映像情報メディア学会技術報告
Online ISSN : 2424-1970
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21.48
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  • 原稿種別: 表紙
    p. Cover1-
    発行日: 1997/09/18
    公開日: 2017/06/23
    会議録・要旨集 フリー
  • 原稿種別: 文献目録等
    p. Misc1-
    発行日: 1997/09/18
    公開日: 2017/06/23
    会議録・要旨集 フリー
  • 原稿種別: 目次
    p. Toc1-
    発行日: 1997/09/18
    公開日: 2017/06/23
    会議録・要旨集 フリー
  • 相川 哲弥
    原稿種別: 本文
    p. 1-5
    発行日: 1997/09/18
    公開日: 2017/06/23
    会議録・要旨集 フリー
    盲人がパソコンの非MS-DOS版BASICやMS-DOSを使うときに、プログラムを実行している途中で、実行をそのまま止めて、マニュアルや参考書のような内容の文章ファイルを音声読み上げ出来る働きをシステム・プログラムに追加することの設計を述べる。
  • 鈴木 昌和, 玉利 文和, 井上 浩一, 宮崎 亮乃輔, 宮平 彩乃
    原稿種別: 本文
    p. 7-14
    発行日: 1997/09/18
    公開日: 2017/06/23
    会議録・要旨集 フリー
    本論文は数式を含む科学技術系文書に対応したOCRシステムについて述べる。まず1ページ分の画像から行を抽出した後、各行について日本語部と数式部への分割を行う。ここでは1文字認識候補とその認識スコアを用いる。数式部の構造解析では、文字や記号の正規化サイズを利用したトップダウン方式による認識法を適用する。これら一連のアルゴリズムにより、ノイズの少ない画像に対して良好な結果を得た。本OCRシステムの出力するT_EXファイルからL^AT_EX自動点訳システムを用いて点字文書を作成する。
  • 牧野 秀夫, 渡辺 浩亘, 石井 郁夫
    原稿種別: 本文
    p. 15-19
    発行日: 1997/09/18
    公開日: 2017/06/23
    会議録・要旨集 フリー
    視覚障害者用屋外歩行補助装置の開発を目的に, GPSと携帯電話による位置案内装置を改良した。基本装置は, 利用者携帯端末(移動局)と位置データ処理部(基地局)で構成され, 情報交換にはモデムが使用されていた。そこで今回は、特に案内開始時間の短縮を目的に押しボタン式ダイアル電話機で使用されるDTMF(Dual Tone Multi-Frequency)をGPS位置情報の送信に用いた。その結果, 接続待ち時間を30秒から10秒に短縮し、瞬断時の復帰ならびに連続音声位置案内機能の実現も容易となった。また、モデムも不要となった。
  • 渡辺 浩亘, 牧野 秀夫, 北條 晴正, 石井 郁夫
    原稿種別: 本文
    p. 21-28
    発行日: 1997/09/18
    公開日: 2017/06/23
    会議録・要旨集 フリー
    徘徊癖をもつ痴呆性老人の探索を目的として, GPSを利用した探索支援装置を開発した.通常, 市販GPS受信機を使用して位置検出を行うためには, 3個以上の衛星受信が必要となる.しかし高層建造物や街路樹の連続する市街地で使用する場合, 常時3個以上の衛星を受信することは困難である.そこで, 我々は2衛星からの擬似距離情報と老人の移動特性を考慮して存在領域を推定し, さらにその結果を経時的にディスプレイ上に表示する装置を開発した.本装置の使用により, 老人を介護する家族に対して, 検出領域を拡大した徘徊老人探索情報の提供が可能となる.
  • 石田 伯仁, 長尾 智晴
    原稿種別: 本文
    p. 29-36
    発行日: 1997/09/18
    公開日: 2017/06/23
    会議録・要旨集 フリー
    筆者らは先に, 原画像とそれに対する処理後の画像である目標画像の組をサンプル画像として与えることで, あらかじめ用意した複数の基本的な画像フィルタの合成によって必要な画像変換プロセスを自動的に近似する手法を提案した.この方式をもとに, 原画像に対してフィルタリングを行う系列を複数に増やし、画像変換フィルタの適用順序に簡単な構造を持たせることによって, より複雑な画像変換処理に対応できるような拡張を行った.本報告では, これらの拡張手法について提案する.
  • 原 章, 長尾 智晴
    原稿種別: 本文
    p. 37-44
    発行日: 1997/09/18
    公開日: 2017/06/23
    会議録・要旨集 フリー
    画像中の人物の顔を検出する処理は, 個人識別, 人物の計数などにおいて重要である.本報告では位置, 大きさ, および回転角度が不明な, 任意方向を向いた人物の顔を静止階調画像から検出する一手法を提案する.本手法はさまざまな角度を向いた顔のテンプレートを, 原画像上で位置, 大きさ, 回転角度を変えながら重ねるパターンマッチングに基づいている.このプロセスに遺伝的アルゴリズムを適用することによりマッチングの回数が膨大になることを避け, また原画像を微分した画像を用いることにより抽出精度の向上を図っている.
  • 川村 一郎
    原稿種別: 本文
    p. 45-48
    発行日: 1997/09/18
    公開日: 2017/06/23
    会議録・要旨集 フリー
    我が国においては、これまでに多くの人達の努力によって、福祉用具の技術開発、産業化が行われてきた.しかしながら、世界に類を見ない急速な高齢化社会への移行が始まっている中で、高齢者・障害者を含めた国民すべてが生活の中で必要となる福祉用具の開発・供給には十分な体制が確立されていないのが現状である.(1)このような状況の下で設立された日本健康福祉用具工業会の目的と意義・社会的な役割、(2)福祉用具類の技術開発に取り組む技術者が備えておくべき基本的な視点、(3)欧米諸国との比較、について述べる.
  • 秋山 勉, 水戸部 一孝, 吉村 昇, 高橋 誠
    原稿種別: 本文
    p. 49-56
    発行日: 1997/09/18
    公開日: 2017/06/23
    会議録・要旨集 フリー
    本研究では, 空間的注意に着目し視聴覚刺激を用いた運動計測により, 高齢者の交通事故防止を前提とした高齢者の知覚運動特性の把握を目的としている.計測は, 視覚刺激をターゲットとし, 聴覚刺激と組み合わせ視覚刺激のみ, 視聴覚刺激が左右反対および同角度の3条件を設定した.本報告では, 20代若年被験者および70代高齢被験者において計測を行った.結果から, 高齢被験者では80%を超える周辺視野でのターゲットの見落とし出現率, 若年被験者と比較して0.1[ms]以上のターゲットに対する反応の鈍化が認められた.
  • 加納 尚之, 川村 尚生, 井上 倫夫, 中島 健二, 介中 敦子
    原稿種別: 本文
    p. 57-64
    発行日: 1997/09/18
    公開日: 2017/06/23
    会議録・要旨集 フリー
    本報告は, 事象関連脳電位(ERP)を用いた筋萎縮性側索硬化症(ALS)患者のためのコミュニケーションエイドの開発について述べている.ERPは, 単語を弁別している時に観測される.ここでは, 視覚刺激として25の単語を5×5のマトリクスに配置し, 行と列をランダムに提示する.表示時間は300ms, 提示周期は500msである, 被験者は伝えたい単語に意識を集中するために, その単語(目標刺激)の出現回数をカウントしていく.このとき選んだ単語を含む行または列が提示されたとき, ERPのP300成分が誘発される.観測されたERP波形を, フィルター処理し, アペレージングすることによって, 目標刺激に対するP300成分の有無を識別することができる.このP300成分の有無によって, 何ら肉体的動作がなくても被験者の意図している項目を判別でき, コミュニケーションエイドのためのヒューマンインターフェースとして利用できる.
  • 上見 憲弘, 須貝 保徳, 山口 悦範, 橋場 参生, 松島 純一, 伊福部 達
    原稿種別: 本文
    p. 65-70
    発行日: 1997/09/18
    公開日: 2017/06/23
    会議録・要旨集 フリー
    我々は, 喉頭摘出者が用いる電気人工喉頭の音声をより自然なものとするため, そのイントネーションを喉頭摘出者自身の呼気で制御する方式を提案し, 実用化に向けてその評価を行っている.本報告では, このピッチ周波数制御型人工喉頭がどれだけの人が使うことができるかを調べるため, 本人工喉頭の制御に慣れた被検者1名と初めて使う被検者6名でイントネーションをつけて話すことができるか調べた.また, 各被検者の呼気の制御能力についても簡単に調べた.その結果, 6名中4名は初めてでもイントネーションをつけることができること, また, 被検者によっては本人工喉頭のパラメータをその被検者用に調整する必要があることがわかった.これらに基づき, 実用性を考慮した人工喉頭を試作した.
  • 和田 親宗, 井野 秀一, 庄司 壽一, 伊福部 達
    原稿種別: 本文
    p. 71-76
    発行日: 1997/09/18
    公開日: 2017/06/23
    会議録・要旨集 フリー
    我々は音声スペクトルを振動パターンに変換しそれを人差し指の腹に呈示することによって聴覚代行を行う装置、タクタイルエイドの改良研究を行っている。我々は単音節音声の子音部分を振動刺激を用いて、母音部分を点字のような凸点刺激を用いて、それらを電光掲示板のように指腹上を流すスウィープ呈示方式を考案しその評価を行ってきた。その際、触覚の疲労感が生じることを経験した。今回は疲労感を軽減する方法の検討を行った。その結果、子音呈示用の振動刺激を凸点と組み合わせることにより疲労感が軽減された。同時に、振動成分に含まれるデューティー比を変えることにより異なる触感を呈示できることもわかった。この二つを組み合わせて子音識別実験を行った結果、疲労を少なくすることができ、また、触感の違いにより識別率も向上することがわかった。
  • 奥 英久, 脇田 修躬, 山本 智子
    原稿種別: 本文
    p. 77-83
    発行日: 1997/09/18
    公開日: 2017/06/23
    会議録・要旨集 フリー
    重度肢体不自由者の意思伝達用福祉用具である走査式コミュニケーション・エイドでは、文字選択を行うための文字盤における仮名文字配列を使用頻度順に構成することで、効率的な文字選択が可能になる。市販されているほとんどの走査式コミュニケーションエイドでは、仮名文字50音表配列が使用されているが、これまでの研究により、一般文書から抽出された仮名文字使用頻度に応じた配列を行うことで、効率的な文字選択が可能であることが示されている。本研究では、重度肢体不自由者が作成した文書から仮名文字使用頻度を抽出し、この結果に基づいた仮名文字盤を構成することで、一般文書の仮名文字使用頻度に基づいた文字盤を使用するよりも効率的に文字選択が可能であることを示した。
  • 伊藤 和幸, 数藤 康雄
    原稿種別: 本文
    p. 85-91
    発行日: 1997/09/18
    公開日: 2017/06/23
    会議録・要旨集 フリー
    障害や病状の進行により, 走査選択式によるコミュニケーションができなくなる障害者に対応するには随意運動が比較的最後まで残る目の動きや瞬きを利用することが考えられる.現在のところ, 瞬きや目の左右の動きを「はい」「いいえ」等としたり, 目の開閉をスイッチ入力のON/OFFに利用している例が多いが, 障害者が文字を順番に注視する視線を計測し, その注視した文字を直接選択した方が直感的で分かりやすく, 入力効率もよい.今回、視覚的なフィードバックを行い, 任意の文字が選択されるように意識して文字を注視した際の視線の移動を計測し、コミュニケーション機器へと応用できるような処理アルゴリズムについて考察するとともに, 視線入力式コミュニケーション機器を試作した.6名の健常者により使用評価したところ文字を注視するだけで名前や挨拶の言葉を選択できることが分かった.
  • 小山 智史
    原稿種別: 本文
    p. 93-98
    発行日: 1997/09/18
    公開日: 2017/06/23
    会議録・要旨集 フリー
    重度肢体不自由者が用いるコミュニケーションエイドの入力方式に行列スキャン方式がある。文字を入力するためのスイッチ操作回数(あるいは操作時間)を減少させ, 入力効率を改善することは, 重要な課題のひとつである。文字の出現頻度に応じて文字盤の配列を決める方法は有効であるが, 文字の並びがアルファベット順でなくなるために, 見にくいものとなってしまう。符号化入力方式は更に有効な方法であるが, 行列スキャン方式のわかりやすさ自体が失われてしまう。ここでは, アルファベット順の文字配列を用いて, 行と列のスキャン開始位置を文字の出現頻度に基づいて最適に決める方法を示し, その効率について, 他の方法との比較も含め, 定量的に検討した。
  • 有福 義範, 今岡 達郎, 北風 晴司
    原稿種別: 本文
    p. 99-106
    発行日: 1997/09/18
    公開日: 2017/06/23
    会議録・要旨集 フリー
    我々は、高齢者や身体障害者に対して、情報通信利用の促進を図るため、情報通信機器の入出力装置の研究開発を進めている。今回、肢体不自由者によるキーボード入力時間に関する実験を行い、障害者毎に入力の特性を分析した。その結果、キー入力を判定するための時間を調整することにより、利用者個々に適応した入力ができることを確認し、キー入力を判定するための時間パラメータとして「判別式」を設定したので報告する。
  • 原稿種別: 付録等
    p. App1-
    発行日: 1997/09/18
    公開日: 2017/06/23
    会議録・要旨集 フリー
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