映像情報メディア学会技術報告
Online ISSN : 2424-1970
Print ISSN : 1342-6893
ISSN-L : 1342-6893
33.15
選択された号の論文の17件中1~17を表示しています
  • 原稿種別: 表紙
    p. Cover1-
    発行日: 2009/03/13
    公開日: 2017/09/20
    会議録・要旨集 フリー
  • 原稿種別: 目次
    p. Toc1-
    発行日: 2009/03/13
    公開日: 2017/09/20
    会議録・要旨集 フリー
  • 登坂 俊英, 山中 幸雄, 藤井 勝巳, 杉山 功
    原稿種別: 本文
    セッションID: BCT2009-43
    発行日: 2009/03/13
    公開日: 2017/09/20
    会議録・要旨集 フリー
    1-18GHzにおける放射妨害波の測定不確かさを検討するため,13測定サイト間で供試機器(EUT)を持ち回り,比較試験を行った.各サイトにおける放射妨害波の測定結果の違いは,許容値レベルの測定では5.0dBとなった.また,測定レベルが低くなると14.5dB程度まで測定結果の違いが増大することを確認した.測定結果に影響を与える主要因として,サイトの不完全性(SVSWR),測定テーブルによる影響,レシーバの性能があげられることを確認した.最後に,CISPRで議論されている測定不確かさの評価表に関して議論した.
  • 北川 勝浩
    原稿種別: 本文
    セッションID: BCT2009-44
    発行日: 2009/03/13
    公開日: 2017/09/20
    会議録・要旨集 フリー
    屋内広帯域電力線搬送通信設備(PLC)によって生じる漏洩電磁界は、電力配線上に流れるコモンモード(CM)電流によるものと考えられる。このCM電流には、PLCモデム自身の不平衡性によって生じるものと、PLCモデムからコンセントに供給された差動モード(DM)信号が電力配線上に存在する不平衡性によってCMに変換されたものがある。我が国のPLCの技術基準では、コンセントで測定した縦電圧変換損(LCL)に基づいて電力配線の不平衡性を模したLCL=16dB、DMインピーダンス100Ω、CMインピーダンス25Ωのインピーダンス安定化回路網(ISN)をPLCモデムに接続して、電流プローブでCM電流を測定し、その値に対して許容値を定めている。ところが、その許容値を満たし型式指定を受けて市販されているPLCモデムを実際に一般家庭で使用すると、許容値策定時の目標値を20dB以上も上回る非常に強い漏洩電磁界を発生する。この直接の原因は、PLCのDM信号電流が過大なことである。本報告では、ISNを用いたCM電流測定が、なぜ過大なDM信号を許すのか、その原因を明らかにする。
  • 村国 英二, 檜垣 直哉, 柴 建次
    原稿種別: 本文
    セッションID: BCT2009-45
    発行日: 2009/03/13
    公開日: 2017/09/20
    会議録・要旨集 フリー
    体内埋込型医療機器は体内と体外で情報通信を行う必要がある.通信周波数帯として高周波(メガ帯〜ギガ帯)を利用する場合,人体による電磁波の減衰が臓器によってどのように影響を受けるかを明らかにしておく必要がある.本稿ではNICTの数値人体モデルを参考に18組織の生体組織を含む腹部モデルを電磁界解析用に加工し,TLM法を用いた電磁界解析ソフト(Micro Stripes)を用いて,体内埋込機器の使用環境における人体の電界分布の解析を行った.これにより,周波数帯による人体電磁波透過特性や,通信電波の生体安全性を調べた.
  • 柳澤 良介, 萱野 良樹, 井上 浩
    原稿種別: 本文
    セッションID: BCT2009-46
    発行日: 2009/03/13
    公開日: 2017/09/20
    会議録・要旨集 フリー
    近年,後進波特性や負の群遅延時間などの特異な電磁応答が注目され,新しいマイクロ波回路や信号処理デバイスへの応用が期待されている.本研究では,小型・低損失で設計が容易なF-SIR構造に着目し,周期構造とすることで左手系線路を構成することを提案する.最初に,プレーナ実装によるF-SIRをプリント基板上に作製し,実験および電磁界と等価回路解析を行い,一部の周波数帯域において左手系線路の条件である伝搬定数が負となることを確認した.その帯域において後進波特性および負の群遅延時間も得られた.その後,4.8mm角ICチップ内にF-SIRを実装試作し,実験的に左手系線路の特性を示すことを測定した.
  • 濱上 雄大, 豊田 啓孝, 五百旗頭 健吾, 古賀 隆治
    原稿種別: 本文
    セッションID: BCT2009-47
    発行日: 2009/03/13
    公開日: 2017/09/20
    会議録・要旨集 フリー
    多層プリント回路基板の電源系共振は,グリーン関数のモード展開を適用したポート間インピーダンス解析に高速化手法を適用することで,短時間でその特性を計算することができる.この手法では,電源層にスリットを含む場合も,スリット間の電磁結合を表現するモデルを用いて共振特性が求められる.しかし,このスリットモデルの表現ではスリットが幅を持たないため,複数のスリットがある場合など,スリットの幅が電源層の大きさに影響を与える場合には計算結果が正しくなくなる可能性がある.そこで本論文では,スリット間の電磁結合を表現するため,結合マイクロストリップ線路から求めた等価回路モデルを用いて単一のスリットのみを含むスリットセグメントを構成し,これを電源系共振解析に適用することを検討した.結果として,従来モデルと同等かそれ以上の精度で電源系共振解析が可能であることが分かった.
  • 小林 翔一, 鳥塚 英樹, 山口 正洋
    原稿種別: 本文
    セッションID: BCT2009-48
    発行日: 2009/03/13
    公開日: 2017/09/20
    会議録・要旨集 フリー
    液晶テレビのフレームを展開し,通常動作状態にて,ソースドライバチップのアナログ電源配線を対象とした高周波近傍磁界計測を行った.アナログ電源配線は高周波磁界ノイズの主な発生源である.近傍磁界の測定には多層平面型シールディドループコイルを用いた.観測した電圧波形を電磁誘導の法則に基づいて積分し電流波形を推定したところ,そのピーク値が約90mA,時間幅が約1μsのパルス波形が得られた.これを時間積分することで電荷量は139nCとなった.アナログ電源電流が液晶パネルへの充電電流と仮定したとき,設計値から得た充電電荷量323nCと同一オーダーで対応した.今後,測定した電源電流波形とシミュレーションによる設計を比較することで,EMC協調統合設計の新たな指針を得ることが期待できる.
  • 鳥塚 英樹, 山口 正洋, 菅原 健, 本間 尚文, 佐藤 証, 青木 孝文
    原稿種別: 本文
    セッションID: BCT2009-49
    発行日: 2009/03/13
    公開日: 2017/09/20
    会議録・要旨集 フリー
    暗号モジュールからの漏洩電磁波や消費電力を利用し,暗号解読を行うサイドチャネル攻撃の危険性が指摘されている.本研究では,チップ試作サービスを利用して試作した,シールディドループ型オンチップマイクロ磁界プローブを用いて暗号LSIの近傍磁界を測定した.その結果,暗号LSI内部の高周波電流分布を分布図として示すことができた.また差分電磁波解析により,暗号鍵の推定を行ったところ,暗号コア上において,暗号鍵推定の収束が早く,脆弱性が見られることがわかった.その対策として,暗号LSI上に磁性膜を載せることで近傍磁界強度を抑制することができることが確認された.
  • 望月 亮, 福島 竜也, 岩渕 浩昭, 山田 良男, 加藤 孝男
    原稿種別: 本文
    セッションID: BCT2009-50
    発行日: 2009/03/13
    公開日: 2017/09/20
    会議録・要旨集 フリー
    Ku帯電力増幅FETとして世界最高出力となる50W級窒化ガリウム系高電子移動度トランジスタ(GaN HEMT)を電力増幅部に用いた、固体化電力増幅器(SSPA)を開発したので報告する。GaN FETは、増幅特性が非線形領域となる範囲が広く、3次相互変調積(IM3)の改善が欠かせないが、本装置では、バイアス条件の最適化によって、14.0〜14.5GHzの広帯域における送信出力50dBm(100W)のIM3が-25dBc以下となる性能を、-10〜45℃の周囲温度環境で達成している。また、多段のFETをカスケード接続したことによって生ずる温度利得変動を、補償する機能を具備している。
  • 竹内 知明, 渋谷 一彦
    原稿種別: 本文
    セッションID: BCT2009-51
    発行日: 2009/03/13
    公開日: 2017/09/20
    会議録・要旨集 フリー
    地上デジタル放送は2003年12月に東京,名古屋,大阪の三大都市圏で放送が開始されて以降,順次放送エリアが拡大され,現在は小規模中継局の整備へと段階が進んできている.多くの送信所が設置されるにともない,電波の異常伝搬などにより予想もしないような遠方から,希望波と同じチャンネルで希望波とは異なる番組を放送している電波が到来して,同一チャネルの干渉妨害を引き起こすことが考えられる.これまでに筆者らは放送波中継局の上位局波受信における干渉対策として,同一チャネル干渉除去装置の開発を行ってきたが,サービスエリアにおける一般家庭での受信向けに,より簡易な構成で,かつより劣悪な受信環境でも干渉除去効果を得ることができる技術が求められている.本報告では,家庭用受信機に応用することを想定し,チャネル歪みを含む再変調時間領域信号を参照信号とするアダプティブアレーを提案する.計算機シミュレーションの結果より,劣悪な受信環境においても効果的に干渉を抑圧できることを示す.
  • 中川 孝之, 光山 和彦, 神原 浩平, 池田 哲臣
    原稿種別: 本文
    セッションID: BCT2009-52
    発行日: 2009/03/13
    公開日: 2017/09/20
    会議録・要旨集 フリー
    筆者らは800MHz帯野外中継装置(FPU)の開発を行っており、伝送するハイビジョン映像の画質と回線信頼性を向上させるために、AVC/H.264映像符号化技術、MIMO-OFDM伝送技術、アダプティブアレーアンテナ技術、LDPC符号化技術の研究を行っている。このうちMIMO方式に関しては、伝送の途切れにくさが期待できる時空間トレリス符号(STTC)を検討している。設計した時空間トレリス符号化2×2MIMO-OFDMについて、伝搬路シミュレータを用いた伝送シミュレーションを行い伝送特性を定量的に把握するとともに、800MHz帯で野外伝送実験を行って実環境での伝送特性を測定した。その結果、提案する方式が、伝送シミュレーション、野外伝送実験ともに空間分割多重(SDM)、時空間ブロック符号(STBC)に対して優位であることを確認した。
  • 鈴木 慎一, 中川 孝之, 池田 哲臣, 杉之下 文康, 山中 徳唯, 小木曽 圭一
    原稿種別: 本文
    セッションID: BCT2009-53
    発行日: 2009/03/13
    公開日: 2017/09/20
    会議録・要旨集 フリー
    筆者らは、ミリ波帯を用いたスタジオ用のハイビジョンワイヤレスカメラ「ミリ波モバイルカメラ」の開発を進めている。このカメラには、高い回線信頼性を有した、高画質・低遅延でのハイビジョン映像の無線伝送が要求されている。今回、1フレーム以下の低遅延でハイビジョン映像を伝送することが可能な42GHz帯を用いたミリ波モバイルカメラを試作した。そして、2008年12月31日にNHKホールで開催された「第59回NHK紅白歌合戦」の番組撮影において、初めて使用したので報告する。
  • 仁田 周一
    原稿種別: 本文
    セッションID: BCT2009-54
    発行日: 2009/03/13
    公開日: 2017/09/20
    会議録・要旨集 フリー
    本報告では,広く使用されている信頼性評価法を紹介し,そこへのEMC(イミュニティ)の取り入れ法を提案し,次に材機器の設置環境としてのEMC(EMI)の考え方,問題点をあげ,また,信頼性向上策,信頼性評価試験とEMCの関わり,最後に,機器(特にディジタル機器)のノイズによる誤動作の安全性確保について提案を行う.
  • 原稿種別: 付録等
    p. App1-
    発行日: 2009/03/13
    公開日: 2017/09/20
    会議録・要旨集 フリー
  • 原稿種別: 付録等
    p. App2-
    発行日: 2009/03/13
    公開日: 2017/09/20
    会議録・要旨集 フリー
  • 原稿種別: 付録等
    p. App3-
    発行日: 2009/03/13
    公開日: 2017/09/20
    会議録・要旨集 フリー
feedback
Top