化学と生物
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47 巻 , 10 号
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化学の窓
  • 服部 良太
    2009 年 47 巻 10 号 p. 730-733
    発行日: 2009/10/01
    公開日: 2011/07/21
    ジャーナル フリー
    最近の食に関する偽装事件の多発から,科学的にトレーサビリティを保証する技術の開発が求められており,その一つとして安定同位体比分析による起源判別法が期待されている.安定同位体比分析を利用した判別法はすでに10年以上前から食品分野にも応用されており,ワインなどのアルコール飲料の起源推定にも利用されている.アルコール飲料に含まれるエタノールは,エタノールとしての化学的性質は同じであるが起源となる原料などが違う場合,そのエタノールのもつ各元素の安定同位体比が微妙に異なることを利用して判別が可能となる.かつては安定同位体比の分析,特に特定化合物についての分析は,一部の科学者だけに可能な特殊技術であったが,近年の分析機器および分析技術の発展とともに扱いやすく一般的になりつつある.ここでは,安定同位体比分析によるエタノール原料の起源推定例とその分析法について紹介する.
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