映像情報メディア学会技術報告
Online ISSN : 2424-1970
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24.21
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  • 原稿種別: 表紙
    p. Cover1-
    発行日: 2000/03/06
    公開日: 2017/06/23
    会議録・要旨集 フリー
  • 原稿種別: 目次
    p. Toc1-
    発行日: 2000/03/06
    公開日: 2017/06/23
    会議録・要旨集 フリー
  • 中川 茂樹, 佐々木 一郎, 佐藤 厚, 直江 正彦
    原稿種別: 本文
    セッションID: VIR2000-19
    発行日: 2000/03/06
    公開日: 2017/06/23
    会議録・要旨集 フリー
    Pt下地層は200℃以上の基板温度で堆積させたCo_<77>Cr_<20>Ta_3膜の垂直配向を改善するのに有効である。50nm厚のCo_<77>Cr_<20>Ta_3をPt下地層上に250℃の基板温度T_sで作製した膜は2.5kOeの大きな垂直保磁力H_<c&bottom;>を持つ。異常Hall効果測定とVSMによる磁化測定により、斜め磁界印加時の磁化ベクトルを評価することが可能となった。この手法により、Co_<77>Cr_<20>Ta_3/Pt二層膜には界面で垂直配向を悪化させる初期成長領域が見られないことが示唆された。マイナーループの測定からも垂直磁気異方性が垂直方向の磁化反転過程に重要であることが示された。Ptシード層はCo-Cr系記録超薄膜の結晶配向や磁気特性改善に有効であるといえる。
  • 山内 慎也, 井上 光輝, 藤井 壽崇, 篠浦 治
    原稿種別: 本文
    セッションID: VIR2000-20
    発行日: 2000/03/06
    公開日: 2017/06/23
    会議録・要旨集 フリー
    トンネル型磁気抵抗効果(TMR)による大きな磁気抵抗の変化を利用して、高性能薄膜磁気ヘッドや磁気センサの開発が進められている。TMR媒体として、磁性-非磁性グラニュラー薄膜は作製が容易なこともあり魅力ある媒体といえるが、これらの試料で大きなTMRを得るには数kOeという大きな磁場の印加が不可欠で、その軟磁性化が重要な課題であった。その方策としてFeNi膜で自己組織化的にうね状ナノ構造を形成した上にグラニュラー膜を成膜することにより、単層膜の場合に比べ200倍程度の磁界感度の改善が図れた。
  • 栗林 慎也, 桑村 篤史, 加藤 剛志, 岩田 聡, 綱島 滋
    原稿種別: 本文
    セッションID: VIR2000-21
    発行日: 2000/03/06
    公開日: 2017/06/23
    会議録・要旨集 フリー
    RF2極マグネトロンスパッタ法によりTa_2O_5薄膜導波路を石英ガラス基板上に作製した.スパッタされたTa_2O_5膜は屈折率n=2.11の値を示し, 文献値n=2.2と同様に高い屈折率を持つ.AFM測定により試料表面は非常に平坦であることがわかり, 表面ラフネスは&acd;2nm程度であった.この表面ラフネスは800℃において1時間熱処理を行うことにより&acd;20nmへと増大する.プリズムカップリングによりTa_2O_5膜の導波実験を行った結果, 膜厚500nm, 1μmのもので波長λ=633nmにおいて伝播損失-4.7dB/cmを示した.このTa_2O_5膜を用いてフォトリソグラフィにより先端幅2μmの光導波路を作製した.
  • 仲村 健志, 高山 知子, 弥生 宗男, 井上 光輝, 藤井 壽崇
    原稿種別: 本文
    セッションID: VIR2000-22
    発行日: 2000/03/06
    公開日: 2017/06/23
    会議録・要旨集 フリー
    希土類鉄ガーネットを用いた1次元磁性フォトニック結晶では, 人為的に選択可能な光局在波長において高い透過率と大きなファラデー回転が共存する優れた磁気光学媒体を構成することができる。一般に希土類鉄ガーネット材料の形成には、高い形成温度(800〜900℃)を必要とするため、希土類鉄ガーネット膜を用いた磁性フォトニック結晶は得ることは困難であった。そこでこの難点を解決する方策として光パルス熱処理を導入し、希土類鉄ガーネット膜を用いた1次元磁性フォトニック結晶をRFスパッタ法及びゾル・ゲル法を用いて作製した。
  • 小舘 香椎子, 住山 文香
    原稿種別: 本文
    セッションID: VIR2000-23
    発行日: 2000/03/06
    公開日: 2017/06/23
    会議録・要旨集 フリー
    ホログラフィックメモリ用記録媒体としてフォトリフラクティブ結晶であるSBN単結晶を用いた基礎特性を測定し、結晶への記録条件の算出を行った。さらにバイオメトリックな個人識別法として我々が研究を進めている光並列相関器を用いた顔画像認識システムのデータベース用顔画像の多重記録を行った。その結果20チャンネル6多重の合計120枚の顔画像の記録に成功し、再生画像を用いた光アナログ相関演算による評価実験でデータベース用メモリとしての有効性を確かめた。また、アナログ画像記録用メモリとしてSBN単結晶は有望であることも分かった。
  • 久米 達哉, 八木 生剛, 今井 欽之, 山本 学
    原稿種別: 本文
    セッションID: VIR2000-24
    発行日: 2000/03/06
    公開日: 2017/06/23
    会議録・要旨集 フリー
    高感度なSBN結晶を用いた、ディジタルホログラフィックメモリにおいて、多重記録されたホログラムの回折効率をそろえるスケジュール記録を用いることにより、装置のBERの改善を目指した。しかし、媒体飽和による多重記録初期のホログラム再生像品質の劣化のため、BERは改善されなかった。我々は、媒体飽和を緩和するため、ランダム位相板を用いる方法と、2:4変調符号で符号化されたパターンを記録、再生する方法について検討した。ランダム位相板を用いる方法ではBERは改善されなかったが、2:4変調符号を用いる方法では、ホログラム再生像のSNRとともに、BERも改善された。その結果、50多重記録時のBERを、通常の誤り訂正により訂正可能な、10^<-3>未満にすることができた。
  • 龍 智明, 横山 英二, 八嶋 昇, 加藤 久雄, 島元 昌美, 小川 雅晴, 木目 健治朗
    原稿種別: 本文
    セッションID: VIR2000-25
    発行日: 2000/03/06
    公開日: 2017/06/23
    会議録・要旨集 フリー
    DVDにおけるプレーヤビリティはCDと比較して高いものが要求される。本稿ではディスク制御の観点から、プレーヤビリティ向上のための手法について述べる。一つ目は位相差法により検出されたトラッキングエラー信号の、レンズシフトによるオフセットを短時間かつ高精度にキャンセルする手法、二つ目はディスク表面上の傷や汚れに対して安定した制御を実現する手法である。検討の結果、±150μmのレンズシフトにおいてオフセットの発生がなくなり、2mm以上の傷についても安定した制御が実現できることを確認した。
  • 古谷 彰教, C. Baubet, 吉川 博, 田邊 隆也, 山本 学, P. Tailhades, L. Bouet, C. Despax ...
    原稿種別: 本文
    セッションID: VIR2000-26
    発行日: 2000/03/06
    公開日: 2017/06/23
    会議録・要旨集 フリー
    光・磁気記録膜において, スパッタ時における堆積速度, 結晶性及び組成変動抑制を本研究の目的とした.我々は, (セルフ)バイアス電圧に着目し, そのバイアス電圧をカソード磁界により制御して, 長期間連続して初期設定条件の堆積速度を得ることが可能で, かつ, ターゲット組成と膜組成を一致させることが可能な磁界制御型マグネトロンスパッタ方法を提案する.本手法により, Fe膜, ガーネット膜を堆積したところ, 前者は, 長期間のスパッタ後でも堆積速度は一定で, かつ, 結晶性の再現性が良好な膜が得られ, 後者においては, 膜組成ずれが起こらない膜形成が可能となり, 本スパッタ法は成膜時の堆積速度, 結晶性及び組成の変動抑制に有効であった.
  • 武井 重人, 伊藤 一幸, 森迫 昭光, 松本 光功
    原稿種別: 本文
    セッションID: VIR2000-27
    発行日: 2000/03/06
    公開日: 2017/06/23
    会議録・要旨集 フリー
    SmCo/Cr薄膜におけるSmCo層作製時の組成比、スパッタガス圧およびスパッタ電力を変化したときの磁気特性について検討した。飽和磁化はSm添加量の増加とともに減少し、Sm組成比が約25at.%のときに保磁力が最大となった。SmCo/Cr薄膜の保磁力はスパッタガス圧およびスパッタ電力に対して依存性があり、スパッタガス圧8mTorr、スパッタ電力30Wの時に最大値約4.5kOeになった。このとき角形比並びに保磁力角形比はそれぞれ0.85, 0.96となる角形性の高い磁気特性が得られた。
  • P. Fischer, T. Eimuller, G. Schutz, S. Tsunashima, M. Kumazawa, N. Tak ...
    原稿種別: Article
    セッションID: VIR2000-28
    発行日: 2000/03/06
    公開日: 2017/06/23
    会議録・要旨集 フリー
    The X-ray magnetic dichroism(X-MCD), i.e.the dependence of the absorption of circularly polarized X-rays on the magnetization of the absorber exhibits at L-edges of transition metals and M-edges in Rare Earth systems values up to 25%. This can serve as a huge magnetic contrast mechanism in combination with a transmission X-ray microscope(TXM) with Fresnel zone plates as optical elements to image magnetic domains providing a lateral resolution down to about 30nm. Particular features of these new technique are an inherent element-specificity, the possibility to record images in varying external fields within a complete hysteresis loop, the relation of the contrast to local magnetic spin and orbital moments. In this short report it is demonstrated by selected examples that magnetic TXM allows to study the magnetic domain structure in current technical relevant systems like magneto-optics for high density storage media, multilayers for GMR applications and nanostructures for MRAM technology.
  • 小川 紘一, 小川 清也
    原稿種別: 本文
    セッションID: VIR2000-29
    発行日: 2000/03/06
    公開日: 2017/06/23
    会議録・要旨集 フリー
    本稿では特に3.5インチMOに焦点を当て, 市場の現状と使われ方およびその将来展望について解説する。MOの市場は1994年から年率30%で順調に伸びて来ており, 2000年度にMO装置が260万台, MO媒体は3500万枚も出荷されるまでになった。主な応用はDataSave/DataKeepと言うコンセプトに代表される使われ方である。ここに蓄えられたコンテンツは, これまでワープロ文書やグラフィックスデータが中心だった。しかし1999年の春に市場投入されたGigaMO(1.3GB)とそれを支えるMSR技術の登場によって, 3.5インチと言う小さなサイズのMOでも, 2〜3GBはもちろん片面5GBの可能性も見えて来た。410nmのブルーレーザが実用化されれば3.5インチのMOで片面30GBの記録容量が可能になると言われる。従ってその応用範囲も当初のワープロ文書から今後はデジタル映像の分野まで広がり, 新しい応用文化が出来あがるであろう。
  • 原稿種別: 付録等
    p. App1-
    発行日: 2000/03/06
    公開日: 2017/06/23
    会議録・要旨集 フリー
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