本研究では, 一般国道において, ランブルストリップスを2車線道路のセンターライン上または路肩に導入するために, 施工機械, 施工法の開発, 試験道路における試験施工を行い, 日本の道路事情にあった規格の開発を行い, 実道における施工, 実道における設置状況, 実道における導入結果について検討を行った. その結果, ランブルストリップスは, 従来の正面衝突事故対策に比べ, 安価で, 設置, 施工, 維持管理上の制約が少ない工法であり, バイクに対する安全性も, センターポールやチャッターバーに比べ高く, さらに正面衝突事故の削減効果が高いことがわかった.
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