映像情報メディア学会技術報告
Online ISSN : 2424-1970
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24.59
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  • 原稿種別: 表紙
    p. Cover1-
    発行日: 2000/10/19
    公開日: 2017/06/23
    会議録・要旨集 フリー
  • 原稿種別: 目次
    p. Toc1-
    発行日: 2000/10/19
    公開日: 2017/06/23
    会議録・要旨集 フリー
  • 増子 武, 長谷川 光司, 春日 正男, 松本 修一, 小池 淳
    原稿種別: 本文
    セッションID: MIP2000-86
    発行日: 2000/10/19
    公開日: 2017/06/23
    会議録・要旨集 フリー
    音像定位の実現に, 頭部伝達関数(HRTF)をFIRフィルタにより模擬する方法があるが, FIRフィルタではフィルタ次数が高いため簡易なシステムで構成するのは困難である.そこで, 我々は, 簡易な構成で特性の変更が容易なIIRフィルタによってHRTFを近似する手法を提案し, 音像定位の実現を試みた.しかし, IIRフィルタの持つ位相特性は非線形であるために, 音像定位の定位位置のずれが生じた.本報告では, IIRフィルタの位相特性が音像定位に与える影響について, ピンクノイズ及び1/3オクターブバンドノイズを用いた試聴実験を行い検討した.その結果, 水平方向の定位位置のずれは, 最大で10度程度, 平均的には5度程度であった.
  • 阿久津 由香, 飯塚 由美, 篠崎 智子, 佐々木 和也, 清水 裕子
    原稿種別: 本文
    セッションID: MIP2000-87
    発行日: 2000/10/19
    公開日: 2017/06/23
    会議録・要旨集 フリー
    近年の情報通信技術の発展はめざましく, 学校教育においても, 子どもたちにさまざまな情報の中から有効なものを見つけだしたり, 自ら情報を発信したりする能力を身につけさせることが重要な課題となっている.また, 教員がマルチメディアの特性を生かした授業を試みることも, 教育効果が高まることとして期待されている.本研究では, 栃木県下の小・中学校の情報教育に着目し, 教育の現状, 問題点, 教職員の意識等の調査を行い, 情報教育の基礎資料とした.また, 限られた時間だけでなく, あらゆる教科においても情報教育は展開される必要があると考え, 本研究室でマルチメディアコンテンツを用いた家庭科教材ソフトを作成し, 小・中学校の家庭科の授業に用い, 効果的な利用法を探っている.
  • 小山 直子
    原稿種別: 本文
    セッションID: MIP2000-88
    発行日: 2000/10/19
    公開日: 2017/06/23
    会議録・要旨集 フリー
    Webブラウザの画面を通して, (主に視覚的であるが)感覚的移動がおこり, 感覚的レベルでの多文化コミュニケーションが生じている。多文化との接触によって起ってくる視覚文化の変容について, 視覚的デザインにおける連想イメージの文化的差違, 思い込みやグラフィックソフトの技術的流行がつくりあげるWebサイトデザインのスタンダード化, 「知らず知らずのうちに」文化的混成を進行させるWebサイトの画面, 従来型文化的アイデンティティーの変質, の諸点から述べる。
  • 鎌田 一雄, 阿部 義仁, 阿部 悟之, 福田 真史, 山本 英雄
    原稿種別: 本文
    セッションID: MIP2000-89
    発行日: 2000/10/19
    公開日: 2017/06/23
    会議録・要旨集 フリー
    日常生活で手話を使用している聴覚に障害を持つ人達(ろう者)が、情報通信サービスを普通の人達と同じように利用しようとすると、音声語(書きことばとしての日本語)を使わなければならないという制約が生じる.本文では、電子メールによって動画像ファイルを伝送することができる機能を利用して、手話によるコミュニケーションが可能であると考え、ピクチャーメールと呼ぶ電子メールシステムを検討する.ろう者等を利用者と想定した手話を用いたコミュニケーション手段とするために必要な課題を、ろう者からの意見をもとにして議論する.
  • 須田 典之, 阿山 みよし
    原稿種別: 本文
    セッションID: MIP2000-90
    発行日: 2000/10/19
    公開日: 2017/06/23
    会議録・要旨集 フリー
    マルチメディア情報処理において異種メディア間色再現は重要な問題である.本研究ではCRTと色票を用いて光源色モード及び表面色モードの色刺激を作成し, それらのカラーアピアランス(色の見え)を心理物理学実験により測定した.色の見えはCRT(自発光蛍光体)と色票(物体表面)という色表示メディアの物理的特性が同じ条件間よりも見えのモードが同じ条件間で類似度が高い結果となり, 人間にとってのカラーアピアランスには見えのモードが強く影響していることが示された.
  • 梶谷 哲也, 渡部 和
    原稿種別: 本文
    セッションID: MIP2000-91
    発行日: 2000/10/19
    公開日: 2017/06/23
    会議録・要旨集 フリー
    ユーザー個人の多様な個性に対応できる高度なヒューマン・インタフェースに関する基礎技術として、知覚変換を用いた主観的透視投影法を提案する。まず、プリミティブなオブジェクトを両眼立体視した時に誘導される心象の測定結果を報告し、オブジェクトの位置を変化させずに、その大きさだけを変更する知覚変換について述べる。さらに、そのモデルに必要となる2つのパラメータの決定法を規定し、実際の測定値から決定したパラメータ値を報告する。次に、三次元の両眼立体視から誘導される心象と同等の心象を誘導する二次元透視投影図のデフォルメ量(大きさの変化量)の測定結果を報告する。以上から、三次元空間中のオブジェクトが誘導する心象と同程度のデフォルメを行った透視投影図が、両眼立体視による心象と近似した心象を誘導することを実験的に検証できたことを報告する。
  • 森岡 正一郎, 上條 正義, 細谷 聡, 高寺 政行, 清水 義雄, 佐渡山 亜兵
    原稿種別: 本文
    セッションID: MIP2000-92
    発行日: 2000/10/19
    公開日: 2017/06/23
    会議録・要旨集 フリー
    布地表面の映像を採取し、布地表面の特徴を抽出するいわゆるテクスチャー解析は、これまでにも多くの研究が行われている。その利用は幅広く、布の検反システムや風合いなどの評価などが挙げられる。これまでのテクスチャー解析手法の多くは、被写体のあるひとつの画像を採取して、この画像のみからテクスチャーを評価してきた。しかしながら、人間が布地表面を評価する場合、観測距離や角度を変えて布地表面を観測し、得られた情報から総合的にテクスチャーを評価していると考えられる。本研究では人間のテクスチャーの観測方法を模倣した新しいテクスチャー解析方法を提案する。布地に対して観測距離を変えながら複数の画像を採取し、これらの画像から布地のテクスチャーの特徴を表現する数理モデルを作成する。観測距離が異なる画像は、粗視化を変えて同一テクスチャーを観察することと等価である。粗視化の概念から不規則形状を表現する数理モデルとしては、フラクタル理論がよく知られている。本研究ではフラクタル理論に基づき同一被写体の複数画像から被写体テクスチャーの複雑な幾何学形状を表現するフラクタル変数を定義する。この変数が、テクスチャーの幾何学的特徴を表現する数理モデルとして有用であるかを分類実験によって検証する。分類手法として最尤法を用いる。50個のデータを用いて分類実験を行った結果すべて正しく分類された。
  • 高橋 裕樹, 葛西 浩一, 中嶋 正之
    原稿種別: 本文
    セッションID: MIP2000-93
    発行日: 2000/10/19
    公開日: 2017/06/23
    会議録・要旨集 フリー
    本報告では, ディジタルカメラで撮影した画像中に含まれる文字領域を抽出するアルゴリズムを提案する.画像中から文字領域を抽出する手法の研究は, 数多く行なわれているが, それらの研究の多くは, ある特定の一つの特徴のみを用いて文字領域の推定を行なっているため, 特徴を判別する際の条件の設定が困難であると言える.本報告では, 2つの特徴を用いることで, 比較的単純な条件のみを用いて文字領域の抽出を行なう手法を提案する.第一の特徴として輪郭画像から得られる閉輪郭線を利用する.第二の特徴として色を利用したクラスタリングによって, 領域分割を行なう.各特徴画像中の領域に対して, 各領域の幾何データの相対的な関係を用いて文字領域候補を選択する.最終的に輪郭特徴と色特徴から得られたそれぞれの文字領域候補の重複部分を文字領域として抽出する.最後に, 複数の画像に対して提案手法を用いた場合の文字列抽出結果の例と, 市販の文字認識ソフトウェアを用いて文字認識を行なった結果について示す.
  • 中嶋 正之
    原稿種別: 本文
    セッションID: MIP2000-94
    発行日: 2000/10/19
    公開日: 2017/06/23
    会議録・要旨集 フリー
    今回で27回目となるSIGGRAPH2000は, 7月23日(日)から28日(金)まで, アメリカ合衆国ルイジアナ州ニューオリンズのリバーサイドにあるコンベンションセンターで、例年通り華やかに開催された。SIGGRAPHはACMに属する一つの研究会であり、CG(Computer Graphics)やInteractive技術に関する国際会議であり、最新のVirtual RealityやMultimediaに関する最新の試みなどが発表される。本研究会では、昨年に続きSIGGRAPH2000の報告を行う。
  • 原稿種別: 付録等
    p. App1-
    発行日: 2000/10/19
    公開日: 2017/06/23
    会議録・要旨集 フリー
  • 原稿種別: 表紙
    p. Cover2-
    発行日: 2000/10/19
    公開日: 2017/06/23
    会議録・要旨集 フリー
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