日本消化器外科学会雑誌
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19 巻, 3 号
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  • 早坂 滉
    1986 年 19 巻 3 号 p. 589-596
    発行日: 1986年
    公開日: 2011/03/02
    ジャーナル フリー
    Septic shockはわれわれがしばしば経験し, その治療に難渋するものであるが, その本態を極めんとし病態生理について検索した.ここではわれわれの実験を中心としてその結果について述べた.
    種々の検討結果からはその反応はエンドトキシンの直接作用であるとの結論は得られず, 二次的な作用とみなされたが最近の研究では直接作用があるのかごとき結果も得ている.また外因性エンドトキシンの他内因性エンドトキシンの重要性, リンパ液の介在などについても述べた.
  • 三隅 厚信
    1986 年 19 巻 3 号 p. 597-605
    発行日: 1986年
    公開日: 2011/03/02
    ジャーナル フリー
    教室および関連施設における切除胃標本を研究対象として, 背景胃粘膜の病理組織学的ならびに組織化学的検索成積を中心に,「胃癌発生母地と胃癌の胃切除範囲」の問題について検討した.
    1) 胃粘膜の萎縮性変化および腸上皮化生は, 幽門および噴門から始まり体部に及ぶのではなく, 胃粘膜全体に発生し進展する.
    2) これらの変化は胃癌の発生母地として, ことに一部の腸上皮化生は分化型癌の発生母地として重要な意義を有している.
    3) 多発胃癌の中には顕微鏡的に発見された微小癌があり, これらのほとんどが幽門腺および萎縮胃底腺領域に存在していた.
    4) 残胃の癌の発生部位もやはり残存した幽門腺および萎縮胃底腺領域に存在していた.
    したがって, 胃癌の胃切除に際しては, 癌の発生母地として重要な意義を有する幽門腺および萎縮胃底腺領域を残さないように, 切除範囲を決定することである.
  • 吉田 奎介
    1986 年 19 巻 3 号 p. 606-613
    発行日: 1986年
    公開日: 2011/03/02
    ジャーナル フリー
    目的: 肝予備能に基く食道静脈瘤治療指針を検討した.方法: Child分類に基き直達手術と内視鏡的硬化療法 (以下硬化療法) の成績を評価し, 手術例につき肝循環指標の予後との関連性を検討した.結果: 直達手術とくに経胸経腹的食道離断術の止血効果は良好で累積5年出血率2.2%を示した.硬化療法後の累積3年出血率は41%と高率であったが, 肝予備能不良例 (Child C群) の生存率では累積3年生存率39%と直達手術の26%を上回った.肝予備能評価上ICGの血漿消失率と肝除去率は有用であった.結論: 延命効果の面から肝予備不良例には硬化療法, Child AおよびB群では直達手術を優先すべきである.
  • 松本 由朗
    1986 年 19 巻 3 号 p. 614-623
    発行日: 1986年
    公開日: 2011/03/02
    ジャーナル フリー
    過去15年間に経験した胆道疾患約1,500例について, 胆道の画像診断, 胆道シンチグラフィおよび臨床所見の総合的解析から, 胆道および肝臓, 膵臓疾患のなかには, その成因として胆道の形成異常が大きく関与していることを実証した.胆道形成異常は先天性総胆管拡張症と膵管胆道合流異常であり, これらの形態上の新しい定義を提唱し, 機能面からも胆管拡張症は胆管内胆汁うっ滞を, 合流異常は十二指腸乳頭部における胆汁の通過障害を来すことを明らかにした.その結果胆道の形成異常の存在のみでは機能障害は存在しても臨床症状の発現に至らないことが証明され, 加齢, 炎症などの後天的要因の関与によって初めて臨床症状が発現することを明らかにした.そして胆道形成異常は胆管結石症, 肝内結石症, 急性膵炎および肝内胆汁うっ滞型肝障害発生のhigh risk stateであることを提唱した.
  • 両側頸部郭清33例の検討
    田辺 元, 吉中 平次, 馬場 政道, 黒島 一直, 牟礼 洋, 森藤 秀美, 喜入 厚, 夏越 祥次, 川崎 雄三, 末永 博, 福元 俊 ...
    1986 年 19 巻 3 号 p. 624-629
    発行日: 1986年
    公開日: 2011/03/02
    ジャーナル フリー
    胸部食道癌の頸部リンパ節転移状況を検討するため, 胸部食道癌33例に対し, 両側頸部郭清を行った.その結果頸部リンパ節転移陽性例は8例 (転移率24.2%, 両側2例, 右側3例, 左側3例) であった.占居部位別頸部リンパ節転移率では, Iu 60%, Im 20%, Ei 12.5%と上部ほど高かった.頸部リンパ節転移度は右側4.3%, 左側2.6%で, 両側含めると3.3%であった.また, 術前に頸部リンパ節を触知しえない症例や, 上縦隔最上部リンパ節に転移のない症例でも, 頸部リンパ節転移はおこりえた.頸部郭清範囲は鎖骨上リンパ節 (104) に加え頸部傍気管リンパ節 (101) 領域の郭清が必要と思われる.
    以上より, 胸部食道癌に対して, 両側頸部郭清は有用と思われる.
  • 河野 辰幸, 吉野 邦英, 滝口 透, 山崎 繁, 妙中 俊文, 下重 勝雄, 鈴木 知行, 永井 鑑, 遠藤 光夫, 渋沢 三伸, 竹生田 ...
    1986 年 19 巻 3 号 p. 630-635
    発行日: 1986年
    公開日: 2011/03/02
    ジャーナル フリー
    咽喉頭頸部食道摘除後, 遊離空腸移植による再建を行った下咽頭癌5症例の中下部食道運動を, 内圧変化の面から健康志願者5例 (対照群) と比較検討した.胸腔内食道静止圧は対照群より高く, 呼吸による変動が小さい傾向を認めた.LESPは, 呼気終末時に対照群より高い傾向があり, とくに右側3時方向では47±12cmH2Oと対照群の21±5cmH2Oに比べ有意に高かった.LES幅は, 3時方向が4.0±1.8cmで対照群と同様最も広かった.嚥下時伝達性陽性波は, 波高が対照群と逆に口側でより高く, 持続時間も口側で長い傾向を認めた.伝達速度は中下部食道においてほぼ一定であった.以上いくつかの点で差をみるものの, 手術による著しい変化は認められなかった.
  • 梅野 寿実, 有馬 純孝, 志村 秀彦
    1986 年 19 巻 3 号 p. 636-644
    発行日: 1986年
    公開日: 2011/03/02
    ジャーナル フリー
    イヌを用いて胃幽門側部分切除を施行し, 術後6ヵ月目に残胃漿膜下に色素を注入して残胃のリンパ流を実験的に検索した.実験群は, (1) 左胃動脈下行枝切離 (n=16), (2) 左胃動脈根部切離 (n=14), (3)(2) +第3群までのリンパ節摘出 (n=15), (4)(2) +第2群までのリンパ節摘出 (n=16) の4群に分けて施行した.(1) 群ではリンパ流の変化はほとんど無かった.(2)(3)(4) 群ではリンパ路の遮断のため副リンパ路による新生リンパ路が出現していたが, No.(8)(12)(13) のリンパ節摘出の有無にて (2)(3)(4) 群の残胃リンパ流に差違がみられた.また, リンパ節摘出のみでは正常のリンパ流を回復する傾向がみられた.残胃のリンパ流を知るには初回の手術法を確実に把握する必要がある.
  • 山瀬 博史, 高木 国夫, 中島 聡総, 大橋 一郎, 太田 博俊, 高橋 知之, 土江 健嗣, 岡本 勝司, 久野 敬二郎, 梶谷 鐶, ...
    1986 年 19 巻 3 号 p. 645-652
    発行日: 1986年
    公開日: 2011/03/02
    ジャーナル フリー
    1950-76年の胃癌切除総数5,058例中Borrmann 4型胃癌は869例 (17.2%) で, 肉眼形態を巨大皺襞と糜爛の程度で4亜分類した.皺襞型: 74例 (10.6%), 平均45.6歳, 男女比1: 3.1.初発部は胃底腺領域大弯側に多く, P (+), S3が多い.5年生存率 (5生率) は13.9%.皺襞+糜爛型: 73例 (10.4%), 平均51.2歳, 男女比1: 1.4.初発部は胃底腺領域, 中間帯大弯側に多く, P (+), S3の他にnの進行が高度, 5生率は5.7%と不良.糜爛+皺襞型: 105例 (15.0%), 平均52.4歳, 男女比1: 1.0.胃全体に初発し, P (+), nの進行が高度.Sは中等度.5生率は6.0%と不良.糜爛型: 448例 (64.0%), 平均52.5歳, 男女比1: 0.9, 幽門腺領域, 中間帯に多く, Stageの早いものも含まれ5生率は15.3%と比較的良好であった.
  • 北村 徳治, 上野 雅資, 太田 孝仁, 菅 敏彦, 浅井 透, 沢口 潔, 高橋 豊, 上田 博, 荻野 知己, 磨伊 正義
    1986 年 19 巻 3 号 p. 653-658
    発行日: 1986年
    公開日: 2011/03/02
    ジャーナル フリー
    ラジアルスキャン超音波内視鏡を使用し, 胃癌36例を対象に超音波断層像による癌深達度の判定について検討した.正常胃壁は高エコー層, 低エコー層が交互に現れる5層構造として明瞭に認識出来た.癌巣は一般に低エコーレベルを呈し, 正常5層構造の中断・破壊・不整が深達度判定の指標となった.1群の壁在リンパ節では5mm以上に腫大したものは描出可能であった.正確な深達度診断には癌巣が超音波振動子と垂直方向に位置することが必要で, 幽門狭窄症例などこの条件を満たさない症例では描出不能であった.
  • 特に形態と病像の関係について
    竹末 芳生, 三好 信和, 児玉 節, 横山 隆
    1986 年 19 巻 3 号 p. 659-664
    発行日: 1986年
    公開日: 2011/03/02
    ジャーナル フリー
    膵胆管合流異常16例を拡張形態より, 嚢胞状10例, 紡錘状3例, 非拡張型3例に分け, 病像との相関について検討した.本症の病態は, (1) 膵胆管合流異常, (2) 胆道狭窄から成り立っているものと考え, また十二指腸乳頭部括約筋の関与も推察した.嚢胞状拡張型は, 総胆管末端部狭窄を呈することが多く, そのため膵液の逆流が少なく, 狭窄のための胆汁うっ滞による黄疸を呈すると推察し, 胆汁うっ滞型とした.また紡錘状拡張型や非拡張型は胆道狭窄を示すことは少なく, 膵液の逆流が容易におき, 胆管炎をおこしやすいと考え, 膵液傷害型とした.
  • アラニンからの糖新生について
    三科 武, 吉川 恵次, 川島 吉人, 富山 武美, 小林 孝, 小山 真, 武藤 輝一
    1986 年 19 巻 3 号 p. 665-669
    発行日: 1986年
    公開日: 2011/03/02
    ジャーナル フリー
    膵全摘術後早期の糖代謝について検討した.雑種成犬に膵胃全摘術を行い, 術後インスリン非投与群: I群 (n=3), 投与群: II群 (n=3) に分け, sham手術 (脾摘術) 群: III群 (n=6) を対照とした.術後1日目に14C-アラニン10μCi/kgを投与し経時的に肝静脈より採血.血漿ブドウ糖の放射能を測定した.血糖値はI, II, III群でそれぞれ370±64, 59±34, 105±21mg/dlとI群で高値となった (p<0.05).肝静脈14C-ブドウ糖放射能の最高値はそれぞれ24,311±1,327, 8,231±2,118, 27,394±11,994dpm/mlとII群で低値であった (p<0.05).膵全摘術後早期ではアラニンからの糖新生は他の一般手術と同程度であるが, インスリンで容易に抑制されること, インスリン単独投与では糖・アミノ酸代謝が正常に営まれていないことが示唆された.
  • 永田 潔
    1986 年 19 巻 3 号 p. 670-679
    発行日: 1986年
    公開日: 2011/03/02
    ジャーナル フリー
    胸部食道癌切除半切胃管による再建術後の愁訴の原因を解明する目的でinfusion catheter systemによるopentip法で小腸内圧を測定するとともに腸管運動機能に深く関与する消化管ホルモンであるmotilinを測定した結果, 血清motilin値は食道亜全剔群, 胃切除群, 単開腹群ともに術後減少を示すが, その後は経時的に上昇し, 食道亜全剔群は胃切除群, 単開腹群より有意 (p<0.05) に高値を示した.また胸部食道癌切除半切胃管による再建術後の小腸内圧波形では空腹期には小腸運動波の出現遅延と異常収縮波発現頻度の増加, 摂取期には正常摂取期波の出現遅延や小腸運動機能低下が認められ, これらが術後食物摂取時における種々の愁訴の因子に関与しているものと推察された.
  • Dimethylhydrazine発癌の促進要因について
    桂 康博, 松田 泰次, 丸山 次郎, 小川 雅昭, 坂田 育弘, 安富 正幸
    1986 年 19 巻 3 号 p. 680-686
    発行日: 1986年
    公開日: 2011/03/02
    ジャーナル フリー
    ラットを用いたDMH発癌実験では発癌しない回腸でも結腸間に有茎移植することにより癌が好発する.この発癌性亢進の原因究明のためDMH非投与ラットの腸管上皮における細胞動態を解析した.その結果, 結腸間移植回腸では偽移植回腸にくらべmitotic indexが増加し, 細胞周期時間およびDNA合成期時間が軽度延長, growth fractionは軽度増加した.migration rateは1.4倍に増加し, transit timeは6.2時間短縮した.以上より回腸粘膜上皮は結腸間に移植されることにより細胞動態学的にhyperplasiaの所見を呈し, このことがDMH発癌に対し促進的に作用したと考えられた.
  • 内腸骨血管合併切除の意義について
    森谷 宜皓, 小山 靖夫, 北條 慶一
    1986 年 19 巻 3 号 p. 687-693
    発行日: 1986年
    公開日: 2011/03/02
    ジャーナル フリー
    進行直腸癌190例を対象にリンパ節転移, 特に側方転移の実態と側方郭清の意義を検討した.治癒切除のリンパ節転移率は48%であった.Dukes Cでは, 251番が81%と高率であり, 側方転移も30%に認められ, 側方郭清の重要性が示された.側方リンパ節のうちでは, 262番の転移頻度が24%(20/84) と最も高かった.Dukes C通常側方郭清例の局所再発率は29%, 特に側方転移例では42%と高率であった.この反省の上に立ち, 内腸骨血管合併切除を伴う拡大側方郭清を29例に施行した.うち治癒切除20例 (側方転移は6例) には局所再発を認めず, 本郭清法は進行直腸癌に対し根治性の高い術式と考えられた.
  • 江端 俊彰, 戸塚 守夫, 伝野 隆一, 長谷川 格, 東 薫, 南田 英俊, 平池 則雄, 早坂 滉
    1986 年 19 巻 3 号 p. 694-697
    発行日: 1986年
    公開日: 2011/03/02
    ジャーナル フリー
    消化器外科手術によるエンドトキシン血症はしばしば経験する病態である, エンドトキシン血症に合併する臓器機能不全は出現頻度が高く, 予後不良である.1975年より1984年までの10年間でわれわれの教室では3,637例の開腹術を経験している.そのうち敗血症性合併症は36例 (0.99%) である.ェンドトキシン血症に起因する臓器不全は71例中34例, 48%と高率であり, 71の臓器障害を認めている.多臓器機能障害では23例中18例, 78%の死亡率であり, 単独臓器障害による死亡率36%と比較してもきわめて高い死亡率を示した.多臓器機能不全に対する対策は, 早期診断と予防をふくめた治療が必要である.そのためにも感染症に対する慎重な対応が重要であろう.
  • 小管 浩文, 佐藤 美晴, 浜辺 豊, 小谷 陽一, 佐埜 勇, 裏川 公章, 斉藤 洋一, 荒樋 栄宣, 杉山 武敏
    1986 年 19 巻 3 号 p. 698-701
    発行日: 1986年
    公開日: 2011/03/02
    ジャーナル フリー
  • 佐藤 信昭, 梨本 篤, 武藤 輝一, 鰐淵 勉, 岡本 春彦, 佐藤 巌, 遠藤 次彦
    1986 年 19 巻 3 号 p. 702-705
    発行日: 1986年
    公開日: 2011/03/02
    ジャーナル フリー
  • 土屋 広明, 大西 盛光, 関 幸雄, 丸山 達興, 木村 正幸
    1986 年 19 巻 3 号 p. 706-709
    発行日: 1986年
    公開日: 2011/03/02
    ジャーナル フリー
  • 磯谷 正敏, 二村 雄次, 早川 直和, 長谷川 洋, 浅井 雅則, 神谷 順一, 前田 正司, 岡本 勝司, 山瀬 博史, 岸本 秀雄, ...
    1986 年 19 巻 3 号 p. 710-713
    発行日: 1986年
    公開日: 2011/03/02
    ジャーナル フリー
  • 松田 信介, 赤坂 義和, 山本 敏雄, 川原田 嘉文, 水本 龍二
    1986 年 19 巻 3 号 p. 714-717
    発行日: 1986年
    公開日: 2011/03/02
    ジャーナル フリー
  • 町田 浩道, 三橋 牧, 瀬下 明良, 朝比奈 完, 安部 龍一, 村田 順, 大地 哲朗, 木村 恒人, 馬淵 原吾, 鈴木 忠, 倉光 ...
    1986 年 19 巻 3 号 p. 718-721
    発行日: 1986年
    公開日: 2011/03/02
    ジャーナル フリー
  • 尾形 新一郎, 宮地 和人, 倉山 英生, 難波 美津雄, 多島 直衛, 森久保 寛, 武藤 邦彦, 横田 勝正, 池口 祥一, 信田 重光
    1986 年 19 巻 3 号 p. 722-725
    発行日: 1986年
    公開日: 2011/03/02
    ジャーナル フリー
  • 杉山 和夫, 米村 豊, 鎌田 徹, 藤村 隆, 西村 元一, 橋本 哲夫, 嶋 裕一, 松田 祐一, 高嶋 達, 沢 敏治, 宮崎 逸夫
    1986 年 19 巻 3 号 p. 726
    発行日: 1986年
    公開日: 2011/03/02
    ジャーナル フリー
  • 市橋 秀仁, 渡辺 正, 寺部 啓介, 山内 晶司, 酒向 猛, 高木 弘
    1986 年 19 巻 3 号 p. 727
    発行日: 1986年
    公開日: 2011/03/02
    ジャーナル フリー
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