映像情報メディア学会技術報告
Online ISSN : 2424-1970
Print ISSN : 1342-6893
ISSN-L : 1342-6893
23.14
選択された号の論文の15件中1~15を表示しています
  • 原稿種別: 表紙
    p. Cover1-
    発行日: 1999/02/22
    公開日: 2017/06/23
    会議録・要旨集 フリー
  • 原稿種別: 目次
    p. Toc1-
    発行日: 1999/02/22
    公開日: 2017/06/23
    会議録・要旨集 フリー
  • 松宮 雅俊, 清川 清, 竹村 治雄, 横矢 直和
    原稿種別: 本文
    セッションID: NIM99-54
    発行日: 1999/02/22
    公開日: 2017/06/23
    会議録・要旨集 フリー
    3次元曲面形状のモデリングに一般に用いられている従来の3次元CADや3次元CGソフトウェアには, 操作性や直感性, 形状の視認に問題がある.本稿では, このような問題の改善を目的として試作した, 仮想環境内で対話的かつ直感的な3次元曲面形状のモデリングが可能なモデラについて述べる.試作モデラでは陰関数表現を用いることにより, 手や指を用いて, 手や指の形状に沿った切削や付加が行える.その際, 陰関数表現を効率良くポリゴンに変換するために考案した手法を用い, 高速なレンダリングを実現している.そして, 試作モデラによって, 複雑で滑らかな曲面を持った形状を, 手を用いた直感的な操作によって短時間でモデリングできることを実験的に確認した.
  • 財満 博昭, 清川 清, 竹村 治雄, 横矢 直和
    原稿種別: 本文
    セッションID: NIM99-55
    発行日: 1999/02/22
    公開日: 2017/06/23
    会議録・要旨集 フリー
    本稿では, 仮想環境没入型モデラにおいて, インタラクティブアニメーションを記述する場合に必要とされる機能について考察し, 対話的にアニメーションを記述する手法を提案する.提案手法では, 仮想物体を予め用意された基本形状(形状プリミティブ)の組み合わせ操作で生成する従来手法を拡張し, インタラクティブアニメーションを, 動きを決定する個々のアニメーション要素とこれを起動するイベントからなると捉えて, アニメーション要素に対してアニメーションプリミティブを, 起動イベントに対してイベントプリミティブを用意する.そして, これらのプリミティブを組み合わせることでインタラクティブアニメーションを記述する.また, 提案手法を実装した試作システムを用いて, 実際に簡単なインタラクティブアニメーションを短時間で作成できることを確認した.
  • 塚本 昌彦
    原稿種別: 本文
    セッションID: NIM99-56
    発行日: 1999/02/22
    公開日: 2017/06/23
    会議録・要旨集 フリー
    筆者はこれまでに, WWW上でデジタルカメラやビデオカメラで撮影した風景写真などをベースに, 低コストで擬似3次元空間を構築する手法IBNR(Image-Based Non-Rendering)を提案している.本稿では, IBNRのシーンを記述するXMLベースの言語を提案する.提案言語では, 各シーンを独立に記述し, 背景, アバタ, 静止オブジェクトなど, さまざまなシーン上の物体を柔軟に記述できる.いくつかのシーン例を通じて, 言語機能の利用方法を示す.提案言語をHTMLに変換するコンバータの実装についても述べる.
  • 賀戸 大輔, 藤川 和利, 下條 真司, 宮原 秀夫
    原稿種別: 本文
    セッションID: NIM99-57
    発行日: 1999/02/22
    公開日: 2017/06/23
    会議録・要旨集 フリー
    Virtual Reality Modeling Launguage(VRML)により記述された3次元仮想空間は、World Wide Web(WWW)の機能を利用して、インターネット上に提供することができ、ネットワーク上の多くのユーザが同じ仮想空間を容易に体験することができる。このような3次元仮想空間を複数のユーザで共有する場合には、互いの存在を認識し合うために、ユーザ間でさまざまな種類のデータをやり取りする必要がある。ユーザ間でのインタラクションを滑らかに行うためには、リアルタイムにデータをやり取りしなければならない。また、個々のユーザの空間データに不整合が生じないようにするためにはデータ配送に信頼性が必要となってくるが、3次元仮想空間の共有をインターネット上で行う場合、データ配送のリアルタイム性と信頼性を同時に実現するのは困難である。本研究では、信頼性を考慮したサーバ・クライアント方式とリアルタイム性を考慮したマルチキャスト方式の2つのデータ配送方式を利用し、データの種類、ユーザの位置、サーバの負荷等に応じて配送方式を動的に選択し、ユーザ間の滑らかなインタラクションと3次元仮想空間の整合性を実現する手法を提案する。
  • 筒井 貴之, 土肥 浩, 石塚 満
    原稿種別: 本文
    セッションID: NIM99-58
    発行日: 1999/02/22
    公開日: 2017/06/23
    会議録・要旨集 フリー
    WWW連携した効果的な情報提供、情報コンテンツ作成を行うための技術として、擬人化キャラクタとの音声対話によるインタラクティブなマルチモーダル・プレゼンテーションに注目した。我々はそれを誰でも簡単に作成、視聴することを可能にするために、マルチモーダル・プレゼンテーション生成言語MPMLを開発した。MPMLはXML規格に準拠したマークアップ言語で、特定のシステムに依存せず、エージェントの動作命令などを容易に記述できるほか、メディア同期、音声指示などによるプレゼンテーション制御機能などをサーポートしている。本稿では、MPMLの紹介を行うとともに、MPMLを用いたプレゼンテーションを行うために開発したツールに関しての報告を行う。
  • 呂 山, 猪木 誠二
    原稿種別: 本文
    セッションID: NIM99-59
    発行日: 1999/02/22
    公開日: 2017/06/23
    会議録・要旨集 フリー
    聴覚障害者が演じた手話単語を4方向からのビデオカメラで撮影し、その映像を単語毎にデジタル化してデータベースに蓄積する。画像解析などの用途にも利用できるように、複数解像度のデータを用意した。通信速度に応じて解像度の異なるデータを提供することが可能である。さらにWWWを利用してインターネットから低解像度(MPEG1)の手話単語のビデオ映像を検索、閲覧することが可能である。現在、男女別の4000単語以上の、720x480の高解像度データと320x240のMPEG1データを有する。なお、本データベースに収録したすべての手話単語映像などをネットワーク経由で研究者に公開する。
  • 吉川 典史, 國頭 吾郎, 相澤 清晴, 羽鳥 光俊
    原稿種別: 本文
    セッションID: NIM99-60
    発行日: 1999/02/22
    公開日: 2017/06/23
    会議録・要旨集 フリー
    マルチエージェントシステムでは主に多対多通信で処理が行なわれている.これに対し, 多数のエージェントを一つの中心的な役割を持つエージェントと通信させることでそれほど強固な推論機構を必要としないシステムを考えることができる.本稿では、階層的に配置したエージェント群がネットワークの中間ノードにおいてインテリジェントな処理を行なう階層的マルチエージェントシステムを提案した.さらにシステムを動的に再構成することにより、エージェント間通信のネットワークへの負荷を軽減することについて実際に実装して検討し、良好な結果が得られた.
  • 國頭 吾郎, 相澤 清晴, 羽鳥 光俊
    原稿種別: 本文
    セッションID: NIM99-61
    発行日: 1999/02/22
    公開日: 2017/06/23
    会議録・要旨集 フリー
    全文検索システムはWWWサーチエンジンとして多く利用されているが、小規模なデータの整理にも有効である。最近小規模な検索システムを非常に手軽に利用できるようになってきた。このような小規模な検索システムを連携させ、大きな検索システムへの窓口とすることが期待できる。近年ネットワーク上を移動しながら仕事を行う「モーバイルエージェント」の研究が行われている。本稿では上に述べたような検索システム同士の連携へのモバイルエージェントの応用を検討している。
  • 栗原 まり子, 鷹取 功人, 大野 次彦, 下間 芳樹
    原稿種別: 本文
    セッションID: NIM99-62
    発行日: 1999/02/22
    公開日: 2017/06/23
    会議録・要旨集 フリー
    遠隔講義, 個別学習の実現を統合的に支援する遠隔教育支援システムを開発した.本システムは, マルチメディアデータを組み合わせた同期コンテンツの作成, 操作が容易なオーサリング環境, システム環境に応じた同期コンテンツの利用形態が選択できることなどを特長とする.本稿では開発したシステムのねらい, 構成, 実現方式について述べる.
  • 室田 将司, 吉高 淳夫, 平川 正人, 市川 忠男
    原稿種別: 本文
    セッションID: NIM99-63
    発行日: 1999/02/22
    公開日: 2017/06/23
    会議録・要旨集 フリー
    複数の人間が同じ場所で行う協調作業形態では、強調作業をしている時以外にもメンバの間でコミュニケーションが行われており、これによって遠隔地間で行われる協調作業の場合よりも作業を円滑に行うことができる。本稿では、遠隔地間の円滑な協調作業を支援するための、ユーザの作業環境や作業状態に関する情報の抽出と利用形態について提案を行う。ユーザの作業環境はビデオカメラを用いて抽出される。それに加えて、ユーザ自身によるコンピュータの操作情報も抽出され、これらを組み合せて利用することによって有効な支援が行われる。
  • 有川 正俊, 村尾 真洋, 岡村 耕二
    原稿種別: 本文
    セッションID: NIM99-64
    発行日: 1999/02/22
    公開日: 2017/06/23
    会議録・要旨集 フリー
    本論文では, 遠隔地に設置された制御可能な定点観測カメラの映像をハイパーメディア化する枠組みを提案し, プロトタイプシステムName-itの紹介を行う.ある映像に対するカメラの状態のパラメータ(パン, チルト, ズーム)と, 映っているオブジェクトに対するラベルと空間的に関係付け, カメラを制御しても映像中のオブジェクトを指すラベルが適切に配置されるシステムの体系化を行った.逆に, ラベルを選択することにより, ラベルが指すオブジェクトを映す映像にすることができるので, カメラの状態を使ったラベルから映像へのハイパーリンクを実現することにもなる.遠隔地のカメラを制御しその映像を受信する場合, 遅延があり, 映像とラベルの合成で時間的ずれが問題となるが, 我々はデバイス統合機能をネットワーク上で実現しその問題を解決した.
  • 正城 敏博, 山口 徹也, 古橋 英俊, 山内 豊樹, 北村 喜文, 岸野 文郎
    原稿種別: 本文
    セッションID: NIM99-65
    発行日: 1999/02/22
    公開日: 2017/06/23
    会議録・要旨集 フリー
    本論文は, 様々なマルチメディア・コンテンツを作成するために作成したインタラクティブ映像コンテンツの拡張現実空間への応用システムについて述べる.映像中に存在する移動物体を実時間で高精度に切り出し, 仮想世界中の物体と同様の形式で表すことで, 利用者は動画像中のコンテンツとのインタラクションを行うことができる.移動物体の抽出法については, 差分画像による概略領域の抽出とエッジ抽出による移動物体の輪郭線の抽出を処理速度と精度の面から評価し実装する.また, 抽出物体に対するインタラクションやインタラクティブ映像コンテンツのデータベースを検討し, 実映像中の物体に対しても仮想世界中の物体と同様に行えることを示す.
  • 原稿種別: 付録等
    p. App1-
    発行日: 1999/02/22
    公開日: 2017/06/23
    会議録・要旨集 フリー
feedback
Top