日本心臓血管外科学会雑誌
Online ISSN : 1883-4108
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20 巻, 7 号
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  • 和泉 裕一, 笹嶋 唯博, 小窪 正樹, 稲葉 雅史, 久保 良彦
    1991 年 20 巻 7 号 p. 1255-1258
    発行日: 1991/08/15
    公開日: 2009/04/28
    ジャーナル フリー
    1976年11月から1989年10月までに,12例18吻合部動脈瘤を経験した.閉塞性動脈硬化症(ASO) 10例14吻合部,ベーチェット病2例4吻合部で,初回手術から再手術までの期間は,ASO 32~110か月(平均65.1か月),ベーチェット病4~12か,月(平均7.5か月)であった.ASOでは,大動脈-大腿動脈バイパスの末梢吻合部にもっとも多く認められたが,いずれも人工血管および縫合糸に異常所見を認めなかった.全例吻合部宿主血管の拡張が主因であり,浅大腿動脈閉塞による吻合部run off不良および悪化例に有意に発生率が高かったことから(p<0.01),その防止にはdown stream repairとくに末梢へのbypassの追加が重要と考えられた.ベーチェット病では,薬剤投与による炎症抑制にもかかわらず早期に瘤が発生し,本症に特異な治癒障害がその発生に関与していることが推察されたことから,血行再建適応の決定には慎重でなければならない.
  • 饗庭 了, 竹内 成之, 今村 洋二, 申 範圭, 芳賀 佳之, 古梶 清和, 田口 真一, 工藤 樹彦, 井上 正
    1991 年 20 巻 7 号 p. 1259-1263
    発行日: 1991/08/15
    公開日: 2009/04/28
    ジャーナル フリー
    修正大血管転位16例に心室中隔欠損閉鎖を行った.手術時年齢は10か月より25歳であった.心室中隔欠損は,3例で経右室切開により,5例で経左室切開により,さらには8例でde Leval法により閉鎖された.心室の名称は解剖学的用語を用いた.de Leval法の左室-肺動脈心外導管を造設した1例を術後2日目に低心拍出量症候群により失った.遠隔死亡は左室切開法の突然死の1例と,右室切開法の4例(左側房室弁閉鎖不全の弁置換再手術後の心不全死2例,突然死1例,肺炎による1例)の計5例であった.術後新たに完全房室blockが左室切開法の2例に生じ永久pacemaker植込みを行った.左側房室弁閉鎖不全が右室切開法の2例とde Leval法の1例に生じ,いずれも弁置換を行った.8例で術後遠隔期に行ったgated radionuclide ventriculographyから求めた体心室駆出率は,左室切開法の2例が0.38, 0.47,右室切開法の1例が0.13, de Leval法の5例が0.29, 0.54, 0.66, 0.47, 0.36であった.本症の心室中隔欠損の閉鎖術式として,左室切開法では房室blockの発生が,右室切開法では左側房室弁閉鎖不全と体心室機能不全による遠隔死亡が多く,右房切開,de Leval法が最も有利と考えられた.
  • 術後1年の臨床経過および合併症の検討
    長田 一仁, 河内 賢二, 石丸 新, 古川 欽一
    1991 年 20 巻 7 号 p. 1264-1269
    発行日: 1991/08/15
    公開日: 2009/04/28
    ジャーナル フリー
    最近,心臓血管領域においてレーザーの臨床応用が注目されている.当教室において,1987年10月より1988年12月までの1年2か月の間に,argon laserを用いたmetal hot tip probeによるレーザー血管形成術を行った下肢閉塞性動脈硬化症24例28肢について検討した.初期成功は24肢(85.7%)で,このうち術後1年以上経過をfollow upした23肢について,その累積開存率は82.6% (19/23),部位別にみると,腸骨動脈領域では100%,大腿-膝窩動脈領域では73.3%であった.また,レーザー焼灼後のバルーン拡張術に起因するものも含め,成績を左右すると考えられる術中合併症は28肢中7肢(25%)に認められた.さらに,24例中12例でレーザー血管形成術と他の血行再建術を併用し良好な成績を得た.いまだ問題も多いが,適応症例を選択することで,本法は有用な治療となりうると考えた.
  • 111In標識血小板シンチグラフィーとfibrinopeptide A, FDP-Eを中心に
    首藤 裕
    1991 年 20 巻 7 号 p. 1270-1279
    発行日: 1991/08/15
    公開日: 2009/04/28
    ジャーナル フリー
    大動脈瘤内の血栓動態を評価する目的で,真性大動脈瘤13例,解離性大動脈瘤28例(手術前17例,術後解離腔遺残11例)に対し,111In標識血小板シンチグラフィー(血小板シンチ)を施行し,fibrino-peptide A (FPA), FDP-Eを同時に測定した.これらを病型,病期により比較,検討した.血小板シンチのRI集積強度は解離性大動脈瘤では,発症または術後早期には強く,経過とともに減衰していく傾向を示した.FPA, FDP-Eは病型による一定の傾向はなく,正常値にとどまる例からFPAで最高182.0ng/ml, FDP-Eで最高2846.0ng/mlと値はさまざまであった.しかし,解離性大動脈瘤では発症後または術後の早期に高値を示し,経過とともに正常値に復していく傾向を示した.血小板シンチのRI集積が強い症例のFPA, FDP-Eは,RI集積が弱いか認めない症例の値と比較して,有意に高値を示した(FPA: p<0.05, FDP-E: p<0.001).血小板シンチはin vivoにおける血小板の集積を示しており,血栓活性の指標として有用だが,この所見とFPA, FDP-Eの変動が一致することは,ともに大動脈瘤内での血栓活性の指標として有用なものと考えられる.よって,これらの結果を知ることにより,瘤内の血栓動態を評価することができ,合併症の発生や予後の予測に有用なものと考えられた.
  • 浦山 博, 坪田 誠, 渡辺 洋宇, 岩 喬
    1991 年 20 巻 7 号 p. 1280-1283
    発行日: 1991/08/15
    公開日: 2009/04/28
    ジャーナル フリー
    血行再建術の付加手技としてballoon catheterを用いた術中経管的拡張術を13症例に18回施行した.年齢は57~81歳平均72.7歳であり,全例男性であった.血栓内膜摘除術やバイパス術の術中に経管的拡張術をinflowに3例,outflowに3例,腎動脈に1例施行した.EPTFEグラフトの吻合部狭窄に対して血栓摘除術と経管的拡張術を7例に11回施行した.動脈硬化病変に対する本法の成績は1年開存率100%, 3年開存率80%であり,4例が経過観察中に死亡したが全例で拡張部位は開存していた.吻合部狭窄に対する本法の成績は6か月開存率34.6%, 10か月で0%であり,2回の拡張術を施行した4例のうち,1例にグラフト感染をきたした.動脈硬化病変に対する術中経管的拡張術の開存率は良好であった.吻合部狭窄に対する経管的拡張術は侵襲が少なく血栓摘除と同時に簡便に行える利点があるが,開存率が低いことと繰り返し行うことによる感染の危険性があった.
  • 郷良 秀典, 古川 昭一, 小田 達郎, 江里 健輔
    1991 年 20 巻 7 号 p. 1284-1288
    発行日: 1991/08/15
    公開日: 2009/04/28
    ジャーナル フリー
    体外循環後の急性腎不全は重篤な合併症の一つである.今回糸球体と尿細管機能の諸指標を測定し,体外循環後の腎機能の変動およびウリナスタチンめ腎保護作用を検討した.対象は成人心臓手術で,ウリナスタチン投与群(U群)と非投与群(C群)に分けた.糸球体機能の指標である血中尿素窒素,血中クレアチニン,およびクレアチモンクリアランスは,両群で有意な変動を示さなかった.血中β2-microglobulinおよび尿細管機能の指標である尿中N-acetyl-β-D-glucosaminidase,尿中γ-glutamyl-transpeptidaseは,U群で有意に上昇し,C群ではU群に比し有意に低値であった.Fractional excretion of sodiumでは両群間に有意差はなかった.体外循環後臨床的に腎不全を呈さない症例においても潜在的に糸球体および尿細管機能障害を認めた.ウリナスタチンは糸球体および尿細管保護作用を有すると考えられた.
  • 佐々木 康之, 臼井 典彦, 塚本 泰彦, 木村 英二, 岩本 広二, 西沢 慶二郎, 南村 弘佳, 木下 博明, 山田 正
    1991 年 20 巻 7 号 p. 1289-1293
    発行日: 1991/08/15
    公開日: 2009/04/28
    ジャーナル フリー
    1965年より1989年までの25年間に,膝窩動脈瘤10例,12肢を経験した.その年齢は34歳から78歳(平均61.5歳),男性7例,女性3例で,両側例が2例,下腿虚血症状を訴えたものが8肢,膝窩部の腫脹が2肢であった.また腓骨神経圧迫,膝窩静脈圧迫症状をそれぞれ1肢に認めた.血管造影で,瘤の血栓閉塞が6肢,末梢動脈閉塞が1肢にみられた.併存疾患は虚血性心疾患3例,高血圧症3例,胸部大動脈瘤1例,ビュルガー病2例であった.肺癌を合併していた1例と手術待期中の1例を除き,8例10肢に外科的治療が行われた.術式は瘤切除を原則とし再建材料は初期の両側例にのみ人工血管を使用したが,以後の症例はすべて自家大伏在静脈片を使用し,自家静脈使用例は全例開存している(術後平均観察期間4年3か月).組織学的には全例が動脈硬化性であった.本症は本邦では,比較的頻度の少ない疾患であるが,血栓閉塞,塞栓症などの合併症の頻度が高く,下腿切断に至る症例も散見されている.したがって本症は,Bakers cyst,外膜嚢胞,捕捉症候群などを鑑別したのち,積極的に自家静脈による血行再建術を行うべきであると考える.
  • 高橋 章之, 白方 秀二, 丹生 智史, 神吉 豊, 和田 行雄, 大賀 興一, 岡 隆宏
    1991 年 20 巻 7 号 p. 1294-1298
    発行日: 1991/08/15
    公開日: 2009/04/28
    ジャーナル フリー
    Budd-Chiari症候群に対し,従来よりさまざまな外科的治療が検討され報告されてきた.その治療予後を決定する大きな因子は,術中の肝庇護であり,比較的侵襲の少ない非直視下の血行再建術が行われることが多い.しかし,肝静脈および下大静脈にしばしば血栓を伴っている場合があり,この際非直視下で手術を行うと遊離血栓による肺梗塞を生じる危険があるため,直視下血行再建術のほうがより安全である.今回,膜様閉塞の本症で肝部下大静脈から腎静脈におよぶ血栓形成を伴った一例に対し,リング付きGore-Tex graftパッチを用い,肝右葉を脱転して直視下血行再建術を行い,良好な結果を得たので報告する.
  • 青柳 成明, 古賀 正之, 鈴木 重光, 安藤 文彦, 田中 攻, 押領司 篤茂, 小須賀 健一, 大石 喜六
    1991 年 20 巻 7 号 p. 1299-1302
    発行日: 1991/08/15
    公開日: 2009/04/28
    ジャーナル フリー
    本邦では真菌性心内膜炎の報告は未だ少数である.巨大なCandida菌塊を三尖弁に形成した41歳,男性の真菌性心内膜炎を経験し早期の三尖弁置換と抗真菌剤の投与により治癒せしめたので報告した.三尖弁の真菌性心内膜炎の報告はきわめて少なく,本邦では自験例を含め4例の報告をみるのみであった.三尖弁の真菌性心内膜炎の発生には中心静脈カテーテルの留置と抗生物質の投与が重要な誘因と考えられ,早期診断には心エコー検査が有用で,中心静脈カテーテルに起因する敗血症,あるいは血行動態の変化を示すものではくりかえし心エコー検査を行うことが必要である.治療に際しては,早期の弁置換と術後長期にわたる抗真菌剤の投与により治癒せしめることが可能と考えられた.
  • 秋山 一也, 安西 信行
    1991 年 20 巻 7 号 p. 1303-1308
    発行日: 1991/08/15
    公開日: 2009/04/28
    ジャーナル フリー
    虚血性心疾患の終末像ともいえる虚血性心筋症は,慢性的うっ血性心不全を呈し,内科的治療では予後不良である.本症は特発性あるいは他の二次性心筋症とは異なり外科治療の可能性を秘めている.したがって,その発生前の早期診断,早期治療の重要性はいうまでもないが,正確な診断と手術適応の決定は予後に大きな影響をもたらす.われわれは68歳男性でNYHA IV度の重症左心機能低下例で虚血性心筋症としての病像を呈した症例に対してA-Cバイパス術を行い,臨床症状の著明な改善を得た.術前の左室拡張末期圧は30mmHg,左室拡張末期容量は281.8cc/m2,左室駆出率は13.1%であった.虚血性心筋症においては心筋のviabilityのある有意冠動脈病変には積極的な血行再建術を行うべきである.
  • 手塚 光洋, 酒井 章, 牧 真一, 大澤 幹夫
    1991 年 20 巻 7 号 p. 1309-1312
    発行日: 1991/08/15
    公開日: 2009/04/28
    ジャーナル フリー
    大動脈弁下狭窄症(SAS)の術後に再発,進行した大動脈弁および弁下狭窄,僧帽弁閉鎖不全を合併した6歳女児に対して,今野手術と僧帽弁置換術を行い,良好な結果を得た.患児は7か月時に大動脈縮窄症の修復を受け,VSDの自然閉鎖に伴いSASが進行した.初回手術は4歳時に経大動脈的に心筋切除を行ったが,この際,大動脈弁右冠尖を損傷し,修復した.この術後から大動脈弁狭窄兼閉鎖不全,SASおよび左室容量負荷による僧帽弁閉鎖不全が進行し,肺高血圧をも招来した.これらに対して,21mmのSJM弁を用いた今野手術と,25mmのSJM弁を用いた僧帽弁置換術を行った.術後心不全,呼吸不全が遷延し,さらに激しい溶血が出現し,管理に難渋したが,患児は現在,元気に通学している.大動脈弁下狭窄症の手術は経大動脈的心筋切除を第一選択とするが,修復が不完全と判断した場合には,初回手術として,幼児期であっても今野手術を行うべきと考える.
  • 日置 正文, 武井 裕, 矢野 正雄, 渡辺 一彦, 家所 良夫, 松島 伸治, 田中 茂夫, 庄司 佑
    1991 年 20 巻 7 号 p. 1313-1315
    発行日: 1991/08/15
    公開日: 2009/04/28
    ジャーナル フリー
    52歳の無症候性の総肝動脈瘤の一治験例を報告した.本症例の総肝動脈は上腸間膜動脈から分枝しており,本邦で現在までに同様の報告は自験例を含めて4例にすぎずきわめてまれな症例といえる.診断には腹部エコー検査が有用で,手術術式決定にはアンギオが不可欠であった.術後経過は順調で術後アンギオでも瘤は完全に消失し元気に社会復帰した.
  • 左室内粘液腫再発手術例
    足立 孝, 北村 信夫, 大滝 正已, 三木 太一, 山口 明満, 美濃地 忠彦
    1991 年 20 巻 7 号 p. 1316-1320
    発行日: 1991/08/15
    公開日: 2009/04/28
    ジャーナル フリー
    左室内に発生する粘液腫はきわめて珍しく,しかもその再発例は調べた限り本邦では報告をみない.われわれは左室内粘液腫摘出術後同部位に再発,初回手術後約2年半で再手術を行った症例を経験した.症例は28歳,女性.25歳時に左室内粘液腫と診断され腫瘍摘出術および僧帽弁置換術を当科で行った.術後経過は良好であったが,術後約2年半時に外来で人工弁clickの欠落に気づき心エコー検査を施行したところ,左室内に腫瘤を認めた.経時的に増大傾向を示したため再入院となった.心エコーおよび肺動脈造影検査で左室内可動性腫瘤を認あ粘液腫再発と考え,再手術を施行した.術中所見では左室後壁心筋に浸潤する形を呈していたが,迅速病理診では粘液腫が疑われた.すべて摘出することは不可能であった.病理組織学的には良性であると診断されたが,発育形態からみれば臨床的に悪性であると診断した.
  • 肺動脈弁心内膜炎の本邦報告例の集計
    小塚 裕, 村上 龍司, 宮入 剛, 守月 理, 竹田 誠, 鈴木 勝, 神田 順二, 水野 明
    1991 年 20 巻 7 号 p. 1321-1325
    発行日: 1991/08/15
    公開日: 2009/04/28
    ジャーナル フリー
    肺動脈弁心内膜炎,大動脈弁閉鎖不全,Valsalva洞動脈瘤破裂の51歳男性に対し,肺動脈弁疣贅切除,瘤切除・パッチ閉鎖,大動脈弁置換を行って治癒せしめた.肺動脈弁は心内膜炎に最も罹患しにくい弁であり,本邦では自験例を含めて21例が報告されている.21例中20例で先天性心疾患を基礎疾患にもっており,その全例が肺動脈弁にjet lesionを生じ得る疾患であった.したがって肺動脈弁に生じるjet lesionが肺動脈弁心内膜炎の誘因としてきわめて重要な因子と考えられる.肺動脈弁の処理法として疣贅切除,肺動脈弁切除,肺動脈弁置換が報告されている.右心系の弁置換術が遠隔成績に問題を残している現状では,心内膜炎の活動性,弁尖の病変の程度,肺血管抵抗を考慮し,慎重に術式を決定すべきものと考えられる.
  • 森 義顕, 葉玉 哲生, 高崎 英己, 岡 敬二, 重光 修, 木村 龍範, 宮本 伸二, 田中 康一, 一万田 充俊, 内田 雄三, 調 ...
    1991 年 20 巻 7 号 p. 1326-1330
    発行日: 1991/08/15
    公開日: 2009/04/28
    ジャーナル フリー
    大動脈炎症候群による異型大動脈縮窄症に対して11年前に施行された胸部下行大動脈・腹部大動脈間バイパスの中枢側吻合部に発生した吻合部動脈瘤の肺内破裂に対して緊急手術を施行した.上行大動脈・腹部大動脈間に16mm Dacron double velour graftにてextra-anatomical bypassを作製した後,瘤を含めて下行大動脈および初回のバイパス人工血管を3個のpermanent clampを用いて曠置しthrom-boexclusionを図った.術後の経過は良好で喀血は消失し,また対麻痺の発生もなかった.術後のCTにて瘤の血栓化と縮小を認めた.術後3年の現在患者は降圧療法のみで何ら愁訴なく日常生活を送っている.本症の血行再建には縫合不全や吻合部動脈瘤などの合併症の危険性が高く,またいったん発症すればその治療に難渋することが多い.本症外科治療の問題点を考察した.
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