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原稿種別: 表紙
1999 年 35 巻 4 号 p.
Cover1-
発行日: 1999/06/20
公開日: 2017/01/01
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原稿種別: 表紙
1999 年 35 巻 4 号 p.
Cover2-
発行日: 1999/06/20
公開日: 2017/01/01
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原稿種別: 付録等
1999 年 35 巻 4 号 p.
App1-
発行日: 1999/06/20
公開日: 2017/01/01
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原稿種別: 付録等
1999 年 35 巻 4 号 p.
App2-
発行日: 1999/06/20
公開日: 2017/01/01
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原稿種別: 付録等
1999 年 35 巻 4 号 p.
App3-
発行日: 1999/06/20
公開日: 2017/01/01
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原稿種別: 付録等
1999 年 35 巻 4 号 p.
App4-
発行日: 1999/06/20
公開日: 2017/01/01
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原稿種別: 付録等
1999 年 35 巻 4 号 p.
App5-
発行日: 1999/06/20
公開日: 2017/01/01
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原稿種別: 付録等
1999 年 35 巻 4 号 p.
App6-
発行日: 1999/06/20
公開日: 2017/01/01
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原稿種別: 付録等
1999 年 35 巻 4 号 p.
App7-
発行日: 1999/06/20
公開日: 2017/01/01
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原稿種別: 付録等
1999 年 35 巻 4 号 p.
App8-
発行日: 1999/06/20
公開日: 2017/01/01
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原稿種別: 付録等
1999 年 35 巻 4 号 p.
App9-
発行日: 1999/06/20
公開日: 2017/01/01
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原稿種別: 付録等
1999 年 35 巻 4 号 p.
App10-
発行日: 1999/06/20
公開日: 2017/01/01
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原稿種別: 付録等
1999 年 35 巻 4 号 p.
App11-
発行日: 1999/06/20
公開日: 2017/01/01
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原稿種別: 付録等
1999 年 35 巻 4 号 p.
App12-
発行日: 1999/06/20
公開日: 2017/01/01
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原稿種別: 付録等
1999 年 35 巻 4 号 p.
App13-
発行日: 1999/06/20
公開日: 2017/01/01
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原稿種別: 付録等
1999 年 35 巻 4 号 p.
App14-
発行日: 1999/06/20
公開日: 2017/01/01
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原稿種別: 付録等
1999 年 35 巻 4 号 p.
App15-
発行日: 1999/06/20
公開日: 2017/01/01
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原稿種別: 付録等
1999 年 35 巻 4 号 p.
App16-
発行日: 1999/06/20
公開日: 2017/01/01
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原稿種別: 付録等
1999 年 35 巻 4 号 p.
App17-
発行日: 1999/06/20
公開日: 2017/01/01
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原稿種別: 付録等
1999 年 35 巻 4 号 p.
App18-
発行日: 1999/06/20
公開日: 2017/01/01
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原稿種別: 付録等
1999 年 35 巻 4 号 p.
App19-
発行日: 1999/06/20
公開日: 2017/01/01
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原稿種別: 付録等
1999 年 35 巻 4 号 p.
App20-
発行日: 1999/06/20
公開日: 2017/01/01
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原稿種別: 付録等
1999 年 35 巻 4 号 p.
App21-
発行日: 1999/06/20
公開日: 2017/01/01
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原稿種別: 付録等
1999 年 35 巻 4 号 p.
App22-
発行日: 1999/06/20
公開日: 2017/01/01
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原稿種別: 付録等
1999 年 35 巻 4 号 p.
App23-
発行日: 1999/06/20
公開日: 2017/01/01
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原稿種別: 付録等
1999 年 35 巻 4 号 p.
App24-
発行日: 1999/06/20
公開日: 2017/01/01
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原稿種別: 付録等
1999 年 35 巻 4 号 p.
App25-
発行日: 1999/06/20
公開日: 2017/01/01
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原稿種別: 付録等
1999 年 35 巻 4 号 p.
App26-
発行日: 1999/06/20
公開日: 2017/01/01
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原稿種別: 付録等
1999 年 35 巻 4 号 p.
App27-
発行日: 1999/06/20
公開日: 2017/01/01
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原稿種別: 付録等
1999 年 35 巻 4 号 p.
App28-
発行日: 1999/06/20
公開日: 2017/01/01
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原稿種別: 付録等
1999 年 35 巻 4 号 p.
App29-
発行日: 1999/06/20
公開日: 2017/01/01
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原稿種別: 付録等
1999 年 35 巻 4 号 p.
App30-
発行日: 1999/06/20
公開日: 2017/01/01
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原稿種別: 付録等
1999 年 35 巻 4 号 p.
App31-
発行日: 1999/06/20
公開日: 2017/01/01
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原稿種別: 目次
1999 年 35 巻 4 号 p.
Toc1-
発行日: 1999/06/20
公開日: 2017/01/01
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東本 恭幸, 連 利博, 毛利 成昭, 大畠 雅之, 岡 成光, 西島 栄治, 津川 力
原稿種別: 本文
1999 年 35 巻 4 号 p.
661-665
発行日: 1999/06/20
公開日: 2017/01/01
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【目的】小児門脈圧亢進症(以下, 門亢症)に随伴する食道静脈瘤出血は直接生命を脅かす重大な合併症であるが, 小児における食道静脈瘤に対する予防的硬化療法の是非とその適応基準は明確にされていない.そこで, 自施設で経験した食道静脈瘤出血例を分析し, 小児におけるrisky varicesを明らかにし, 予防的硬化療法の適応基準を検討した.【方法】小児門亢症症例のうち, 吐下血後の緊急ないし待機的内視鏡検査により食道静脈瘤からの出血と判定した17例(8カ月∿9歳)の内視鏡所見および, 硬化療法後食道静脈瘤再出血例9例(記載不明瞭な1例を除く)の内視鏡所見から, risky varicesの特徴を分析した.【結果】初回出血時の内視鏡所見では, 発赤所見(以下RC)陽性例が16例(94%)を占め, すべてF2以上の静脈瘤を有していた.RC陰性の1例は, F2, Cbであった.再出血時の所見では, 全例RC陽性であったが, Cb症例(n=14)ではF1の静脈瘤が4例(29%)に見られたのに対し, Cw症例(n=4)ではいずれもF2の静脈瘤を有していた.【結論】小児における予防的食道静脈瘤硬化療法の適応基準としては, (1)硬化療法の既往のない症例では, F2以上で, RC陽性または青色静脈瘤, (2)硬化療法の既往がある症例では, RC陽性で, F2以上または青色静脈瘤, とするのが妥当と考えられた.
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土田 嘉昭, 池田 均, 宮内 潤, 松岡 健太郎, 本名 敏郎, 別所 文雄, 岡 輝明, 平戸 純子
原稿種別: 本文
1999 年 35 巻 4 号 p.
666-673
発行日: 1999/06/20
公開日: 2017/01/01
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【目的】われわれは, 1985年以降, 進行神経芽腫に対し厚生省神経芽腫研究班プロトコールA_1を施行し, さらに, 1991年からは, N-myc増幅例に対し, cyclophosphamide 2, 400 mg/m^2(第1日と第2日に使用)を含むさらなる高用量の化学療法(A_3)を施行している.しかし, このような高用量化学療法後の病理組織学的変化とその臨床的意義については, ほとんど明らかにされていない.【方法】われわれは, 進行神経芽腫自験例の根治手術時の摘出標本(原発巣+リンパ節転移)について病理組織学的検索を綿密に行い, 化学療法後の残存腫瘍組織の面積比率を本文中に示すA法とB法とにより求めた.さらに, この残存腫瘍組織の面積比率から, 化学療法の組織学的効果を+++, ++, +, ±, -の5段階に分類し, 用いた化学療法プロトコールの種類と回数, 患者の年齢, 病期, 予後, などの臨床的因子との間に関連性を検討した.【結果】進行神経芽腫において, 化学療法の効果は病理組織学的にも反映されるものであることがここに明らかにされた.すなわち, A_1, new A_1, A_3プロトコールでは, 病理組織学的効果が±, あるいは, -の段階にとどまったような症例はきわめてわずかであり, St. Judeプロトコールなどのプロトコールに比し, よりすぐれたプロトコールであることが明示された.【結論】そして, 高用量化学療法の効果を知るため, また, 予後を予測するため, 初期導入化学療法施行後の手術摘出標本を病理組織学的に詳細に検索することは至って重要なことであることがここに示唆された.
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小田切 範晃, 松本 勇太郎, 佐野 信行
原稿種別: 本文
1999 年 35 巻 4 号 p.
674-678
発行日: 1999/06/20
公開日: 2017/01/01
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【目的】当科における小児急性虫垂炎手術症例を対象に穿孔の予知因子について検討を加えた.【方法】1988年から1997年までの最近10年間の小児急性虫垂炎手術症例323例を対象に, 年齢, 性別, 術前白血球数, 術前CRP値, 術前有症期間を虫垂炎の進行度との関係において検討した.【結果】症例は2歳から15歳, 平均年齢は9.2±3.1歳, 男児200例, 女児123例, 男女比8 : 5であった.進行度の内訳は穿孔例118例(37%), 非穿孔例205例(64%)であった.性別に関しては女児において穿孔例が有意に多かった.平均年齢は穿孔例で有意に低かった.術前白血球数および術前CRP値は穿孔例で有意に高値であった.また術前有症期間が3日以上では約80%が穿孔例であり, これは統計学的にも有意であった.【結論】穿孔・非穿孔に関わる因子としては, 年齢(3歳以下), 性別(女児), 術前有症期間(3日以上), 術前白血球数(17000/μl以上), 術前CRP値(10 mg/dl以上)が重要であると考えられた.
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加藤木 利行, 饗庭 了, 加島 一郎, 竹内 成之, 川田 志明
原稿種別: 本文
1999 年 35 巻 4 号 p.
679-682
発行日: 1999/06/20
公開日: 2017/01/01
ジャーナル
フリー
【目的】1974年以来慶應義塾大学病院外科で施行したFontan変法手術の耐術者の遠隔成績を, 1991年以前のAtrio-Pulmonary Connectionを中心とする症例(APC群)と, 1989年以降に採用したTotal Cavo-Pulmonary Connection手術の症例(TCPC群)とに分けて検討した.【方法】両群における実測生存率をKaplan-Meyer法で求めて比較した.また長期予後に強い影響を与える心房粗細動について検討し, その回避率をKaplan-Meyer法で求めた.【結果】実測生存率は, APC群では5年では100%であるが, 10年で86%, 15年で52%と経年的な低下が著明であった.一方TCPC群では最長の経過観察が10年弱ではあるが, 遠隔死亡を認めていない.遠隔死亡例の経過は, 肺血管抵抗の高い症例や, Fontan手術に使用した人工血管の狭窄を来した症例に, 心房粗動が合併してさらに心拍出量を低下させて死に至っていた.心房粗細動の回避率はAPC群では5年で86%, 10年で62%, 15年で45%と経年的に減少し, 洞調律の維持の困難さを示した.TCPC群では現在まで心房粗細動の発現は認めていない.【結論】以上よりFontan手術の遠隔期において心房粗細動が, 予後不良に強く関与していることが判明した.TCPC手術への転換は10年までの中期遠隔成績の改善をもたらし, より良い長期予後を期待させる.
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下竹 孝志, 岩田 譲司, 井上 恭子, 井上 勝裕, 柳原 潤, 木村 修, 深田 良一, 久保田 良浩, 常盤 和明, 岩井 直躬
原稿種別: 本文
1999 年 35 巻 4 号 p.
683-688
発行日: 1999/06/20
公開日: 2017/01/01
ジャーナル
フリー
【目的】Total colonic aganglionosisならびにextensive aganglionosis患児の術後長期遠隔成績を左右する因子について残存結腸の機能の点から検討を行うため, ラット腸管の部分灌流法を用いた結腸部位別の水・電解質吸収能の測定を行った.【方法】ラット結腸を中結腸動脈の分枝部にて近位側結腸と遠位側に区分した上で, 浸透圧, Na組成, Na channel blocker (Benzamil)付加等の調整を施行した組成液を灌流し, 結腸部位別の水・Na吸収能の測定を行った.【結果】単位時間・単位腸管長あたりの水ならびにNaの吸収量はそれぞれ, 近位側結腸に比して遠位側結腸での吸収能が有意に高値を示した.また, Na channel blockerを用いた検索ではNa吸収, 水吸収能ともに近位及び遠位結腸いずれにおいても平均43-63%の阻害が確認された.【結論】これらの結果から結腸の各部位では水及び電解質の吸収能に有意な差は認められず, これらの吸収能はむしろ小腸に依存している可能性が示唆された.全結腸以上におよぶ先天性無神経節症の根治術式の検討においては, 側々吻合部ほか残存無神経節結腸の関与が推察される様々な合併症の報告があり, 残存結腸にいつどれだけの働きを期待するのか等を再検討する必要性があるものと考えられた.
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今治 玲助, 高田 佳輝, 河崎 正裕
原稿種別: 本文
1999 年 35 巻 4 号 p.
689-692
発行日: 1999/06/20
公開日: 2017/01/01
ジャーナル
フリー
患児は日齢4, 男児.在胎39週4日, 2572 gにて出生.日齢4にチアノーゼが出現し, 胸部X線写真にて右肺野に異常陰影を認め当院未熟児新生児センターへ入院となった.日齢5に胸腔穿刺を施行し, 黄白色の胸水を認め, 乳び胸水と診断した.MCTミルクを使用したが, 奏効しないために, 絶食にして, 中心静脈栄養を施行した.しかし改善傾向を認めず, 頻呼吸, チアノーゼに対し頻回の胸腔穿刺を必要としたため, 日齢33および40にOK-432を投与した.投与後10日目頃より排液量が減少し始め, 14日目に胸腔ドレーンを抜去した.抜去後も徐々に胸水量は減少し, 良好に経過した.
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西田 純久, 岸川 輝彰, 原 普二夫, 冨重 博一, 西川 宰, 金剛 むつみ, 李 素芳
原稿種別: 本文
1999 年 35 巻 4 号 p.
693-697
発行日: 1999/06/20
公開日: 2017/01/01
ジャーナル
フリー
症例は, 1歳3カ月の女児.異物誤飲にて近医を受診した際, 腹部腫瘤を指摘され, 精査加療目的にて本院受診.諸検査の結果, 左多房性腎嚢胞と診断.一度退院し, 以降外来にて経過観察していたが, その後腫瘤の増大傾向と圧迫による消化器症状が認められるようになったため腫瘤摘除術を行った.開腹すると腫瘤は左腎に一致し表面は灰白色の厚い被膜に被われ弾性硬で, 腎門部に一部正常と思われる腎実質部分を認めた.腎周囲脂肪織とは容易に剥離可能であり, 全摘除した.腫瘤の大きさは13×9.5×6cmで, 重量は555 gであった.病理組織学的にcystic partially differentiated nephroblastomaと診断された.この疾患は, 一般に治療は腎摘出術のみで充分とされている.本症例でも術後化学療法は施行せず, 術後3年2カ月を経過した現在も再発や転移などの兆候もなく経過している.
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北方 敏敬, 前田 貢作, 日下 貴文, 山本 哲郎
原稿種別: 本文
1999 年 35 巻 4 号 p.
698-702
発行日: 1999/06/20
公開日: 2017/01/01
ジャーナル
フリー
症例は, 生後0日女児.在胎28週より羊水過多が指摘されていた.在胎34週に切迫早産のため小児科医立会いのもと分娩となった.出生体重2020 g, Apgar 3点で出生直後より呼吸障害を認め, ただちに気管内挿管された.その際, 口腔内に充満するような骨様硬度の腫瘤を認めた.CTでは, 後鼻腔から咽頭まで占拠する, 骨と等濃度の腫瘤を認めた.頭蓋内への進展は認めなかった.以上より上顎体と診断し, 生後12日目に摘出術を施行した.腫瘤は有茎性であり, 径5mmの茎で右鼻腔底に付着していた.この茎を切離し, 全摘出しえた.腫瘤により軟口蓋が前方に圧排されていた.病理所見では, 3胚葉成分を含む成熟奇形腫であった.術後哺乳障害を認めたが次第に改善し, 現在呼吸障害や哺乳障害は認めていない.
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西本 和生, 堀沢 稔, 新実 紀二, 松永 和哉, 白井 量久, 杉浦 禎一
原稿種別: 本文
1999 年 35 巻 4 号 p.
703-706
発行日: 1999/06/20
公開日: 2017/01/01
ジャーナル
フリー
頸部に発生する瘻孔性病変は小児外科領域ではよく遭遇するものであるが, 異所性唾液腺瘻は比較的まれである.今回われわれは, 異所性唾液腺瘻の3例を経験したので報告する.症例は1歳女児, 8ヵ月の女児と男児の3例である.瘻孔の部位は2例が頸部中央下部, 胸骨切痕近傍で, 1例は右頸部中部胸鎖乳突筋内側縁部であった.3例とも生後すぐより粘液分泌を伴う瘻孔を認められている.3症例とも瘻孔切除を施行した結果, 瘻孔は唾液腺を終末として終わっており, 頸部異所性唾液腺瘻と診断した.術後経過は良好で3例とも再発なく経過している.
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連 利博, 森内 隆喜, 加藤 善史, 佐藤 志以樹, 西島 栄治, 津川 力
原稿種別: 本文
1999 年 35 巻 4 号 p.
707-710
発行日: 1999/06/20
公開日: 2017/01/01
ジャーナル
フリー
臍帯ヘルニアおよび横隔膜欠損が修復されたPentalogy of Cantrellの症例に伴った胸骨下部欠損に対し, 3歳時に自家組織による胸骨再建術が行われ, 良好な結果が得られたので報告した.手術は左右で6から8番目の肋軟骨を斜めに切断し, 肋骨弓内側面を正中に寄せ胸骨を再建した.胸郭は狭くならず, 換気は良好であった.自家組織を用いた再建であり, その意義は大きいと思われる.
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山田 慎一, 真家 雅彦, 江東 孝夫, 東本 恭幸, 黒田 浩明, 堀江 弘
原稿種別: 本文
1999 年 35 巻 4 号 p.
711-715
発行日: 1999/06/20
公開日: 2017/01/01
ジャーナル
フリー
症例は9歳女児.恥骨前部の膿瘍を主訴に来院した.瘻孔造影にて恥骨に向かう瘻孔を認め, 膀胱造影では尿道, 膀胱との交通はなかった.先天性恥骨前瘻孔の診断にて瘻孔摘出術を施行, 瘻孔は恥骨結合に入り込んでいたため恥骨結合に楔状切除を加えて瘻孔を摘出した.病理学的には泌尿器系組織に類似していた.先天性恥骨前瘻孔は非常にまれな疾患で, 現在までに自験例を含めて11例が報告されているにすぎない.ほとんどの症例で瘻孔は恥骨近傍に開口しており, 発赤や浸出液の排泄などの炎症所見を認めた.診断には瘻孔造影, 膀胱造影, MRIが有用である.治療は外科的切除であるが, 瘻孔が恥骨結合に入り込んでいる場合は少なくとも恥骨結合まで追求して切除すべきであると考える.成因としては, その病理組織所見などから重複背側尿道の亜型である可能性が示唆された.
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金子 道夫, 岩川 眞由美, 吉沢 穣治, 蓮 利博, 田尻 達郎
原稿種別: 本文
1999 年 35 巻 4 号 p.
716-719
発行日: 1999/06/20
公開日: 2017/01/01
ジャーナル
フリー
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岩川 眞由美
原稿種別: 本文
1999 年 35 巻 4 号 p.
719-722
発行日: 1999/06/20
公開日: 2017/01/01
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フリー
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吉澤 穣治
原稿種別: 本文
1999 年 35 巻 4 号 p.
723-725
発行日: 1999/06/20
公開日: 2017/01/01
ジャーナル
フリー
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連 利博
原稿種別: 本文
1999 年 35 巻 4 号 p.
726-728
発行日: 1999/06/20
公開日: 2017/01/01
ジャーナル
フリー
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金子 道夫
原稿種別: 本文
1999 年 35 巻 4 号 p.
729-733
発行日: 1999/06/20
公開日: 2017/01/01
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