環境技術
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28 巻, 7 号
選択された号の論文の14件中1~14を表示しています
  • 青山 勳
    1999 年 28 巻 7 号 p. 445-449
    発行日: 1999/07/20
    公開日: 2010/03/18
    ジャーナル フリー
  • 野内 勇
    1999 年 28 巻 7 号 p. 450-453
    発行日: 1999/07/20
    公開日: 2010/03/18
    ジャーナル フリー
  • 中川 博視, 堀江 武
    1999 年 28 巻 7 号 p. 454-459
    発行日: 1999/07/20
    公開日: 2010/03/18
    ジャーナル フリー
  • 野田 和彦
    1999 年 28 巻 7 号 p. 460-463
    発行日: 1999/07/20
    公開日: 2010/03/18
    ジャーナル フリー
  • ―西オーストラリア・カルグリー地域におけるケーススタディから―
    松本 聰
    1999 年 28 巻 7 号 p. 464-468
    発行日: 1999/07/20
    公開日: 2010/03/18
    ジャーナル フリー
  • ―水循環思想, 健全な水循環とは―
    村岡 浩爾
    1999 年 28 巻 7 号 p. 469-472
    発行日: 1999/07/20
    公開日: 2010/03/18
    ジャーナル フリー
  • 福井 淳太, 徳永 隆行
    1999 年 28 巻 7 号 p. 473-476
    発行日: 1999/07/20
    公開日: 2010/03/18
    ジャーナル フリー
  • 土谷 朋子, 谷垣 文規, 清水 雅巳, 芝池 正子, 岡田 好一, 厚井 弘志
    1999 年 28 巻 7 号 p. 477-481
    発行日: 1999/07/20
    公開日: 2010/03/18
    ジャーナル フリー
  • 草下 直樹
    1999 年 28 巻 7 号 p. 482-484
    発行日: 1999/07/20
    公開日: 2010/03/18
    ジャーナル フリー
  • 村岡 治道
    1999 年 28 巻 7 号 p. 485-487
    発行日: 1999/07/20
    公開日: 2010/03/18
    ジャーナル フリー
  • ―大阪地下水盆広域流動系の概要―
    熊井 久雄, 内山 美恵子
    1999 年 28 巻 7 号 p. 488-490
    発行日: 1999/07/20
    公開日: 2010/03/18
    ジャーナル フリー
  • 上坂 太一, 藤田 智子, 大庭 真治, 吉崎 耕大, 上野 將, 間處 威俊
    1999 年 28 巻 7 号 p. 491-502
    発行日: 1999/07/20
    公開日: 2010/03/18
    ジャーナル フリー
    近年, 閉鎖性水域や水道水源の水質悪化が問題化しており, 新たな高効率の廃水処理システムが求められている.本研究の目的は, し尿高度処理において, 難分解性有機物除去に関するオゾン・生物処理プロセスの適用性を調査することである.実し尿2次処理水を対象とした連続実験により, 従来プロセスに比べ以下の諸点において優れていることが明らかになった.
    (1) 難分解性有機物 (CODで代表) 除去率は90%以上となり, その結果, 目標処理水質CODMn20mg/lの達成が可能であった.これは従来のオゾン単独処理に比べ格段に優れている.
    (2) 有機物のなかでもトリハロメタン前駆物質 (THMFP) が選択的に除去されることが示唆された.
    (3)灘分解性有機物は, オゾンにより直接的酸化, および, オゾンにより生物易分解性化された後, 生物活性炭 (BAC) で生分解除去される.処理効率向上のためには, 生物処理流出水を循環する必要があり, オゾン注入率および循環比が, プロセス運転の際の重要な因子となることがわかった.
    (4) 従来の活性炭吸着法に比べ, 本プロセスの運転コストが低減されることが認められた.
  • 加藤 進, Klinpratoom Panyaping, 市岡 高男, 高桑 三明
    1999 年 28 巻 7 号 p. 503-511
    発行日: 1999/07/20
    公開日: 2010/03/18
    ジャーナル フリー
    1998年6月から9月まで, タイ北部 (チェンマイ地区, ランポーン地区, メモ地区およびランパン地区) で, 自作のBulk samplerとWet only sampler (堀場分割採取器) によって降水を採取した.その結果, Bulk samplerで捕集した降水のpHの平均値は6.30, 電気伝導度 (EC) は20.3μS/cmであった.アニオンの含有率ではSO42-が高く40~60%で, カチオンではCa2+であった.pHを目的変数として重回帰分析を実施すると, 従変数としてK+, Mg2+およびSO42-で重相関係数: 0.8の回帰式が得られた.また, 石炭火力発電所があるメモ地区のデータは残りの地区のデータよりもpHが低く, イオン濃度が高かった.これに対して, Wet only samplerで捕集した降水 (1mm分割) pHの平均値は6.24, ECは17.1μS/cmでBulk samplerで捕集した値と大きな差は認められなかった.さらに, 1992年10月に大気汚染事故が発生したSob Pad村で8月17日にpHは中性ながら, EC-300μS/cmの雨が観測され, SO42-濃度は2083μEq/lおよびCa2+濃度が1863μEq/lで排ガス処理の何らかの事故の発生が疑われた.同方法で, 測定した四日市におけるpHは4.88 (Bulk sampler) および4.34 (Wet only sampler: 1mm分割) , ECが37.0μS/cm (Bulk sampler) と77.3μS/cm (Wet only sampler) で, タイ北部の降水のpHは中性であり, ECも四日市より低かった.さらに, イオン組成をみると, 捕集法の如何によらず, タイ北部では四日市よりもアニオンではSO42-の含有率が高く, NO3-の含有率が低く, カチオンではCa2+含有率が高かった.
  • 島津 康男
    1999 年 28 巻 7 号 p. 513-521
    発行日: 1999/07/20
    公開日: 2010/03/18
    ジャーナル フリー
    この講座は, 環境アセスメント (略称アセス) のありきたりの解説ではありません.プロのためにはすでにたとえば『環境アセスメントここが変わる』 (環境技術研究協会) がありますし, 市民向けには『市民からの環境アセスメント』 (NHKブックス) があります.ここでは, 行政やコンサルの方にもまたアセスに直面している市民にも役立つように, 上記の本の裏話を交えながら, そしてその後の進展を含めてアセスのツボを押さえたつもりです.アセスは, もともと開発にあたる行政や民間事業者と市民とのパイプの役割を果たすものです.したがって, 開発側と市民との間の意識のずれがどこにあるかを明確にし, 解決の方法を発信することは, 環境技術研究協会にとって重要な責任と考えます.だから, タイトルは「アセスのツボ」であり, 上記の本の概要版としてテキストとしても役立つようになっています.
    TPOに応じてアセスを使いこなすための武器はいろいろあり, 行政の担当者, コンサルタント, 市民のそれぞれの立場で必要なノウハウは異なりますが, この講座では共通に心得ていただきたいことは尽くすつもりです.その先には, それぞれの立場での実践的な学習があるわけですが, 予測や調査の技法もさることながら, アセス法では特にコミュニケーション, プレゼンテーションの技法が必要です.この講座でも「環境診断マップ」「住民参加投票ゲーム」「参加型計画手法」などが出てきますが, そのための実習が重要です.
    予測・評価の技法では, 特に生態系の扱いが大事になり, 本講座では「HEP」「仮想評価法」に触れますが, これらの実習が必要でしょう.具体的な学習については, 読者の皆さんのご希望を聞いて上級講座や実技講習会の形で実現したいと考えておりますので, 読後感とともにご希望を本誌編集担当者までお寄せいただければ幸いです.もっとも, コンサルの方々からは, すぐ使える技術マニュアルがほしいとの要望が沢山あります.国や自治体が新しく作った技術指針も, 相変わらずどんなに手法を適用したらいいかがわからないからでしょう.でも, アセス法はもともマニュアルに従って答えを出せば済む方式に馴染まないのです.したがって, 前例からのノウハウの蓄積が必要です.国際評価学会との共同で, 本誌が6月号からはじめた [評価書評釈] は, これまでのマニュアルに相当するものと考えて下さい.
    次の6つの章を予定しています.
    1.アセス法がはじまった2.アセス法の柱は3.代償措置って何だ4.アセスは情報戦だ5.準備書を採点しよう6.戦略アセスって何だ
    引用文献は一般的に入手可能なものを, 各章ごとに, そして何度も引用する場合は最初に出てきた章にだけ載せました.入手がむつかしい引用文献は文中に記載するのに止めますが, 引用アセス事例の方法書, 準備書, 評価書を含めてこれらの実物を環境技術研究協会に置いてあります.また, 環境庁に送られた評価書は, 環境パートナーシップのオフィス (第1章の末尾参照) にあります.
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