水マノメーター方式によるBODテスターを用いて殺藻率を測定した.前処理した検水はNaHCO
3, Na
2CO
3, およびジエタノールアミンがそれぞれ3mM, 1~3mM, 3~10mMとなるように調製し, これを一定温度, 10000ルクスでインキュベイトした.1~50時間後, マノメーターの酸素発生量から光合成速度を求め, これから殺藻率を測定した.検水のpHを8.8~10.0と高くすることにより, 気相の炭酸ガスの減少によるマノメーター誤差を抑えることができた.
紫外線の半数致死照射量は紫外線照射量と殺藻率の関係を求めて決定した.藻類の多くは大腸菌に比べ紫外線に対して耐性のあることが分かった.
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