映像情報メディア学会技術報告
Online ISSN : 2424-1970
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23.74
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  • 原稿種別: 表紙
    p. Cover1-
    発行日: 1999/11/20
    公開日: 2017/06/23
    会議録・要旨集 フリー
  • 原稿種別: 表紙
    p. Cover2-
    発行日: 1999/11/20
    公開日: 2017/06/23
    会議録・要旨集 フリー
  • 福井 基文
    原稿種別: 本文
    セッションID: HIR99-67
    発行日: 1999/11/20
    公開日: 2017/06/23
    会議録・要旨集 フリー
    視覚情報をまびく役割を果たすと考えられる、人間の初期視覚についての工学モデルを提案している。この工学モデルは特徴モジュール部、顕著性マップ作成部、選択処理部から構成される。まず多解像度処理された入力画像が各特徴モジュールに同時に入力される。各モジュールでは特徴の抽出処理を行い、それらを統合することで多解像度化された顕著性マップを作成する。次に低解像度の階層から順に選択処理を実施し、選択した場所はより高い解像度で、抑制した場所はそれより低い解像度で描写する。これが提案する脳内表現である。選択処理は複数選択処理(Winners-Share-All:WSA)によって実行する。WSA用いることにより、脳内表現の時間分解能、及び空間分解能を表現することが可能となった。
  • 笹岡 貴史, 乾 敏郎
    原稿種別: 本文
    セッションID: HIR99-68
    発行日: 1999/11/20
    公開日: 2017/06/23
    会議録・要旨集 フリー
    景観の集合による物体の脳内表現を仮定した場合, 様々な要因による物体の景観の変化をどのように取り扱うかという問題を克服しなければならない.本研究では, この問題に対する手がかりとして「典型的景観」に注目し, 新奇物体を用いた2つの心理物理実験を行った.実験1では, 認識が容易で, かつ多くの被験者が典型的であると評定するような典型的景観が新奇物体において存在することが確認された.実験2では, 景観の典型性が, 汎化の大きさに与える影響を調べた.その結果, 典型的景観を記憶することにより, 物体の多くの景観を汎化できることが示された.この結果は, 典型的景観による物体の脳内表現を支持するものといえる.
  • 三崎 将也, 乾 敏郎
    原稿種別: 本文
    セッションID: HIR99-69
    発行日: 1999/11/20
    公開日: 2017/06/23
    会議録・要旨集 フリー
    カテゴリ知識が視覚認識に与える影響とその機能的役割について、心理実験とニューラルネットワークシミュレーションから考察した。心理実験ではカテゴリ知識を得ることにより、同一カテゴリ対象が類似性空間内で集まり、それがトップダウン的なカテゴリ知識の効果であることが示唆された。双方向結合を持つニューラルネットワークモデルに心理実験と同様の課題を行わせたところ、ネットワークの内部表現にトップダウン的にカテゴリの共通部分を強調するようなバイアスをかけることで心理実験と同様の結果が再現された。カテゴリの共通部分を強調することは、カテゴリラベルからの演繹の機能に関連すると考えられ、カテゴリ知識のこのような機能的役割が類似性空間の変化をもたらしたと考えられる。
  • 鈴木 誠一, 楢原 洋輔
    原稿種別: 本文
    セッションID: HIR99-70
    発行日: 1999/11/20
    公開日: 2017/06/23
    会議録・要旨集 フリー
    視覚に障害のある人にとって、聴覚情報は周囲の状況の把握するために重要な情報源である。この音声情報を積極的に利用した装置に超音波メガネがあるが、いずれも速度情報、くぼみや穴などの認識には不十分な点がある。そこで、画像入力などの手段により情報をコンピュータ上に取り込み、処理された信号を音声に重畳して提示すれば、より容易に行動上の安全を確保できるのではないかと考えられる。このとき、重要な情報源である自然の音の入力を妨害しないように情報提示を行わなければ、逆に状況把握を困難にすることもあり得る。そこで自然な音声情報に矛盾なく付加情報を重畳させるため、コンピュータにより3次元の位置情報を持つ音を合成し、その音で提示される位置情報の妥当性を検討した。
  • 桑名 俊徳, 森田 寿哉, 矢野 澄男
    原稿種別: 本文
    セッションID: HIR99-71
    発行日: 1999/11/20
    公開日: 2017/06/23
    会議録・要旨集 フリー
    短期記憶において, 視覚提示された情報と聴覚提示された情報とがどのように処理されるのかを検討した.実験課題は, 視覚・聴覚の2つのモダリティを通して提示される項目のうち, 一方のモダリティからの項目を覚えていきながら, それと同時並行的に他方のモダリティを通して提示される項目に対して再認を求めることであった.その結果, 再認成績は遅延時間に伴い低下した.また, 聴覚的に提示された単語を覚えつつ, 視覚的に提示された単語に対して再認を求める課題の再認成績の方が, 視覚的に提示された単語を覚えつつ, 聴覚的に提示された単語に対して再認を求める課題のそれよりも優れていた.これらの結果を踏まえて, 視覚・聴覚それぞれのモダリティを通して提示された情報の短期記憶における処理過程ついて考察された.
  • 下原 勝憲, 劉 健勤
    原稿種別: 本文
    セッションID: HIR99-72
    発行日: 1999/11/20
    公開日: 2017/06/23
    会議録・要旨集 フリー
    本研究では画像理解とパターン認識(例えば顔表情)における難点を克服することを目指すと共に, その分野における従来技術の限界を克服するため, 非パラメトリック最適化と非集中制御メカニズムの二つを基本的要素として組み込んだ統一的視覚パターンの発見枠組を議論する.具体的には新しいパターン認識におけるコンセプト(タフセット(tough set))を提案し, 従来のデータマインニングとKDDより高いパターン区別の能力を達成していることを示す.続いて, このコンセプトにおける数学的な解析も行う.
  • (劉 健勧, 下原 健勤
    原稿種別: 本文
    セッションID: HIR99-73
    発行日: 1999/11/20
    公開日: 2017/06/23
    会議録・要旨集 フリー
    非線形パターンに関する感知プロセスの創発メカニズムに基づいて、適応型画像セグメンテーションのモデルとアルゴリズムを提案する。最適化の基準を利用して事先の知識と環境の依頼性を滅する。私たちはGenetyllisシステムを構築し、人間とコンピューターの通信を目指している。この研究成果は心理学、生理学と人工生命の統合に核心的パターン特徴抽取への有効手段を探索する。なお、視覚パターン発現の領域中に創発的計算技術を創出すると考えています。
  • 劉 詠梅, 山村 毅, 田中 敏光, 大西 昇
    原稿種別: 本文
    セッションID: HIR99-74
    発行日: 1999/11/20
    公開日: 2017/06/23
    会議録・要旨集 フリー
    本研究では、まず、文字と文字列についての一般的特徴を利用し、シーンの濃淡画像から文字領域を抽出する。次に、看板の向きを推定し、画像中の看板の歪みを補正するための、二つの方法を示す。一つは、抽出した看板の平行エッジの消失点に基づき、看板の座標軸まわりの回転角を推定する。もう一つは、看板の矩形性を利用し、四つの頂点の相対座標を求めて、カメラ光軸と看板法線とがなす角度を推定する。得られた角度を利用し、斜め方向から撮影した看板の補正処理を行なう。シミュレーション実験の結果、歪み補正により文字認識率が向上することが分かった。
  • 原稿種別: 付録等
    p. App1-
    発行日: 1999/11/20
    公開日: 2017/06/23
    会議録・要旨集 フリー
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