映像情報メディア学会技術報告
Online ISSN : 2424-1970
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23.77
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  • 原稿種別: 表紙
    p. Cover1-
    発行日: 1999/12/13
    公開日: 2017/06/23
    会議録・要旨集 フリー
  • 原稿種別: 目次
    p. Toc1-
    発行日: 1999/12/13
    公開日: 2017/06/23
    会議録・要旨集 フリー
  • 岡本 好弘, 佐藤 光輝, 斎藤 秀俊, 大沢 寿
    原稿種別: 本文
    セッションID: VIR99-108
    発行日: 1999/12/13
    公開日: 2017/06/23
    会議録・要旨集 フリー
    8/9GMTR符号の構成を行い, その性能評価を行っている.長手媒体, 垂直単層膜媒体, 垂直二層膜媒体の3種類の媒体を用いた記録再生系を想定して, 計算機シミュレーションによりビット誤り率を求め, 16/17(0, 6/6)符号, 16/17MTR符号の場合と比較検討した.その結果, ここで提案した8/9GMTR符号化E^3PR4ML方式がどの記録再生系においても良好な性能を示すことが明らかとなった.
  • 岡本 好弘, 岸上 智, 住吉 弘行, 斎藤 秀俊, 大沢 寿, 村岡 裕明, 中村 慶久
    原稿種別: 本文
    セッションID: VIR99-109
    発行日: 1999/12/13
    公開日: 2017/06/23
    会議録・要旨集 フリー
    二層膜媒体を用いた垂直磁気記録チャネルにおいて, ジッタ性ノイズがPRML方式の性能に及ぼす影響について検討している.ビット誤り率(BER)及びBER=10^<-4>を達成するための所要SN比が計算機シミュレーションにより求められ, 比較検討されている.その結果, 読み出し点においてジッタ性ノイズと白色雑音の電力比が50:50でも正係数PRML方式が良好な特性を示すことが明らかとなった.
  • 村岡 裕明, 三浦 健司, 杉田 愃, 中村 慶久
    原稿種別: 本文
    セッションID: VIR99-110
    発行日: 1999/12/13
    公開日: 2017/06/23
    会議録・要旨集 フリー
    二層膜垂直磁気記録におけるMRヘッド再生応答について相反定理による任意磁化応答を計算する手法を検討した。Fanの原式を簡単化して解析近似式による簡便な表現を与え、十分な精度であることを調べた。また、単項式近似関数として、双曲線正接関数と誤差関数が上記の級数解にかなり良い近似を与えることも示した。ただし、実験で得られている再生波形は極めて狭い磁化転移幅を考えないと計算と一致せずこの点はより考察を深める予定である。最後にこのヘッド感度関数は媒体ノイズスペクトラムも概ね説明できることも述べた。
  • 中川 健, 村岡 裕明, 杉田 愃, 中村 慶久
    原稿種別: 本文
    セッションID: VIR99-111
    発行日: 1999/12/13
    公開日: 2017/06/23
    会議録・要旨集 フリー
    計算機シミュレーションにより二層膜垂直記録媒体と浮上型単磁極ヘッドによる垂直磁気記録を想定した時のパーシャルレスポンス等化チャネル(PR4, EPR4, E^2PR4)のノイズ特性評価を行った.計算には読み出しヘッド端のノイズとして白色ノイズと実測取り込みノイズを仮定し, 結果に与える影響を比較した.また検出器入力すなわち等化回路出力でのノイズが有色性となり, ビット間で相関を持つことを確認した.このような相関は通常のビタビ検出器ではロスとなることから, その対策として回帰分析の手法を応用した復号法が有効であると考え, それに関する解析を行った.
  • 大沢 寿, 井下 博義, 岡本 好弘, 斎藤 秀俊
    原稿種別: 本文
    セッションID: VIR99-112
    発行日: 1999/12/13
    公開日: 2017/06/23
    会議録・要旨集 フリー
    ジッタ性媒体雑音を伴うPRMLチャネルへのニューラルネットワーク等化の適用について検討している.まず, ジッタ性媒体雑音を伴う記録再生チャネルのモデルおよびニューラルネットワーク等化器について述べている.次いで, 計算機シミュレーションによりニューラルネットワーク等化器を用いた16/17(0, 6/6)符号化EPR4ML及びE^2PR4ML方式のビット誤り率を求め, 従来のトランスバーサルフィルタによる場合と性能比較を行っている.そして, ニューラルネットワーク等化によりジッタ性媒体雑音の誤り率特性に与える影響を軽減できることを明らかにしている.
  • 澤口 秀樹, 三田 誠一, ウルフ ジャック
    原稿種別: 本文
    セッションID: VIR99-113
    発行日: 1999/12/13
    公開日: 2017/06/23
    会議録・要旨集 フリー
    連接符号化方式を用いたPRML記録再生系チャネルに対し、ターボ復号ライクな繰り返し手法を適用した新規なデータ復調方式が提案された。この簡易な繰り返し復号方式は、従来、独立に構成されるPRMLチャネルと誤り訂正符号化(リード・ソロモンECC)との間に効果的な連接・協調機能をもたらすことを狙いとする。本方式では、インターリーブされたリード・ソロモンECC復号から部分的な訂正情報を帰還し、この高信頼度な符号情報を利用しながら、"state pinning"の手法を用いたPRML最尤復号を繰り返し行う。これにより、最尤復号での伝播バーストエラーの発生を排除し、符号冗長度の増加を要することなく、リード・ソロモンECCの訂正能力を高めることができる。CRCC(cyclic-redundancy-check ECC)連接符号化を併用しながら、本方式は、レート16/17擬似MTR符号化Modified E^2PRML(ME^2PRML)チャネル上、有意なシステムエラーレートの改善を達成できることがシミュレーションにより確認された。
  • 駒木根 隆士, 木谷 貴則, 本多 直樹, 大内 一弘
    原稿種別: 本文
    セッションID: VIR99-114
    発行日: 1999/12/13
    公開日: 2017/06/23
    会議録・要旨集 フリー
    媒体上の磁化転移部分にジッタのみが存在する記録雑音モデルを考え、その再生信号スペクトラムをフーリエ解析した。二層膜垂直記録波形として逆正接関数波形を、長手記録波形としてその微分波形であるローレンツ波形を用いた。これら波形でのジッタによる雑音電力は、逆正接関数波形では低域が高い三角形状のスペクトラムに、ローレンツ波形では低域遮断・高域強調型のスペクトラムとなり、二層膜垂直記録媒体および長手記録媒体での実測雑音データと相似性が見られ、実験で観測される転移性雑音の主因が転移点ジッタであることを予測させる。二層膜垂直記録媒体のジッタ雑音は高域側で雑音が減少するので、微分等化などの低域抑圧的な等化方式が有効と考えられる。
  • 有明 順, 木谷 貴則, 本多 直樹, 大内 一弘
    原稿種別: 本文
    セッションID: VIR99-115
    発行日: 1999/12/13
    公開日: 2017/06/23
    会議録・要旨集 フリー
    今後の超高密度磁気記録媒体を開発する上での重要課題の一つである、媒体ノイズを検討した。これまで二層膜垂直記録媒体では媒体ノイズが大きく、垂直記録システムを実現する上で障害になると言われてきた。単層膜媒体において低いノイズを示す記録層を、軟磁性裏打ち層上に再現できれば、二層膜媒体でもノイズが少なくなると予想した。そのためここでは、記録層と裏打ち層の間に極薄い中間層を挿入すること、および裏打ち層成膜時にスパッタガスとして少量の窒素を添加することを検討した。中間層は、記録層の結晶配向を若干劣化するものの、結晶粒が微細化し、磁区寸法も小さくできること、また、窒素の添加は裏打ち層の配向を乱し、結果としてやはり記録層の結晶の微細化や小さな磁区寸法となってノイズが低減するが分かった。すなわち、再生に磁束応答型MRヘッドを用いる限り、二層膜媒体では裏打ち層より記録層側から発生するノイズが支配的であった。
  • 原稿種別: 付録等
    p. App1-
    発行日: 1999/12/13
    公開日: 2017/06/23
    会議録・要旨集 フリー
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