利用者から見た商用データベースの品質,および検索結果の品質を高めるためにサーチャーが用いている検索テクニックを,(1)データベース中のエラーと表記の変動,(2)収録情報の信頼性と包括性,(3)遡及と更新,(4)検索キーの適切性,(5)ドキュメンテーションの包括性,(6)コストから見た評価,(7)検索の品質を高める付加的機能,の各側面から論じている。また,商用データベースのより広範な利用を促進するために必要な,データベース選択・検索機能の品質向上,およぴ共通ユーザーインターフェイスの拡充について,利用者の立場から将来への期待を述べている。
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