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原稿種別: 表紙
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Cover1-
発行日: 2002/01/25
公開日: 2017/06/23
会議録・要旨集
フリー
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原稿種別: 目次
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Toc1-
発行日: 2002/01/25
公開日: 2017/06/23
会議録・要旨集
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伊藤 剛, 馬場 雅裕, 奥村 治彦
原稿種別: 本文
セッションID: IDY2002-19
発行日: 2002/01/25
公開日: 2017/06/23
会議録・要旨集
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LCDの中間調応答を高精度に再現できる動画像シミュレータを開発した。本シミュレータは50Hzから540Hzのリフレッシュレートに対応可能な高速CRTと大量の画像データを高速且つフレキシブルに出力可能なフレームメモリを備えている。よって、LCDのように1/60秒間は同じ画像を表示し続けるホールド型表示をインパルス型表示である高速CRT(リフレッシュレート480Hz)で再現できる。今回はLCDの中間調応答に着目し、各中間調での応答特性を測定後、その実測データに基づいて1/480秒毎の画像を作成した。これにより、応答特性を指数近似した場合には見られなかった画質劣化までも正確に再現できるようになった。
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大脇 一泰, 志賀 智一, 御子柴 茂生, 大江 崇之, 戸田 幸作, 上田 壽男, 苅谷 教治
原稿種別: 本文
セッションID: IDY2002-20
発行日: 2002/01/25
公開日: 2017/06/23
会議録・要旨集
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PDPに動画像を表示する際現れる偽輪郭を低減する手法として、等化パルス法が提案されている。しかしこの手法では1次元方向にしか等化パルスを加えていなかった。今回テレビ画像表示に適用するため等化パルスを加える方向を2次元に拡張した。これにあたり、信号処理に以前開発した仮想画素形成手法を用いた。この手法では画像の移動ベクトルよりサブフィールド点灯を選択する。これより任意方向に動く画像に対し動画偽輪郭や高域空間周波数成分の劣化の改善が容易に行えるようになった。
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青野 義則, 山本 恒典, 津村 誠
原稿種別: 本文
セッションID: IDY2002-21
発行日: 2002/01/25
公開日: 2017/06/23
会議録・要旨集
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人間の動画観視メカニズムを考慮した動画質測定法により得られるエッジブルアの精度を検証するため、IPS (In-Plane-Switching)表示モードの液晶の応答モデルを導入し、応答時間に対するエッジブルア幅を算出した。その結果、液晶の応答時間が小さくなると、ホールド型表示方式の効果が支配的となり変化幅が徐々に小さくなり一定値に近づく。応答時間が大きい場合は、液晶の応答特性が支配的となってエッジブルア幅は増加することが分かった。また液晶ディスプレイの動画像を測定し、計算値とほぼ一致するごとを確認した。また高フレーム周波数条件においても同様の傾向を示し、標準速(60Hz)の4倍速相当でエッジブルア幅が改善できることが分かった。
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佐々木 大吾, 能勢 崇, 今井 雅雄, 葉山 浩
原稿種別: 本文
セッションID: IDY2002-22
発行日: 2002/01/25
公開日: 2017/06/23
会議録・要旨集
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液晶ディスプレイ(LCD)の動画質を向上するために、高速応答特性を有する液晶パネルに走査型黒リセット駆動を適用した動画対応LCDを作製したレ走査型黒リセット駆動では、1フレーム期間内に画像データと「黒」データを一定期間あけて走査書き込みすることにより、CRTに近い輝度応答波形を形成し、動画質向上をはかっている。さらに、パネル構造、ドライバを変更することなく、LCDコントローラから出力される信号を変更するだけで実現可能である。動画対応LCDを用いて文字の可読限界速度を測定した結果、従来LCDと比較して2倍以上の速度でも文字が読めることがわかり、動画表示においても鮮鋭度が高い表示が得られていることを示した。
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古橋 勉, 川辺 和佳, 平方 純一, 田中 義則, 小野 紀久雄
原稿種別: 本文
セッションID: IDY2002-23
発行日: 2002/01/25
公開日: 2017/06/23
会議録・要旨集
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TFT液晶ディスプレイは、動きの速い映像を表示する場合、Blurring現象が発生し、画質が劣化する問題があった。我々は、動画像の画質を向上させる新しい表示技術として、(i)輝度の実効値低下を抑制する方式、(ii)TFT-LCDのインパルス表示方式を開発した。新しい輝度補償型オーバードライブ方式は、輝度の実効値が低下することを抑制した。更に、ブリンキングライトシステムと、黒データ挿入方式とを組み合わせることで、動画の画質を飛躍的に向上させた。
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関家 一雄, 中村 肇
原稿種別: 本文
セッションID: IDY2002-24
発行日: 2002/01/25
公開日: 2017/06/23
会議録・要旨集
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各種ディスプレイ特性について,視線追随積分効果によりどのような動画像品質劣化が生じるかを仔細に解析した.そして視線追随積分効果により前縁・後縁に非対称なボヤケ・尾引きが発生することを見出した.また動画評価プログラムで実際の見え方を観察することにより,視線追随積分においてはBlochの法則は80msではなく50ms程度として適用されるべきであることを見出した.さらに視線追随積分シミュレ一夕により,各種ディスプレイでの劣化動画像を実際の見え方をよく再現する形で生成できるようになった.そして動画質改善の切り札であるブランキング方式であっても,LCDを使う限りはオーバードラブの必要なことを確認した.
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小田 恭一郎, 結城 昭正
原稿種別: 本文
セッションID: IDY2002-25
発行日: 2002/01/25
公開日: 2017/06/23
会議録・要旨集
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LCDの動画表示性能がCRTより劣る原因に、液晶の応答速度が動画表示のフレーム時間に対し遅いことと、ホールド型表示方法であることがあげられている。我々は上記解決のため、フィードフォアード制御により階調電圧特性を決定するFFD(Feedforward Driving)ならびに順次間欠点灯バックライトとを組み合わせた動画対応LCDの開発をおこなってきた。今回は、動画表示性能を定量的に測定を行うために、追従視カメラ方式動画評価システムを構築し、開発した動画対応LCDが良好な動画表示性能を示すことを定量的に確認した。
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小間 徳夫, 内田 龍男
原稿種別: 本文
セッションID: IDY2002-26
発行日: 2002/01/25
公開日: 2017/06/23
会議録・要旨集
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カラーフィールドシーケンシャルLCD(CFS-LCD)の動画像カラーブレイクの発生を抑えるため、Adjustment of Color Element on the Eyes (ACE)表示方式と呼ぶ新表示方式を提案している。この方式の動画性能をES(Eye-simulation)カメラを用いて評価した。ACE表示方式はCRTとほぼ同等の優れた動画性能を有することがわかった。
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柴崎 稔, 石鍋 隆宏, 宮下 哲哉, 内田 龍男
原稿種別: 本文
セッションID: IDY2002-27
発行日: 2002/01/25
公開日: 2017/06/23
会議録・要旨集
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液晶ディスプレイ(LCD)の階調反転の生じるメカニズムを解析し、その結果、配向分割なしでも階調反転のない液晶ディスプレイを実現する手法を見出した。さらに、視角による黒状態の輝度変化を生じさせないための視角補償フィルムの設計方法についても論じる。これらの方法を組み合わせることによって、配向分割なしの単純な構造で階調反転がなく、広い視野角で高コントラストなLCDを設計することができた。新しく提案するLCDは広視野角であり、工程の増加もなく、広開口率が見込めるため、将来の電子表示デバイスとして期待できる。
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西川 研一, 中園 祐司, 佐藤 博茂, 長部 明生, 木村 良子, 大桐 小百合, 澤田 温, 苗村 省平
原稿種別: 本文
セッションID: IDY2002-28
発行日: 2002/01/25
公開日: 2017/06/23
会議録・要旨集
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LCDの電圧保持特性を改善するためには、液晶材料中の可動性イオンを除去することが必要である。可動性イオンのみを除去することを目的として、電気泳動効果を利用した液晶材料に対する精製処理技術を開発した。更に液晶分子に対するイオンの親和性を見積もる手法を導入し、イオンに対する親和性の低い液晶混合物を作製する事を検討した。これらの技術を取り入れることにより、従来の方法に比べ液晶混合物の比抵抗値を1桁から2桁高くすることが可能となった。
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松田 純哉, 飯村 靖文
原稿種別: 本文
セッションID: IDY2002-29
発行日: 2002/01/25
公開日: 2017/06/23
会議録・要旨集
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高性能な電子ペーパーヘの応用を目指した反射型双安定TN-LCD(R-BTN)の研究を行った。72度と432度のツイスト角を持った二つの液晶配向状態は高い反射率、高いコントラストおよび黒白表示を備えた反射型双安定モードとして使用する最も適切な組み合わせのうちの1つである。
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福田 一郎, 柚木 信治, 井添 崇
原稿種別: 本文
セッションID: IDY2002-30
発行日: 2002/01/25
公開日: 2017/06/23
会議録・要旨集
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高機能携帯用情報端末などのディスプレイとして、低消費電力・薄型・軽量で、かつ高画質の反射型カラーLCDのニーズが高まっている。本報告では、更なる低消費電力化を目指し、単偏光板式の反射型LCDの中で構成が最も簡単である位相差板1枚補償・単偏光板式反射型TN-LCDと、その構成に位相差板を1枚付加した位相差板2枚補償・単偏光板式反射型TN-LCDの表示特性とTFT駆動のオン電圧の関係をシミュレーションで調べた。その結果、位相差板1枚補償型では、オン電圧の低下とともに表示特性が劣化するが、位相差板2枚補償型ではオン電圧を約2.0Vまで低下させても単偏光板式の極限に近い無彩色の表示特性が得られること、したがって高画質を維持しつつ、従来のオン電圧5VのTFT駆動に比べ約1/6〜1/7に省電力化できることがわかった。
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井添 崇, 越田 吉範, 柚木 信治, 坂本 康正, 福田 一郎
原稿種別: 本文
セッションID: IDY2002-31
発行日: 2002/01/25
公開日: 2017/06/23
会議録・要旨集
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筆者らは先に、位相差板補償・単偏光板式反射型DTN-LCDでは、TFT駆動のオン電圧を2.0Vまで低下させても単偏光板式の極限に近い無彩色表示が得られること、したがって高画質を維持しつつ消費電力を現状の1/6〜1/7に減少できることを示した。本報告では、上記の方式の表示特性に及ぼすねじれ角、複屈折率Δnの波長分散、TFT駆動のオン電圧、設計値からのセルギャップの変動の影響を調べ、最適なねじれ角、液晶と位相差板のΔnの波長分散の組み合わせ、低電圧化の限界、セルギャップの許容誤差を求めた。その結果から、TFT駆動のオン電圧を2.0Vまで低下させても、現在の技術で高画質のカラー反射型LCDが製造できることを明らかにした。また、高画質を維持しつつオン電圧を低下できるメカニズムについて考察した。
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山下 智生, 小林 駿介
原稿種別: 本文
セッションID: IDY2002-32
発行日: 2002/01/25
公開日: 2017/06/23
会議録・要旨集
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ハイブリッド配向によるFLCDの単安定化の可能性
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村上 祐仁, 河本 里留, 許 軍, 小林 駿介
原稿種別: 本文
セッションID: IDY2002-33
発行日: 2002/01/25
公開日: 2017/06/23
会議録・要旨集
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今日、配向処理方法としてラビング法が重宝されています。しかしラビング法は基板を直接、布でこするため、処理時に塵や静電気を発生するという問題点を有しています。その問題点の解決方法として注目されている方法が非接触法である光配向法です。これまで光配向法を用いてFLCを作製した場合、配向させるのに200J/cm^2ものエネルギーが必要でした。そこで今回は、これまでより光分解しやすい配向膜を使用しこの方法を用いて、現在、FLCDファミリーの中でも階調表示可能、ハイルミナンスで高コントラストを誇り、実用性の最も高いHalf-V-Shaped-FLCDを作製し、ラビング法を用いた場合との比較を行いました。
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吉川 嘉哲, 前田 謙二, 白石 幸英, 豊島 直樹, 小林 駿介
原稿種別: 本文
セッションID: IDY2002-34
発行日: 2002/01/25
公開日: 2017/06/23
会議録・要旨集
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ホストの液晶として誘電率異方性が正であるネマティック液晶に、ナノ粒子であるパラジウムに誘電異方性が負のネマティック液晶をコーティングしたナノ粒子を添加してTNセルを作製した。そして、その電気光学特性を測定した結果、印加電圧の周波数によってしきい値を含めて電気光学特性が全体が著しく変化した。我々はその周波数特性をもつ微粒子添加のTNセルをFM-TN-LCDと名づけた。このようなFM-TN-LCDの特性はしきい値の変化だけでなく、周波数を変化させることによって明るさも制御することができるので新しい駆動方式として期待できる。
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南野 裕, 千田 耕司, 筒 博司
原稿種別: 本文
セッションID: IDY2002-35
発行日: 2002/01/25
公開日: 2017/06/23
会議録・要旨集
フリー
画像シミュレーションを用いて面積階調によるAM-LCDの画像評価を行い、副画素構成の最適化を行った。その結果"コの字"パターン電極構成が携帯電話用途として最適であることが判った。
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原田 善弘, 山田 修平, 服部 励治
原稿種別: 本文
セッションID: IDY2002-36
発行日: 2002/01/25
公開日: 2017/06/23
会議録・要旨集
フリー
我々は反射型液晶ディスプレイに替わる高い表示能力を持つ可能性のあるディスプレイとして,マイクロレンズアレイ構造を用いた電気泳動ディスプレイを提案した.本論文では,ディスプレイにおける問題のひとつである電気泳動粒子などの電極基盤への吸着現象を軽減するために電極表面上にフッ素系表面改質剤にて処理し,ディスプレイセルの寿命を向上させることを試みた.また,実際にマイクロレンズアレイ構造電極基盤を用いた電気泳動ディスプレイセルの試作を行い,電界を印加することでコントラストを得ることができた.
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森川 和敏, 由良 信介
原稿種別: 本文
セッションID: IDY2002-37
発行日: 2002/01/25
公開日: 2017/06/23
会議録・要旨集
フリー
PDPの高精細化を実現するため、隣接するセルの裏ギャップ放電を抑止する方法として、現実的に適用可能な島状孤立隔壁を形成する方法を提案し、その有効性を実証した。ここでは、まずサンドブラスト加工を用いた孤立隔壁の製作精度について明らかにした。また、パネル排気時の排気パスの確保という観点から孤立リブ間隙の許容値について検討した。その結果、間隙として60μmの値に設定することが実用的な孤立隔壁の製作精度、および真空排気の確保という観点から最適であることが明らかになった。実際に2インチのパネルを試作し、その特性を評価した結果、孤立隔壁を形成したパネルでは裏ギャップでの放電がほぼ完全に抑制される共に、誤点灯に関する駆動マージンが30V向上し、隣接セルの誤点灯が減ることが実証された。
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平川 貴義, 後藤 貞浩, 張 書秀, 内池 平樹
原稿種別: 本文
セッションID: IDY2002-38
発行日: 2002/01/25
公開日: 2017/06/23
会議録・要旨集
フリー
MgOに替わる新保護層材料の研究の一環として,酸化バリウム(BaO),酸化ストロンチウム(SrO),及びそれらの複合酸化物のイオン衝撃による二次電子放出特性を明らかにした.測定の結果,これらの二次電子放出比(γ_i)はおよそ0.15から0.20であった.
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後藤 貞浩, 平川 貴義, 久保 康一, 内池 平樹
原稿種別: 本文
セッションID: IDY2002-39
発行日: 2002/01/25
公開日: 2017/06/23
会議録・要旨集
フリー
イオン衝撃による二次電子放出比(γ_i)はプラズマディスプレイの保護層材料を評価する重要な特性の一つである。二次電子を自動計測することで手動計測にない再現性,安定性が得られ、また測定結果の詳細な解析により、保護層材料に対する新しい知見が得られることも期待される。本研究ではパソコンを中核に置いた自動計測装置の製作を目的として、実装にあたっての留意点について検討し、電流電圧回路,及び絶縁アンプを使用した微小電流回路を設計した。
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久保 康一, 内池 平樹, 後藤 貞浩, 平川 貴義
原稿種別: 本文
セッションID: IDY2002-40
発行日: 2002/01/25
公開日: 2017/06/23
会議録・要旨集
フリー
CNTのac-PDP電極保護層材料としての可能性をイオン衝撃による二次電子放出特性を測定し、評価した。CNTからの二次電子放出は薄膜の絶縁性に依存することが分かった。
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松田 良信, 田代 佳, 小山 悠, 藤山 寛
原稿種別: 本文
セッションID: IDY2002-41
発行日: 2002/01/25
公開日: 2017/06/23
会議録・要旨集
フリー
プラズマディスプレイパネルにおける電極保護膜として利用される酸化マグネシウム薄膜のいっそうの高品質化と高速成膜化を実現することを目指して、コンベンショナルなプレーナマグネトロンと誘導結合プラズマとを融合した新しい反応性スパッタリングプロセスを提案する。本報告では、これまでに得られた電気的放電特性とプラズマパラメータ(電子密度、電子温度)発光特性についての実験結果を示し、誘導結合プラズマ支援プレーナマグネトロンスパッタリング装置開発の現状を報告する。
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平野 芳邦, 村上 由紀夫
原稿種別: 本文
セッションID: IDY2002-42
発行日: 2002/01/25
公開日: 2017/06/23
会議録・要旨集
フリー
PDPの動作特性の向上を目的に,計算機シミュレーションを進めている。AC型面放電構造セルの維持放電の特性を調べるために,3次元コードを発展させ,書込みから維持状態まで放電が移行していく様子を調べた。粒子連続の式,電子エネルギーの式,ポアソンの式を解いて,電子とイオンおよび励起粒子の時空間密度分布を求めた。放電の状態は,i)対向する電極間での書込み放電を1μs間,ii)1ms相当の時間経過後,面電極間での維持放電を1μs間,iii)印加パルス電圧の極性を反転して維持放電を1μs間,順次計算した。このように,書込み放電から維持放電に発展する過程を調べることで,書込み電圧のマージンなどの動作条件を明らかにすることができ特性改善に有効である。
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熊谷 高梓, 佐藤 裕二, 岡本 慎二, 山元 明, 国本 崇
原稿種別: 本文
セッションID: IDY2002-43
発行日: 2002/01/25
公開日: 2017/06/23
会議録・要旨集
フリー
GdPO_4を母体として、波長172nm光励起により、Pr^<3+>,Nd^<3+>,Er^<3+>,Tm^<3+>からGd^<3+>へのエネルギー伝達が起こり、波長312nmのGd^<3+>の発光が生じることを見出した。Gd^<3+>の発光は、Pr^<3+>と組み合わせたときもっとも強い。また、GdPO_4:Dy^<3+>をGd^<3+>の吸収線(波長276nm)で励起したとき、ほとんどDy^<3+>の可視発光のみが認められる。したがって、Gd^<3+>からDy^<3+>へのエネルギー伝達が起こっていることがわかる。Gd^<3+>を用いたquantum cuttingを行なおうとするとき、これらのエネルギー伝達を考慮する必要がある。
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井上 亮, 小松 正明, 椎木 正敏, 今村 伸
原稿種別: 本文
セッションID: IDY2002-44
発行日: 2002/01/25
公開日: 2017/06/23
会議録・要旨集
フリー
広いMg濃度領域でZn_<1-x>Mg_xS:Cu,Al粉末蛍光体の固溶領域、結晶構造、発光特性について検討した。Mg濃度増加とともにZn_<1-x>Mg_xS:Cu,Al結晶中のwurtzite構造の割合は増加し、ZnS中のMgSの固溶限界は約20mol%であることが分かった。PLEスペクトルから求めたバンドギャップエネルギーはMg濃度増加により3.75eV(Mg=0mol%)から4.13eV(Mg=30mol%)へ増加した。0.25μA/cm^2、27.5kVで電子線励起した蛍光体のCLスペクトルでは、Mg濃度の増加によりgreen-Cu発光ピークが高エネルギー側にシフトし、Mg濃度4mol%以上の領域では2.86eV付近に新しい発光帯が観測された。CL発光色は発光スペクトルに対応して緑色から青色へ変化した。gereen-Cu発光ピークの短波良化はZn_<1-x>Mg_xS:Cu,Alバンドギャップエネルギーの増加がアクセプター(Cu^+)準位に影響を与えているために起こっていることが分かった。
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岡本 信治, 田中 克, 小南 裕子, 中西 洋一郎, 杜 小龍, 吉川 明彦
原稿種別: 本文
セッションID: IDY2002-45
発行日: 2002/01/25
公開日: 2017/06/23
会議録・要旨集
フリー
500℃以下のプロセス温度で多元蒸着法によって作製したSrGa_2S_4:Ce多結晶薄膜(膜厚0.25μm、平均結晶粒径0.14×0.04μm)の低速電子線によるカソードルミネッセンス特性を調べた。加速電圧5kV、電流密度60μA/cm^2において輝度1000cd/m^2、効率1lm/W、色度座標(0.137,0.123)の均一な青色発光を得た。
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原稿種別: 付録等
p.
App1-
発行日: 2002/01/25
公開日: 2017/06/23
会議録・要旨集
フリー
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原稿種別: 付録等
p.
App2-
発行日: 2002/01/25
公開日: 2017/06/23
会議録・要旨集
フリー