巻号一覧
2005 巻 (2005)
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2004 巻 (2004)
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2003 巻 (2003)
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2002 巻 (2002)
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2001 巻 (2001)
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2000 巻 (2000)
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1999 巻 (1999)
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1998 巻 (1998)
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1997 巻 (1997)
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2001 巻, 676 号
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井林 康, 中沢 正利, 尾坂 芳夫, 鈴木 基行2001 年2001 巻676 号 p. 1-11
発行日: 2001/05/20
公開日: 2010/08/24
ジャーナル フリー本研究では, 地震時に入力されるエネルギーのうち, 地震動の継続時間にわたって構造物に入力される地震入力総エネルギーと, ある単位時間に相当するエネルギーである地震入力単位エネルギーの両者に着目し, 弾性系の解析のみによってRC単柱橋脚の地震時の応答塑性率, および履歴エネルギーの推定手法を示した. 加えて, 既往の損傷指標への応用をすることにより, 弾塑性地震応答解析を行うことなく, 構造物の損傷程度を推定する手法を示した.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (1482K) -
石橋 忠良, 中山 弥須夫, 津吉 毅2001 年2001 巻676 号 p. 13-18
発行日: 2001/05/20
公開日: 2010/08/24
ジャーナル フリー橋脚やラーメン高架橋柱の雄震時における破壊形態や変形性能については, 多くの研究がなされ成果が報告されている. しかし, 既往の研究は帯鉄筋を密に配置したものが多く, 帯鉄筋が非常に少ない部材についての報告例は少ない. 一方, 実際の既設RC橋脚などで大断面の構造物では, 帯鉄筋が非常に少ないものも多く存在していることから, こうした構造物に対しても耐震性能を適切に把握をする必要がある. 本研究では, 帯鉄筋を配置していないRC柱の縮小モデルを用いて静的正負交番載荷試験を行い, 耐力比 (Vy/Vmu) によりその破壊形態が概ね推定でき, 帯鉄筋が配置されていなくても, 部材諸元によってはじん性率10程度の大きな変形性能が得られることを示した.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (3244K) -
近松 竜一, 十河 茂幸2001 年2001 巻676 号 p. 19-26
発行日: 2001/05/20
公開日: 2010/08/24
ジャーナル フリーコンクリートを製造する際, その信頼性の尺度となるのは「品質の安定性」である. 一定した品質のコンクリートを製造するには, まず各々の材料を所定量だけ正確に計量することが基本となる. しかし, 現行の製造システムでは, 細骨材に含まれる表面水を正確かつ迅速に把握することは困難な場合が多く, 骨材の表面水管理がコンクリートの品質変動を抑制する上で最大の懸案課題となっている. これに対し, 著者らは, 細骨材の表面水に左右されず, 常に正確な水量と細骨材量を算出できる水浸方式による計量方法を考案した. 本論文は, この水浸細骨材計量方式を用いた信頼性の高い製造システムを提案するとともに, 本計量システムの有用性を実験的に検証した結果について示すものである.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (4646K) -
伊藤 睦, 二羽 淳一郎, 田辺 忠顕2001 年2001 巻676 号 p. 27-39
発行日: 2001/05/20
公開日: 2010/08/24
ジャーナル フリー本研究では, 地震時のRC橋脚の挙動を, 許容できる精度でかつ簡易に評価することを目的として, 格子モデルの非線形動的解析への拡張を試みた. 4種類の国際的な耐震設計基準により試設計されたRC橋脚を解析対象とし, 静的解析, 及び非線形動的解析を行った. 予測された最大応答変位など, 鉄筋コンクリート部材が有する力学特性値を, 他の有限要素法解析により予測された値と比較した結果, 格子モデル解析がほぼ同程度の解を予測可能であることが確認された. その後, 静的, 動的解析結果, 及び仮想入力地震波に対するRC橋脚の応答結果に基づき, 試設計されたRC橋脚の力学特性の評価を行った.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (4010K) -
大即 信明, 皆川 浩, 宮里 心一, 西田 孝弘2001 年2001 巻676 号 p. 41-49
発行日: 2001/05/20
公開日: 2010/08/24
ジャーナル フリー本研究の目的は, 100年にわたるコンクリートからのCa溶出およびそれに伴う変質の実験的予測手法を確立し, それを用いてCa溶出変質抵抗性が高い配合を明らかにすることである. そのため, (1) 100年にわたるコンクリートからのCa溶出およびそれに伴う変質の実験的予測手法の確立と妥当性の検証, (2) 配合がCa溶出変質に及ぼす影響に関する実験的予測手法を用いた検討, を行った. 実験的予測手法とは, 拡散試験と電気化学的促進試験を組み合わせることによりCa溶出量と溶出実時間の関係の予測を行うものである. 本手法の妥当性の検証は, 予測結果と100年間供用された実コンクリート部材の調査結果を比較することで行った. 本研究を通して, Ca溶出に伴うコンクリートの耐久性の基礎情報を得ることができた.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (4637K) -
浜田 純夫, 松尾 栄治, 藤岡 靖2001 年2001 巻676 号 p. 51-63
発行日: 2001/05/20
公開日: 2010/08/24
ジャーナル フリー現在, RC床版の押抜きせん断強度算定式において用いられている各安全係数は経験に基づき決定されたものであり, 理論的な根拠に乏しい. 本研究はこれまでに提案された算定式の精度やばらつきを比較検討し, さらに適切な破壊確率を算出するために種々の破壊確率密度関数を求め, その結果に基づいて安全係数を算出する方法について提案するものである.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (3131K) -
壹岐 直之, 清宮 理2001 年2001 巻676 号 p. 65-76
発行日: 2001/05/20
公開日: 2010/08/24
ジャーナル フリーコンクリートに埋め込まれた異形鉄筋の付着特性は, 実験条件や鉄筋軸に沿った位置によって異なることが知られ, 既往の研究により鉄筋ひずみの影響を考慮した付着応力関係式が提案されている. しかし, 載荷方法やコンクリート断面積が異なると, この提案式では付着特性を表現できない場合があることを筆者らはこれまでに確認し, コンクリート応力状態が付着特性に影響を及ぼす可能性があることを示唆した. 本論文では, 付着実験を基に, コンクリート軸方向応力が異形鉄筋の付着特性に及ぼす影響を評価した. その結果, すべりにコンクリートの変位を考慮し, コンクリート軸方向応力の増加による付着応力の低減を考慮した補正を行うことで, 種々の実験条件において, 既往の付着応力関係式と実験結果とが一致することを確認した.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (10912K) -
津吉 毅, 石橋 忠良2001 年2001 巻676 号 p. 77-88
発行日: 2001/05/20
公開日: 2010/08/24
ジャーナル フリー著者らは, 鋼板巻き工法にかわる, 狭隘箇所でも容易に施工できる鉄筋を柱外周に配置し柱の四隅で定着する耐震補強工法を提案し, 補強により変形性能が大きく向上することを示した. 本文では, この耐震補強工法は鉄筋を柱断面外に配置するため, 補強鉄筋と柱面を接触させないか, 接触していても曲げせん断耐力比 (Vyd/Vmu) を2.3程度以上とすれば, せん断抵抗側の補強鉄筋が終局にいたるまで降伏しないこと, また, 通常のRC柱よりも少ない補強鉄筋量で同等以上の変形性能が得られることを示した.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (6141K) -
太田 資郎, 藤原 鉄朗, 松山 公年, 金本 康宏2001 年2001 巻676 号 p. 89-103
発行日: 2001/05/20
公開日: 2010/08/24
ジャーナル フリーコンクリート構造物の維持管理の合理化と精度の良い健全度診断を行うために, レーダ計測法によってコンクリート強度を推定する方法を提案した. レーダ計測法は連続的・定量的・非接触かつ短時間に非破壊検査を行うことができることから, トンネル等の長大なコンクリート構造物における覆工厚, 空洞高, 鉄筋探査等に適した測定法である. 本論文では, コンクリート中の電磁波の伝搬特性を精度良く計測するレーダ計測機器の開発, コンクリート版厚と空洞厚計測における電磁波の最適周波数の選定および計測精度について述べ, さらにレーダ法によるコンクリート強度推定方法の研究について報告している.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (13197K) -
栖原 健太郎, 橋本 親典, 辻 幸和, 杉山 隆文2001 年2001 巻676 号 p. 105-115
発行日: 2001/05/20
公開日: 2010/08/24
ジャーナル フリーコンクリートポンプ圧送時の管内脈動の抑制には, 脈動による波形状の変動に対してこれを打ち消すための逆位相を有する脈動 (補流) を外部より加えて両脈動流を重ね合わせることで可能となる. この考え方に基づき管内脈動流を適切に制御することを目的として, 実機コンクリートポンプを模擬した小型ポンプ圧送装置を用い, 管内流速に着目し, 実験的に検討した. 外部より加える脈動流の波形および吐出量は, 質量保存に基づき容易に決定できること, 2つの脈動流の合流により懸念されるコンクリートの材料分離は, 適切な引込み速度および合流角度を与えることで最小限に抑えられることを明らかにした.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (3851K) -
ダカール ラジェッシュ, 前川 宏一2001 年2001 巻676 号 p. 117-133
発行日: 2001/05/20
公開日: 2010/08/24
ジャーナル フリー繰り返し水平力を受けるRC柱の, 最大耐力以後の挙動に及ぼす要因分析が本研究の目的である. かぶりコンクリートの剥落と鉄筋の大きな横方向のはらみ出しに特に着目し, この影響が顕著に現れるような5体の試験体 (かぶり諸元が特異なケース, 高軸力, 帯鉄筋拘束が小さい等) を用意し, 交番繰り返し載荷を行った. これらは極端なケースに対しても, 数値解析の検証が可能となるように配慮した. あわせて fiber model による数値解析を実施し, 既往の鉄筋座屈モデル, コンクリート構成則などの適用性の検証を行った.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (20337K) -
ダカール ラジェッシュ, 前川 宏一2001 年2001 巻676 号 p. 135-147
発行日: 2001/05/20
公開日: 2010/08/24
ジャーナル フリー本研究は鉄筋コンクリート柱の曲げ崩壊機構に関に視点を当てたものであり, 材料非線形と幾何非線形性の両者の影響を, 主として解析によって検討したものである. 特に, 大変位領域での復元力特性に及ぼす両非線形性について考察を行い, 自己崩壊に至る限界状態について議論した. なお, せん断破壊モードについては検討の対象から除外した.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (12010K) -
Somnuk TANGTERMSIRIKUL, Jittbodee KHUNTHONGKEAW, Phichai KITTICHAROENK ...2001 年2001 巻676 号 p. 149-157
発行日: 2001/05/20
公開日: 2010/08/24
ジャーナル フリーフレッシュコンクリートのワーカビリティー予測には, ペースト-空隙体積比, 自由水量, 骨材及び粉体材料の比表面積, 形状等の様々なパラメーターが用いられており, なかでもワーカビリティーの良い指標となるスランプは自由水量に比例し, その他のパラメーターとは非線形関係にあることが明らかにされている. 本研究では, フレッシュコンクリートのスランプ及びモルタルのフロー予測の数学的モデルを構築し, 実験値との比較検討を行った. その結果, 減水剤等を用いない場合の, 様々な粉体材料を用いたコンクリート及びモルタルに対し十分な精度を得られることを確認した.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (3083K) -
Bui Khac DIEP, 田辺 忠顕, 梅原 秀哲2001 年2001 巻676 号 p. 159-168
発行日: 2001/05/20
公開日: 2010/08/24
ジャーナル フリーこれまでの研究では, 典型的な外ケーブル方式PC桁のケーブルのひずみは, コンクリート桁全体の変形に基づいて示されている. しかし, 大偏心外ケーブルを持つPC桁の断面では, ケーブルの位置にコンクリートが存在しないために, 桁全体の変形に基づいて解析を行うことはできない. そこで, ケーブルのひずみとディビエーターの変形に基づいて, ディビエーターにおける力の釣り合いをもとにケーブルのひずみの定式化を新たに行った. この手法により, 大偏心外ケーブルを持つPC桁の解析を一般の外ケーブル方式PC桁の解析と同じように取り扱うことができるようにした.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (1316K)
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