栄養と食糧
Online ISSN : 1883-8863
ISSN-L : 0021-5376
27 巻 , 9 号
選択された号の論文の7件中1~7を表示しています
  • 保井 忠彦
    1974 年 27 巻 9 号 p. 427-436
    発行日: 1975/02/15
    公開日: 2009/11/16
    ジャーナル フリー
  • 一寸木 宗一, 渡辺 秀子, 戸川 美奈子, 前川 昭男, 鈴木 隆雄
    1974 年 27 巻 9 号 p. 437-440
    発行日: 1975/02/15
    公開日: 2009/11/16
    ジャーナル フリー
    カゼインをたん白源として飼育したウイスター系雄白ネズミに, 5′-IMPを経口投与し10日間飼育した場合,
    (i) 白ネズミ肝臓urate oxidase活性は5′-IMP, 10mg/rat/day, 100mg/rat/day経口投与群ともに対照群と比較して, 活性が増加する傾向が見られた。
    (ii) 白ネズミ肝臓PRPPATase活性におよぼす5′-IMPの影響は, 対照群に比較して, 5′-IMP経口投与群の活性が低下する傾向が見られた。
    (iii) 白ネズミ肝臓arginase活性は5′-IMP経口投与群と対照群との間に, 有意の差はみられなかった。この研究の大要は昭和47年5月, 第26回日本栄養・食糧学会総会 (東京) において発表した。
  • 小石 秀夫, 高谷 小夜子, 奥田 豊子, 松平 敏子, 竹村 和子
    1974 年 27 巻 9 号 p. 441-447
    発行日: 1975/02/15
    公開日: 2009/11/16
    ジャーナル フリー
    北海道日高支庁の一地区において, 中学生を対象とし, その栄養状態と耐寒性について調査測定を行ない, 和人とアイヌ系を比較検討した。同時に大阪地区の中学生についても, 耐寒性を測定した。その結果
    1 (栄養摂取量は所要量より劣るが, アイヌ系中学生にくらべ, 和人の中学生はたん白質, とくに動物性の摂取量がやや優れていた。また献立には, アイヌ民族特有のものはみられなかった。
    2) 体格, 体力には両者にとくに差を認めなかった。皮脂厚はアイヌ系のほうが和人より薄かった。
    3) 血液比重, 血清たん白濃度はアイヌ系と和人の間に差はなく, 正常範囲であった。
    4) 寒冷血管反応による耐寒性は, アイヌ系が和人より高い傾向を示した。北海道の和人は大阪の中学生より, やや低い成績を得た。
    5) 耐寒性と栄養状態について考察を加えた。
  • 石束 哲男, 渡辺 隆夫, 佐々木 一郎, 中村 槇吾
    1974 年 27 巻 9 号 p. 449-453
    発行日: 1975/02/15
    公開日: 2009/11/16
    ジャーナル フリー
    脂肪酸残基の鎖長, 不飽和度およびエステル化度の異なるショ糖脂肪酸エステルの界面活性剤としての性質および炭化水素可溶化能を検討し, 次の結果を得た。
    1) 脂肪酸残基の鎖長が短く, 不飽和結合を有し, また, エステル化度の低いショ糖脂肪酸エステルほど, 水溶性およびHLB値は高くなった。
    2) 脂肪酸残基の鎖長が短く, エステル化度が低くなるにつれて, ショ糖脂肪酸エステルの表面張力低下能および起泡力は増加した。
    3) 脂肪酸残基の鎖長が長くなると浸透力は低下し, また, 不飽和脂肪酸を脂肪酸残基とするショ糖脂肪酸エステルの浸透力は増加した。
    4) エステル化度の高いショ糖脂肪酸エステルほど, n-ヘキサン可溶化能は増大した。
  • 石束 哲男, 松下 慎哉, 高橋 武夫, 中村 槇吾
    1974 年 27 巻 9 号 p. 455-459
    発行日: 1975/02/15
    公開日: 2009/11/16
    ジャーナル フリー
    ショ糖脂肪酸エステルによる水と大豆白絞油のo/w型エマルジョンの安定性に及ぼすそのエステル化度, 脂肪酸残基の鎖長, 不飽和度の影響について検討し, 次の結果を得た。
    1) エステル化度の高いショ糖脂肪酸エステルでは, o/w比が高いと転相を起こし, o/w型エマルジョンを形成しなかった。
    2) エステル化度の高いショ糖脂肪酸エステルでは, o/w比の低い場合に, また, エステル化度の低いものでは, o/w比の高い場合にo/w型乳化安定能は良好であった。
    3) カプリル酸を脂肪酸残基とするショ糖脂肪酸エステルでは泡立ち, o/w型エマルジョンは形成しなかった。
    4) 炭素数12以上の脂肪酸を脂肪酸残基とするショ糖脂肪酸エステルでは, 脂肪酸残基の鎖長が異なっても, そのo/w型乳化安定能に顕著な差は認められなかった。
    5) 脂肪酸残基に不飽和結合を有するショ糖脂肪酸エステルのo/w型乳化安定能は低かった。
    6) 水溶液の粘度の高い高分子物質を安定剤として併用すると, o/w型乳化安定能は著しく高くなった。
  • 草野 毅徳, 中野 和子, 池田 清和
    1974 年 27 巻 9 号 p. 461-465
    発行日: 1975/02/15
    公開日: 2009/11/16
    ジャーナル フリー
    1) 製粉段階において区分された4種のソバ粉, すなわち胚乳内部より胚乳周辺部に至るSF, 1F, 2Fおよび3Fの各区分のソバ粉中の脂肪酸, 無機質およびビタミンの分析を行なって, それらのソバ種実内分布状態について調べた。
    2) ソバ粉の脂肪酸組成について調べた結果, ソバ粉各区分に共通していることは, パルミチン酸, オレイン酸, リノール酸が主要脂肪酸であり, ついでリノレン酸, ステアリン酸が多い。全脂肪酸の80~90%はC16およびC18脂肪酸であった。2F区分の脂肪酸組成が4区分中最も特異的で, C16酸, C15以下の酸, およびC20以上の酸が多く, C18酸は他の区分に比べて少ない。
    3) ソバ粉4区分における7種の金属元素について分析した。その結果KおよびMgが各区分とも主要金属成分であり, かつ2Fおよび3F区分に最も多い。またFeも2F区分中に局在している。
    4) ビタミンについてはB1およびB2の定量を行なったところ, 両者は2F区分中に最も多く, ことにB1は1mg%を越える値であった。またいずれの区分においてもB1量がB2量の約4倍強存在していた。
  • 東野 哲三, 藤田 修二, 伊藤 達郎
    1974 年 27 巻 9 号 p. 467-470
    発行日: 1975/02/15
    公開日: 2009/11/16
    ジャーナル フリー
    In the methanol extract from sliced tubers of konjak (Amorphophallus konjac, K. Koch), four polyphenolic substances were detected by two dimentional paper chromatography.
    These polyphenolic substances were fractienated into three fractions (basic, neutral and acidic fr.) by ion exchange chromatography on Amberlite CG 120 and CG 4B columns. From each fraction, catecholamine, flavanol type tannins and other polyphenol were found respectively by means of color reaction and UV light irradiation.
    The polyphenolic substance in basic fraction was purified by using Amberlite CG 50 column, and it was identified as dopamine (3, 4-dihydro xyphenylethylamine), since it gave 6, 7-hydroxy-1, 1-dimethyl-2, 3, 4-tetrahydroisoquinoline by the condensation reaction with acetone under neutral condition.
    Polyphenoloxidase (E. C. 1. 10. 3. 1.) prepared from the tubers of konjak showed high activity for catecholamines such as dopamine and DL-dopa. Therefore, it is likely that dopamine is a browning compound of konjak tubers. Other polyphenols detected also may take parts in the browning of tubers.
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