殖促進効果を比較検討した.すなわち, 1群 : 増殖因子無添加(control), 2群 : グリセンチン(100 pg/ml, 1 ng/ml, 10 ng/ml, 100 ng/ml, 1 μg/ml, 10 μg/ml)添加, 3群 : EGF(1 ng/ml)添加, 4群 : FCS(10%)添加の4群に分けた.増殖促進効果はMTT法による生細胞数の計測及び, ELISA BrdU法によるDNA合成量の計測の両者で検討した.結果 : MTT法, ELISA BrdU法ともにグリセンチン1 μg/ml添加時に最大の増殖効果を示した.また, その効果はEGFによるものと同程度であった.以上の結果より, グリセンチンは単独でヒト胎児小腸上皮細胞に増殖効果を発現することが示唆された.
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遠藤 尚文, 金田 巌, 風間 理郎
原稿種別: 本文
1998 年 34 巻 7 号 p.
1162-1166
発行日: 1998/12/20
公開日: 2017/01/01
ジャーナル
フリー
小児外科領域での腹腔鏡下虫垂切除術はその有用性が認識されている一方で合併症が多いとの報告もあり, その評価は一定していない.我々は1995年1月から1998年7月まで94例の急性虫垂炎を経験し, うち1995年1月から1996年3月までの32例に開腹虫垂切除術(OA)を, 1996年4月以降の62例に腹腔鏡下虫垂切除術(LA)を施行した.これらの症例を蜂窩織炎性, 壊疽性あるいは穿孔性に分け各々比較した.在院日数は蜂窩織炎性ではLA, OA間で差はなかったが, 統計的有意差はないものの壊疽性あるいは穿孔性ではLAで短く, 固形物摂取はLAでは早く開始できる傾向にあった.手術時間はLAで有意に長く, 特に壊疽性あるいは穿孔性では平均30%長時間かかっていた.術後合併症としての創感染は鏡視下手術で有意に低かった(p<0.05)が, LA, OA双方に1例ずつ術後腹腔内膿瘍を認めた.以上より, LAは蜂窩織炎性だけではなく進行した虫垂炎でも創感染, 腹腔内膿瘍などの合併症を増やすことなく, 良好な視野の下に安全に手術が施行できる.また, 入院期間短縮も期待され, 今後は多施設によるコントロールスタディーが望まれる.
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平井 みさ子, 金子 道夫, 大川 治夫, 中川原 章, 三輪 正直, 内田 和彦
原稿種別: 本文
1998 年 34 巻 7 号 p.
1167-1174
発行日: 1998/12/20
公開日: 2017/01/01
ジャーナル
フリー
目的 : ゲノムワイドにDNAのコピー数の異常を検出できるcomparative genomic hybridization (CGH)法について, 神経芽腫における多種の遺伝子異常をスクリーニングする方法としての有用性を検討した.方法 : 45例の神経芽腫症例にCGH解析を行った.N-myc増幅はサザンブロット法とdualcolor FISH法で, 1p LOHはマイクロサテライト解析にて検出し, CGH法で検出した結果と比較した.結果 : CGH法で検出された1症例あたりのDNAコピー数の異常は, 1歳未満症例に比し骨転移症例では有意に多かった.サザンブロット法にてN-myc増幅を, CGH法にてN-myc増幅に相当する2p23-p24 gainを, 45例中10例に認め, 両者で完全に一致した結果を得た.CGH法にて1p34-pter lossを45例中8例に検出した.マイクロサテライト解析による1p LOHは19例中4例に認め, CGH法による1p lossの有無と全例一致し, 偽陰性偽陽性を示したものはなかった.CGH法で最も高頻度に検出されたgainは17q gain(21/45例)で, stage 4の全例に検出された.最も高頻度に検出されたlossは11q lossであった(10/45例).今回のCGH解析では14q lossは検出されなかった.結論 : CGH法は, 神経芽腫の予後不良因子であるN-mycの増幅と1p LOHを含む複数の既知, 未知の染色体異常を同時にかつ迅速に評価できることが明らかになった.
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根本 洋, 長屋 昌宏, 村橋 修, 加藤 純爾, 新美 教弘
原稿種別: 本文
1998 年 34 巻 7 号 p.
1175-1179
発行日: 1998/12/20
公開日: 2017/01/01
ジャーナル
フリー
症例は4歳男児.肝前性門脈圧亢進症と診断され, 食道静脈瘤に対しEISを6回, 脾機能亢進には6歳時にPSEで対応した.8歳になると消化管出血による入院が頻回となったため, 保存的治療の限界と考え, 脾摘を伴ったsplenorenal shunt術を行った.経過は良好で術後23日目に退院となり, 術後2年目の現在, 脳症は認めていない.肝前性門脈圧亢進症の治療はEIS, PSEなど非手術的治療が優先され手術治療については現在も議論を残しているが, 当症例を通じ, 脾摘後感染症の発症頻度が極端に落ちる6歳以上に達したならば, 積極的に手術療法を行い, 門脈圧を調節するのが良いと考えられた.
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仲間 司, 金城 守人, 久貝 忠男, 砂川 亨, 玉城 信光, 仲本 亜男, 宮城 雅也, 安慶田 秀樹, 新崎 康彦
原稿種別: 本文
1998 年 34 巻 7 号 p.
1180-1185
発行日: 1998/12/20
公開日: 2017/01/01
ジャーナル
フリー
小児の副腎褐色細胞腫は全褐色細胞腫の5∿6%を占めるまれな疾患である.今回, われわれは高血圧脳症を来した両側副腎褐色細胞腫の手術に際し, 自己血輸血を施行し良好な結果を得たので報告する.症例は11歳男児, 頭痛, 視力障害, 痙攣にて入院, 入院後の血圧200/100mmHg, 尿中ならびに血中カテコラミン値が高値を示し, 画像診断にて両側副腎腫瘍を認めた.術前にα, β遮断薬にて血圧をコントロールしつつ, 鉄剤とヒトエリスロポエチン製剤を併用し, 1カ月かけて自己血を1000ml確保した.腫瘍摘出時の低血圧に対して術中に自己血を使用することにより, 速やかに血圧は回復した.一方, 自己血内の高カテコラミンが循環血液不足量を修飾したとおもわれ, 術後に低血圧をきたし再輸血を必要とした.本症の自己血輸血に際しては, 術後の低血圧の発生に注意が必要と考えられた.
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黒岩 実, 鈴木 則夫, 高橋 篤, 池田 均, 松山 四郎
原稿種別: 本文
1998 年 34 巻 7 号 p.
1186-1189
発行日: 1998/12/20
公開日: 2017/01/01
ジャーナル
フリー
我々は付属器, 子宮が滑脱した2例の外鼠径ヘルニアを経験した.第1例は1カ月で左鼠径ヘルニアと診断され, 3カ月時非還納性となり一部は徒手整復されたが, 不機嫌, 呻吟, 発熱が出現, 腸管穿孔の疑いで開腹された.腸管に異常はなく, 鼠径管内に両側付属器と子宮が嵌入していた.臓器を戻し, 腹腔より内鼠径輪が縫縮されたが再発し, 経鼠径的に根治術が行われた.第2例は嵌頓鼠径ヘルニアの疑いで紹介されたが, 臨床所見および画像検査より卵巣・子宮が脱出した非還納性鼠径ヘルニアと診断, 準緊急的に単純高位結紮を行った.両例とも超音波検査で低エコーの腫瘤像(卵巣)と鼠径管内の均一な内部エコーを有する組織(子宮)が見られた.第1例は血液検査, 画像検査上穿孔所見は明らかでなく, 嵌頓ヘルニアの可能性も考慮し経鼠径的アプローチを選択すべきであった.子宮滑脱例においても術式は単純高位結紮で良いと考える.
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北方 敏敬, 日下 貴文, 前田 貢作, 山本 哲郎
原稿種別: 本文
1998 年 34 巻 7 号 p.
1190-1195
発行日: 1998/12/20
公開日: 2017/01/01
ジャーナル
フリー
症例は, 2ヵ月男児.生後1カ月頃より, 吸気性喘鳴を認めるようになった.仮性クループとして治療されるも改善増悪を繰り返すため, 気道精査のため紹介入院となった.気管内視鏡を施行したところ, 声門下腔左壁より突出し, 内腔を閉塞するような表面平滑な腫瘤を認めた.気管切開を施行し経過観察したが, 腫瘤の縮小傾向がないため生後4カ月目に腫瘤摘出術を施行した.腫瘤は, 嚢胞様で全摘出でき, 病理検査により血管腫と診断された.術後, 腫瘤摘出部の気管粘膜欠損部に肉芽形成をきたし声門下腔狭窄を呈したが, 炎症の消退とともに肉芽が瘢痕化し, 狭窄は改善した.術後4カ月目に気管切開カニューレによって生じた肉芽を内視鏡下に摘除し, カニューレを抜去することができた.現在, 症状の再発なく経過順調である.
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白井 量久, 堀澤 稔, 杉浦 禎一, 松永 和哉, 西本 和生, 青野 景也, 新實 紀二, 高橋 郁夫
原稿種別: 本文
1998 年 34 巻 7 号 p.
1196-1201
発行日: 1998/12/20
公開日: 2017/01/01
ジャーナル
フリー
我々は巨大水尿管を伴う高位鎖肛の症例を経験し, 術前に三次元CT画像を用い複雑な解剖学的位置関係の評価に大変有用であったので報告する.症例は7カ月, 男児.鎖肛と右の停留睾丸を認めたが, 外見上他の合併奇形はなかった.高位鎖肛, 直腸膀胱瘻と診断し, まず横行結腸ストーマ造設術を施行した.その後の画像診断で右水腎症, 左巨大尿管, 左腎萎縮を認めたため, さらに右腎瘻, 左尿管瘻造設術を施行した.経過良好で左尿管瘻を残しいったん退院した.さらに全身麻酔下で三次元CT像を作成し直腸, 巨大尿管などの複雑な位置関係を立体的に明らかにした.左巨大尿管・左腎萎縮は左膀胱尿管移行部閉鎖によるものと診断された.生後7カ月で肛門形成術, 左腎・巨大尿管摘出術, 右精巣固定術を一期的に行った.鎖肛病型は直腸膀胱瘻であったが, 直腸と括約筋群との位置関係を術前に把握できていたため, 超音波検査と電気刺激とを併用することで腹会陰式に直腸盲端を正確に引き降ろすことができた.
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栗山 裕, 川村 健児, 幸地 克憲, 大塚 恭寛
原稿種別: 本文
1998 年 34 巻 7 号 p.
1202-1207
発行日: 1998/12/20
公開日: 2017/01/01
ジャーナル
フリー
新生児期に発症した梨状窩瘻(以下本症)3例に対し, 日齢77, 33, 30に手術を行った.第1例では咽頭・食道造影で診断がつかず手術が遅れたが, CTで本症を疑い, 術前の内視鏡検査で梨状窩に内瘻口を認めた.手術野より瘻管に静脈留置カテーテルを挿入し, 瘻管を輪状咽頭筋の上縁まで追及して切除したが, 術後再発した.第2例と第3例では咽頭・食道造影で診断がつき, 内視鏡検査でも内瘻口を確認した.手術野を展開後に内視鏡的にguide wire(以下GW)を瘻管に挿入し, 口腔外と手術野でGWの両端を把持することにより逸脱を防いだ.GWに沿って内瘻口まで瘻管を完全切除した.自験例および文献的考察より, 本症では内瘻口を切除しなければ再発を防止できないと考えられる.新生児例では内視鏡的cannulationは困難であるといわれるが, 消化管用細径ファイバースコープにより手術野を展開後にGWを挿入する方法は新生児でも可能であり, 瘻管の完全摘出の補助手段として有用である.
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岩川 眞由美, 今村 史人, 大川 治夫, 金子 道夫, 堀 哲夫, 池袋 賢一, 雨海 照祥, 中村 博史, 四本 克己, 野田 秀平
原稿種別: 本文
1998 年 34 巻 7 号 p.
1208-1212
発行日: 1998/12/20
公開日: 2017/01/01
ジャーナル
フリー
body stalk anomalyの1例を4歳時に在宅医療へ移行したので報告する.症例は在胎24週より胎児超音波検査で臍帯ヘルニアが指摘されていた男児.在胎35週3日に帝王切開, 出生時体重2162g, Apgar score 4/6で出生した.巨大臍帯ヘルニア, 脊椎側彎症, 動脈管開存症, 心房中隔欠損症, 気管狭窄症, 気管軟化症を合併し, 出生直後より人工呼吸管理を要した.以後, 臍帯ヘルニア人工膜縫縮術, 2回にわたる腹壁閉鎖術, 胃食道逆流防止術, 胃瘻・腸瘻造設術, 同閉鎖術, 巨大鼠径ヘルニア根治術を施行し, 2歳6カ月頃より病状が安定したので試験期間後4歳時に在宅呼吸管理となった.現在, 6歳であり在宅呼吸管理を支援するネットワークに支えられ社会生活を送っている.
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岡松 孝男, 山本 哲郎, 飯田 則利
原稿種別: 本文
1998 年 34 巻 7 号 p.
1213-1222
発行日: 1998/12/20
公開日: 2017/01/01
ジャーナル
フリー
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原稿種別: 付録等
1998 年 34 巻 7 号 p.
1223-1242
発行日: 1998/12/20
公開日: 2017/01/01
ジャーナル
フリー
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原稿種別: 目次
1998 年 34 巻 7 号 p.
1243-1246
発行日: 1998/12/20
公開日: 2017/01/01
ジャーナル
フリー
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原稿種別: 索引
1998 年 34 巻 7 号 p.
1247-1250
発行日: 1998/12/20
公開日: 2017/01/01
ジャーナル
フリー
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原稿種別: 索引
1998 年 34 巻 7 号 p.
1251-1256
発行日: 1998/12/20
公開日: 2017/01/01
ジャーナル
フリー
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原稿種別: 付録等
1998 年 34 巻 7 号 p.
App23-
発行日: 1998/12/20
公開日: 2017/01/01
ジャーナル
フリー
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原稿種別: 付録等
1998 年 34 巻 7 号 p.
App24-
発行日: 1998/12/20
公開日: 2017/01/01
ジャーナル
フリー
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原稿種別: 付録等
1998 年 34 巻 7 号 p.
App25-
発行日: 1998/12/20
公開日: 2017/01/01
ジャーナル
フリー
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原稿種別: 付録等
1998 年 34 巻 7 号 p.
App26-
発行日: 1998/12/20
公開日: 2017/01/01
ジャーナル
フリー