映像情報メディア学会技術報告
Online ISSN : 2424-1970
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22.9
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  • 原稿種別: 表紙
    p. Cover1-
    発行日: 1998/02/04
    公開日: 2017/06/23
    会議録・要旨集 フリー
  • 原稿種別: 目次
    p. Toc1-
    発行日: 1998/02/04
    公開日: 2017/06/23
    会議録・要旨集 フリー
  • 渡辺 孝弘, 谷内田 正彦
    原稿種別: 本文
    p. 1-8
    発行日: 1998/02/04
    公開日: 2017/06/23
    会議録・要旨集 フリー
    本論文では, ヒューマンライクな人と機械のインタラクションに有効な動画像からの実時間ジェスチャ認識手法について述べる.本手法は, 複数方向から撮影された入力画像に対して固有空間法を用いることにより, ステレオ法における対応問題やキャリブレーションなどを行なわずに3次元的な情報を獲得でき, 単一入力画像ではセルフオクルージョンなどによって正しく認識できなかったジェスチャの実時間認識が可能となる.また.ジェスチャを3次元的に捉えることでジェスチャの程度情報(速さ, 大きさ)のより正確な認識も可能となる.本手法を実時間インタラクティブシステム-仮想指揮システム-に応用し, 本認識手法のインタラクティブシステムにおける有効性を確認した.
  • 糸永 航, 米山 範隆, 松田 一朗, 伊東 晋
    原稿種別: 本文
    p. 9-14
    発行日: 1998/02/04
    公開日: 2017/06/23
    会議録・要旨集 フリー
    近年, カーナビゲーションシステムの普及により, 道路ネットワーク情報を核とした詳細な地図データベースの構築が必要とされている.本報告では, 地図画像から道路ネットワークを自動的に抽出する手法について述べる.まず, 道路領域と背景領域の幾何学的性質を利用した確率的弛緩法により地図画像から道路領域を分離する.次に, 道路領域に対して細線化, 折れ線近似処理を施し, 道路ネットワークとしてノードとリンクからなるグラフ構造を抽出する.その際, 細線化時に生じる交差点近傍の歪みを低減すると共に, 道路ネットワークが道路の中心に対応し得るようにノードを最適配置する手法について検討を加えた.
  • 藤本 浩司, 藤田 和弘, 吉田 靖夫
    原稿種別: 本文
    p. 15-22
    発行日: 1998/02/04
    公開日: 2017/06/23
    会議録・要旨集 フリー
    この論文は同一の被写体を写した複数の劣化画像より原画像を復元する方法について述べる.画像を良好に復元するためには, 劣化過程モデルと原画像モデルのパラメータを推定する手法と, それらを用いて復元処理する手法の2つが必要である.さらに, 本目的には劣化画像間の位置合わせが必要である.本論文では焦点ずれ劣化を取り扱い, コサイン変換を用いて複数の劣化画像の各々について劣化パラメータを推定する.復元はベイズ原理による反復法を用いる.模擬劣化画像と実劣化画像で実験し, 複数劣化画像復元では単独で復元すると不足する情報が互いに補いあって良好な復元画像が得られた.この結果をコサイン変換のスペクトルを用いて説明した.
  • 本多 博之, 長谷山 美紀, 北島 秀夫
    原稿種別: 本文
    p. 23-28
    発行日: 1998/02/04
    公開日: 2017/06/23
    会議録・要旨集 フリー
    本文では対象画像から求められるIFSパラメータと画像との関係を調べることにより, IFSの画像解析・画像処理への応用に関する検討を行う.IFSは少数のパラメータにより画像を表現することが可能であり, 現在, 主にフラクタル画像符号化の分野で用いられている.したがって, このIFSパラメータ中には, 対象画像の特徴量が含まれているものと考えられる.そこで, 本文では, IFSパラメータのうち, 画像から求められるDomain Blockの位置情報に着目し, このパラメータの統計的性質を調べる.また, IFSを用いた画像のエッジの抽出を行った後, これにより得られる2値画像に着目し, その統計的性質を調べる事により, 画像とIFSパラメータとの関係を調べる, これらの実験結果により, IFSの画像解析法への応用の有効性を示す.
  • 薄田 隆博, 長谷山 美紀, 北島 秀夫
    原稿種別: 本文
    p. 29-34
    発行日: 1998/02/04
    公開日: 2017/06/23
    会議録・要旨集 フリー
    本文ではオーディオ信号を利用して動画像のカット点検出を補助する手法について検討する.既に, オーディオ信号のソースが変化する場合にカット点の検出精度を向上させる手法が提案されている.この手法は, オーディオ信号からPARCOR係数を求め, ファジィc-means法を用いてクラスタリングを行なうことによってカット点検出の補助を可能としている.しかし, クラスタリング処理を行なうので, クラスタ数を適切に選ばなければオーディオ信号の変化を検出できないという問題点があった.本文では, 先に述べた問題点を解決するために, オーディオ信号から求めたPARCOR係数のクラスタリング手法を改良し, その実験結果について示す.
  • 白石 真一, 長谷山 美紀, 北島 秀夫
    原稿種別: 本文
    p. 35-42
    発行日: 1998/02/04
    公開日: 2017/06/23
    会議録・要旨集 フリー
    本文では, AR次数がMA次数より大きい場合に信号分析を目的として実現されたCORDIC ARMAラチスフィルタを, 信号合成フィルタに変換する手法を提案する.提案手法で実現されるCORDIC ARMAラチス合成フィルタは, 乗算器等を用いることなくCORDICプロセッサのみを組み合わせて効率的に実現される.さらに, この信号合成フィルタは, CORDIC ARMAラチスフイルタ同様, 簡略化されたCORDICプロセッサを用いて実現されるため, 単純な構造を持つというCORDIC ARMAラチスフイルタの利点を損なわない.
  • Aboul Ella Hassanien, Masayuki NAKAJIMA
    原稿種別: Article
    p. 43-48
    発行日: 1998/02/04
    公開日: 2017/06/23
    会議録・要旨集 フリー
    The interpolation of scattered data is a problem that is appearing in science and engineering. In this paper, we presents a warping algorithm using thin plate spline, a well known scattered data method which has several advantages. It is efficient in time complexity and smoothed interpolated morphed images with only a remarkably small number of feature points specified. It allows each feature point to be mapped to the corresponding feature point in the warped image. Once the image warped to align the positions of feature and their shapes. The in-between images from given two images could be defined by cross dissolving the positions of correspondence features and their shapes and colors. We adopt a semiautomatic algorithm based on ziplock snake model for the establishment of these correspondence points. We also, describe an efficient cross dissolve algorithm to generate the in-between images. Comparison with other two acattered data methods ; radial basis function and elastic body spline are explained.
  • 磯野 勝宣, 張 正友, 赤松 茂
    原稿種別: 本文
    p. 49-54
    発行日: 1998/02/04
    公開日: 2017/06/23
    会議録・要旨集 フリー
    任意方向・任意表情の顔画像を生成する技術は, テレビ会議システムなど, 様々なアプリケーションに応用できる.本研究では, 2枚の無校正実画像から, 表情に関する一般的な情報を用いて, 任意の, より自然な表情の3次元構造の復元を行う.情報は, ある特定の対象物の正確な測定値ではなく, 対象物のカテゴリについての情報である.したがって, 復元された3次元構造は必ずしもその物体の正確な表現ではない.しかし, 新規画像生成など, 必ずしも正確な情報を必要としない多くのアプリケーションには有効である.本手法により, 表情3次元構造が復元され, 任意方向・任意表情の新規画像の生成において, よい結果が得られた.
  • 朴 鍾一, 大川 慶, 井上 誠喜
    原稿種別: 本文
    p. 55-60
    発行日: 1998/02/04
    公開日: 2017/06/23
    会議録・要旨集 フリー
    より自由で柔軟な自己表現を支援するため、我々は、イメージ表現ルームを構築している。イメージ表現ルームでは、自分が仮想世界に入っている様子を確認しながら、多彩な表現を演じることができる。本稿では、イメージ表現ルームにおける、実写を用いた3次元仮想世界の構築、その中への被写体の配置、さらには、カメラの自由な視点移動などを含む、3次元映像合成法を提案する。
  • 佐藤 英司, 坂本 雄児
    原稿種別: 本文
    p. 61-66
    発行日: 1998/02/04
    公開日: 2017/06/23
    会議録・要旨集 フリー
    MRIやCT等によって得られた3次元ボリュームデータを視覚化するためには, コンピュータ画面を用いての2次元画像化が必要であり, 今回用いたポリュームレンダリング法は2次元画像化手法の1つである.しかし, 3次元ボリュームデータはデータサイズが数Mbyte〜数十Mbyteと大きいため, コンピュータのメモリへの読み込みやレンダリング計算に時間がかかるという問題点がある.そこで, この問題点を解決するためレンダリング計算を並列化するとともに, 各並列プロセスごとに3次元データの分割も可能となる新しい並列化手法を提案する.
  • 土屋 晃一, 坂本 雄児
    原稿種別: 本文
    p. 67-72
    発行日: 1998/02/04
    公開日: 2017/06/23
    会議録・要旨集 フリー
    3次元データの変形を行う方法は, 有限要素法や, バネモデルを用いたシミュレーション, マスキングによる物体の切り取りなどのさまざまな方法が存在する.今回提案する手法は, ボクセルとセルラオートマトンを基に作成したボクセルオートマタを用いた方法で, 少ない手数で異なる濃度値を持つ物体の変形を行うことを目的としている.提案方法は物体を直接変形させるため, 物体の近似や, メッシュやマスクの作成などは行わないで物体の変形を行うことができる.提案方法は, 3次元データを読み込み, 5つの写像を決定することにより物体の変形を行う.物体の性質は5つの写像のみで決定する.
  • 小峯 一晃, 星野 春男, 磯野 春雄, 内田 忠之, 岩鼻 幸男, 榊原 光裕
    原稿種別: 本文
    p. 73-78
    発行日: 1998/02/04
    公開日: 2017/06/23
    会議録・要旨集 フリー
    ニュース等の番組で音声の内容を省略することなく字幕表示したときに, 字幕の量や速度が聴覚障害者にとって受容可能であるかを検討する必要がある.本稿では, 実際に放送されているニュース番組に字幕を全文表示し, 聴覚障害者がどの程度受容しているかについて調べた結果を述べる.今回, 受容の程度を調べる手法として, 表示した字幕番組の内容に関する再認実験を行った.実験の結果, 内容の了解度は発声内容全文を字幕で付与することにより字幕なしの場合に比べて有意に向上し, 健聴者が映像と音声から得られる了解度とほぼ同程度まで改善された.したがって, 今回の条件下(300字/分程度, 1番組約2分間)で全文表示された字幕は聴覚障害者にとって受容が可能であり, 内容の理解に有効であることがわかった.
  • 原稿種別: 付録等
    p. App1-
    発行日: 1998/02/04
    公開日: 2017/06/23
    会議録・要旨集 フリー
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