紡績後半において様械の僕給側および巻取側に灘けるボビソを回轉するに要する力を主と9て梳毛紡機について静的な實験を行つたも先づボピンの徑の増加とスライバ量との關係を各種のものについて求め,検討した。佛式前紡機の場合のボビシを園轉するに要するカは数gであるが,英式の場合は供給鋼において50~90g豹巻取側においでは350~2,0009にも蓬し,非常に大である6クリールの位置の影響および英式巻取の場合のワツシヤの影響につき檢討した。ボビンめ径の影響につき實験結果を示すとともに,径の増大に野して木管の重量が比較的小なる場合は張力に増加し,重量が比較的大なる場合(フランジを有する等)には逆に減少するごとを明にした。以上紡機,木管の設計取扱の參考に供した次第である。
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