次世代相変化型光ディスクを用いた高密度光記録のための各種PRML方式の性能について検討を行った。EFMPlus符号及び8/14ARL符号に対しPR(1, 1, 1, 1)ML, PR(1, 2, 2, 1)ML, PR(1, 3, 3, 1)ML, PR(3, 4, 4, 3)MLを適用した場合の復号誤り率をシミュレーションにより求め比較検討した。シミュレーションの結果から, EFMPlus符号及び8/14ARL符号ではそれぞれPR(3, 4, 4, 3)ML方式及びPR(1, 2, 2, 1)ML方式を適用することが有効であり、8/14ARL符号が約0.7dBの所要S/N利得を持つことを明らかにした。また、両符号のチルト耐性及びデフォーカス耐性を示し、8/14ARL符号が再生マージンを拡大できることを示した。
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