環境技術
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21 巻, 12 号
選択された号の論文の11件中1~11を表示しています
  • 平岡 正勝
    1992 年 21 巻 12 号 p. 725
    発行日: 1992/12/30
    公開日: 2010/03/18
    ジャーナル フリー
  • 平岡 正勝, 岩崎 美行, 奥野 長晴, 砂原 広志, 番匠 賢治, 岩堀 恵祐, 田中 宏明, 柏木 雅彦, 臼井 正和, 多田 純治, ...
    1992 年 21 巻 12 号 p. 726-738
    発行日: 1992/12/30
    公開日: 2010/03/18
    ジャーナル フリー
  • 緒方 孝次, 荒井 郁男, 山口 征治
    1992 年 21 巻 12 号 p. 739-742
    発行日: 1992/12/30
    公開日: 2010/03/18
    ジャーナル フリー
    汚泥濃度は, 下水処理, 汚染処理の監視・制御において重要な指標である.汚泥濃度の新しい測定方式として, マイクロ波による位相差測定方式を試みた結果, 濃度と位相差との間には良好な相関性がみとめられた.さらに, この方式のプロトタイプの濃度計を下水処理場の汚泥処理施設の汚泥配管ラインにおいてフィールドテストを実施した結果も良好であり, また従来の超音波式濃度計との比較試験でも, 流通形よりも優れ, 消泡形と同等の特性が得られた.
    この新しい測定方式は, 汚れの付着及び気泡の影響を受け難く, 連続測定可能な実用性の高い方式であると言える.
  • 廣辻 淳二, 吉村 由美子, 中津川 直樹, 中山 繁樹
    1992 年 21 巻 12 号 p. 743-746
    発行日: 1992/12/30
    公開日: 2010/03/18
    ジャーナル フリー
    でんぷん工場廃水を処理する50m3/日の膜複合メタン発酵リアクタにおいて, 1年間にわたり蛍光画像処理によるメタン菌計測装置の評価試験を行うとともに, プロセス制御への適用として回収エネルギ量を最大にする制御方式について検討した.この計測装置はF420の蛍光性を利用してメタン菌を選択的に計測するもので, 試験期間中コントラストの良い蛍光画像が安定して得られ, 短時間で再現よく計測することができた, さらに, 画像計測値は手分析によるF420濃度と相関係数0.9程度の高い相関性を示し, オンライン計器として使用できることが分かった.また, プロセス制御への適用として, 微生物反応モデルと膜ろ過モデルを用いて回収エネルギ量が最大となる運用条件を求め, これを制御目標値とする制御方式について, 実験データを用いてシミュレーション検討を行った.その結果, 回収エネルギ量を約40%増大できることが分かり, 本制御方式の有効性を検証することができた.
  • 平岡 正勝, 津村 和志, 藤田 逸朗, 金谷 利憲
    1992 年 21 巻 12 号 p. 747-751
    発行日: 1992/12/30
    公開日: 2010/03/18
    ジャーナル フリー
    自己回帰モデルを使う制御法は, 時間オーダの変動を対象に処理水質の安定化を目的としている.この制御系は, 被制御変数として有機物濃度, SS, pH等の処理水質, 参考変数として系への外乱と考えられる流入水量, 水質等, 及び操作可能な余剰汚泥量, 曝気風量, 返送汚泥量の変数で構成される多入力多出力の系である.研究はいくつかのステップを経て, 現在下水処理場での実証運転の段階にあり, 制御効果の確認もできた.
    本稿では, その過程で明らかになった活性汚泥プロセスにおける自己回帰モデルの作成方法, および実施設の制御システムの構成と制御結果について述べる.
  • 中司 哲朗, 金谷 利憲
    1992 年 21 巻 12 号 p. 752-755
    発行日: 1992/12/30
    公開日: 2010/03/18
    ジャーナル フリー
    バルキング対策を契機として進めてきた分流式下水処理場の運転法の改善について報告する.処理場の運転法を改善するためには, プロセスの状況を正確に把握して, 運転に反映することが肝要である.
    新南陽浄化センターでは日常的に記録している運転データを整理・解析し, SRT管理を基本方針とする運転法を実施した.データ解析としては, SVIと各種の運転データの相関分析を行い, SRTの長期化がSVI上昇の誘因となっていることを見いだした.そして実証実験によってこれを確認した.またこの運転法によってプロセスが安定し, 放流水のCOD濃度の低下及び安定化を確認できた.さらにバルキング対策の一環として導入した嫌気, 好気法による窒素・リンの除去状況について考察し, 曝気槽流入水のBOD物質濃度が律速となっている可能性のあることを見いだした.
  • 日野 正道, 高畠 義明, 今村 文典, 鬼生田 浩一, 井上 芳郎, 和田 聡
    1992 年 21 巻 12 号 p. 756-759
    発行日: 1992/12/30
    公開日: 2010/03/18
    ジャーナル フリー
    ごみの燃焼は, ごみ供給時点から着火までのむだ時間と着火から燃焼ピークまでの時間遅れが人きく, ごみ質変動が大きい非線形な系である.このため, 従来のPID制御主体の燃焼制御では長時間の安定燃焼が困難であり, 熟練運転員が燃焼状況を監視し, 燃焼悪化の兆候時に補正を加える必要があった.このような中で, 燃焼変化を的確に予測し, 運転員の操作介入を不要とするノータッチ燃焼制御システムの開発が望まれていた.
    そこで, ごみ質変動に左右されにくい燃焼制御方法を追及し, 人工知能技術の応用によりこれを実現するインテリジェント燃焼制御 (ICC) システムを開発した.本システムにより, 運転員の操作介入なしで, ごみ焼却炉の最適運転を実現した.
  • 南 茂樹, 長沢 英和, 斉藤 善紀, 山岸 基春, 平岡 正勝, 武田 信生
    1992 年 21 巻 12 号 p. 760-763
    発行日: 1992/12/30
    公開日: 2010/03/18
    ジャーナル フリー
    乾燥機付き流動焼却設備について, 運転データを連続収集してデータを統計的解析し, プロセスをモデル化した.その結果をもとに自動制御運転調査を実施した.本方式の焼却炉は省エネルギー性を設計上の特徴とするが, その実現には乾燥機の最適水分安定制御が重要なポイントの一つとなる.従来, 焼却炉と乾燥機は応答速度が大幅に異なるために, 省エネルギー運転が難しかった.実プラント (処理能力150ton/day) において制御調査を行った結果, 乾燥汚泥水分, 炉内温度の一定値制御を実現し, 補助燃料使用量の削減と排ガス性状の安定化を達成した.
  • 土永 恒彌, 宇野 源太, 川島 普
    1992 年 21 巻 12 号 p. 764-775
    発行日: 1992/12/30
    公開日: 2010/03/18
    ジャーナル フリー
    淀川における水質変動特性を把握するため, 湛水区間の豊里大橋地点で, 1989年5月~12月の間に, 11項目の水質の経日測定を行い, これについて相関分析と主成分分析を行った, そして淀川上流の3河川について, 1973~1985年にかけての調査結果を解析し, 両者の比較を行った.
    流量は, すべての地点で, 汚濁項目あるいは都市活動の指標項目で, かつ溶解性の物質との間に高い負の相関性を示した.また経日観測の結果では, 浮遊物質が, 高い正の相関を示した.これは降雨時の流出や河道の攪乱による懸濁粒子の増加によるものと考えられた.第1主成分は, 流量の変化の影響を示すもので, 流入汚濁物質におよぼす希釈の影響と, 豊水~洪水時における懸濁物質の増加を含む主成分であることが判った.第2主成分は水温の影響を示す主成分で, 溶存酸素や細菌の変化に対応している.第3主成分は上流では, 懸濁性物質を示しているが, 湛水区間の豊里大橋では, 懸濁性物質が沈降し, 主成分の性格が変化していることが判った.
  • 松井 三郎, 川口 英之, 土井 敦, 松田 知成
    1992 年 21 巻 12 号 p. 776-787
    発行日: 1992/12/30
    公開日: 2010/03/18
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  • 土永 恒彌
    1992 年 21 巻 12 号 p. 788-794
    発行日: 1992/12/30
    公開日: 2010/03/18
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